ある会計士さんの死

ホセが誰かのお見舞いで、きょうは病院に行ってきたらしい。

「え? 誰のお見舞い? 友達?」

「違うよ。 もう、10年は会ってない人で、仕事での付き合いしかなかった人・・・会計士さんだった人なんだ。」

「へえ~、なのに、ホセに会いたいって連絡が来たの?」

「そうじゃないんだ! 病院から連絡が来たんだよ・・僕だけじゃなく、その会計士さんの連絡先ノートに書かれてた人全員に、病院が連絡したのさ。 
その人、もう長く持たない状態でICUに入っててね、しかも、身よりが無いんで、なんとか病院側では支払いをしてくれる人を探してるってわけだよ。」

「会計士さんで・・・身よりが一人もいないの?」

「そう。。。もう、おじいちゃんで一人暮らしで、しかも一人息子は日本に住んでるはずだ・・って、昔本人が言ってたけど、ずーーと疎遠で会ってないから、どこに住んでるかも知らないんだって。
しかも、本人は破産していて、今では家も車もなく、ただ病院に入院してたらしいんだ。」

「えええ? 会計士さんがホームレスってわけ?? 
きっと何度も手術をしたり、入院が長くて財産全部を処分することになっちゃったのかなあ。」


私は勝手に想像をめぐらせてみる。
もしも、かなりいい保険に入ってなければ、1泊5000ドルなんて当たり前のアメリカでは、よくありがちな話だ。

「そうかもね~。 実際のとこ、僕も他の仕事仲間も、もう10年は会ってないんだから、まったくわからないんだ。その間に彼に何かあったんだろうね。」

「ふうん。 まさに、人生は色々あるもんなんだね~。」

「で、病院としては、もう死んでいく人間に延命装置を着けて生かしておきたくないんだって。
はやくベットを明けたいんだけど、今までの支払いもたまってるから、誰か書類にサインして支払いしてくれる人をみつけるまでは2-3日は延命装置を着けて生かしておくしかなかいそーだ。 」

「まあ、そりゃ~病院だってビジネスだからね~。でも・・・なんだか嫌な気分だね。」

「まったく嫌な気分だよ。 病院側から、こんなことまで言われたよ。」


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<<以下は、ホセ&仕事仲間と病院事務局との会話>>

「なんとか、あなた方の誰でもいいんだけど、この書類にサインしてくれない?
ウチとしては、早く延命装置を切りたいんだよね。
これは、支払いとは別の、延命装置を切ってもいいですよ!って書類のサインなんだよ。」

「ちょっと待ってくださいよ。僕たちは、ただの取引先でビジネス上の関係しかないんですよ。
それなのに、延命装置を切っていいのかどうかなんて、親族でも無いのに、そんなことを決定する権限は無いですよ。
もしも、サインしてしまったあと親族が現れて、それで問題になっても困るし・・・。」

「まあ、そうなったらそうなったときで、そっちでうまく解決してくれればいいでしょ。」

「そんな無責任な・・!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ええ? そんな会話してたの? 
本人が寝てる前で・・・彼に聞こえてたんじゃないの?」


「うん、彼は全部聞いてたよ。
もう、肉体を抜け出して上にいたから。」


サイキックのホセには、幽体離脱していた彼が見えていたらしい。

「で、彼と話は出来た? 何を話したの?」

ghost1_031905a.jpg
http://lazaruzforreal.blogspot.com/2009/12/ghost-in-icu-of-kl-general-hospital.html


<<以下は、ホセと幽体の会計士さんとの会話>>


「○○さん、体から抜け出てるけど・・・。」

「うん、ホセか! しばらくだなあ。 
体に入ってるとね、全身が癌細胞に冒されてるんで痛くてたまらないんだよ。 こうしてる方がラクなのさ。」

「ああ、そうだろうね~。ところで、大丈夫なの?」

「大丈夫も何も・・俺は、たぶん明日には死ぬと思うよ。」

「何か思い残すこととか、やって欲しいことってある?」

「いや、今さら・・・何もないなあ~。」

「そうか~、じゃあ、幽体になって49日くらいは現生に留まれるってことだし・・あっちこっち、好きなところを自由に行ってきたらいいよ。」

「うん、そうするかな。
ホセ! 来てくれて、ありがとな!」

「うん、じゃあな!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今さら何も、思い残すことはないんだそうだ。。。

病院側の話なんか聞いてたところで、色々人生経験をしてきた人にとっては、「当たり前の出来事」でしかなく、特にショックを受けたり、惨めな気持ちになることもないのだろう。

さすがだ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、まさにそのとおり、翌日亡くなった。

病院側が必死に探したせいか、日本にいる息子の居所がわかり、その息子が遺体を引き取りに来ると言う。
そして、日本でお葬式をすることにしたそうだ。

「まあ、それなら、よかったね~。」

「それにしても、死ぬってことは人生の最期を静かに迎えられるってわけじゃないよなあ。」

「そうだね~、身内がいなくても誰かを必死に探されるだろうし、事務処理や膨大なペーパーワークがあってサインの山なんだねえ。」


ところで、私の場合はどーなるんだろうか?
ふと、自分の死後を想像してみる。。。

すでに、身内が年老いた母だけで、しかも遠い日本にいる・・・という私の場合は、
母が他界してしまったあとは、私は無縁仏になるんだろうな。

「私の場合、無縁仏になるんだろうけど・・・その前に、私と多少でも関係のあった人々に片っ端から連絡が行くんだろうか?」

「だろうね~、どうしても見つからないときは、住んでいるカウンティーから費用が出て無縁仏として埋葬するらしいけど、誰だって、最低限の埋葬費用だって払いたくないだろうからね。」

「嫌だなあ~。生きてる人々を巻き込みたくないしなあ~。 
それこそ死体ごと消えちゃった方がいいのかもなあ。 海に捨ててもらうってわけにはいかんのかなあ。」

「海に捨てるとか、とんでもない話だよ! 灰を海にまくだけだって莫大な費用がかかるんだぞ。」

「え! そうなの・・・。」

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一人の人間が生きてそして死を迎える。

その最期の死ですら・・・誰が書類にサインをする?とか、早く病院のベッドを明けたいとか、誰が支払うとか、そのために海外まで身元調査がされるとか・・・。

ああ、せちがないよなあ(笑)


しかし、そんなものを見ながらも、


思い残すことは何もない!と言いきれた会計士さんは、いい人生を歩んできたのかもしれない。

たった一人で無一文で死んだとしても。

一般的に見れば、「孤独で惨めな死に方」だろうけどね。

funeral.jpg

しかし・・・・逆に、多くの家族にみとられて豪華で盛大な葬式を出し、これまた豪華な墓に入ったところで、それが幸せな一生とは言えないのかもしれない。

ありあまる財産、人も羨む豪華な生活、多くの人々に囲まれていること・・・・これって、肉体を離れた魂には、どーでもいいことなんだよなあ・・・と、つくづく思う(笑)




聖なる存在か悪魔か

フィリッピン人の人から見せてももらった写真が・・気持ち悪いったらありゃしない!
実は、フィリッピンは敬虔なカトリックの国で、写真をみせてくれた人のおばあちゃんがバリバリのカトリック信者らしくって、わざわざ送ってくれたのがこの写真だったとか。

weeping.jpg

実際の写真は、これと同じじゃなかったですけど、まあ、こんなヤツでした。

目から血の涙を流す奇跡のマリア像と言われているらしくて・・おばあちゃんはものすごーーくありがたがって、ますます信仰心を強くしたとのことだった。

それにしても・・・

気持ち悪いったらありゃしない!

血だよ! 血! それも・・なんで目からなんだよ!(そりゃ、尻からだって気持ち悪いけどね。)

もしも、私が敬虔なカトリックだったとしても、こんなの見たら、きっとその日限りでカトリックは辞めちゃうと思う!!



その日、家に戻っても、おぞましい気分が抜けずに、ずーーと嫌な気分だった。
(ったく、どーしてくれるんだよ!)

しかし、その夜、すっごくラッキーなことに、ずっと探してた映画(動画)が、たまたま検索にやっとヒットして、
それをフルで見たおかげで、気分はすっきり!むしろ上機嫌になった。


その映画の紹介は、あとでするとして・・・、まずは、せっかくだから、血を流すというマリア像の話題でもしましょうか。(何がせっかくだか・・わかんないけど。)

・・・・・・・・・・

実は、聖母マリアだとか十字架に磔になったキリスト像から血が流れるって話はあっちこっちに存在してます。
そして、奇跡を信じる巡礼者たちが後を絶たないとか。

えーっと、フィリッピンだけでなく、ロシア、イタリア、インド、アメリカ、それに、たしか日本でもあったはず。
Weeping statue

そうそう、日本は・・秋田にあった。↓
秋田の聖母マリア

たしかに、こういったすべてが本物の不思議現象ではないかもしれないけど、たぶん、そのいくつかは本物だとは思う。

本物とは、つまり、人知を超えた何かの力が働いているってこと。

現に、秋田の聖母マリアは、
1988年にバチカン(教皇庁)の教理聖省長官のラッツィンガー枢機卿(後の教皇ベネディクト16世)によって正式に受理されたそうなので、つまり、バチカンの、これは本物である!というお墨付きをもらったことになる。

同様に、あの有名な話、ファティマの聖母もバチカンによって認められているものだったね。

言い方を変えると、つまり・・一連の現象が詐欺的ではない、本当に人知を超えた現象であると確認されたっってことだと思う。

だけど、ちょっと待った!

私には、どうしてもこの疑問が残る。

マリア様のような姿で現れたからといって(または自分が聖母マリアだと名乗ったとしても)本当に、これが聖母マリア様の出現?かどうかは、すっごく怪しい

むしろ、どっちかっていうと・・悪霊の方じゃないの!!
そんなことを言ったら、敬虔な信者の方には、ものすごーく憤慨されちゃうかもしれないけど。


正直なとこ、有名なファティマの話も、私にはネガティブなものしか感じられない。

まず、この部分に、私はすっごく不快なネガティブさを感じてしまう↓

●もし人類が悔い改めないなら、御父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。(秋田の聖母から)

●肉欲や傲慢など現世的な罪から回心しないままでいることにより、人は死後、永遠の地獄へと行く。具体的に、聖母はこの少女ら3人に7月13日、地獄のビジョンを見せ、彼らはそのあまりの光景に戦慄した。(ファティマの聖母から)

●地獄は神話ではなく実在し、そこは全ての人が死後行く可能性のあるところで、入ったが最後、二度と出ることはできない。(ファティマの聖母から)


(注;ファティマと秋田に現れた聖母は同一とされてるようです)


これって、まさに恐怖心を煽るようなことじゃないか!! しかも、ファティマでは、小さな子どもを利用して・・。


一生這い上がれない地獄に落とされるとか、人類が滅ぼされる・・・なーんて言われて、不思議現象を、どーーんと見せられた上に、いくつか未来の予言をして、それが当たってる・・なーんてことになれば人は恐怖のあまり、

何もかもおしゃる通りに致します!ってことになっちゃうでしょう。



でもこうゆうの・・

恐怖心を煽って人を洗脳していく手口って・・悪徳商法やら霊感商法の手口と同じじゃないか。


もちろん、現世的な罪なんてことについても言及してるし、すべて(自称マリカ様の)言ってることが間違いとか怪しいと思えるようなことじゃないんだけど・・・これだって、悪徳商法のマニュアルみたいな手口だもんね。

悪徳商法及び詐欺師マニュアル 抜粋
多くの真実の中に嘘を交えて話すこと、それが最善の洗脳



まず、子どもに恐怖のビジョンを見せて、しかも、このことは誰にも言うな!とマリア様が言った。(そもそも、そこがおかしい)
当然、子どもだから親に聞かれれば話しちゃうだろうからね、

その結果、多くの大人たちが押しかけてきたときに、またまた、どーんと出現して、全員の前で不思議現象を披露した。(ますます、おかしい!)

ちゃーんと子どもが親にしゃべってくれて、それで多くの大人たちが押しかけるってことが計算に入ってたとしか思えない。
さらに、その話が大きくなりバチカンまで届き、世界を巻き込む・・ことも計算に入ってたような気がする。

で、第3の予言を見た法王が、失神するほどの恐怖を味わった・・ますます、おかしい!



もしも、本物の聖母マリアの出現ならば、なんのために出現したか?だよねー。
おそらく・・人々の魂の救済、気づきを促すため、というようなことが目的なはず。

たとえば、どーしようもない極悪人を改心させるために地獄を見せて、あまりの恐ろしさに、ひええ!怖っ! もう二度としません!と改心したとしても・・・それって、本当の改心じゃないだろ!・・・と、私は思う。

そんなアホなことを、神様がするわけがない。

人が改心したり救われるときってのは、、結局、美しいもの、限りない愛に触れて感動すること
おそらく、それしかないと、私は思ってるから。



ま、そんな理由から、私は、不思議現象が起こった・・という事実は信じるけど、その対象については信じない。
つーか、認めない!無視する。


しゃあ、ファティマに出現した正体は? その目的は?

ってことになると思うけど・・・そんなことはわからない!

ただ、おそらく、悪徳商法の手口同様に、洗脳だろうなあ、と思う。
その結果、恐怖と混乱を起して、世界戦争でもたくらんだのかな?

まあ、そんなところだ。


そしてその正体は、宗教的に言えばサタンかもしれないし、また、もっと現実的に言えば地球外生物の仕業かもしれない。
(←おい!どこが現実的だ!)

でも仮に、我々に不思議現象を見せられるような存在がいたとしても、おそらく彼(または彼ら)はダイレクトに我々を支配してしまったり殺してしまうことは出来ないんじゃないかな。

だから、こんな手段で洗脳していく方法をとるのかもしれない。

そう考えると、大きな存在からは、我々はまるで無力な人間のようだけど、

我々の心、意思の力というものは侮れないものを秘めている気がする。

人の意識や意思の力には、きっとどんなに高度なテクノロジーを持った地球外生物でさえ介入できないものがあるのかもしれない。

だからこそ、洗脳しようとする存在があるわけだし、だからこそ、私たちは自分の意識を大切にしなきゃいけないのかもしれない。


世の中、怪しい神様も多いし、同様に怪しいチャネラーも多い。
今はもう、それがヤラセか本物の超自然現象か?なーんてことよりも、それが私たちにとって善意か悪意かで判断するときなんじゃないか!って思う。

私はとっーーても単純に、直感で判断することにしてる。

心温まるもの、美しい感動を呼ぶものは・・・みーんな善意。
逆に、嫌な感じがするものは、私にとっては悪意。
そして善意のコレクションをするようにして、悪意はさっさと切り捨てる。


宗教の神様というならば・・私はやっぱり、こっちの神様を信じたいなあ。↓

あなたの神は冷酷で、けっして全能なんかじゃない。
なぜなら、あなたはいつも悪魔のことや人が死後に行く地獄の話ばかりをしているからだ。
わしらの神は全能だし、まったく善良だ。
悪魔なんていないし、わしらが死後に行く霊の世界には、地獄などない。



アメリカインディアンの宗教観だけど、ずっと気持ちが良くなるもんね。

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ところで、バチカンは本当にあれを、今でも聖母マリアの出現でありお告げだと信じているのだろうか?

ひょっとしたら、

当時の教皇パウロ6世は、第3の予言を開いてびっくり。

こんなことを公表したら、世界中は戦争になる!滅亡してしまう!
この正体は・・聖母じゃない!悪魔だった!


と、なったのかもしれない。

今さら、あれの正体は悪魔とも言えず・・ 絶対人の目には触れさせないように、秘密文書としてバチカン宮殿の奥深くに厳重に秘匿されることになった。

のかもしれない。

もっともパウロ6世は、不可解な行動と謎も多い人で教皇入れ替わり説まである人だったが・・。


すべては私の想像の域をでないけど、やっぱり、善意の存在が、そんなメッセージを公開しろ!とは、言うはずがないと思う。

そしてやっぱり、

悪意を感じる超自然現象は無視すべき、だと私は思ってしまう。

ラスベガス・モンテカルロホテルの女の子

久々に幽霊の話。

きのうホセが出張から帰ってきた。

「なんだか疲れた顔だねえ。 寝てないの。」

「ぜーんぜん寝てないよ。」

ホセは最悪な顔だ。

仕事で日本からのお客さんを連れて、デスバレーに行き、帰りはラスベガスで一泊。
モンテカルロというホテルに泊まったそうだ。

mc.jpg


旅行会社の人と一緒に出かけたのだが、ホセは撮影の仕事があったそうで・・彼だけ特別に一人部屋をとってもらったんだとか。
「一人部屋をとってくれなきゃ、仕事請けないってさんざん会社に言ってさあ、やっと取ってもらったんだよ。
人と一緒じゃ眠れないもん。」
(←超神経質なヤツ。)

「なのにさ、せっかく一人部屋でゆっくり眠れると思ったのにさあ・・・出たんだよ!

幽霊さんが出たそうです。

「なんで、いまどきモンテカルロなんてチンケなホテルに泊まったんだよ? ベラージォとかウインとか、豪華で新しいホテルにすりゃいいのにさ。」(←そういう私は、もちろん、そんな高級ホテルに宿泊したことはない。)

「しかたないよ。お客さんが日本の旅行会社から予約しちゃったんだもん。」


「で、どんな幽霊だったの?」

「それがさあ、白人の若い女の子で、20歳くらいかなあ? 顔と腕に火傷の跡がある子でね、そのほかに若者の幽霊がざっと10人ほどいたんだ。 僕の部屋に入ってきて、大騒ぎして遊んでるんだもん。煩いったらありゃしない! ぜーんぜん眠れなかったよ!!」

若い白人の女の子が、どうやら他の若い幽霊たちを引き連れてやってきて、部屋中ポルターガイスト状態になったんだそうだ。

書類は飛び回り、枕は飛ぶし、テーブルにおいてあるものも何もかもぐっちゃぐっちゃにされたのだそーだ。

・・・・・・・・・・・・・・

「なんでこんなとこに居るの? 死んだわけだからさ、別の世界に行かなきゃでしょ?」
と、ホセが、たまりかねて、その女の子に話しかけた。

「そうなんだけどさあ、なんでだか、私、行かれないんだよね~。 まあ、聞いてよ!
私ね、実は、ここのモンテカルロで働いてたんよ。ところが、ある日火事になってさあ、そりゃひどかったんだ。
私は、このとおり火傷を負ってしまってさあ・・・・・」

幽霊の若い女の子は身の上話をはじめた。

たしかに顔半分と片腕に、彼女には火傷の跡があった。
赤くなっていてひきつれたようなあとは、あるもののそれほど醜いわけではない。

彼女は延々と話した。

「じゃあ、火災で死んだんじゃないわけ?」
ホセが、疲れで朦朧としながら尋ねる。

「違うの! 自殺しちゃったんだよね。 だって、火傷の跡が醜いし、私、顔が命って思ってたんだもん。 まあ、聞いてよ!」
彼女はさらに、話を始めた。

すでに空は白み始めている。

「あのさあ、自殺しちゃったなら、そう簡単にはあの世へはいけないかもしれないね。 
でも、だからと言って、僕のところに来て寝かせないってのは悪いことしてるって思わない?
僕は昼間仕事で、ヘロヘロに疲れてるわけだし・・・そこで部屋をぐちゃぐちゃにして大騒ぎして寝かせないってのは、どうみたって悪いことだろ?
だいたいね、それほど火傷の跡だって醜いわけじゃないのに・・・。」

「そう? 私、醜くない?」

「醜くないよ。 だけど、自殺しちゃったんだから、そう簡単にはあの世には行かれないよ。 もうしばらくかかるだろうね。
それまで、まっとうに一生懸命生きてくんだよ。」
←幽霊に向かって、一生懸命生きろ!とは、どーなんだ?

女の子が話し終わると、彼女の火傷の跡は、きれいに消えていた。



一方ホセは、すっかり眠れなくなってしまって、シャワーを浴びた。

遠くに手を伸ばしてバスタオルを取ろうとすると、バスタオルがいきなり飛んできた。
幽霊の女の子が取ってくれたようで、宙を飛んだバスタオルが、すっぽっとホセの手の中に納まった。

体を拭いて、ホセが元の場所に投げ返すと、今度は、真鍮のタオルかけにきれいに折りたたんでかけられた。

「ありがとう! だけど、そろそろ出て行ってくれる?」


ホセがそう言うと、女の子も他の若者の幽霊たちも、部屋を出て行く気配を感じた。

やれやれ。


ホセが、ベッドに入ると今度は廊下が騒がしくなった。

ひゃっほう!と叫ぶ声。 どたんどたんと音がする。 
数人が廊下で騒いでるようだ。

そこで、ホセがちらっとドアを開けてみると・・・人の姿はまったくない。

くそ! あいつら、部屋の中から廊下に移動しただけじゃないか!!
なーにが、ひゃほう!だ!


完全に眠れなくなったホセは、幽霊たちに荒らされた部屋をきれいに片付けて、それから階下に下りて、ずっとカジノでスロットマシンをした。

なぜか、なけなしの20ドルが、180ドルになった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「翌朝、隣の部屋に泊まってたガイドさんが、明け方に大勢の人たちが廊下で騒いででうるさくて目がさめちゃったって言ってたなあ。」

「ホセは、その幽霊の話をしてあげたの?」

「まさか~。 たしかに廊下がうるさかったですよね・・・って言っただけ。」(笑)

「ねえ、20ドルが180ドルになったのも、ひょっとしたら、その幽霊の女の子のお詫びのしるしかもよ。」

ふと、私は思った。

「そうかなあ?」

「そうだよ。一生懸命生きて、あの世に旅立てるといいねえ。」

「そうだね。。。若いんだもんなあ。 
それにしても、あんなひどいポルターガイストは初めて経験したよ。」


たしかに、ぜーんぜん眠れなかっただろうし、几帳面でキレイ好きなホセは部屋を掃除するハメになったし、最悪だったでしょうねえ。



ところで・・ほんとにモンテカルロで火災があったんだろうか?

ちょっと調べて見ると、たしかにありました。

firemotecarlo.jpg

こちらの記事によると、2008年のことだったようです↓
17 hurt in fire at Vegas' Monte Carlo

この火災が原因で火傷を負い、火傷跡を気にして自殺しちゃった女の子がいたってことですね~。

でもね・・・何があっても、まっすぐに生きなきゃいけないんですよね。

霊障に対抗するかめはめ波

ひさしぶりに、今回はちょっと幽霊話を!(笑)


ホセの商談に、たまたま同席することになった日のこと。

もちろん、私はその商談には、まったく関係なく、・・・ただ、ホセの車の調子が悪かったため、私の車を出してあげることになり、ドライバーとしてつきあっただけだった。

なので、同席といっても・・・私は、すみっこでおとなしく座っていた。


商談が終わりに近づいた頃、ホセの仕事仲間のクリスが、

おお!すごいのが来た!」 と、びっくりした顔で入口の方を見る。

彼は、じっとカフェの入り口から入ってきた男性客を見ている。。。

他のメンバーの3人も、いっせいにそっちに顔を向ける。

「おおお~!」

「おおお~!」

「おお!こりゃ、御一行様だあ。」



ん??  


「何がどーなってるんだ??」 と、私はそっとホセに尋ねる。

「ものすご~く大量にくっつけてるヤツが入ってきたんだよ。」 ホセもまた、その客を凝視したまま答える。

ああ~、そうか! 幽霊を何体もくっつけてるヤツが入ってきたんだな。



霊に憑依された場合、その状態が長くなると、ますます他の霊も呼び込んでしまい、大量の霊をつけてしまうことがある・・・というのは聞いている。
いや、実は・・・私自身も体験者なんだけどね。


それにしても、この商談のメンバーって、全員がサイキックだったってこと??

どーやら、そうらしい。


サイキックと言っても、別に彼らは霊能者だとかヒーラーを職業にしてるわけではない。 
ふつうのビジネスマンたち。
しかし、なぜか、ホセの仕事仲間ってのは、サイキックな連中が多いような気がするなあ。


つまり・・・見えてないのは、私だけか~。

いかにも、身なりの良さそうな中年男。

車のロックをし忘れたらしく、大きなカフェのウインドーに向けて、思いっきり手を伸ばしてキイをプッシュする。
窓の外、点滅した車は・・・あー、ベントレーかあ。

その姿を見ただけで、私にとっては、ぜったい苦手なタイプだろうなあ、と思う。
たとえ、幽霊をいっぱい憑けていようがいまいが・・。

いかにも高圧的、上から目線、それでいて型にはまったような会話しかできない、つまらんヤツ・・・そんな一印象だ。


ウエイトレスに向けた笑顔は、作られた笑顔そのもの。

一人になると、ハンサムな貴公子の皮をやぶって、中から残忍なバルタン星人が、きえええ!、と、出てきても不思議じゃない。(←バルタン星人って古くね?誰も知らないぞ!)

baltan.jpg


「やなカンジの男だね。」

「あんまり、ジロジロ見るな!」

自分たちだって、さんざん、ジロジロみてたくせに~。



「あれじゃあ、〈幽霊たちを)取るのは大変だろうなあ。」

「何年もかかるかもなあ。」

「一生とれないかもなあ。」

「キモイから見なかったことにしよ。」

「そうだ、そうだ。」


みんな口々に勝手なことを言う。。。


「あのさあ、霊障って、人によっては自覚症状がないのかなあ?
私は、自分で経験したときは、いっつもヘンだ!何かがヘンだ! まるで、私じゃない・・・とは、思ってたよ。」
と、聞いてみる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、私の回想話↓

そう、もう何年も前に、私も経験している。

常に頭痛、肩こりがひどく、そのうち、その重い状態が当たり前になってくる。
気分はうつ状態か、常に何かに腹をたててしまう。


それでいて、なんで、こんなにウツになるんだ? なんでこんなに腹を立てる必要があるんだろ?
なんだかヘンだ。 まるで、今までの私じゃないみたい
。・・・と思っている自分もいる。

ときどき、誰かと会話していると、まるで自分の声が水中で話しているかのような音に聞こえる。
ぼわんぼわん・・としたカンジで響いてくる。

自分の心、頭、体が、常にバラバラになってるような感覚になる。
地に足がついてないというか、グラウンディングが悪いって感覚だろうか?


一番怖かった経験は、運転中のこと。
ひどい混雑したフリーウェイを、とろとろと走っていたときのこと。
前の車がブレーキを踏んだので、私もブレーキを踏もうとしているのに、どうしても踏めないことがあった。
まるで、スローモーションのように周囲が見える。 

これは、まずいぞ! ぶつかる! 焦る気持ちと、でも、ま、いいか~という気持ちもある。
まるで金縛り状態。

そのうち、前の車にコツンとぶつかって、ようやく、周囲がいつもの世界に戻った。 
足も動かせる。

前方の車の人が降りてきて、(すごい渋滞なんで降りる余裕がある。)自分の車の後ろを確認する。
ゆっくりぶつかったのか、傷もへこみもなかったようだ。

「すみませんでした。つい、ぼーとしちゃって・・。」
「これだけ、渋滞してるもんね~。でも、気をつけてね。」

運よくこれですんだ。
でも、あとで思い出すと、こんな怖い経験はない。 
まるで、時間の流れが変わってしまったようで、スローモーションの世界に入っちゃったみたいだった。




もっと怖いのは、家の中で一人でいるときだった。ずっと同じところを、円を描くように、ぐるぐる歩き回ってたことだ。
それが、どれくらいの時間回ってたのか、、、
わからないのだが・・・私、なんでグルグルしてるんだ? これってヘンじゃないか!と、どっかで思ってる。
でも、グルグルしたまま止まらない。


こんな状態の頃、ある人から、

「あなたの肩のあたりから、黒いものが立ち上ってるのが見えるんだけど・・霊にでも憑かれてるんじゃない?
私には、そのくらいしか見えないんだけど、はっきり見える人に見てもらった方がいいかもよ。」


と言われた。

あ、そーーーだったのか~。
これでわかったぞ!
やっぱり、幽霊のしわざだったんだ~!!

と、霧が晴れたみたいに、すっごく納得したのを覚えてる。(←納得して喜んでる場合か?)


そこで、霊能者を尋ねてみようか?とも、思ったものの、結局それはしなかった。
つまり、「除霊をお願いする」ってことになるんだろうけど・・霊能者やヒーラーの広告を見ても、なんとなくお願いしたくなるような人がみつからなかったし、引越ししたばっかりで、お金が無いって理由もあったからね~。
かなり、高額な料金だったしなあ。

・・・・・・・・・・・・・・

それ以後、面白い経験がある。

少しサイキックな友達と長距離電話で話してたときのこと、

「あのさあ、私、どうやら霊に憑かれてるらしいんだよね。 いくつもいると思うんだけど、なんか一番カンジ悪い男の霊を感じるんだよねえ。。。」

と、言った瞬間、電話の音が、ぼわんぼわんと、まるで水の中で話しているような音に変わった。

「あああ~、やめてよ!その話は! 今、すっごく怒ってるよ! 怒りみたいのが電話を伝わってくる。。。もう、電話切るからね。」

と、その友達には、電話を切られてしまったのだが、

ああ、やっぱり! これか~!

と、またひとつ学んだ気がした。

霊は電話など、電化製品に異常な動きをさせることが多いようだ。
エネルギー体として、入り込みやすいのかもしれない。



サイキックのホセと知り合ったのも、その頃だった。

「霊障は自分が変わらないと、なかなか取れないよ。 家をきれいに風通しよくして、自分自身も常に負けず、明るくなることだね。」

そのとき、彼に言われたのは、それだけだった。
でも、色々と私の除霊に協力し、私の知らないところでしてくれたことは多かったんだろう、と思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そりゃさあ、アンタの場合は、自覚してたから、まだよかったんだよ。」

「そうだと思うよ。 最近って、すっごく嫌な犯罪多いだろ? 日本だって中学生が通り魔事件を起して、なんだか、あまり覚えてないって言ってたりとくに恨みがあったわけでもないのに、残忍に人を殺しちゃったり、ただ、死体を見てみたかったからとか・・・殺してみたかったからとか、ってさあ。
あれって、憑依されてることも多いような気がする。」

「本人もまったく気が付かないうちに、そのうち、本人と霊が同化しちゃったみたいになって、あんな犯罪を犯してしまうってこともあるんじゃないかな?」

「アメリカだって、何度も、学校で銃の乱射事件があったもんなあ~。」

「うん、とくに、青少年ってのは憑依されやすいって状況もあるだろうね。」


ふーむ、たしかに、おかしな事件のウラには、憑依した霊てのもあるかもなあ。


「もちろん、憑依されるってことは、本人が引き寄せてしまうような部分があるからんだけどね、彼らは同化できそうな人に入り込んでくるわけだから。 
まあ、それでも、居心地が悪くなると、彼らは勝手に出て行ってしまって、次のターゲットを探しにいくんだよ。」

「居心地が悪くなるってことは、人間が悪い気分から立ち直って元気になったりすると、彼らネガティパワーは、もう、そこにはいられなくなっちゃうんみたいなんだよ。」


「そうそう、だけど、ずーーと憑依されたままだと、ますます、似たような、他の霊も入り込んでくるんだ。
そして、いつのまにか・・・あの、お客みたいになっちゃう。」

「何体ついてるかわからないほどの、御一行様だもん。」

「そうなると、なかなか手ごわい!」




ふーーん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ところで、みんなも霊にとり憑かれたことって、あるでしょ?」

あるある! と、口々に言う。

「どうやら、もともとも体質もあるようなんだけど・・・サイキックは、憑かれやすいみたいだね。」

「霊の存在を感じることができると、向こうから寄ってきちゃったりする。

「そうゆうとき、どうするの。」

「もちろん、出て行っていただく!」

「どうやって?」



これは、人それぞれだった。

塩を入れた風呂に入ってリラックスする人、早朝の朝日を浴びる人、森林に入ってバードウォッチングをする人、
昔、日本で滝に打たれたって人もいた。。。

ただ、彼らが共通して言ったことは、

決して、無理に出てけ~!と怒鳴ったり、脅したりするのはダメなんだ。
静かに対話して、出て行ってもらうようにお願いすることだよ。 

対話と理解なんだよ
・・・と、彼らは口を揃えて言う。


なーるほどねえ。 そうすべきだったのかなあ~。


「私の場合は、どうしたらいいかわからなかったし~、ものすごいいっぱいだったみたいだから、

もう、みんな私に憑いていたいなら、勝手にそこにいなさい! まだ外でウロウロと伺ってるヤツも、私に入りたいなら、入りなさい。 まとめて面倒みてやろーじゃないの!

私が元気に立ち直るのを見せてあげるからね! 見ておれ~!
って叫んだなあ。

そうやって開き直るしかなかったし・・・でも、アレ、まずかったんかなあ?」


「うっ! そんなこと・・・してたんか~」、と、ホセ。

「い、いやああ、別に良かったんじゃない。結果的に、今はクリーンな状態なんだし。

・・・・・・・・・・・・


「いくら穏やかに対話してもお願いしても、出て行かない霊のときは?」

「僕の場合は、心臓を掴まれてひどい目にあったもんなあ。死ぬかと思ったよ、いくら説得しても応じてくれないし・・」、
とホセ。

「そうゆうときは、どーすんの?」

「そのままじゃ自分の身が持たないからね。かなり強引な手段で追い出すんだよ。 僕は、かめはめ波だな。」
・・・と、アニメおたくのホセが言う。

kanehame.jpg

ドラゴンボールかい!!



「うん、集中して自分の中のすべての気を集めるんだ。それを大きな気の塊にして、中に入ってるヤツを覆ってしまうんだ。
そして、今度はそれを、どんどん小さくしていって、体の外へ下の方から外に押し出すんだ。 つまり、全部、イメージなんだけどね。」

「僕も、似たようなことをするよ。たしかに、イメージなんだけど、僕らにとっては、イメージというのは、ちゃんと存在する力なんだよ。」


メージ・・・たしかに大事だとは思う。

ただし、ぼやけたようなイメージでは役にたたない。 
力に変えるイメージにするには、かなりの集中力はいるようだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あ、きゅうに思い出した。。。どっかで会ったことがある人だなあと思ってたけど。」

と、彼の仲間の一人が、私を見て言う。

もちろん、私は初対面だ。 一度も会ったことなんか無い。

「ほら、何年か前だったと思うけどさあ、ホセがくっつけてきてた女の人だ。」


数年前の話↓

夜遅くホセが仕事をしていると、クリスがよってきて、

「あれ、おまえに、女の人が憑いてるぞ。」と言う。

「ああ、これね~。 知ってる・・いいんだ! こいつは、ほっといてくれ!」


実は、この頃、ホセとケンカしてる時期があって、お互いにしばらく会おうtしなかった時期だった。

私は、まったく記憶にないのだが、どうやら、そのとき、私の念が彼にまとわりついてたらしい。


えーい。それにしてもうっとおしい! オラオラ! あっち行け!って。何度も追っ払ったんだけどさあ、かなりしつこくって、追い払えば追い払うほど、絶対行くもんか!ってカンジで、かなり意地になるみたいなんだ。」


うまり、生霊ってわけか~。

それも、私の生霊!

生霊って、やなやつだなあ。。。

「でも、私の生霊を、そんなひどい扱いしたんか?」

「だって、しつこいんだもん。絶対、行くもんか~!ってカンジで、追い払うとよけいひっつくんだ。 意固地なところは、本体と同じなんだなあって思ったね。」

「まあまあ、明るい生霊でよかったよ。」
・・・と、クリス。

なんのフォローにもなってない。。。明るいとか暗いとか・・生霊にあるんかい?


「結局、生きていても死んでいても、人間は念を持ってるんだよ。
その念は、本体を離れて、気にする人のところにやってくるのさ。 
本体にはまったくの自覚症状はないんだけどね。

中には、もう怨念のようになった生霊もいてさあ、よくあるケースが、恋人とか夫婦のどっちかが、浮気をしたりすると、その相手の生霊が、どこまででも追ってきて、恨みのあまり悪意をふりまくんだよ。」

「あるある。 恋愛の愛憎劇はよくあるなあ。そこまで相手に執着することないのにって思うけど・・・本人は必死なんだろうなあ。
そんな生霊にとり憑かれた方も、また生霊を飛ばしたヤツも、ロクなことにはならないんだ。 
ひどい病気になったり事故に合ったりすることもあるからね。」


「でも、いい生霊って、いるんじゃない?」
(←自分のことだけは、生霊になっても、イイヤツだと思いたいらしい。)


「でも、生霊ってどっちかというと、悪い意味で使われるよなあ。」

「たとえば、子どもを遠くに送り出した母親が、無意識の中にも、常に気にかけて無事を祈っている場合なんかも、生霊になって見守るってことはないのかなあ。」

「でも、そういうケースは、生霊とは呼ばないだろ?」



「あ、そうか~。・・・・私は、ホセこのとをすごく心配してたから、生霊となって飛んでったんだなあ。」

「ぜーーたい違う! オマエの生霊は、ずーと、ブツブツブツ文句ばっかり言ってたもん。」
と、ホセ。

「えーー、そうなことしてたん?? そりゃ、うっとおしいだろうなあ?・・・・でも、ぜーんぜん記憶にないから私のせいじゃないよ。そりゃ、私の生霊のせいだ~!」(←意味わからん。)



「だけど・・・・生霊となって言いたいこと全部言ってしまうと、実際に会ったときは、すっきりして、特に面と向かって文句言う気にならなかったのかもしれないなあ。」・・・・と、当時を思い出す私。


なーるほど、そういった使い方もできるわけだ! (???)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

死んだ人間も、霊体というエネルギー体となってさ迷い、生きた人間の念も、生霊というエネルギー体になることができる。

どうも、生霊ってのは、寝ている間にさ迷いでることが多いみたいだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・



しかし、ビジネスミーティングに同行して、きょうは、こんな話になるとは思わなかった・なあ。

「それにしても、みんなすごいなあ。 いざってときは、強力な霊を追い出したり引き離したりするパワーを持ってるんだもんねえ。
まさに、かめはめ波を使ってるのかもしれないねえ。」

「僕らは、霊能者やヒーラーでもないし、ゴーストバスターでもないから、そういった専門職の人がどういったやり方をするのかは知らない。
ただ、自分を守るために身につけたんだと思う。 強力で鮮明なイメージをする方法を!
それが、かなり集中力を使ってることは確かだと思うけどね。」

「うん、おかげで、最近では、あまり霊も寄ってこなくなったなあ。」

「だけど、もし寄ってくるときは、それは、かなり手ごわい霊だったりするんだ。 かめはめ波、もっと強力なの使えるようにしとかないとな。」
(笑)


かめはめ波かあ。
ほんとに、アニメの世界だけじゃなかったんだなあ。。。




「いいなあ。そんなの使えて!」


「たぶん、イメージトレーニングさえすれば、誰でも使えるんじゃないかな。
それに、もう、キミにも、霊は寄ってこなくなってるでしょ?」



あれ?・・・そういえば、あれだけ、色々な霊が、頻繁にウチに来てたのに・・・

最近は、まったく存在を感じなくなった。


今でも、ときには、ひどく落ち込んだり、ネガティブになることはある。
だけど、もう霊がやってくる気配はない。

なぜか、もう来ない!ってのは、わかる。


そして、ちゃ~んと、いつでも、私の肉体も心も一つになってることを感じられる。

喜んでるときも、落ち込んでるときも・・・・それは私自身なんだ。



「それだけ、キミも強くなってるんだよ。」

そしたら・・・

強くなるってことは、まず、常に、自分が自分でいられる、ってことなんだろうか?

幽霊にも病気にも強くある方法

「なんだか、ずーーと肩が重いし頭痛がするし、病院にいってもなんとも無いって言われるけど、これって、霊障でしょうか?」

きのう、そんな事を言ってる人がいた。。。

さあ? 私には見えないし・・わかりませーん、と答えるしかない。


まあ、ちょっとした霊障なんて、よくあることでしょうからね~。
実は、私も、特大霊に憑かれたことのある経験者なもんで・(笑)←笑って、どーすんだよ!

どういったときに、霊障が起きやすいか?というと、

色々なケースはあるでしょうが・・・よくあるケースでは、ネガティブ状態がずーーと続いてるとき、体調不良で疲れてるとき、ヘンな場所に行っちゃったとき、など。

そもそも、霊なんて、そこら中にウヨウヨいるようだし、人混みの繁華街なんかにいけば、人間だけじゃなく、霊もわんさかいるようだ。

ぴゅんぴゅん飛んでたり、歩いてたり、しゃがんでたり・・まったく、うっとおしいたらありゃしない!
(見えないのに、なぜか、いるな~って気はする私)

そんなヤツらに構っちゃいられない。

最近は、幽霊よりも生きてる人間の方が、よーーぽど嫌な気を持ってて怖い人の方が多いので、なんだか幽霊たちについては、私は、ほとんど気にならなくなってしまった。

やっぱ、生きてる人間で、いや~な気を持ってる人の方が、ずーーと、気持ち悪くなることの方が多い。


さて、

そうゆうときは、どうするか?

幽霊がくっついてきたなあ、と思うとき、または、生きている人間で、イヤ~な人と接してしまったなあ、と思うとき、

その、どっちの場合でも、

私は、風呂に入る。

そして、とくに、首筋の後ろから肩を温めることにしている。

風呂に入らないときでも、シャワーだけの場合でも、やはり、首の後ろを熱めのシャワーで、いっぱい浴びるようにしている。

私の場合、シャワーは前より後ろから・・

心臓のある前よりも、後ろからの方が、熱いお湯でのぼせたり気持ち悪くなることもないからね~。

疲れてるとき、イヤな気がまとわり付いてたときなんかは、とくに、気持ちよく感じる。

あ~、癒されてる~、至福のとき!て、カンジです。



首ってのは、医学的にも大事な場所のようです。

風邪のときも、まずは、首を暖めること。 その他、さまざまな病気にも首を暖めることで快方に向かうこともあるようで、神経症やうつ病にも効果がある・・とも聞きます。


そうそう、風邪をひくと、私たちは、まず、風邪薬にたよりがちだけど・・・

あるドクターは、こんなことを教えてくれました。

「風邪薬は、風邪の症状を楽にさせるためのものなんだよ。熱が出たら、熱を下げるとか、咳を止めるとかね。
でもねえ、症状は一時的にラクになるけど、風邪薬を飲むと免疫力は低下するから、風邪が治るのに時間がかかることが多いんだ。
本当は、風邪薬は飲まずに、熱が出ても、体を暖かくして、とくに、首筋をうんと暖めて寝てるのが一番なんだ。
水をいっぱい飲むようにして、食欲があれば美味しいものをいっぱい食べて、何も考えずに寝ることだね。」


なのに、病院に行くと、ものすごーく薬をくれるんだよね。 とくに、最近はいっぱい薬をくれるようです。

とくに、日本はいっぱい薬をくれるんだとか~。

私の母などは、血圧の薬やら、血液さらさらの薬やら、便秘の薬まで、全部で9種類ももらってるそーです。。。
(母は自己判断で、よくなったら飲まないことにしてるんだそーですが・・)←だったら、貰ってくるなよ!

日本の場合は、病院では薬の売り上げは、重要な収入源だそうですから、仕方ないんでしょうかね。
(ちなみに、アメリカは薬屋と医者は、まったく別で、医者の処方箋を持って、薬屋に行って薬を買うだけなんで、いくら薬を出しても病院の収入にはならない。)


その話をしてくれたドクターは、自分は風邪をひいても、免疫力を下げる薬は飲まないんだそうだ。
薬を飲み続けると、どんどん免疫力がなくなるそうなんで・・。



風邪をひいたときは、首筋を暖める。
幽霊につかれたときも、悪い念を受けたときも首筋を暖める。


ネガティブな気というのは、病気も人(または幽霊)の発する気も同じ類のものかもしれませんね~。

両方とも、ですからね。。。



人混みの中に出かけて、風邪をもらっちゃったり、幽霊をもらっちゃったり、または、人の悪い念をもらっちゃう・・のには、くれぐれも気をつけましょう。

何かもらっちゃったかな~と思うときは、手を洗い、うがいをして、シャワーを浴びて首筋を暖めましょう。


そもそも、ふだんから、心身ともに健康で、免疫力もある状態ならば、ちょっとくらいの悪い気(幽霊も含めて)は、すぐに撃退できるはずなんですよね。 まあ、フツウは、ほうっておいても大丈夫な程度のものだと思います。


ただ、無理をしていて、心身ともに疲れてるときってのが、問題かもしれませんね。


私の周りのサイキックの人たちは、悪いものに入られないように、「常に気を高めている」って話です。
とくに、悪い場所に出かけなければならないときは、常に気を高めるんだそうです。

ホセも同じようなことを言ってましたが、健康だと強いオーラが出てるそうで、それがバリアにもなるんだとか。

下腹部(丹田のとこ)に自分の気を集中する。
頭の上に、金色の太陽をイメージする。


人によって、それぞれのようですが、ようするに、自分のパワーを上げて、こんなイメージを作るんだそーです。

bleach.jpg


イメージってのは、なかなか大切で、これって、ひょっとしたら、サイキックパワーの基本じゃないかなあ。


それでも、どんなサイキックパワーの持ち主であっても、疲れてるときは、病気になったり、霊障になったりしちゃうこともあるようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数年前のこと。

私自身がすーーと不調だった時期があって、うつ病やら、それこそデッカイ霊に憑かれてたという時期があって・・そんな頃のことでした。

ある日、昼間、私の留守中に、ホセがやってきてウチに入ったとたん、すっごい大きな霊に憑かれてしまったことがありました。

ドアを開けて入るなり、

「ううう・・・辛いんだ~、俺は辛いんだ~!」

と、叫びながら、黒人の大男(もちろん幽霊さん)が、ずどーんと正面から、体当たり状態で、すぽっと入っちゃったんだそーです。

そこで、あら塩を入れた風呂につかり、じっくりと幽霊さんと話し、出て行ってもらうように説得していたが、なかなかしぶとい。
、「嫌だ~! 俺はどこも行くとこがないんだ~!」

と、大泣きされ、心臓をがしっと掴まれてしまった。

すると、胸に痛みを感じ、呼吸困難や吐き気、冷や汗・・・まるで、心筋梗塞の症状か?

「だめだ! 友達のところに言って、いっしょに説得してもらうことにする。」

と、彼は、フラフラ状態で、同じサイキックな友達のところに出かけていってしまいました。


翌日、すっかり顔色も良くなってやってきて、

「大変だったよ。二人がかりで話して、3時間はかかったかな~。
それにしても、心臓を掴まれたときは、死ぬかと思った。。。はっきり手が見えたもん。
もし、僕があのまま死んだとしても、急性心筋梗塞か心不全と診断されたのかもなあ。」

いやはや。 ご苦労なこってす。 まあ、無事でよかったけど。

二日徹夜続きで疲れていて、つい、油断したとのこと。


「だいたい、なんで、家にそんなヤツ、引き入れとくんだよ。」

「そんなこと言われても・・私、知らないし~。勝手に入ってきちゃったんじゃない?」

「いつまでもネガティブモードになってるアンタが悪い!さっさと治せ!」

「そーんなこと言われてもなあ。。。ヤツラはロックしてても入っちゃうからなあ。」

たしかに、この当時は、よくウチに進入されてました。


ひどいときは、狭い部屋に30体余りも入ってきてしまって、そうなると、まるで、黒い渦がごうごうとするようなカンジ。

あ、もちろん、私が見えてるわけじゃないんだけど、ホセがやってくるなり、

「うわあ、なんで、こんなにウヨウヨしてるんだ!
窓を開けて掃除しろ! ホワイトセージ炊け!」


と、大騒ぎの作業となったこともありました。

まあ、私は窓を開けて掃除をしただけで、ホセが気を高めて、バリアを作ったようでした。

・・・・・・・・・・・・

それにしても、しょっちゅう気を高めるってのは、疲れると思います。

また、サイキックの人たち、また、霊能者を職業としてる人たちなんかは、大変でしょうね~。
とくに、職業とされてる人たちは、常に、ネガティブなものにさらされる事の方が多いわけですから。

みなさん、それなりに、癒しの方法があるようですが、まずは、良く寝ること、と、言いますね。

悪い気に対抗するためには、心身ともに強くなっておく必要があるようです。


それと、自然の良いパワーをもらうことなんだそうです。

自然の草木、風、気持ちの良い空気、良い香り、心地よい音・・・・そういったものからは、逆にエネルギーをもらえるそうです。

自然治癒力も高まり、悪い病気にも、悪い幽霊さんにも、悪い人にも対抗できるようなパワーをもらえるんだそうですよ。


それには、また、そういったものを感じる力も、必要なんじゃないかな?



そういえば、サイキックの人たちは、すっごく敏感な人が多いような気がします。

たとえば、山に行くと、

「あ、ここは音が全くない。まるで、真空状態のように消えている。」

「ここは、空気の渦を感じる」

また、街中を歩いていても、

「あ、急に空気の流れが変わったね。」

「どこかで、沈丁花が咲き出したね。ここまで香りが流れてくる。」

などと、とても、鋭い!

とにかく、五感が鋭い。


たしかに、言われてみると、あ、そうだな!と感じることで、別に特別なことじゃないと思うんですが、

とかく、日常の中に、どっぷり漬かってると、

「きょうの午後の予定は、あそこに買い物に行って、車にガソリン入れて」とか、「あ、あの仕事、明日中にやっちゃわないと。」とか、「夕食は冷蔵庫にあれが残ってたから・・」とか、(笑)

そんな日常のことばっかりに囚われてると、気がつかなくなってしまってることが多い。

そのうち、だんだん鈍感人間になっちゃう。

彼らは、日常の中にいながらも、常にそういったものを敏感に感じるし、また、いいものを感じることで、いいエネルギーもいっぱいもらってるんじゃないかな・・・と、思うわけです。


たとえば、香りというのは、リラクゼーションとしても、最近は見直されてるし、アロマセラピーなんて病気も防ぐわけですもんね。

日本古来の、白檀・沈香・伽羅なんて香りを嗅ぐことで、アルファー波が増すことが.証明されているし、浄化にも魔除けにもなるケースもあります。
ただし、自然のもの、本物じゃないとダメなんで・・そうすると高いし、なかなか手に入らないんですけどね。

もちろん、森林浴なんて、手軽で最高のリラクゼーションです。

mori.jpg


最近、私は、原始的なハープの音にちょっとはまっているんですが、ハープの音ってのも、リラクゼーションのほか、魔除けとしても使われたんだそうです。(また、この話は別の機会にすることにしますが・・。)

そういったことを日常的に触れること、感じること・・・で、サイキックの人というよりも、おそらく、私たちすべての人にとって、癒し、浄化、魔除け、病気よけとしても・・・・本当は、大事なことなんじゃないかな?

ふと、そんなことを、つくづく思いました。


車の音をはじめ様々な騒音、ビルの中、そして、インスタント食品と加工食品を食べて忙しく働いて、家に帰るとTVの音

そりゃあ、何も感じなくなるよなあ。

そんな生活をしてる一般人が、霊感なんてないのも・・当たり前かもしれない。


ところで、食べ物ってのもすごく大事なんですよね。
ところが、日本は、とくに、食べ物に関しては、最悪な国のようです。
ちょっと、ここをご覧ください↓

食べ続けたら死の危険10倍!身近な危険な食べ物・添加物まとめ

添加物が、異常に多く許可されてる国、ほとんど食品に対する規制がない国。
たとえば、賞味期限が間違った提示をされたところで、法的には罰せられることがないとか。営業停止や販売停止処分にはならないそうなんで・・・そういえば、白い○人・・とかってお菓子、また売り出してますもんね。

なかには、他の国では毒物扱いされてるものまで、許可されちゃってるものもあります。

許可されてる添加物のリスト

日本・・・・・351品目
アメリカ・・・133品目
ドイツ・・・・・64品目
フランス・・・・32品目
イギリス・・・・21品目


ひええ、アメリカだって最悪な国と思ってたけど、日本は、その3倍近い。
まだ、アメリカの方が、ジャンクフードを頻繁に食べない限りは、安全かもしれません。

イチゴジャムにまったくイチゴが入ってないイチゴジャムだとか、塩素につけてミカンの皮を溶かしてしまった缶詰だとか・・。


最近では、多くのこういった本も出てるし、これだけの情報が出ているのに・・国がなにもしないってのは、ほーんと理解ができませんね。
これじゃ、まるで、日々ちょっとづつ毒を盛られてるようなもんですね~。

でも、一般的には、まだまだ、知らない人も多いのかもしれません。
そんなこと、TVで取り上げてくれるはずもないでしょうし・・・そしたら、ほとんどのスポンサーがいなくなっちゃうもんね~。


とにかく、食べ物をはじめ、すべてが、マイナス要因の中で生活してることが多いってことですね~。

そりゃ、感覚が鈍くなるわけだ~。

舌も匂いも耳も目も悪くなるんだろうなあ。


でもねえ、、、悪いものにさらされてるならば、なおさら、良いものを意識して取り入れてみるしかないですね。

そして、日常を少しでも離れて、まずは五感を取り戻すこと。

少しでも、良いものに触れること。

それが、心を癒し、免疫力を強くし、病気にも悪霊にも負けないことだと思いますね。


結局、自分の身は自分で守るしかないんでしょうね。

ときには、ドクターや薬よりも、自然のエネルギーをゲットする力を得たほうが自分で治癒させられるのかも・・・そんな気がします。
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スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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