ヒーラーであることの悩み

ホセと共に、久しぶりにクリスに会った。 
実に久しぶり・・・最後に会ったのは1年以上前だったはず。

クリスはしばらく、NYに行ってたらしい。

「実は、きのう帰ってきたんだけど、今あっちはすごいよ。 フランス国旗一色になってた。
とくに911やボストンマラソンのテロがあったあたりなんかは、今回のパリのテロの合同追悼するとかでさ、大勢集まってフランス国家歌ったりしてたんだよ。 至るところフランス国旗だらけだった。」

と、クリスが言う。

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これはNYの夜景、フランス国旗の色で追悼を表している↑

「それって、911の後アメリカの国旗だらけになって、愛国心を煽ったのと似たようなもんだな。」

「ああ、絶対テロを許さない!って言いだして、テロを未然に防ぐためだからって愛国法ができちゃったんだよね。」

米国愛国者法

911後はテロリストから治安や国家機密を守るほうが優先されて、愛国者法もほとんどの国民が知らぬ間に通過しちゃったそうだ。

安部首相は、前々からこんなことを言ってるようだ。
非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える。許しがたい暴挙を断固非難する。テロリストたちを絶対に許さない。
その罪を償わさせるために国際社会と連携して参ります。

(これって・・当時のブッシュ大統領とほぼ同じことを言ってる。)
そして、「秘密保全法」提出をしたとか。 これも、国民が内容を把握しないうちに通ってしまうのかなあ。



「でも、おかしいよなあ。 テロで多くの犠牲者を出してるのはアメリカ、フランスだけじゃないし、中東諸国の方が頻繁にテロの犠牲者だって出てるんだよね。
それに、アメリカ軍の誤爆で多くの一般市民が無くなってたことだって明るみに出てるのに、そういった人たちの追悼はしないくせに、今回のパリ・テロだけはこんなにあっちこっちでやるんだね。 」

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こちらはサンフランシスコ↑

「まるで、パリのテロ事件が、アメリカの911を思い出せ!とでも言ってるようなカンジだよなあ。」

「そもそも、この事件の翌日から、すでにいろんな情報や推測が出まくってるし911同様の偽旗作戦とも言われだしてるよ。
こうなってくると、ますます真実なんてわからなくなるね。」
 

私たちは口ぐちにそんな事を言ってたのだったが・・・

私は、突然思い出した!

クリスもまた、サイキックだった!
手に触れたもの、実際の写真を見ただけで映像が頭の中に浮かんでくるというタイプのサイキックなのだ。

それならば、おそらく彼には実際に起こったことは見えているはず。・・・もちろん彼が見ようとすれば、なんだろうけど。

ねえ、本当のところは何? 何が見えるの?・・と聞こうとして、私は口をつぐんだ。

たぶん、それは聞いてはいけないことだ。
聞くべきことではない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・


数秒の沈黙のあと、ホセが話題を変えた。

「クリス、オマエ、副業でヒーラーをはじめたとかって聞いてたけど?」

「あ、それ、もうやめた! もうどんなに食べるのに困ってもやらない!」


クリスがヒーラーをはじめたきっかけは、まさにお金に困ってのことだ(笑)
彼は自分のビジネスを持っているものの、今ほとんど無収入に近い状態で、このままではホームレスというところまで追い込まれたのだ。

そこで、自分の生活の足しにするため、また困っている人々の助けにもなるなら、ヒーラーをやろう!と思ったそうだ。


「なんで辞めちゃったの?」と、私が聞く。

「客がさあ、くだらない質問をいっぱい持ってくるようになったんだ。」

「くだらない・・ったって客にとっては真剣に悩んでるってことじゃないの? どーゆうのがくだらないの?」

「夫が会社を出てからの行動を全部見てほしい、誰とどこで会って何をしてたか・・とか。」

「おいおい。それって浮気調査かい?」

ホセが笑いだした。

「だったら、探偵を雇わなきゃ証拠提出だってできないでしょうに。」
私もつられて笑いながら言う。

「それはね・・探偵を雇うと高額な経費がかかるし、それを節約するために、まず僕が見て何曜日にどこで会うか・・ってのを知りたいそうだ。 そこで、探偵事務所にその日と時間だけを教えておけば、かなりの経費節約ができるってことらしい。」

ひええ、なんとまあ、実に合理的にヒーラーを使うんだねえ~。」


「他には、彼女が自分をどう思ってるのか、他に男がいないか調べてくれ、また、浮気してたら取り戻す方法を教えろとか、または、今後自分はどうしたらいいのか・・とかさ。」

「そんなことまで?」

「まだあるぞ! アパートにシロアリが出て、それを大家に言っても駆除の業者をすぐに呼んでくれないから、大家が何を考えてるのか知りたいとか・・。」

「シロアリ駆除! それって、ヒーラーに相談することかあ?」

唖然。。。。


「そんな鑑定依頼を持ってくるのは、ほとんどリピーターなんだ。 はじめのうち、僕が鑑定したことが見事に的中してたらしくてさあ、ひどく喜ばれたんだけど・・それがまずかった。 当たる!ってことになると彼らは何でも聞いてくるようになった。 
おまけに鑑定料が1件あたり50ドルにしたのは・・手ごろ過ぎたのかなあ。」

「別に値段の問題じゃないと思うよ。
鑑定料を高く設定したとしたところで金持ちはいくらでも出すだろうし、一般庶民でも、クリスに絶対的に信頼を寄せていて依頼心が強い人たちなら無理してでも出すと思うよ。
それこそ、人気ヒーラーとしてクリスは大金持ちになれたかもしれないのにねえ。」


クリスは顔をしかめて話し出す。

「でもなあ、こんなのが人の役にたってると思えないよ。 俺、ひどく惨めな気分になってきてさあ、自分がやってることが無意味でばかげたことに思えてきたんだ。
本来、人が自分で考えて自力で乗り越えなきゃならないことを邪魔しちゃうことになるんだぜ。 
人に依頼心を植えつけちゃうだけなんだからさあ。」

「馬鹿か! おまえは! そんなことは初めっからわかってることだろ。」

ホセの言い方は冷たい。。。

「うん。。。」
クリスはしゅんとなってうなだれる。

そこで、クリスがちょっと可哀そうになってきて、私が言った。

「じゃあ、いっそのこと除霊専門にしたら? しかもクリスの身の安全のため、強力な霊はさけて軽めのヤツだけに限定するってのは?」

「オマエも、呆れた馬鹿だなあ!」

ホセはもっと冷たく言う。。。

あ! たしかに・・
今のは、私の大きな失言!

●除霊なんてやってれば、強力な霊を避けようとしたところで、いつかはやってくることになるのだ。
●そもそも、除霊して一時的に霊を取り除いたところで、本人の状態が変わらなければ、また憑いてしまう。
●霊を納得させて成仏させてあげない限り、一時的に取り除けたところで根本的には解決されないのだ。



私: 「ねえ、どうやったら霊を納得させて成仏させてあげられるんだろうね?」

クリス: 「霊だって人と同じなんだから・・・人それぞれ、霊それぞれってことだよ。
悩みを聞いてあげて、すぐに納得して成仏してくれる霊だっているのも確かだけどね、そうじゃない方が圧倒的に多いんだよ。」


しばらく間をおいて、ホセが私に尋ねた。

「オマエさあ、こういう霊だったらどうする?
生まれたときから両親に虐待されて育ち愛情を一度も受けたことがない人で失意の中で死んでいった人、
または、愛する人を目の前で惨殺され自分もひどい殺され方をしたのに、その殺人者は決して罪に問われることもなく立派な人物としてのうのうと生きている・・としたら?」

「そんなの許せん! そりゃあ、犯人をうんと苦しめて復讐してやりたいって思うかも。
いや、その殺人者どころか、もう誰も信じないだろうし、社会も世界もすべて恨むだろうなあ。自分が生まれてきたことさえも。」

「そんな人たちに、人を恨んだり憎んだりすることは悪いことだからやめろ!って言うのかい?
愛を知らずに死んでいった人に、愛こそが大切だって言える?

僕にはできないよ。 
そんな人々にどんな言葉をかければいいのかわからない。」


そんなこと・・私だって言えるわけないだろ!!
仮に私がサイキックで、彼らと話が出来たとしても、言葉が無い。。。
説得なんて、絶対無理だ。


成仏させるってことは、さ迷える人々を納得させ理解させ心穏やかな状態にさせてあげることだ。

つまり、救いだ。

霊もとりつかれた人も、救ってあげなきゃならない。

未熟な私には、壮絶な苦しみを味わった人々を前にしたら、きっと成すすべもない。


私:「そんな強力な霊を癒して成仏させられる人っているのかなあ?」

クリス: 「さあなあ、昔の日本では即身仏になった人がいたらしいけど・・、そうゆう人だったらできるのかなあ? あとは空海とか?」


ホセ: 「ようするに、俺たちふつうの人間じゃ、しょせん無理なんだよ。」

私: 「いやいや、君たちはフツツじゃないと思うけど・・。」

クリス: 「いやいや・・俺たち、多少サイキック能力があるだけの、ただの未熟者の人間だよ。
強力な霊たちに、どんな言葉をかけたらいいのかわからないんだから。

結局、取り憑かれた場合は、ここはキミが居る場所じゃないからお願いだから出て言ってね、と優しく話すしかできないもん。
それ以外の言葉が浮かばないんだよ。」


ホセ:「それとね、幽霊と関わればひどいネガティブなパワーを受けちゃうんだ。 
たとえば、交通事故で死んだ人の最後の瞬間の恐怖とか、もっと最悪だったのは、昔、火炙りで殺された人の恐怖と肉体的な苦痛までも体験させられちゃったこともあったよ。」


見えたり感じたりするってことは、美しい妖精や天使の声が聞こえるってだけならいいのになあ。
しかし、実際に幽霊と関わるってことは、むしろ、どろどろとした恐怖や怨念の方が多いことだろう。 


私: 「それじゃあ、体が持たないだろうね~。」


クリス: 「だろ? だから、こういった理由により俺は二度とヒーラーをやらないことに決めたんだ!」

ホセ: 「だから、そんなことは、はじめからわかってたんじゃないのか?って言ってるんだよ。」

クリス: 「うん、まさに、そこが人の弱さでもある。 わかっているくせにやっちゃうとこ・・人とは未熟に出来てる、だからこそ俺は進歩していけるのだ。。。」

こおいうの開き直りって言うんだろうか?


クリスがにっこり笑って話を続けた。

クリス: 「で、今日、キミたちに会ったのは他でもない。
そんなわけで、俺はすってんてんでお金が無い。だから何か食べさせて!」

ホセと私: 「ええ~!」


我々もひどい金欠状態だが・・こりゃあ、なんとかするっきゃないなあ(笑)


どうやら、サイキックたちの試練はまだまだ続くようだ。
しかし、彼らがサイキックとしての能力が与えられているということは、きっと、それはそれで意味があることなのだろう。
たぶん、彼らには彼らでしかできないことがある、ということだ。

ある会計士さんの死

ホセが誰かのお見舞いで、きょうは病院に行ってきたらしい。

「え? 誰のお見舞い? 友達?」

「違うよ。 もう、10年は会ってない人で、仕事での付き合いしかなかった人・・・会計士さんだった人なんだ。」

「へえ~、なのに、ホセに会いたいって連絡が来たの?」

「そうじゃないんだ! 病院から連絡が来たんだよ・・僕だけじゃなく、その会計士さんの連絡先ノートに書かれてた人全員に、病院が連絡したのさ。 
その人、もう長く持たない状態でICUに入っててね、しかも、身よりが無いんで、なんとか病院側では支払いをしてくれる人を探してるってわけだよ。」

「会計士さんで・・・身よりが一人もいないの?」

「そう。。。もう、おじいちゃんで一人暮らしで、しかも一人息子は日本に住んでるはずだ・・って、昔本人が言ってたけど、ずーーと疎遠で会ってないから、どこに住んでるかも知らないんだって。
しかも、本人は破産していて、今では家も車もなく、ただ病院に入院してたらしいんだ。」

「えええ? 会計士さんがホームレスってわけ?? 
きっと何度も手術をしたり、入院が長くて財産全部を処分することになっちゃったのかなあ。」


私は勝手に想像をめぐらせてみる。
もしも、かなりいい保険に入ってなければ、1泊5000ドルなんて当たり前のアメリカでは、よくありがちな話だ。

「そうかもね~。 実際のとこ、僕も他の仕事仲間も、もう10年は会ってないんだから、まったくわからないんだ。その間に彼に何かあったんだろうね。」

「ふうん。 まさに、人生は色々あるもんなんだね~。」

「で、病院としては、もう死んでいく人間に延命装置を着けて生かしておきたくないんだって。
はやくベットを明けたいんだけど、今までの支払いもたまってるから、誰か書類にサインして支払いしてくれる人をみつけるまでは2-3日は延命装置を着けて生かしておくしかなかいそーだ。 」

「まあ、そりゃ~病院だってビジネスだからね~。でも・・・なんだか嫌な気分だね。」

「まったく嫌な気分だよ。 病院側から、こんなことまで言われたよ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<<以下は、ホセ&仕事仲間と病院事務局との会話>>

「なんとか、あなた方の誰でもいいんだけど、この書類にサインしてくれない?
ウチとしては、早く延命装置を切りたいんだよね。
これは、支払いとは別の、延命装置を切ってもいいですよ!って書類のサインなんだよ。」

「ちょっと待ってくださいよ。僕たちは、ただの取引先でビジネス上の関係しかないんですよ。
それなのに、延命装置を切っていいのかどうかなんて、親族でも無いのに、そんなことを決定する権限は無いですよ。
もしも、サインしてしまったあと親族が現れて、それで問題になっても困るし・・・。」

「まあ、そうなったらそうなったときで、そっちでうまく解決してくれればいいでしょ。」

「そんな無責任な・・!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ええ? そんな会話してたの? 
本人が寝てる前で・・・彼に聞こえてたんじゃないの?」


「うん、彼は全部聞いてたよ。
もう、肉体を抜け出して上にいたから。」


サイキックのホセには、幽体離脱していた彼が見えていたらしい。

「で、彼と話は出来た? 何を話したの?」

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http://lazaruzforreal.blogspot.com/2009/12/ghost-in-icu-of-kl-general-hospital.html


<<以下は、ホセと幽体の会計士さんとの会話>>


「○○さん、体から抜け出てるけど・・・。」

「うん、ホセか! しばらくだなあ。 
体に入ってるとね、全身が癌細胞に冒されてるんで痛くてたまらないんだよ。 こうしてる方がラクなのさ。」

「ああ、そうだろうね~。ところで、大丈夫なの?」

「大丈夫も何も・・俺は、たぶん明日には死ぬと思うよ。」

「何か思い残すこととか、やって欲しいことってある?」

「いや、今さら・・・何もないなあ~。」

「そうか~、じゃあ、幽体になって49日くらいは現生に留まれるってことだし・・あっちこっち、好きなところを自由に行ってきたらいいよ。」

「うん、そうするかな。
ホセ! 来てくれて、ありがとな!」

「うん、じゃあな!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今さら何も、思い残すことはないんだそうだ。。。

病院側の話なんか聞いてたところで、色々人生経験をしてきた人にとっては、「当たり前の出来事」でしかなく、特にショックを受けたり、惨めな気持ちになることもないのだろう。

さすがだ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、まさにそのとおり、翌日亡くなった。

病院側が必死に探したせいか、日本にいる息子の居所がわかり、その息子が遺体を引き取りに来ると言う。
そして、日本でお葬式をすることにしたそうだ。

「まあ、それなら、よかったね~。」

「それにしても、死ぬってことは人生の最期を静かに迎えられるってわけじゃないよなあ。」

「そうだね~、身内がいなくても誰かを必死に探されるだろうし、事務処理や膨大なペーパーワークがあってサインの山なんだねえ。」


ところで、私の場合はどーなるんだろうか?
ふと、自分の死後を想像してみる。。。

すでに、身内が年老いた母だけで、しかも遠い日本にいる・・・という私の場合は、
母が他界してしまったあとは、私は無縁仏になるんだろうな。

「私の場合、無縁仏になるんだろうけど・・・その前に、私と多少でも関係のあった人々に片っ端から連絡が行くんだろうか?」

「だろうね~、どうしても見つからないときは、住んでいるカウンティーから費用が出て無縁仏として埋葬するらしいけど、誰だって、最低限の埋葬費用だって払いたくないだろうからね。」

「嫌だなあ~。生きてる人々を巻き込みたくないしなあ~。 
それこそ死体ごと消えちゃった方がいいのかもなあ。 海に捨ててもらうってわけにはいかんのかなあ。」

「海に捨てるとか、とんでもない話だよ! 灰を海にまくだけだって莫大な費用がかかるんだぞ。」

「え! そうなの・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一人の人間が生きてそして死を迎える。

その最期の死ですら・・・誰が書類にサインをする?とか、早く病院のベッドを明けたいとか、誰が支払うとか、そのために海外まで身元調査がされるとか・・・。

ああ、せちがないよなあ(笑)


しかし、そんなものを見ながらも、


思い残すことは何もない!と言いきれた会計士さんは、いい人生を歩んできたのかもしれない。

たった一人で無一文で死んだとしても。

一般的に見れば、「孤独で惨めな死に方」だろうけどね。

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しかし・・・・逆に、多くの家族にみとられて豪華で盛大な葬式を出し、これまた豪華な墓に入ったところで、それが幸せな一生とは言えないのかもしれない。

ありあまる財産、人も羨む豪華な生活、多くの人々に囲まれていること・・・・これって、肉体を離れた魂には、どーでもいいことなんだよなあ・・・と、つくづく思う(笑)




聖なる存在か悪魔か

フィリッピン人の人から見せてももらった写真が・・気持ち悪いったらありゃしない!
実は、フィリッピンは敬虔なカトリックの国で、写真をみせてくれた人のおばあちゃんがバリバリのカトリック信者らしくって、わざわざ送ってくれたのがこの写真だったとか。

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実際の写真は、これと同じじゃなかったですけど、まあ、こんなヤツでした。

目から血の涙を流す奇跡のマリア像と言われているらしくて・・おばあちゃんはものすごーーくありがたがって、ますます信仰心を強くしたとのことだった。

それにしても・・・

気持ち悪いったらありゃしない!

血だよ! 血! それも・・なんで目からなんだよ!(そりゃ、尻からだって気持ち悪いけどね。)

もしも、私が敬虔なカトリックだったとしても、こんなの見たら、きっとその日限りでカトリックは辞めちゃうと思う!!



その日、家に戻っても、おぞましい気分が抜けずに、ずーーと嫌な気分だった。
(ったく、どーしてくれるんだよ!)

しかし、その夜、すっごくラッキーなことに、ずっと探してた映画(動画)が、たまたま検索にやっとヒットして、
それをフルで見たおかげで、気分はすっきり!むしろ上機嫌になった。


その映画の紹介は、あとでするとして・・・、まずは、せっかくだから、血を流すというマリア像の話題でもしましょうか。(何がせっかくだか・・わかんないけど。)

・・・・・・・・・・

実は、聖母マリアだとか十字架に磔になったキリスト像から血が流れるって話はあっちこっちに存在してます。
そして、奇跡を信じる巡礼者たちが後を絶たないとか。

えーっと、フィリッピンだけでなく、ロシア、イタリア、インド、アメリカ、それに、たしか日本でもあったはず。
Weeping statue

そうそう、日本は・・秋田にあった。↓
秋田の聖母マリア

たしかに、こういったすべてが本物の不思議現象ではないかもしれないけど、たぶん、そのいくつかは本物だとは思う。

本物とは、つまり、人知を超えた何かの力が働いているってこと。

現に、秋田の聖母マリアは、
1988年にバチカン(教皇庁)の教理聖省長官のラッツィンガー枢機卿(後の教皇ベネディクト16世)によって正式に受理されたそうなので、つまり、バチカンの、これは本物である!というお墨付きをもらったことになる。

同様に、あの有名な話、ファティマの聖母もバチカンによって認められているものだったね。

言い方を変えると、つまり・・一連の現象が詐欺的ではない、本当に人知を超えた現象であると確認されたっってことだと思う。

だけど、ちょっと待った!

私には、どうしてもこの疑問が残る。

マリア様のような姿で現れたからといって(または自分が聖母マリアだと名乗ったとしても)本当に、これが聖母マリア様の出現?かどうかは、すっごく怪しい

むしろ、どっちかっていうと・・悪霊の方じゃないの!!
そんなことを言ったら、敬虔な信者の方には、ものすごーく憤慨されちゃうかもしれないけど。


正直なとこ、有名なファティマの話も、私にはネガティブなものしか感じられない。

まず、この部分に、私はすっごく不快なネガティブさを感じてしまう↓

●もし人類が悔い改めないなら、御父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。(秋田の聖母から)

●肉欲や傲慢など現世的な罪から回心しないままでいることにより、人は死後、永遠の地獄へと行く。具体的に、聖母はこの少女ら3人に7月13日、地獄のビジョンを見せ、彼らはそのあまりの光景に戦慄した。(ファティマの聖母から)

●地獄は神話ではなく実在し、そこは全ての人が死後行く可能性のあるところで、入ったが最後、二度と出ることはできない。(ファティマの聖母から)


(注;ファティマと秋田に現れた聖母は同一とされてるようです)


これって、まさに恐怖心を煽るようなことじゃないか!! しかも、ファティマでは、小さな子どもを利用して・・。


一生這い上がれない地獄に落とされるとか、人類が滅ぼされる・・・なーんて言われて、不思議現象を、どーーんと見せられた上に、いくつか未来の予言をして、それが当たってる・・なーんてことになれば人は恐怖のあまり、

何もかもおしゃる通りに致します!ってことになっちゃうでしょう。



でもこうゆうの・・

恐怖心を煽って人を洗脳していく手口って・・悪徳商法やら霊感商法の手口と同じじゃないか。


もちろん、現世的な罪なんてことについても言及してるし、すべて(自称マリカ様の)言ってることが間違いとか怪しいと思えるようなことじゃないんだけど・・・これだって、悪徳商法のマニュアルみたいな手口だもんね。

悪徳商法及び詐欺師マニュアル 抜粋
多くの真実の中に嘘を交えて話すこと、それが最善の洗脳



まず、子どもに恐怖のビジョンを見せて、しかも、このことは誰にも言うな!とマリア様が言った。(そもそも、そこがおかしい)
当然、子どもだから親に聞かれれば話しちゃうだろうからね、

その結果、多くの大人たちが押しかけてきたときに、またまた、どーんと出現して、全員の前で不思議現象を披露した。(ますます、おかしい!)

ちゃーんと子どもが親にしゃべってくれて、それで多くの大人たちが押しかけるってことが計算に入ってたとしか思えない。
さらに、その話が大きくなりバチカンまで届き、世界を巻き込む・・ことも計算に入ってたような気がする。

で、第3の予言を見た法王が、失神するほどの恐怖を味わった・・ますます、おかしい!



もしも、本物の聖母マリアの出現ならば、なんのために出現したか?だよねー。
おそらく・・人々の魂の救済、気づきを促すため、というようなことが目的なはず。

たとえば、どーしようもない極悪人を改心させるために地獄を見せて、あまりの恐ろしさに、ひええ!怖っ! もう二度としません!と改心したとしても・・・それって、本当の改心じゃないだろ!・・・と、私は思う。

そんなアホなことを、神様がするわけがない。

人が改心したり救われるときってのは、、結局、美しいもの、限りない愛に触れて感動すること
おそらく、それしかないと、私は思ってるから。



ま、そんな理由から、私は、不思議現象が起こった・・という事実は信じるけど、その対象については信じない。
つーか、認めない!無視する。


しゃあ、ファティマに出現した正体は? その目的は?

ってことになると思うけど・・・そんなことはわからない!

ただ、おそらく、悪徳商法の手口同様に、洗脳だろうなあ、と思う。
その結果、恐怖と混乱を起して、世界戦争でもたくらんだのかな?

まあ、そんなところだ。


そしてその正体は、宗教的に言えばサタンかもしれないし、また、もっと現実的に言えば地球外生物の仕業かもしれない。
(←おい!どこが現実的だ!)

でも仮に、我々に不思議現象を見せられるような存在がいたとしても、おそらく彼(または彼ら)はダイレクトに我々を支配してしまったり殺してしまうことは出来ないんじゃないかな。

だから、こんな手段で洗脳していく方法をとるのかもしれない。

そう考えると、大きな存在からは、我々はまるで無力な人間のようだけど、

我々の心、意思の力というものは侮れないものを秘めている気がする。

人の意識や意思の力には、きっとどんなに高度なテクノロジーを持った地球外生物でさえ介入できないものがあるのかもしれない。

だからこそ、洗脳しようとする存在があるわけだし、だからこそ、私たちは自分の意識を大切にしなきゃいけないのかもしれない。


世の中、怪しい神様も多いし、同様に怪しいチャネラーも多い。
今はもう、それがヤラセか本物の超自然現象か?なーんてことよりも、それが私たちにとって善意か悪意かで判断するときなんじゃないか!って思う。

私はとっーーても単純に、直感で判断することにしてる。

心温まるもの、美しい感動を呼ぶものは・・・みーんな善意。
逆に、嫌な感じがするものは、私にとっては悪意。
そして善意のコレクションをするようにして、悪意はさっさと切り捨てる。


宗教の神様というならば・・私はやっぱり、こっちの神様を信じたいなあ。↓

あなたの神は冷酷で、けっして全能なんかじゃない。
なぜなら、あなたはいつも悪魔のことや人が死後に行く地獄の話ばかりをしているからだ。
わしらの神は全能だし、まったく善良だ。
悪魔なんていないし、わしらが死後に行く霊の世界には、地獄などない。



アメリカインディアンの宗教観だけど、ずっと気持ちが良くなるもんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、バチカンは本当にあれを、今でも聖母マリアの出現でありお告げだと信じているのだろうか?

ひょっとしたら、

当時の教皇パウロ6世は、第3の予言を開いてびっくり。

こんなことを公表したら、世界中は戦争になる!滅亡してしまう!
この正体は・・聖母じゃない!悪魔だった!


と、なったのかもしれない。

今さら、あれの正体は悪魔とも言えず・・ 絶対人の目には触れさせないように、秘密文書としてバチカン宮殿の奥深くに厳重に秘匿されることになった。

のかもしれない。

もっともパウロ6世は、不可解な行動と謎も多い人で教皇入れ替わり説まである人だったが・・。


すべては私の想像の域をでないけど、やっぱり、善意の存在が、そんなメッセージを公開しろ!とは、言うはずがないと思う。

そしてやっぱり、

悪意を感じる超自然現象は無視すべき、だと私は思ってしまう。

ラスベガス・モンテカルロホテルの女の子

久々に幽霊の話。

きのうホセが出張から帰ってきた。

「なんだか疲れた顔だねえ。 寝てないの。」

「ぜーんぜん寝てないよ。」

ホセは最悪な顔だ。

仕事で日本からのお客さんを連れて、デスバレーに行き、帰りはラスベガスで一泊。
モンテカルロというホテルに泊まったそうだ。

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旅行会社の人と一緒に出かけたのだが、ホセは撮影の仕事があったそうで・・彼だけ特別に一人部屋をとってもらったんだとか。
「一人部屋をとってくれなきゃ、仕事請けないってさんざん会社に言ってさあ、やっと取ってもらったんだよ。
人と一緒じゃ眠れないもん。」
(←超神経質なヤツ。)

「なのにさ、せっかく一人部屋でゆっくり眠れると思ったのにさあ・・・出たんだよ!

幽霊さんが出たそうです。

「なんで、いまどきモンテカルロなんてチンケなホテルに泊まったんだよ? ベラージォとかウインとか、豪華で新しいホテルにすりゃいいのにさ。」(←そういう私は、もちろん、そんな高級ホテルに宿泊したことはない。)

「しかたないよ。お客さんが日本の旅行会社から予約しちゃったんだもん。」


「で、どんな幽霊だったの?」

「それがさあ、白人の若い女の子で、20歳くらいかなあ? 顔と腕に火傷の跡がある子でね、そのほかに若者の幽霊がざっと10人ほどいたんだ。 僕の部屋に入ってきて、大騒ぎして遊んでるんだもん。煩いったらありゃしない! ぜーんぜん眠れなかったよ!!」

若い白人の女の子が、どうやら他の若い幽霊たちを引き連れてやってきて、部屋中ポルターガイスト状態になったんだそうだ。

書類は飛び回り、枕は飛ぶし、テーブルにおいてあるものも何もかもぐっちゃぐっちゃにされたのだそーだ。

・・・・・・・・・・・・・・

「なんでこんなとこに居るの? 死んだわけだからさ、別の世界に行かなきゃでしょ?」
と、ホセが、たまりかねて、その女の子に話しかけた。

「そうなんだけどさあ、なんでだか、私、行かれないんだよね~。 まあ、聞いてよ!
私ね、実は、ここのモンテカルロで働いてたんよ。ところが、ある日火事になってさあ、そりゃひどかったんだ。
私は、このとおり火傷を負ってしまってさあ・・・・・」

幽霊の若い女の子は身の上話をはじめた。

たしかに顔半分と片腕に、彼女には火傷の跡があった。
赤くなっていてひきつれたようなあとは、あるもののそれほど醜いわけではない。

彼女は延々と話した。

「じゃあ、火災で死んだんじゃないわけ?」
ホセが、疲れで朦朧としながら尋ねる。

「違うの! 自殺しちゃったんだよね。 だって、火傷の跡が醜いし、私、顔が命って思ってたんだもん。 まあ、聞いてよ!」
彼女はさらに、話を始めた。

すでに空は白み始めている。

「あのさあ、自殺しちゃったなら、そう簡単にはあの世へはいけないかもしれないね。 
でも、だからと言って、僕のところに来て寝かせないってのは悪いことしてるって思わない?
僕は昼間仕事で、ヘロヘロに疲れてるわけだし・・・そこで部屋をぐちゃぐちゃにして大騒ぎして寝かせないってのは、どうみたって悪いことだろ?
だいたいね、それほど火傷の跡だって醜いわけじゃないのに・・・。」

「そう? 私、醜くない?」

「醜くないよ。 だけど、自殺しちゃったんだから、そう簡単にはあの世には行かれないよ。 もうしばらくかかるだろうね。
それまで、まっとうに一生懸命生きてくんだよ。」
←幽霊に向かって、一生懸命生きろ!とは、どーなんだ?

女の子が話し終わると、彼女の火傷の跡は、きれいに消えていた。



一方ホセは、すっかり眠れなくなってしまって、シャワーを浴びた。

遠くに手を伸ばしてバスタオルを取ろうとすると、バスタオルがいきなり飛んできた。
幽霊の女の子が取ってくれたようで、宙を飛んだバスタオルが、すっぽっとホセの手の中に納まった。

体を拭いて、ホセが元の場所に投げ返すと、今度は、真鍮のタオルかけにきれいに折りたたんでかけられた。

「ありがとう! だけど、そろそろ出て行ってくれる?」


ホセがそう言うと、女の子も他の若者の幽霊たちも、部屋を出て行く気配を感じた。

やれやれ。


ホセが、ベッドに入ると今度は廊下が騒がしくなった。

ひゃっほう!と叫ぶ声。 どたんどたんと音がする。 
数人が廊下で騒いでるようだ。

そこで、ホセがちらっとドアを開けてみると・・・人の姿はまったくない。

くそ! あいつら、部屋の中から廊下に移動しただけじゃないか!!
なーにが、ひゃほう!だ!


完全に眠れなくなったホセは、幽霊たちに荒らされた部屋をきれいに片付けて、それから階下に下りて、ずっとカジノでスロットマシンをした。

なぜか、なけなしの20ドルが、180ドルになった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「翌朝、隣の部屋に泊まってたガイドさんが、明け方に大勢の人たちが廊下で騒いででうるさくて目がさめちゃったって言ってたなあ。」

「ホセは、その幽霊の話をしてあげたの?」

「まさか~。 たしかに廊下がうるさかったですよね・・・って言っただけ。」(笑)

「ねえ、20ドルが180ドルになったのも、ひょっとしたら、その幽霊の女の子のお詫びのしるしかもよ。」

ふと、私は思った。

「そうかなあ?」

「そうだよ。一生懸命生きて、あの世に旅立てるといいねえ。」

「そうだね。。。若いんだもんなあ。 
それにしても、あんなひどいポルターガイストは初めて経験したよ。」


たしかに、ぜーんぜん眠れなかっただろうし、几帳面でキレイ好きなホセは部屋を掃除するハメになったし、最悪だったでしょうねえ。



ところで・・ほんとにモンテカルロで火災があったんだろうか?

ちょっと調べて見ると、たしかにありました。

firemotecarlo.jpg

こちらの記事によると、2008年のことだったようです↓
17 hurt in fire at Vegas' Monte Carlo

この火災が原因で火傷を負い、火傷跡を気にして自殺しちゃった女の子がいたってことですね~。

でもね・・・何があっても、まっすぐに生きなきゃいけないんですよね。

霊障に対抗するかめはめ波

ひさしぶりに、今回はちょっと幽霊話を!(笑)


ホセの商談に、たまたま同席することになった日のこと。

もちろん、私はその商談には、まったく関係なく、・・・ただ、ホセの車の調子が悪かったため、私の車を出してあげることになり、ドライバーとしてつきあっただけだった。

なので、同席といっても・・・私は、すみっこでおとなしく座っていた。


商談が終わりに近づいた頃、ホセの仕事仲間のクリスが、

おお!すごいのが来た!」 と、びっくりした顔で入口の方を見る。

彼は、じっとカフェの入り口から入ってきた男性客を見ている。。。

他のメンバーの3人も、いっせいにそっちに顔を向ける。

「おおお~!」

「おおお~!」

「おお!こりゃ、御一行様だあ。」



ん??  


「何がどーなってるんだ??」 と、私はそっとホセに尋ねる。

「ものすご~く大量にくっつけてるヤツが入ってきたんだよ。」 ホセもまた、その客を凝視したまま答える。

ああ~、そうか! 幽霊を何体もくっつけてるヤツが入ってきたんだな。



霊に憑依された場合、その状態が長くなると、ますます他の霊も呼び込んでしまい、大量の霊をつけてしまうことがある・・・というのは聞いている。
いや、実は・・・私自身も体験者なんだけどね。


それにしても、この商談のメンバーって、全員がサイキックだったってこと??

どーやら、そうらしい。


サイキックと言っても、別に彼らは霊能者だとかヒーラーを職業にしてるわけではない。 
ふつうのビジネスマンたち。
しかし、なぜか、ホセの仕事仲間ってのは、サイキックな連中が多いような気がするなあ。


つまり・・・見えてないのは、私だけか~。

いかにも、身なりの良さそうな中年男。

車のロックをし忘れたらしく、大きなカフェのウインドーに向けて、思いっきり手を伸ばしてキイをプッシュする。
窓の外、点滅した車は・・・あー、ベントレーかあ。

その姿を見ただけで、私にとっては、ぜったい苦手なタイプだろうなあ、と思う。
たとえ、幽霊をいっぱい憑けていようがいまいが・・。

いかにも高圧的、上から目線、それでいて型にはまったような会話しかできない、つまらんヤツ・・・そんな一印象だ。


ウエイトレスに向けた笑顔は、作られた笑顔そのもの。

一人になると、ハンサムな貴公子の皮をやぶって、中から残忍なバルタン星人が、きえええ!、と、出てきても不思議じゃない。(←バルタン星人って古くね?誰も知らないぞ!)

baltan.jpg


「やなカンジの男だね。」

「あんまり、ジロジロ見るな!」

自分たちだって、さんざん、ジロジロみてたくせに~。



「あれじゃあ、〈幽霊たちを)取るのは大変だろうなあ。」

「何年もかかるかもなあ。」

「一生とれないかもなあ。」

「キモイから見なかったことにしよ。」

「そうだ、そうだ。」


みんな口々に勝手なことを言う。。。


「あのさあ、霊障って、人によっては自覚症状がないのかなあ?
私は、自分で経験したときは、いっつもヘンだ!何かがヘンだ! まるで、私じゃない・・・とは、思ってたよ。」
と、聞いてみる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、私の回想話↓

そう、もう何年も前に、私も経験している。

常に頭痛、肩こりがひどく、そのうち、その重い状態が当たり前になってくる。
気分はうつ状態か、常に何かに腹をたててしまう。


それでいて、なんで、こんなにウツになるんだ? なんでこんなに腹を立てる必要があるんだろ?
なんだかヘンだ。 まるで、今までの私じゃないみたい
。・・・と思っている自分もいる。

ときどき、誰かと会話していると、まるで自分の声が水中で話しているかのような音に聞こえる。
ぼわんぼわん・・としたカンジで響いてくる。

自分の心、頭、体が、常にバラバラになってるような感覚になる。
地に足がついてないというか、グラウンディングが悪いって感覚だろうか?


一番怖かった経験は、運転中のこと。
ひどい混雑したフリーウェイを、とろとろと走っていたときのこと。
前の車がブレーキを踏んだので、私もブレーキを踏もうとしているのに、どうしても踏めないことがあった。
まるで、スローモーションのように周囲が見える。 

これは、まずいぞ! ぶつかる! 焦る気持ちと、でも、ま、いいか~という気持ちもある。
まるで金縛り状態。

そのうち、前の車にコツンとぶつかって、ようやく、周囲がいつもの世界に戻った。 
足も動かせる。

前方の車の人が降りてきて、(すごい渋滞なんで降りる余裕がある。)自分の車の後ろを確認する。
ゆっくりぶつかったのか、傷もへこみもなかったようだ。

「すみませんでした。つい、ぼーとしちゃって・・。」
「これだけ、渋滞してるもんね~。でも、気をつけてね。」

運よくこれですんだ。
でも、あとで思い出すと、こんな怖い経験はない。 
まるで、時間の流れが変わってしまったようで、スローモーションの世界に入っちゃったみたいだった。




もっと怖いのは、家の中で一人でいるときだった。ずっと同じところを、円を描くように、ぐるぐる歩き回ってたことだ。
それが、どれくらいの時間回ってたのか、、、
わからないのだが・・・私、なんでグルグルしてるんだ? これってヘンじゃないか!と、どっかで思ってる。
でも、グルグルしたまま止まらない。


こんな状態の頃、ある人から、

「あなたの肩のあたりから、黒いものが立ち上ってるのが見えるんだけど・・霊にでも憑かれてるんじゃない?
私には、そのくらいしか見えないんだけど、はっきり見える人に見てもらった方がいいかもよ。」


と言われた。

あ、そーーーだったのか~。
これでわかったぞ!
やっぱり、幽霊のしわざだったんだ~!!

と、霧が晴れたみたいに、すっごく納得したのを覚えてる。(←納得して喜んでる場合か?)


そこで、霊能者を尋ねてみようか?とも、思ったものの、結局それはしなかった。
つまり、「除霊をお願いする」ってことになるんだろうけど・・霊能者やヒーラーの広告を見ても、なんとなくお願いしたくなるような人がみつからなかったし、引越ししたばっかりで、お金が無いって理由もあったからね~。
かなり、高額な料金だったしなあ。

・・・・・・・・・・・・・・

それ以後、面白い経験がある。

少しサイキックな友達と長距離電話で話してたときのこと、

「あのさあ、私、どうやら霊に憑かれてるらしいんだよね。 いくつもいると思うんだけど、なんか一番カンジ悪い男の霊を感じるんだよねえ。。。」

と、言った瞬間、電話の音が、ぼわんぼわんと、まるで水の中で話しているような音に変わった。

「あああ~、やめてよ!その話は! 今、すっごく怒ってるよ! 怒りみたいのが電話を伝わってくる。。。もう、電話切るからね。」

と、その友達には、電話を切られてしまったのだが、

ああ、やっぱり! これか~!

と、またひとつ学んだ気がした。

霊は電話など、電化製品に異常な動きをさせることが多いようだ。
エネルギー体として、入り込みやすいのかもしれない。



サイキックのホセと知り合ったのも、その頃だった。

「霊障は自分が変わらないと、なかなか取れないよ。 家をきれいに風通しよくして、自分自身も常に負けず、明るくなることだね。」

そのとき、彼に言われたのは、それだけだった。
でも、色々と私の除霊に協力し、私の知らないところでしてくれたことは多かったんだろう、と思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そりゃさあ、アンタの場合は、自覚してたから、まだよかったんだよ。」

「そうだと思うよ。 最近って、すっごく嫌な犯罪多いだろ? 日本だって中学生が通り魔事件を起して、なんだか、あまり覚えてないって言ってたりとくに恨みがあったわけでもないのに、残忍に人を殺しちゃったり、ただ、死体を見てみたかったからとか・・・殺してみたかったからとか、ってさあ。
あれって、憑依されてることも多いような気がする。」

「本人もまったく気が付かないうちに、そのうち、本人と霊が同化しちゃったみたいになって、あんな犯罪を犯してしまうってこともあるんじゃないかな?」

「アメリカだって、何度も、学校で銃の乱射事件があったもんなあ~。」

「うん、とくに、青少年ってのは憑依されやすいって状況もあるだろうね。」


ふーむ、たしかに、おかしな事件のウラには、憑依した霊てのもあるかもなあ。


「もちろん、憑依されるってことは、本人が引き寄せてしまうような部分があるからんだけどね、彼らは同化できそうな人に入り込んでくるわけだから。 
まあ、それでも、居心地が悪くなると、彼らは勝手に出て行ってしまって、次のターゲットを探しにいくんだよ。」

「居心地が悪くなるってことは、人間が悪い気分から立ち直って元気になったりすると、彼らネガティパワーは、もう、そこにはいられなくなっちゃうんみたいなんだよ。」


「そうそう、だけど、ずーーと憑依されたままだと、ますます、似たような、他の霊も入り込んでくるんだ。
そして、いつのまにか・・・あの、お客みたいになっちゃう。」

「何体ついてるかわからないほどの、御一行様だもん。」

「そうなると、なかなか手ごわい!」




ふーーん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ところで、みんなも霊にとり憑かれたことって、あるでしょ?」

あるある! と、口々に言う。

「どうやら、もともとも体質もあるようなんだけど・・・サイキックは、憑かれやすいみたいだね。」

「霊の存在を感じることができると、向こうから寄ってきちゃったりする。

「そうゆうとき、どうするの。」

「もちろん、出て行っていただく!」

「どうやって?」



これは、人それぞれだった。

塩を入れた風呂に入ってリラックスする人、早朝の朝日を浴びる人、森林に入ってバードウォッチングをする人、
昔、日本で滝に打たれたって人もいた。。。

ただ、彼らが共通して言ったことは、

決して、無理に出てけ~!と怒鳴ったり、脅したりするのはダメなんだ。
静かに対話して、出て行ってもらうようにお願いすることだよ。 

対話と理解なんだよ
・・・と、彼らは口を揃えて言う。


なーるほどねえ。 そうすべきだったのかなあ~。


「私の場合は、どうしたらいいかわからなかったし~、ものすごいいっぱいだったみたいだから、

もう、みんな私に憑いていたいなら、勝手にそこにいなさい! まだ外でウロウロと伺ってるヤツも、私に入りたいなら、入りなさい。 まとめて面倒みてやろーじゃないの!

私が元気に立ち直るのを見せてあげるからね! 見ておれ~!
って叫んだなあ。

そうやって開き直るしかなかったし・・・でも、アレ、まずかったんかなあ?」


「うっ! そんなこと・・・してたんか~」、と、ホセ。

「い、いやああ、別に良かったんじゃない。結果的に、今はクリーンな状態なんだし。

・・・・・・・・・・・・


「いくら穏やかに対話してもお願いしても、出て行かない霊のときは?」

「僕の場合は、心臓を掴まれてひどい目にあったもんなあ。死ぬかと思ったよ、いくら説得しても応じてくれないし・・」、
とホセ。

「そうゆうときは、どーすんの?」

「そのままじゃ自分の身が持たないからね。かなり強引な手段で追い出すんだよ。 僕は、かめはめ波だな。」
・・・と、アニメおたくのホセが言う。

kanehame.jpg

ドラゴンボールかい!!



「うん、集中して自分の中のすべての気を集めるんだ。それを大きな気の塊にして、中に入ってるヤツを覆ってしまうんだ。
そして、今度はそれを、どんどん小さくしていって、体の外へ下の方から外に押し出すんだ。 つまり、全部、イメージなんだけどね。」

「僕も、似たようなことをするよ。たしかに、イメージなんだけど、僕らにとっては、イメージというのは、ちゃんと存在する力なんだよ。」


メージ・・・たしかに大事だとは思う。

ただし、ぼやけたようなイメージでは役にたたない。 
力に変えるイメージにするには、かなりの集中力はいるようだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あ、きゅうに思い出した。。。どっかで会ったことがある人だなあと思ってたけど。」

と、彼の仲間の一人が、私を見て言う。

もちろん、私は初対面だ。 一度も会ったことなんか無い。

「ほら、何年か前だったと思うけどさあ、ホセがくっつけてきてた女の人だ。」


数年前の話↓

夜遅くホセが仕事をしていると、クリスがよってきて、

「あれ、おまえに、女の人が憑いてるぞ。」と言う。

「ああ、これね~。 知ってる・・いいんだ! こいつは、ほっといてくれ!」


実は、この頃、ホセとケンカしてる時期があって、お互いにしばらく会おうtしなかった時期だった。

私は、まったく記憶にないのだが、どうやら、そのとき、私の念が彼にまとわりついてたらしい。


えーい。それにしてもうっとおしい! オラオラ! あっち行け!って。何度も追っ払ったんだけどさあ、かなりしつこくって、追い払えば追い払うほど、絶対行くもんか!ってカンジで、かなり意地になるみたいなんだ。」


うまり、生霊ってわけか~。

それも、私の生霊!

生霊って、やなやつだなあ。。。

「でも、私の生霊を、そんなひどい扱いしたんか?」

「だって、しつこいんだもん。絶対、行くもんか~!ってカンジで、追い払うとよけいひっつくんだ。 意固地なところは、本体と同じなんだなあって思ったね。」

「まあまあ、明るい生霊でよかったよ。」
・・・と、クリス。

なんのフォローにもなってない。。。明るいとか暗いとか・・生霊にあるんかい?


「結局、生きていても死んでいても、人間は念を持ってるんだよ。
その念は、本体を離れて、気にする人のところにやってくるのさ。 
本体にはまったくの自覚症状はないんだけどね。

中には、もう怨念のようになった生霊もいてさあ、よくあるケースが、恋人とか夫婦のどっちかが、浮気をしたりすると、その相手の生霊が、どこまででも追ってきて、恨みのあまり悪意をふりまくんだよ。」

「あるある。 恋愛の愛憎劇はよくあるなあ。そこまで相手に執着することないのにって思うけど・・・本人は必死なんだろうなあ。
そんな生霊にとり憑かれた方も、また生霊を飛ばしたヤツも、ロクなことにはならないんだ。 
ひどい病気になったり事故に合ったりすることもあるからね。」


「でも、いい生霊って、いるんじゃない?」
(←自分のことだけは、生霊になっても、イイヤツだと思いたいらしい。)


「でも、生霊ってどっちかというと、悪い意味で使われるよなあ。」

「たとえば、子どもを遠くに送り出した母親が、無意識の中にも、常に気にかけて無事を祈っている場合なんかも、生霊になって見守るってことはないのかなあ。」

「でも、そういうケースは、生霊とは呼ばないだろ?」



「あ、そうか~。・・・・私は、ホセこのとをすごく心配してたから、生霊となって飛んでったんだなあ。」

「ぜーーたい違う! オマエの生霊は、ずーと、ブツブツブツ文句ばっかり言ってたもん。」
と、ホセ。

「えーー、そうなことしてたん?? そりゃ、うっとおしいだろうなあ?・・・・でも、ぜーんぜん記憶にないから私のせいじゃないよ。そりゃ、私の生霊のせいだ~!」(←意味わからん。)



「だけど・・・・生霊となって言いたいこと全部言ってしまうと、実際に会ったときは、すっきりして、特に面と向かって文句言う気にならなかったのかもしれないなあ。」・・・・と、当時を思い出す私。


なーるほど、そういった使い方もできるわけだ! (???)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

死んだ人間も、霊体というエネルギー体となってさ迷い、生きた人間の念も、生霊というエネルギー体になることができる。

どうも、生霊ってのは、寝ている間にさ迷いでることが多いみたいだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・



しかし、ビジネスミーティングに同行して、きょうは、こんな話になるとは思わなかった・なあ。

「それにしても、みんなすごいなあ。 いざってときは、強力な霊を追い出したり引き離したりするパワーを持ってるんだもんねえ。
まさに、かめはめ波を使ってるのかもしれないねえ。」

「僕らは、霊能者やヒーラーでもないし、ゴーストバスターでもないから、そういった専門職の人がどういったやり方をするのかは知らない。
ただ、自分を守るために身につけたんだと思う。 強力で鮮明なイメージをする方法を!
それが、かなり集中力を使ってることは確かだと思うけどね。」

「うん、おかげで、最近では、あまり霊も寄ってこなくなったなあ。」

「だけど、もし寄ってくるときは、それは、かなり手ごわい霊だったりするんだ。 かめはめ波、もっと強力なの使えるようにしとかないとな。」
(笑)


かめはめ波かあ。
ほんとに、アニメの世界だけじゃなかったんだなあ。。。




「いいなあ。そんなの使えて!」


「たぶん、イメージトレーニングさえすれば、誰でも使えるんじゃないかな。
それに、もう、キミにも、霊は寄ってこなくなってるでしょ?」



あれ?・・・そういえば、あれだけ、色々な霊が、頻繁にウチに来てたのに・・・

最近は、まったく存在を感じなくなった。


今でも、ときには、ひどく落ち込んだり、ネガティブになることはある。
だけど、もう霊がやってくる気配はない。

なぜか、もう来ない!ってのは、わかる。


そして、ちゃ~んと、いつでも、私の肉体も心も一つになってることを感じられる。

喜んでるときも、落ち込んでるときも・・・・それは私自身なんだ。



「それだけ、キミも強くなってるんだよ。」

そしたら・・・

強くなるってことは、まず、常に、自分が自分でいられる、ってことなんだろうか?

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スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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