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ソマリ猫とソマリア

つい最近のこと・・知人がソマリという種類の猫を飼うことが決まったと聞いて・・
なんだか、私までウキウキした。

ソマリというのは、こーんなニャンコだ。
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もひとつ、色違い
    ↓
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ペットクリニックに行くと、待合室にはこんな写真があっていつも眺めていたものだ。
Cat Breeds


いつしか、

シャルトリュー、ノルウェージャンフォレスト、ソマリ・・な~んて猫たちの写真が気に入ってしまい・・私の頭に深くインプットされていた。


ソマリかあ! いいなあ、かわいいよな~♪ ♪~と。(ウチにもネコがいるのだが・・常によその芝生は緑に見えるもの!)




さらに友人から、「ソマリとアビシニアンは水好きらしいよ~。」という情報を聞いた。


え!そーなの? 水好き猫はまだ他にもいるんだ?



水好きのネコといえば、バン猫、または ターキッシュバン(←私はその2種類しか知らなかった)


現に、ウチのネコは3ヶ月くらいのころは、水遊びが好きで、水が流れる蛇口に手を突っ込んでみたり、バスタブに水を入れると自ら飛び込んで遊んでたこともあり・・


おそらく、その性癖とルックスから、我が家のネコのルーツはバン猫だろうと・・(勝手に思っている)


◆バン猫というのは、トルコの東アナトリア地方の隔絶された山岳地帯、そこのヴァン湖のほとりに生息する野生の猫(白一色のねこ)だから、バン猫と呼ぶ。
ん?ヴァンネコの方が正しいのか?ま、どっちでもいいが・・。

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ちなみに、2か月頃の我が家のバン猫もどき
      ↓
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手足が太くて、耳毛ボーボーのとこなど・・似てるのだ。



◆ターキッシュバンは、それを改良して立派な売り物になった猫(白いところに、特徴として、耳の周辺と尻尾部だけに色がついている猫」

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水を怖がらないとか水好きというよりも、「水泳好き」らしい・・別名、Swimming catと呼ばれるくらいだから。

ヴァン湖のあたりは、冬は寒いが夏はものすごく暑いらしく・・それで猫たちは水泳を楽しむようになったのではないか?という説がある。


とにかく、我が家のネコは、「水が平気、好き」という性癖と白一色のオッドアイだったため、バン猫ではないか?
と思ったのだが、もちろん、確証は何もない。

そもそも、バン猫は今ではトルコから持ち出すのは禁止らしいし、

https://matome.naver.jp/odai/2137886441833467101

それが、アメリカにいたとなると何代か前に入ってきた猫とのミックスということだろう。



または、ターキッシュアンゴラにもよく似てる気がする。

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こっちが現在のウチのネコ
     ↓
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が、ターキッシュアンゴラが水好きというのは聞いたことがない。。。


さて、ソマリとアビシニアンは水好きか?


ソマリという猫について調べてみたところ・・

もとは、アビシニアンから派生したネコでわりと新しい品種で、

●アビシニアンの長毛種として近年生まれた猫。

1940年、英国人のブリーダー、Janet Robertsonによって、アビシニアンの子猫を、オーストラリア、ニュージーランド、北米に輸出
話はそこからはじまる。

アビシニアンというのは、こうゆうネコ
     ↓
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大人になると・・

Ruddy-abyssinian-cat-picture3.jpg

短い毛の美しいネコだ。

ところが、その子孫に、長毛でふわふわな子が生まれた。


●1963年、カナダのブリーダー、Mary Mailingが、地元のペットショーに、この長毛ふわふわのをエントリーに混ぜていたのだ。

それをみつけた審査員のKen McGillが、「なんてこった! こんな美しいネコ、みたことないぞ!」と、
超気に入ってしまい、Maryにオーダーして育成をはじめたのが最初だとか。

しかし、ほとんどのブリーダーたちはロングヘアーのアビシニアンなんか邪道だ!と・・認めたがらなかった。


●一方、アメリカのブリーダー、Evelyn Magueもまた、自分の猫たちの中から長毛の子供たちが生まれた。

1967年、アビシニアンの両親からロングヘアーが生まれてジョージとなずけられた。

しかし、ロングヘアーじゃあ、売り物にはならん!と・・5週目のとき、ジョージはレスキューセンター送りにされてしまったそうだ。

そのネコは一般の手に渡り、またも、レスキューセンターに戻されてしまい、めぐりめぐって・・
再びEvelyn Magueが、数年後にジョージをみつけたそうだ。

なんとまあ、美しいネコなんだ!

そのネコこそ、自分が5週目のときに、売り物にならん!と手放したジョージだったことが判明して、ひどく驚いたという。

実に不思議な縁だ。。。

それがら、ロングヘアーのアビシニアンの育成を始めることになったという。

彼女は、その猫の種類を、ソマリとなずけた。


1979年、北米のCFSで認められ、

1982年、ヨーロッパで認められ

1991年、世界中に広がった

http://baspalace.com/about.html

https://en.wikipedia.org/wiki/Somali_cat

http://wdel.tripod.com/chuffa-tosca.html





これが、ざっとソマリのヒストリーなのだが・・

もともとはアビシニアンの両親から、アメリカとカナダでロングヘアーが生まれたことがきっかけとなった。

しかも、異種交配ではなく、突然変異で生まれたのだ。


*突然変異には・・DNAなどの塩基配列に物理的変化が生じることで遺伝子突然変異

または、染色体の数や構造に変化が生じることで染色体突然変異




どっちの突然変異だかわからんが、不思議だ~。


なにゆえ、北米にきて、突然変異が起こったのか?

それとも、現地でも起こっていたのだが、別に注目されなかっただけなのか・・?

北米につれてこられたことで起きたのか?


謎が謎をよぶネコでもある。。。




さて、アビシニアンとソマリが近い関係である以上、
アビシニアンが水好きなら、おそらくソマリも水好きだろう。


今度は、そこらへんを調べてみると、英語サイトに、こんなサイトがいくつかみつかった。

そのひとつ。
 
水大好きネコ 10選  
Top 10 Cats Who Love Water
    ↓

1. . Turkish Van: (Van cat) ターキッシュバン(ヴァン キャット)

2. Turkish Angora: ターキッシュアンゴラ

3. Savannah サバンナ

4. American Bobtail: アメリカンボブテイル

5. Bengal: ベンガル

6. Japanese Bobtail: ジャパニーズボブテイル

7. Manx: マンクス

8. Abyssinian: アビシニアン (ソマリ)

9. Norwegian Forest Cat ノーウェイジャンフォレストキャット

10.   Maine Coon メインクーン



(似たようなサイトは、いくつかあり、サイトによって順位も違ったり含まれている猫種も若干の違いはあるものの、だいたい同じ)
https://www.adventurecats.org/pawsome-reads/9-cat-breeds-that-love-water/


世界を見渡せば・・、こんなにも水好きネコは、いるんだ!!


暑けりゃ水遊びだってしたくなるだろうし・・
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枯れ葉を追って泳ぐのも楽しかろうし・・
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こ、これは・・何しとるんじゃ!
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まあ、とにかく・・

ちゃんと、アビシニアンもソマリも入っていた!

アビシニアンは もともとインド洋に面した地域に生息してたわけなんだから、水好きなのは驚くに値いしない!

と書かれてた。

インド洋に面した地域、・・・そう、つまり、現在のエチオピアだ。


現在のエチオピアを、ひと昔前まで・・欧米人はアビシニアと呼んでいた。

こちらが、1935年当時の地図
    ↓
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なんてこった!
アフリカは、イギリスか、フランスか、イタリア領だった時代だ~。




おっと!

ついでに、もうひとつ発見!



ターキッシュ・アンゴラも載ってる。

バン猫とターキッシュ・アンゴラも親戚みたいなもの。
当然、泳いだところで驚くに値しないと書かれていた。



そうか・・ウチのネコの、ターキッシュ・アンゴラ説も、さらに有力になった。

ターキッシュ・アンゴラのトラディショナルなタイプ・・・つまり、白一色ネコ



さて、アビシニアはエチオピア。

エチオピア(アビシニア)は美人の産で有名なとこだし・・人もネコも美しいらしい。

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ふーーむ。。。


エチオピアといえばアフリカだあ!
アフリカといえば、ダンゴ鼻のまっくろ黒人に未開の大平原、サバンナだ!
と・・イメージする人は多いかもしれない。


が、それでは・・エチオピア人からは大顰蹙を買うことになる。

こっちが、典型的ケニア人 (今度は㊚バージョンで)
   ↓
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こっちは、典型的エチオピア人
   ↓
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エチオピア人は浅黒い肌で鼻筋が通った顔立ち・・・

美しい人たちが多いのだ。

シバの女王でも有名なように・・・


ついでに、シバの女王のエピソードを載せておこう。

紀元前、10世紀ころの話。

絶世の美女でしかも賢いシバの女王は、ユダヤのソロモン王が評判どおりの名君かどうかを自分で確かめようと、
3ヶ月かけてユダヤ王国まで旅をした。


そのとき、土産に持参したものは・・黄金と瑪瑙(めのう)、エメラルド、ガーネット、琥珀などの宝石の山、香辛料の山, そし高価な乳香(にゅうこう)までも、たっぷり持参したそうだ。

シバ王国も、どんだけ裕福な国だったんだろう。。。

しかし、ソロモン王の国(ユダヤ王国)は、さらに裕福な国だった。

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ふん! どんなに富んだ国だって、王がアホじゃねえ。。。
試してやろーじゃないの!


と、シバの女王は、ソロモン王に多くの謎かけに満ちた質問をしたという。

ところが、ソロモン王は見事にすべてを答えた。


シバの女王は、すっかり魅了されてしまい・・

そして、ソロモン王もまた、シバの女王の望むとおりに贈り物をしたり・・もう、なんでもやってあげちゃったとか・・。

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https://www.pcog.org/articles/546/the-light-of-the-world



これは旧約聖書に出てくる話。


初代のエチオピアの王は、この二人から生まれた血筋だとか・・
色々な説? やらエピソード?が、残ることになる。。。

それが、映画になったり・・

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曲になったり・・




そんなこんなで・・・

エチオピア人は、実に誇り高いのだ。

裕福な王国、才色兼備のシバの女王の末裔なんだから。



ところが、

しかし、シバの王国がどこにあったのか・・正確な場所がわからないそうだ。

おそらく、現在のエチオピアか、またはイエメンだったのではないか・・という2つの説がある。



そして、また、ネコのアビシニアンも原産がどこかはわかっていないという。

エチオピア? イエメン? または、エジプトかも?って説もある。

(古代エジプトの壁画のネコがアビシニアンに似てるからエジプト説も生まれたらしいが・・・)


その、よくわからないアビシニアンが、北米に連れてこられて突然変異で生まれたネコが、ソマリというわけだ。


ところで、なにゆえ、ソマリって名前になった?

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アビシニア(エチオピア)の国境を越えた、お隣さんが、ソマリアだから。

(聞かなきゃよかったくらいに単純すぎる命名(笑)


しかし・・ソマリアという国。

ソマリアは1960年にイギリスとイタリアから独立したが、その当時からクーデターとやら戦争の連続、もちろん、エチオピアとソマリアの戦争もあったし、無政府状態が続き、武装集団が国連の援助物資を略奪。
国民は飢えに苦しんで餓死寸前。

ブラック・ホーク・ダウンという映画をみて、はじめて・・私もソマリアの内情というのを知ったのだったが・・

今では、アメリカも見放し、世界中から見放されて国だといわれている。



なんだかなあ。。。


だけど、
ソマリア人も美形だぞ!
(←だから、どーなんだ?)


男も
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https://www.lipstickalley.com/threads/10-african-countries-with-the-most-handsome-men.796954/

女も
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https://www.quora.com/Why-do-Somali-people-have-beautiful-faces-and-bodies-especially-girls


ネコのソマリも
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私は、むしろ・・ソマリア人はエチオピア人より美形だし、
アビシニアンより、ソマリの方が美ネコに思える。

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別名、Fox catと呼ばれるんだとか。

狐の尻尾みたいに、見事な美しい尻尾を持ってるから。


あ、そうそう・・ソマリの性格は、

好奇心旺盛で賢くて、デリケートな部分も持ちながら、本来、飛び回ってがんがん遊ぶのが大好きなんだそうだ。

なので・・狭いアパート暮らしや老人には向かない猫種だそうだ(←ただし、これはアメリカのサイトに書かれてあったこと。日本語サイトにはネガティブなことは一切書かれてなかった)


・・・・・・・・・・・・・・・・

<<今朝の出来事>>

オフィスにいる唯一の猫好きの同僚から、こんなことを聞かされた。

「ようやく、前の猫の一周忌が終わったんで、また猫を飼うことに決めたんだ。
明日、夫とシェルターに見にいくんだ~。 楽しみ~♪」

なんとまあ・・またも、ネコの話だ! それも似たような・・・。
私には、似たようなことが続けて起きる現象がよく起こる。 シンクロかい?(笑)



でも、これまた・・嬉しい話だ。

この人もまた、辛い時期を乗り越えて、今また、ネコと楽しい生活を送ろうとしている。


「そりゃあ、よかったね~。 きっと、楽しい猫ライフがまたくるね~♪」

ネコも人も共に幸せになって欲しいものだ~♪
私まで、ウキウキしてくる~♪



そんな話をしてるところに、横から口をはさんできた、日本人のジジイがいた。


「俺も前に猫を飼ったけど、猫は人に慣れないし、すぐに家出しちゃうから、やめた方がいいぞ。」と。

ジジイ、ひっこんどれ~!


同僚がジジイに聞いていた。

「いったい、どんなふうに飼ってたの? ちゃんと餌、あげてたんでしょうね~?」

「猫なんだから、味噌汁かけごはんに決まってるだろ!
昔は、みんなそーだったんだ! 今の犬猫は贅沢だ!」


そりゃ、家出するわな~。

ネコは人と違って・・肉食なのだ。
肉を食べなきゃ、栄養不足に陥って、いずれは病気になる。


昔は人も貧しく、犬猫たちだって・・栄養価のある食事をもらえない時代だったからこそ、

ネコたちは病原菌だらけのネズミを獲って食べたり・・

こんなこともしたのだ。
     ↓
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https://ameblo.jp/jugitesyura/entry-11549348520.html

命がけで・・

時代錯誤のアホ・ジジイは、「贅沢は敵」の時代に生きてたんだろう。
おまけに、自分の価値観だけが、全人類に通用すると思ってるらしい。


同僚が、今度は目で言った。
こいつは、アホだ! 

私も目で答えた。
おまけに、醜いジジイだ!

そして、二人で無視して遠ざかっていった。

ネコも人も美しくなきゃいけない

そして、ネコも人も・・共に幸せになって欲しい。

病気も強力霊も「匂い」で感じる人と動物

ペットフードのまとめ買いをしようとペットショップに出かけた。

いつもは、近場のスーパーマーケットで買ってしまうのだが、専門店に行けば種類も豊富にあるし・
おまけに、今日は久々に晴れ渡った日曜日だ!♪


ウチのネコも連れて、一緒に店内に入ることにした。(←頻繁にネコを連れてドライブしてる。)

まさに、こうゆう状態で。 (この画像はお店の宣伝にアップされてた画像なので・・犬だけどね)
  ↓
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「この猫缶なんか、どーかね? それとも、こっちがいいかね?」
・・と、ネコに聞きながら買い物をする。

すると、鼻をくんくんさせて、

「うにゃ、こっちじゃにゃ!」・・と、言わんばかりにウチのネコが選んでくれる。

カートに座りながら、興味深そうに、商品をながめたり人や犬たちを眺めたり・・・ショッピングを楽しんで頂けてる様子。

そこまではよかった。


ところが、広い店内を回っているうちに・・・

突然様子が変わってきたのだ。

はじめは、軽くクンクン・・と匂いを嗅いでたのが、だんだん、フンフンフンフンとなり、そのうち、フガフガ・ンフガ~となってきたのだ。

つまり、異常に、何かの匂いに反応しだした。

これは、危険信号なのだ。

私は慌ててネコを抱きかかえ、一目散に出口に走った。

すでに、小さなうなり声まで上げてきている。

やばい! 間に合うか!!

息を切らしながら出口を出て、車に向かうときには、すっかり、いつものネコに戻っていた。

何事もなかったかのように。


そのままネコを車に入れ、放りだしてきたカートのところに戻り、私は一人で買い物を続けた。

レジを済ませて戻ってみれば、後部座席で大の字になって寝ていた。

やれやれだ~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うちのネコが猛烈に匂いを嗅ぎだして・・徐々に興奮してきたときは、とにかく、要注意なのだ。

彼女が嫌がるような・・「何かものすごく嫌なものがある」ということなのだ。

それをなだめたり我慢させていると、とんでもないことになる。(←経験上)

低いうなり声をあげて、対象に向かって攻撃態勢に入るのだ。

その前に、抱きかかえてる私の腕は悲惨なことになる。 
ひっかき傷と噛み傷でズダズダにされること間違いなし。

こんなことを言うと、なんとまあ、攻撃的な子だと思われそうだが・・
彼女の名誉(?)のため、言っておこう(笑)

決して攻撃的タイプではない。

初対面の人に撫ぜられることもぜーんぜん平気だし、近寄ってくる犬もネコも平気。(←相手の方が怖がって(?)近寄らないことが多いけど・・)
もちろん、子供にも優しい。
人見知りはしないのだ。

かといって、喜んで喉を鳴らしたり、人にべたべたしたりするようなフレンドリータイプとも違うのだが・・
「どーでもいい事は気にしない」、「ま、好きにさせておくぜ」ってカンジらしい(笑)

「まあ、ビューティフルね!」・・なーんて撫ぜられれば、まんざらでもないご様子で、いつまでも撫ぜられている。
まあ、そんなタイプなのだ。


ところが、彼女には、絶対に「嫌な場所」、「嫌な人」というのがあるらしい。

それに遭遇してしまうと、前述したような行動を起こすのだ。


これが、本日のウチのネコ ↓
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人も犬もネコも(たぶん他の動物たちも)、みんな感じ方はそれぞれだし、「どこで感じるか?」という、感じる部分もそれぞれだろう。

ウチのネコの場合は、生まれつき耳が聴こえないせいか、日常から嗅覚で判断してるところが大きいようだ。
おそらく、通常のネコ以上に嗅覚は発達してるらしい・・・麻薬探知犬に成れるかも(←能力があっても性格的に無理だろうが・・)



さて、彼女は何を嫌がったのだろう?と、考えてみた。

かなり前に、連れて入ったときは、な~んの問題もなかったのに。

近寄ってきた人々には平気だったし・・たぶん、人ではない。

最後にいたあたりの場所か・・もしくは肉体を持たない人(または人々?)



以前にホセ君と一緒に、そこの店に買い物に行ったときのことを思い出した。
ホセ君は、強いサイキック能力を持ってる人だ。

「きょうは、僕は車の中で待ってる。」 と言われたことがあった。

そのとき、何か強い、禍々しいものを感じたので、彼は店に近寄りたくなかったようだ。

すかさず、私は文句を言った。

「そーんな~。 か弱き女性に、そんな強力な禍々しい場所に一人で行かせるのかよ!」と。

「いや、今日のキミはパワフルだから大丈夫。 いつもだけど・・
今日の僕は、あまり体調も良くないから、こうゆうときは、近寄らない方がいいんだ。」



古い言葉を使えば・・
瘴気にあてられるってことなんだろう。


ホセにしても、ウチのネコにしても・・肉体を持たない人々、つまり、霊のすべてに反応して、大暴れをするってわけではない(おっと!別にホセが暴れるわけじゃないけど・・)


そんな霊たちは、日常的にそこらにいるだろうし、ときどき、ウチのネコも、あらぬ方角を目で追ったり、見つめてることもあるくらいだから。

たぶん、そんな霊たちが寄ってきて、頭を撫ぜられたところで気にもしないことだろう。



ただし・・たまに、「とてつもなく強力で害を及ぼすよう存在」がいることがある。

彼女は、それを、得意の鼻センサーで感じ取っているようだ。



もともと霊感の無い私には、ほとんどといっていいほど、無害な霊の存在は感じられない。

しかし、今では「強力な害を及ぼす存在」だけは感じられるようになった。


もちろん、はっきり見えるわけではないのだが・・ゾクゾクっとするような悪寒で感じたり、あたりが急に暗く感じたり・・
うまく表現できないんだけど・・何か嫌~なカンジの違和感みたいなものは感じる。

そうゆうときは、さっさとその場を離れることにしている。

どうしても諸々の事情で、すぐに離れられないときは、深呼吸して常に携帯している数珠を手に持つ。
そして、自分のパワーをマックスに高めて一時的に対応することにしている。



ところが・・何かに気を取られてしまってるときは、危険に気がつかないときもある。


ペットショップに入ったときのことを思い出してみた。

そういえば・・入るとき、なんか今日は暗いな~と感じていたはず。
照明はいつも通りだったのに。

ショッピングしてるうちに、面白いネコのおもちゃを見つけて、夢中になって説明書を読んでたのだ。

たぶん・・それでサインを見落としたんだろう・・・と思っている。

ネコの様子が急変してきたのは、そのあたりからだった。



あまりにも、ワクワク気分になってしまってるとき、ひどく落ち込んでるときも、また、心配事で頭がいっぱいになってるときなど・・・
そうゆうときは、気がつかないときがある。

いかん、いかん!
要注意だ。



とにかく、ウチのネコの方が、私の数倍も霊感は強そうだ(笑)

ただ・・・一般的に「動物の方が霊感が強い」と言われてるようだけど・・・必ずしもそうとは言えないように思う。

人間同様、個人差はかなりある、と思うのだ。

犬だから、すべての犬が犯人を追う嗅覚を持っているとも言えないのだ。
あくまでも、「一般的に犬とは」・・という基準に過ぎないように思う。


私の知人宅のチワワは、まーーったく無い。
飼い主さんの方が、霊感が強いくらいだ(笑)
嗅覚もあんまり無さそう・・・フレンドリーで誰にでも尻尾を振って甘えるヤツだけど・・・。



これは、あくまでも、私が感じていることに過ぎないのだが・・

不幸な人生を歩んできた人やハンディーを追ってる人の方が、優れている気がする。
もちろん、イヌ・ネコもだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう10年以上も前の話だが、私が、まだニューヨーク州の田舎に住んでいた頃だった。

ある友人宅に、初めて遊びにいったとき、

そこには、スキトルズ(Skittles)という名前の猫がいた。
通称、スキちゃんと呼んでいた。


はじめ、スキちゃんは、遠巻きに私を見ていたが、少しずつ近づいて私の周りをウロウロし、私のバッグの匂いを嗅いだりしているうち、突然、うなり声を上げだしたのだ。


そう、まさに・・今日のウチのネコ状態になったのだ。


スキちゃんは、毛を逆立て恐怖と怒りの表情を剥き出しにし、私に襲いかからんばかりに見えた。

友人は慌てて私を別室に逃がし、「何が起こったのかわからないけど・・今日は帰って。」と追い出されてしまった。


酷くショックだった。。。

もちろん、私は当時もネコを飼っていたし、ネコ好き。
むしろ、何もしなくても動物の方から寄ってくるというタイプだったのだ。


しかし、私には思い当たるフシがあった。

当時の私には、霊障があったのだ。
それも・・かなりの強力なヤツ、しかも・・大勢憑いていた。


自分でも自覚症状があり、かなり、心身共に参っていた時期だった。

おそらく、スキちゃんは、それに強い反応を示したのだろう、と。


まさに、そのときの私こそが「強い害を及ぼす存在」になってしまっていたのだ。

しかし、スキちゃん以外の犬もネコも全然、私には特別な反応はしなかった。
家にいた犬なんか、相変わらずフレンドリーなまんま。



あとで、スキちゃんの生い立ちを聞いたところ、かなり・・悲惨な扱いを受けてきたネコだったらしい。

はじめは、アメリカ人一家に飼われていたネコだったらしいが・・・

そこでは、家具を傷つけられると困るし、子供が引っかかれても困るという理由で、子猫のうちにディクロウをされていた。

ディクロウ(declaw)とは、まさに読んで字のごとく、爪をとってしまう手術のことだが・・
正確に言うと、ただ、爪を剥がすだけではなく、人間でいうところの、第一関節から骨ごととってしまう手術なのだ。

それが、どれだけネコの生活にストレスを与えることになるかは・・自分がすべての指の第一関節を取られてしまったことを想えば、想像できることだろう。

詳しくはこちらに
   ↓
【猫を守って!】 ネコ科動物の爪除去手術に世界中から批判の声


術後のネコ・・痛ましい・・・
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その上、あまり、そこの家では可愛がられていたとは言えないようだ。

子猫のうちは、かわいいペットとして扱われたのだろうけど、成長してからは・・おそらく、それなりの虐待もされていたようなのだ。

結局、シェルター行きとなり、最終的には、運よく私の友人にアダプションされることになったネコだった。

友人は、もちろん、スキちゃんを愛情たっぷりにかわいがっていた。

1年以上たって、ようやくスキちゃんも友人に心を開くようになり、強い愛情をたっぷり示すようになってきたという。

私が訪れたのは、そんなときだったのだ。



おそらく、スキちゃんは、大好きな飼い主さんを必死に守ろうとしたんじゃないだろうか?


こんな邪悪な存在を近づけてはいけない!(←それ、私のこと)
僕が守らなきゃ!

スキちゃんは、そんな思いだったのかもしれない。


当時の私は、今思えば・・ほんと~に酷かったと思う。

体調も精神状態もボロボロだったし、家ではラップ現象やら電化製品はほとんど故障する始末。
写真をとれば黒く映るし、鏡を見れば、とくに自分の目が異常に見えた。
自分が自分でないような・・自分でも、怖っ!と思ったほど。



そんな状態であっても、それなりにおしゃれして出かけて、無理してでも、にこやかに人に接していれば、ほとんどの人には気づかれることもなかった。

また、

何不自由もなく甘やかされて育った犬や猫たちにさえも、気づかれなかったのだ。


しかし、スキちゃんには・・・初対面で見抜かれてしまったってことだ。


その後、私は数々のサイキック連中と知り合ったり、自分でも多くの事を学ぶことになるのだが・・
まさに、スキちゃんとの出会いが、大きなきっかけとなったのも事実だ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シックスセンスを持つ犬・ネコ、そして人もいる・・・。

つい先日も、「犬が飼い主さんの皮膚癌に気づき、早期発見ができたおかげで命が救われた」というニュースを読んだんばかりだ。


ちなみに、こちらの記事(英語版)だった。
    ↓
New York Woman's Adopted Hound Dog Rescues Her By Sniffing Out Skin Cancer and Saving Her Life


執拗に飼い主さんの耳の匂いを嗅いでいて、それを飼い主さんが不審に思ったのがきっかけになったそうだが・・この犬もまた、シェルターから引き取った犬だったという。


がん細胞には特有の匂いがあり、機械でも測定できないほどの微量なその匂いを犬は感知することができると言われていて、近年では「癌探知犬」も存在するようだ。


果たして、

訓練によって、癌探知犬に成れるものなのか?

それとも、天性の能力によるものなのか・・また、苦労してきた過去によって能力が芽生えるものなのか?

飼い主さんを守ろうとする愛情のなせるものなのか?



明確なところはわからない。

それそらも、個々によって違うのかもしれない。



病院にいるオスカーという猫は、「死期の迫った人の病室を訪れて寄り添う」ということで有名になったネコだ。
ご存じの方も多いだろう。

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Cat's "Sixth Sense" Predicting Death?


彼らの中には、癌だけでなく、他の病気も、死の匂いも感じることができる者たちもいるのだろう。


しかし、イヌやネコだけではない。
人間もまた、病気の匂いや死期が迫ったときを匂いで感じる人もいるのだ。

病気の匂いも、死の匂いも、また、強力な災いを及ぼす霊の存在もまた、匂いで感じるという。


「すごい! かなりの霊感をお持ちなんですね~。」と言うと、彼はこんなふうに答えたものだ。

「霊感といっても、私は幽霊を見るとか、オーラの色を見るといったような霊感はまったくありませんよ。
私はただ、嗅覚が鋭いだけで、嗅覚で病気の匂いも霊の匂いも感じてるだけなんですよ。
みなさんだって、それぞれに優れた部分も苦手な部分もあると思いますよ。」



最近、つくづく思うのだ。

私の足りない部分のシックスセンスは、我が家のネコに補ってもらっているんじゃないかと。(笑)

私は一人じゃないんだな~と。

「本能」という言葉、そして野生ライオン

先ほど、ちょっとカフェでコーヒーブレイクをしていたら・・・日本語が飛び込んできた。

私の後ろの席にいる男女の会話らしい(←むろん、日本人)

男1: 「ほら、アイツってさ、頑固だからさ。 そこらへんのとこ、わかってやってよ。」

女:「ふーん・・・あんた、頑固ってどうゆう意味の頑固を言ってるの?
★stubborn
★hard‐headed
★ obstinate
★ dogged
★ persistent
★ adamant

どの意味の頑固よ?」


ひえええ?

さすが・・アメリカにいる女はすごい!


しかも・・彼女、ずいぶん単語も知ってる人だなあ。


ちょっと解説すると、頑固といっても、英語の単語はこれだけある。

stubborn・・・揺ぎ無い、強情な、確固とした、
hard‐headed・・文字通り、頭が固くて融通が利かないような頑固さ
obstinate・・・固執(こしゅう)する、片意地な、
dogged・・・屈しない、根気のある、
persistent・・・粘り強い、根気強い
perverse・・・非を認めない、強情な
adamant・・・強い信念や固い決心に基づく、非妥協的な態度


いや、もっとあると思う。

ボキャブラリーの少ない私には浮かんでこないけど・・。

つまり、「頑固」というのは、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも使われるという言葉なのだ。

しかし、

日本語で「頑固」としてしまうと・・ただのひとことで終わってしまい、なーんとなく、ポジティブな意味もネガティブな意味も含んでるような曖昧にしてしまい、相手を、ほわーんとなーんとなく、納得させてしまうことも多いのかもしれない。

たぶん、彼女の頭の中は英語感覚になっているのかもしれない。


さて、相手の男は、絶句してしまったようだ。(笑)

男1:「いや、その・・ま、一般的なstubbornって、カンジつっか・・・。」


男2: 「いやいや~、ま、そんなことは・・。 つまりさあ、浮気ってのは男の本能でもあるんだからさ、そこんとこは理解してあげて欲しいんだよね?」


あ、男が二人いたんだ~。

で、助け舟を出したつもりらしい(笑)


なーるほど・・・
ようやく、私にも見えてきた。

この女の子のカレシが浮気をした。
それを仲裁しようと・・・二人の男が彼女を説得しているらしい。




私は、なんだか・・こんなおばさん心境になって聞き耳を立てていた(笑)
      ↓
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さて、彼女は・・次にどう答えるんだろうか?

彼女は、大きなため息をついて、それから、言った。


女:「あんたらみたいなバカが友人なら、アイツも相当なバカ男だったってことね~。それを見抜けなかった私もバカだけど・・・。
アイツに言っといて・・私は喜んでバイバイしたいから、今さら謝る必要はないって。
んじゃ!」


彼女は立ち上がった。

そのまま・・出て行ってしまった。。。

「なんだ、アイツ~、性格悪いよな!」
「うん、ちっとも可愛げが無いよな~。」

と、残された男どもが囁いていた。


まあ、こういった男たちから見れば、そりゃあ~、「可愛げが無く」って、「性格が悪い」ってことになるんだろう。

つまり、男二人は彼女に完敗なのだ(笑)


「可愛げが無い」
「性格が悪い」

ってのも・・実に日本的な曖昧な言葉かもしれないけど・・(笑)


なーんとなく思ったことだけど・・

彼女は本心では、上手に説得してもらって、カレシとの縁を取り持つことを願っていたのかもしれない。

あえて、生意気なフリをして、英語の頑固の意味を尋ねて、突っ込みを入れただけかもしれない。


そこで、もうちょっと賢い男が彼女の説得役になってくれて・・・

「頑固って言葉はさ・・それだけ色々な意味を含んでるってことだよ。ネガティブでもポジティブな意味もね。
人もまた、同じなんじゃないかな~。
たった1つの出来事だけで決めつけることもまた、hard‐headedかもしれないよ。」


なーんてね。。。(笑)


残念ながら・・確かに、この男たちは、おバカ過ぎたかも。(笑)


「浮気は男の本能」ってのには、私ものけぞってしまった。。。

彼女はあきれ果てて・・それに対する反論する気さえ失ってしまったんだろう。


・・・・・・・・・・・・

本能ってなんだろう?


そもそも、本能なんて言葉は、すでに、社会学や心理学分野では死語になってしまっている。

「本能とは、ある種の全ての個体に見られる複雑な行動パターンで、生まれつき持っているもので変更がきかない、遺伝的性質に基づき、習得的な影響を受けない行動」と定義されたもの。

生まれたての赤ちゃんが、おっぱいに吸いつくのは、原始反射と呼ばれて反射反応だと言われている。
そうゆうことでさえ、本能とは呼ばれていないのだ。



以前は、「動物は本能のままに生きてる」などと、言われることも多かった。


私は、昔から野生動物に関心があって、以前からビデオや本をみたり、アフリカまでサファリツアーに出かけたこともあった。

そのおかげで、色々と野生動物についても、ずいぶん学ぶことができたように思う。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

たとえば、野生動物のライオン

ライオンは、プライドと呼ばれる群れを作って暮らす動物。

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プライドとは、だいたい1~4頭の大人のオスと4~6頭の大人のメス、その子どもたちから構成されている。


狩りと子育てをするのは、メスライオンの役目。

オスライオンは、ふだんはゴロゴロしてるだけでなーんもしないくせに、メスライオンが持ってきてくれたゴハンを真っ先に食べる。

女・子供たちは、男どものゴハンが終わるまで待たされるし・・しかも、小さな獲物だったら、もう、何も残ってないことにもなる。


ライオン男ってのは・・

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子供の頃、私はこーんなイメージを持っていた(笑)

しかし・・

そこには、ちゃんーんと理由があるのだ。


●狩りにはメスの方が適している。

メスは体が小型なので俊敏に動けるため、狩りに向いているのだ。

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ただし・・大物を倒すときだけは、オスが参加することもある。


ライオンの狩りの方法はご存じだろうか?

獲物を追いかけていって引き倒す → 首に噛みついて窒息死させる

ところが、大物のバッファローだったりすると・・メスの体重では、なかなか引き倒せないのだ。

そこで、大きなオスが、上に乗っかって引き倒す役目を引き受けるため、狩りに参加することがある。


●オスの主なお役目

進んで狩りはしないものの、大事なお役目は、用心棒なのだ。

自分のテリトリー内に侵入してきた、他のプライドのライオンや放浪ライオンと真っ先に戦って、自分のプライドを守る役目がある。


もしも・・その戦いに負けてしまえば、すべての子供ライオンが殺されてしまう。

そして、自分は怪我で死ぬか、または、プライドを追い出されて放浪ライオンになるしかなくなってしまう。



そもそも、オスライオンは、

●2歳くらいで、プライドを追い出されてしまう。 

この子たち、まだ若い!たてがみが生えそろってないし~。  たぶん、プライドから独立したばかりの兄弟なんだろう。
     ↓
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今までに覚えたハンティング技術を使って、さらに多くを学びながら、しばらくは放浪ライオンとして生きていかなければならないのだ。

兄弟が一人もいない子は、自分一人で生き行くか、また、同じような境遇のライオンと出会ってチームを組むしかないのだ。

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充分経験を積んで、4-5歳に成長した頃になると、


●プライドのオス・ライオンに戦いを挑む

負ければ死ぬか、または、放浪の旅。

勝てば、ようやく、メスライオンたちに迎えられる・・・ところが、その前にメス・ライオンの猛攻撃を受ける可能性も大なのだ。

ライオンのオスは、別のプライドのオスライオンの子供を殺すから。


なぜなら、子供がいる限りメスライオンは発情しない。 → したがって、自分たちのプライドを作るためには、子殺しをしなければならないってことになる。


当然、メスライオンたちは子供を守ろうと猛攻撃をしかけてくることにもあるだろう。



ここまでの事をすべてクリアーして初めて、自分たちのプライドを率いることができるようになる。


しかし、この後は守る側に転じなければならない。


どんなに強くて賢いオスライオンであったとしても、老いていけば、いつかは、若い放浪ライオンにとって代わられるだろう。


年老いた放浪ライオンの待っている先にあるのは、飢え死にか、ハイエナあたりに襲われて死ぬか・・自然界の選択は2つの選択肢しかない。


ハイエナという動物は、とにかく数が多いし、群れをなしてやってくる。

ライオン、ヒョウなどと違って体は小さいし狩りも下手くそだけど、決して侮れない、怖~い敵なのだ。


1対1では勝てても、数で来られればたまったものじゃない。

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獰猛な性格と強靭なアゴと並外れた持久力も持ってる動物でもある。

☆ライオンが走れる距離は、せいぜい70メートルなのに対して、ハイエナは3キロも疾走できる。

☆ライオンが獲物を倒し窒息死させてから食べるのに対して、ハイエナは後ろから襲い掛かりながら、生きたまま肉を食いちぎっていく。



でも、これこそが体の小さな肉食獣に与えられた天からのギフトなんだろう。



今度は、ライオンのメスを見てみよう。

プライドから追い出されることのないメスたちだけど・・


主なお仕事は、狩りと子育て


リーダー格の狩り名人のメスが、若いメスたちに狩りを教え、チームワークや役割を教え込む場合も多いという。


赤ちゃんを産むときは、ひっそりと一人藪の中に入って出産し、しばらくの間、プライドに戻らずに自力で育てる。


赤ちゃんたちが自由に歩けるようになるまでの間は、母ライオン一人の仕事となる。

子供を藪の中に隠したまま、一人で狩りをして、また戻って授乳して・・を繰り返すことになるんだけど・・


●子供は当然狙われる

他の肉食獣、チーター、ヒョウ、ハイエナ、ジャッカルなどは、当然のように狙ってくる。

そこで、経験を積んだ賢い母親ほど、彼らの目を上手に欺く方法を考える。

見つかりにくい最適な藪を探したり、しかも、場所替えして敵の目をくらませたり、頻繁に引っ越しを繰り返すこともある。

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それにしても、引っ越しは大変だ! 

一匹ずつ口に加えて数キロの距離を何往復することもある。

以前、みたビデオの中に、お!ここなら、まず、肉食獣にはみつからないだろう! と思われる場所を母親がみつけて、それから、狩りに出て帰ったとき、子供たちすべてが、ニシキヘビに丸のみされていたのがあった。

殺し屋はどこに潜んでいるかわからないのだ。。。


●子供が殺されたときのリアクション

子供が殺されてしまったときの、母ライオンのリアクションはさまざまだ。


痛々しいほどの嘆き悲しみ方で、遠吠えする母ライオンもいるし・・割と諦めが早いタイプもいる。

また、相手に、復讐のためだけに戦いを仕掛けた母ライオンもいた。

実にそれぞれなのだ。

オス・ライオンに殺されそうになるときも、猛然と立ち向かう母もいれば、ま、仕方ないか~と、諦めの早いタイプもいる。

まったく、個々に違うのだ。


●子供を間引きすることもある。

発育が悪い子供、または怪我を負ってしまった子供・・・この子は、もうダメだろう!と判断した場合、母は間引きすることがある。

おっぱいを与えず育児放棄したり、大怪我を負ってしまった子供を自ら殺すこともある。(←たぶん、安楽死かも)


こうゆうのを見ると、残酷だ~と思ってしまいがちだが・・


彼らは常にギリギリの命がけの生活をしていることを忘れてはいけない。


動物は残酷だ!と言う前に・・・我々の生活の中にも、昔、寒村では子殺し、間引き、姥捨ての風習があったことを忘れてはいけないと、思うのだ。



ある子供ライオンを撮影したビデオにこんなのがあった。

未熟児の子ライオンで、しかも性格は臆病で内気、兄弟たちについていけない子がいた。
その子は、歩けるようになっても足は遅く置いてきぼりになってしまった。

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運よく、母のいるプライドをみつけて合流したものの、それ以来、母親はおっぱいを与えなくなってしまった。

お荷物になるだけだと判断されたのだろう。

誰からも拒否され脱水症状を起こし、足にも怪我を負い、マトモに歩けなくなった子ライオンは・・見るのも痛々しかった。

ところが、その子ライオンは決して諦めないのだ。

どんなにヨロヨロでも、群れが移動するときは、必ず立ち上がって、びっこを引きながらついていく。

いつしか、遅れてついてくる子ライオンを兄弟ライオンたちが、振り返って待つようになる。

すると、育児放棄したはずの、母ライオンも待つのだ。

そしてついに、また、おっぱいを与えられるようになった。




これは何を意味するんだろうか?

もともとの性格も内気で発育は遅れてたし、ドンくさいし、迷子になるわ怪我をするわだし・・


通常であれば、間引きされてしまっていたライオンの子。


しかし・・この子のネバーギブアップ精神は、恐ろしく強いものがあった。

フツウだったら、脱水症状で痛む足を引きずりながら、起き上がることさえ辛いだろう。

母にも兄弟にも見放された心のショックも、大きいだろう。

こういったケースでは、ほとんどの子ライオンは、じっとうずくまったまま立ち上がろうともしなくなる。


しかし、この子は何度でも立ち上がったのだ。

立ち上がれる体力を持っていたということではないだろう。

「強い精神力」のみで立ち上がっていたようだ。


子供といえども、実にそれぞれなんだ!


その強靭なる精神力に、母ライオンも兄弟たちも、感動し、感銘を受けてしまったということだろうか?

強靭な精神力を見せつけて、母や兄弟たちに自分を「認めさせてしまった」んだろうか?





従来言われ続けてきた、動物の本能とはなんだろう?

人間といったいどこが違うんだろう?




ライオンビデオをいくつも見ているうちに、さらに、さまざまな事に気がついた。

例外もかなり多いということ



「通常はプライド内のメスグループが狩りをして、オスを養い、子供は2歳になると放浪ライオンとなって二度と群れには戻れない」

・・これはライオン界の常識となっているのだが・・・・そういったことですら、場所と条件によって違うケースもある。


例えば、ツァボのライオン

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ツァボは、気温は40度にも上ることがあり、赤土だらけで草木も少ない土地なのだ。

そこに住む、ライオンには興味深い特徴がある。

◆木陰をみつけると、木の根元の土を掘り返してそこに座る・・・(←暑さ対策のため、直射日光に当たっていない土はひんやりするのだ。)

◆オスにはたてがみが無い。 (ちょっとライオンぽくないけど・・)

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あまりの暑さのためにたてがみがなくなる形で進化してしまったようだ。(気温40度でふさふさ襟巻はキツイだろうから。)


◆一頭だけで個別に狩りをする。 もちろん、オスライオンも狩りをする

*雨が少ないため草は少なく木が多いため、チームプレイができないのだ。

ライオンの狩りは、それぞれのポジションにつき、仲間の動きを見て図りながら、チームプレイで狩りをする。
ところが、木が多いため相手の動きが見えないことが多い。

*大型の草食動物も少ないため、むしろ1頭でする狩りが向いている


◆バッファローの大群がやってきたときだけ、チームプレーをする。

大型動物であるバッファローは、一頭だけで倒すのは難しい危険動物だ。

この鋭い角と蹄でライオンが殺されることも多い。
       ↓
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しかも、なかなか引きずり倒すことが難しいため、そこで、大きなオスライオンの体重が必要となる。


それだけじゃない。

放浪ライオンとなった子供ライオンたちも、このときだけは戻ってきて、全員でハンティングチームに加わるという。

通常のライオン社会では、絶対タブーとされるルールなのだが・・。



このように、常識はずれなことも、かなり多いのだ。


ライオンたちは、その地域で最も効率的で適した生き方をするために、経験の中から多くを学び行動を進化させていったのではないだろうか?

強い意識、行動力が、体までも変化させるのかもしれない。(この地域だけ、たてがみが無くなるわけだから。)




進化していくということは適応していくこと。

適応とは、強く望む意思力や意識が、日々の行動を通じて、体までも変化していくこと・・なのかもしれない。



強い意識や意思こそが、現状・状況を変えていく・・・ふと、そんなことを思った。



セレンゲッティーの乾ききった土地に住むライオンは、雨が降るとお互いの体についた水滴ですら、舐め合って吸収しようとするそうだ。

これは、ここの地のライオンにしか見られない行動だといわれている。



こういったことのすべてに渡って・・・本能という言葉では片づけれれない。


彼らは考え、学習し、日々学んでいる。


狩りの方法も、チームの役割も、捕獲動物の種類によって変えたり、状況に応じて様々に変えたりするし・・・。



あるリーダー格のメスライオンは、自分が獲った獲物を他のチームメイトに与えたまま、自分は食べずにすぐに次の獲物を探しにいった例もある。

本能として「食べる」ことがインプットされているならば、自分が獲った獲物は真っ先に自分が食べるはずだ。


しかし・・・彼女は先を読んでいるのだ。

そして、全員を養う方法を考えているのだ。


こんな小さな獲物では全員の分には足りない。

今のチャンスを逃さず、他の獲物も今のうちに狩っておいた方が得策だ。

と。


生き残る方法は、「知性」と「すぐれた体力・運動能力」 しかない。

それでも、病には勝てないけど・・。


また、個別に、それぞれ性格も能力も、まったく違うのだ。

これは、メスのヒョウの話だったけど・・何度も隣の縄張りのオス・ヒョウに子供を殺された母ヒョウは、次の発情期には、自分の縄張りのオスと隣の縄張りのオスと、同時期に交尾をしたという例がある(笑)

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どっちのオスにも子供を2度と殺させないぞ!という決意だったのかも。



簡単に子供を間引きする母親も入れば、なかなかしない母もいる。

人間に育てられて野生に戻された後でさえ、何年ぶりに、その人と再開すれば子猫のように甘えてくるヤツもいるし・・・

自宅の檻で大切に育てられていたライオンだったはずなのに、飼い主を襲った例もある。

野生ライオンのメスが、はぐれてしまったヒョウの子の育児をしてしまったり、

恰好の獲物であるはずの、子ぎつねや小鹿を守ることもある。



DNAに種族保存のみがインプットされているならば、彼らの行動に無駄があってはいけないのだ。

しかし、知れば知るほど・・・

彼らにも、愛や憎しみといった感情、学習能力、強い意思力があり、・・・ちっとも人間と変わらない気がしてしまうのだ。



もちろん、これはライオンだけの話ではない。
他の動物にも多くみられる。

多くの野生動物の行動学は、いまだに解明されてないことが、まだまだ実に多い。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても・・・

もっとも、愚かな動物は・・・やっぱり、人間かもしれない。

米国人による“趣味の狩猟”で大量の動物が犠牲に 年間12万6000頭を超える動物が殺され、米国に持ち込まれた

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彼らのほとんどは、地位の高いお金持ち連中だが・・・(趣味のハンティングなんて金持ちしかできないからね~)


彼らの天地創造の神によると、

この世の支配構造は神―→人間―→自然(動物―→植物―→無生物)のタテ社会、というのがご託宣らしい。


ありがたいことに、人間は、神様が自然(動物―→植物―→無生物)を与えてくださってるんだから、好きにしていい!と・・・いまだに思い込んでいるに違いない。



ジンバブエ、ワンゲ国立公園で、人気者だったライオンのセシルが、アメリカ人歯科医の「趣味のハンティング」で射殺されてしまった事件があった。

殺されたライオン「セシル」が愛された理由

なぜか、彼らは仕留めた獲物を誇示するためか、常にこういった写真をアップしたがる。

で、ずいぶんネット上でも非難されていたけど・・
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え? そんな有名なライオンだとは知らなかったわけだし・・法には触れてないし、なーんも知らされてなかったんだから・・仕方ないじゃん!
と、言ったとか。。。


愚か過ぎる~。

どんなに社会的地位があろうとも、金持ちだろうとも・・・。


「浮気は、男の本能なんだからさ、仕方ないじゃん!」と、
本能の意味すら知らずに、言ってしまう男たちと、ちっとも変わらない気がする。

オオカミと人と自然の関係

「ルーマニア、カルパチア山脈の森で生きる羊飼いと狼の物語」という動画をまた見てしまった。




これには、いくつもの考えさせられるポイントがあったのだ。


◆狼は群れで生きる動物・・・なのに群れを離れることを選択して一匹オオカミとなるヤツもいるということ。

「群れる」ということは協力し合うことができる・・つまり、それだけ食料にありつけることにもなり、危険から身を守ることもできる。

それに比べて一匹で生きるということは過酷だ。

待ち受けるものは死しかない・・・ほとんどのケースが餓死か病死

じわじわと死を待つという死に方は、一番つらいものだという。
まさに孤独死。

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なぜなら・・・一匹では大きな獲物は狩れないからだ。
運よく狩れてもウサギやリス程度の小動物、それでは体重50キロもあるようなオオカミのお腹の足しにはならないだろう。




◆カラスという鳥・・その生態については、いまだわかっていないことが多いという。

カラスといっても、このカラスはRaven(ワタリガラス)だろう。
Crow(カラス)ではない。

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一匹オオカミとカラスは森で出会い相棒となる。
つまり協力関係、同盟を結んだってことになる(笑)

カラスの能力、「高いところから遠くを見渡せる視覚」を使って、オオカミに獲物の場所を教え、
オオカミは獲物を倒し、その一部を食料をカラスにも与える。

なぜ、異種間でありながら、こんな協調関係がささっと結ばれるのか?

しかも、狩ったものが小動物の獲物であってさえも、オオカミは必ず獲物の一部をカラスのために残すのだ。



◆カルパチアの森で暮らす羊飼いは銃を持たないという。
また、罠を仕掛けることもしないそうだ。

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唯一、羊飼いと羊たちを守る役目は犬たちに委ねられる。


ん? これはまだ子供だけど・・
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Carpatian Shepherd Dog(カルパチアン・シープドッグ)と言われる種類で、祖先はカルパチアオオカミだという。

こちらは、同種でありながら、襲う側と守る側に分かれているわけだ。


カルパチアンドッグは、他のシープドッグのように羊たちを移動させたり柵に追い込んだりする仕事はしない。
ひたすら目を光らせ、守ることだけに24時間専念する。


しかし、どうしても守り切れない事態も十分に起こりえる。

銃を使わず犬たちに頼れば、年に数匹の羊が奪われれるのは覚悟の上、しかも、大切な犬もまた、オオカミによって殺されてしまうこともある。


つまり、みんなが命をかけているのだ。
ヒトも犬もオオカミも羊も・・。



◆犬のトレーニング方法

この動画の中で見る限り、「子犬を羊たちに慣れさせるために一定期間同じ小屋の中に入れて置く」

それだけだった。。。

羊と犬との協調関係は築けるだろうけど・・それだけで、犬は羊を守るという使命を自覚するんだろうか?

うーーむ。 どうも、そうらしい。

信頼関係さえ築ければ、そのあと子犬は大人の犬たちの行動を見ながら、自ら学んでいくようだ。


さらに、
羊飼いは、めったに犬に触れることはしないそうだ。

犬に触れて撫ぜてしまうと・・犬は使命を全うできなくなってしまうという。

それでも子犬が怯えて鳴くときは、羊飼いは優しく声をかける。

べたべたしたスキンシップでなくても、深い愛情はテレパシーとなって犬の心に染みわたるのかもしれない。

そんなことを、つくづく考えさせられた。

でも・・私には、ちと無理かもしれない。
大きな犬にモフモフと顔をうずめて寝るのが好きな私には・・(笑)


こういった信頼感は、誰もが命がけで生きているからこそ生まれるものなのだろうか?

オオカミとカラスも、羊飼いと犬、そして羊たちも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、世界全体をみれば、武器を持ちオオカミを殺戮しまくった人たちの方がはるかに多い。

オオカミは「憎むべき敵」、「悪い奴」の代名詞だったからだ。

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アメリカのイエローストーン国立公園の話は有名だけど、この話、日本の方々はご存じだろうか?

1926年を最後にオオカミは絶滅した。(←もちろん人間の手によってだ)

その結果、捕獲される恐れがないため、鹿が増え続けた。
多量の鹿によって、ほとんどの草が食べつくされて大地は丸裸になってしまった。

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それだけではない。

草木が無ければ、ツグミやヒバリなどの鳥たちはいなくなる。

水辺に住むビーバーがいなくなる。
ビーバーがいなくなれば、あの、ビーバーが作るダムがなくなるのだ。

ビーバーダムは、カワウソやマスクラット、カモ、魚など、多くの爬虫類、両生動物などの住処でもあるのだ。

彼らはみーんな消えていく。

それはいつしか、川の流れさえも変えてしまうことになった。

川は濁流へと変化したのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

慌てた人々は、生態系回復のため、1995年にカナダから連れてきたオオカミの群れを再導入した。

そして約20年後、また、生態系は回復したのだ。

鹿はオオカミたちから狙われやすい場所や逃げづらい谷間を避けるようになったため、そこから植物が息を吹き返したのだ。

すると、鳥たちが戻り、

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多くの小動物も復活する

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大きな動物たちも復活していく。

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そしてまた、川さえも変えたのだ。

それまで曲がりくねっていた川は緩やかな蛇行流となり、浸食が減り水路は狭まり、より多くの浅瀬ができるようになった。
ますます野生の生物たちにとって、好ましい環境になっていく。


まさに、バタフライ効果と呼べそうだ。

バタフライ効果とは・・
初期値のわずかな変化が次第に大きな影響を及ぼす現象のこと。
蝶が羽を動かすだけで遠くの気象が変化するといった比喩的、寓話的な表現ともされている




オオカミの群れが加わったというだけで・・自然は復活したのだ。
それもたったの20年で・・。

狼の社会は、ウルフパックと呼ばれる群れ社会だ。

だいたいの場合、平均8~15頭ほどの群れを形成し縄張りを持ち、それをボスが統率している。

イェローストーンには、美しい白い雌狼が率いる群れがあった。

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雌がボスであり、しかも美しい白オオカミ、これは稀なことだ。

彼女は、White lady(白い貴婦人)と呼ばれ、多くの観光客にとってアイドル的な存在となった。


しかし、ある日、彼女は心無いハンターによって射殺されてしまったのだ。


すると、さまざまな団体が犯人捜しをはじめ、犯人をみつけたもの、またはチクった者には賞金を出すということになった。

私が聞いたときは、5000ドルだったけど・・今では1万ドルまで跳ね上がったようだ。

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もちろん、心無いハンターによって殺されてしまったのは悲しい。


だけど、人は愚かだ。
愚かすぎる。。。

オオカミを憎み絶滅させておいて、今度は復活させ、そして一頭をアイドル扱いして、それが殺されると今度は賞金を出して犯人捜しか~。

・・・・・・・・・・・・・・

オオカミが絶滅した当初、鹿にとっては天国だったことだろう。

ところが、人口増加で土地は荒廃し食料不足になり、いずれは鹿も絶滅してしまうのだ。
まるで、今の人間社会のようだ(笑)

そうならないように、モンサント社が貢献してるって?
おいおい!(笑)



すべての人及び動植物が生きるのは、そこに必ず意味があると思っている。

どれかひとつが欠けても成り立たないのではないだろうか?


動植物だけの関係性だけではない。

それは・・自然にも大きな影響を与えている。

川の流れを変え、気象までも変えてしまうものなのだから。



自然あっての命でもあり、
人と動植物あっての自然なのだ。




それでも、個々には誰もが思うのだ。

飢えたくない、死にたくない!

それは、どの動植物だって同じ思いだろう。


だからといって、ある対象を敵とみなして抹殺してしまえば、結局自分たちの種族は全滅する。

それでも、自分の命だけが少しでも長く無事ならば、それで構わないんだろうか?

たぶん、そうやって作られてきたのが現在の人間社会なのだろう。


ところが、真逆な生き方をしている人たちもいる。
この動画にあった、羊飼いのように。


その大きな違いは、
自分は自然の中の一部だという認識かもしれない。


だからこそ、命ある限りせいいっぱい生き、そして、天命が下れば、いつでも死ぬ覚悟もある。

まさに、野生動物たちと同じなのだ。

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彼らは必死に生き、子を守り教育し次の世代へ繋げていく。
いつか死を迎えれば、それさえも誰かの糧になる。


銃を持たない羊飼いは、文明社会の人と比べれば短命かもしれない。

それでも、強い信頼関係で結ばれた犬たちがいる。

羊と犬もまた、強い信頼関係で結ばれている。

オオカミの群れは、仲間との強い信頼関係で成り立っている。(←だからこそ連携プレーの狩りができるってわけだ。)

カラスと一匹オオカミもまた信頼関係で結ばれている。

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なんだか、私には、こっちの方が羨ましい生き方に思えてしまう。

自分という個の存在ですら、何か(誰か)の役にたち、それが未来へ繋ぐことになるのだから。

私の夢は、いつか世界中すべての動植物と自然が共存できる世界になること(笑)

決して不可能ではないのだ・・・人の意識さえ変われば。

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注: オオカミはかつて世界中に広範囲に生息している動物だった。

もちろん、日本にも生息していた。
ニホンオオカミは1905年に奈良県東吉野村鷲家口(わしかぐち)にて捕獲された若いオスの個体を最後に目撃例がない。
すでに絶滅したと見られている。

ヤギとロバの異種間交流_Animal Placeから

引き続いて、前回のAnimal Placeからの記事から、過去一番人気の記事を紹介してみよう。

Youtubeでビデオを拡散されたところ700万ものヒットがあったとか。

1914年5月のこと、
Animal Placeでは10歳のヤギを保護し連れてきた。彼はMr.Gと名付けられた。

Mr.Gは、過去10年くらい、ある女性の飼い主のところにいた。
そこにはロバの他に3匹の家畜と数10匹の犬がいたが、いずれもギリギリの生活をしているような状態だった。

そこから、Mr.Gは8時間ものあいだ輸送されて、Animal Placeのレスキューセンターに到着した。

しかし、到着してから、Mr.Gは何も食べないのだ。
じっと納屋の隅に横たわってるだけ。

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頭をあまり持ち上げることさえしなくなった。

スタッフは、あらゆることを試した。
- 糖蜜、甘い穀物、リンゴ、を与えてみる。
食べ物を濡めらせて与えてみる。。。

ところが、彼はまったく食べない。
動こうともしない。

スタッフは、なるべくMr.Gを動かそうとしたのだが、外にも出ようとしない。

ドクターの健康診断の結果では、肉体的に悪いところは何もないという。

しかし、もう4日間も何も食べない。

そこで、スタッフは考えた。

Mr.Gは、ロバのJellybean(ジェリービーン)と一緒に生活していた。 
ひょっとしたら、もう永遠にジェリービーンと会えないことを知って喪に服してるのかもしれない!と。

Mr.Gは絶望的な哀しみの淵にいるのだった。
もう誰にもどうにもできないほどに。

そこで、スタッフは、
なんとかジェリービーンをここに連れてくることを決心する。


それから、さらに3日かかった。
ジェリービーンが引き取られた場所は、なんとそこから14時間もかかるところなのだ。

3日後、ようやくジェリービーンが到着する。


ジェリービーンが到着したとたん、Mr.Gは、すでに気づいたようだ。
おそらく彼の懐かしい匂いで。

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鼻をひくひくさせながら、ひどく驚いた様子をした。

そして、外に出ていく。

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ロバのジェリービーンに寄り添い、そして・・ついに一緒にゴハンを食べたのだ。

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詳しくはこちらのビデオを見てください。
    ↓


哀しみの感情で食事も喉を通らなくなってしまう、家畜動物だっていたってことだ。

動物は本能だけで生きているものだ。
人間のような感情の機微なんてあるはずがない。



と・・なぜか勝手に思い込む。


しかし、みんな個々に違う。
我々人間が違うように。

その後、この2匹はずっと、ここで暮らすようになったそうだ。
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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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