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クラシック界伝説のミュージシャン

クラシック音楽好きの同僚に聞かれた。

「今までのピアノ演奏で最高のテクニックを持ってた人って誰だと思う?」

「そりゃあ、リスト(Franz Liszt)じゃないかね?」

「リスト? そんな昔の作曲家が出てくるとは思わなかった。。。
どんな人だったの?」


まず、超イケメン、 当時としては高身長(180センチ以上はあったはず) 派手好き。

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こんなルックスの男だったら、たとえピアノ弾けなくても、金がなくても絶対モテるだろ(笑)

事実、凄いモテモテぶりで、どこに行っても女がついてくる、しかも、本人だって女好き。

色恋沙汰は晩年まで続き、結婚~浮気~不倫~離婚~その他諸々で、暴露本まで発売されたとか(←この時代に)


その上、ピアノに関しては、たしかに天才だった。
日本語では「ピアノの魔術師」と異名をとるくらいに。

欧米ではvirtuoso pianistと呼ばれることが多い。

ヴィルトゥオーソとは、イタリア語の「達人」「超人」のことで、演奏の格別な技巧や能力によって達人の域に達した超一流の演奏家
のことを指す言葉。

なんといっても、まず手がデカいのだ。 13度の音が掴めたといわれている。
(ラフマニノフも13度も届いたそうだけどね。)


その大きな手で鍵盤の上を自由自在に飛び回るテクニックは驚嘆モノ!

しかも、ほとんどの曲を初見で演奏をしちゃったという。 オーケストラ曲までも。
そんなことができる現代人は、のだめカンタービレの「のだめちゃん」くらいだろう。


彼のコンサートは、これまた女関係同様に・・華やか(派手?)だったそうだ。

その時の気分で、余計な装飾音を即興で挿入しちゃったりしてたらしい。

甘いルックスに、熱く華やかな驚異的なテクニックで・・失神する女性続出だったとか。

いははや。

こりゃ、ロックスターも顔負けだわい(笑)


しかも、演奏中にピアノをぶっ壊したというエピソードもある。
なので、リストはコンサートのときは、予備のピアノも用意していたそうだ。

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ギターを壊すミュージシャンはいるけど・・ピアノ壊すって!@ どんだけの力で、どう弾けば壊れるんだ??


クラシック音楽とは呼ばれてるものの、 それは当時としての流行歌であり、現代の人気ミュージシャンとも変わりないのだ。


そりゃまあ、パフォーマンスでギターを壊すようにピアノを壊すことだってアリだろうよ(笑)
でも・・どんだけの力でどうやればピアノの弦が切れる?壊れる?・・そこが気になるとこ。


気分が乗ってくれば、勝手に余計な装飾音を即興で挿入しちゃうわ、ピアノ壊すわで・・女性を失神させ、男どもをすっげ~!カッコいいぜい!と唸らせたかもしれないが・・

うーーん。

それって、芸術性や音楽性ってことじゃなくって・・まるでサーカスの曲芸? パフォーマンス重視の演出?という気もしなくはない(笑)

リストはショパンと同時代の人であり、二人の親交もあったようだけど・・ショパンでさえも、リストのヴィルトゥオーソな演奏技術には舌を巻いたものの、彼の即興演奏には、かなり憤慨し否定的だったようだ。

他の音楽家たちも同意見の者も多かったという。

しかし一方では‥当然ながら、リストの門下生などは、たくさんの音を詰め込んで見事な即興演奏を繰り広げる師を心から尊敬していたそうだし、また同様な支持者も多かったという。

とにかく、リストの女遍歴、生き方、演奏までもが、一貫して派手でスキャンダラス、ダイナミックな演奏を身上とした「ピアノの魔術師」だったのだろう。

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ショパンと同時代だったこともあって、ショパンと比較されることも多いのだけど、とにかく、すべてにおいてマ逆な二人だ。

祖国ポーランドへの思い、ジョルジュ・サンドのような恋人、若い頃から肺病を患い39歳で他界したショパン。

祖国ハンガリーとはいうものの、ハンガリー語を習得することもなく、星の数ほどの女たち、そしてショパンの倍も長生きしたリスト。


たぶん、今だったら、リストには「伝説のロックミュージシャン」の称号がぴったりくるだろう。


ところで、リストの曲って好きですか?

一般に知られている有名な曲だと・・

愛の夢
ラ・カンパネラ
ため息
巡礼の年
ハンガリー狂詩曲2番

といったところかな。


私には・・

愛の夢3番・・・私にはお涙頂戴モノにしか聞こえない

ため息・・・昼メロのBGMに聴こえる。

巡礼の年・・村上春樹さんの小説のBGMかい?ってカンジ

ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲3番のこと)・・鐘がカンカン鳴ってるのはわかるけど・・だから何?

ハンガリー狂詩曲第2番・・・出だしがカッコいい華やか~。 でも、アンリ・ルソーの絵みたいに、彼のイメージ化したハンガリーの異国情緒を感じるだけ。


ってわけで・・個人的に私はそれほどリストは好きな方じゃない(笑)


でも、子供の頃の私はリストが一番好きだったんだけどね~。 

ピアノ曲はどれも難易度が高いとされてるし(当然リストさん自体が、手がデカい上パフォーマンス狙いだったわけだしね)、なんとかリストの曲を弾けるようになろうと、頑張った子供時代を思い出す。

ところが・・年を取った今では、私にはピンと来ないものになってしまったというわけだ。


たしかにカッコいいし素晴らしい!って思うのだけど・・いずれも心に残らないのだ。

わおお!!と思っても、次の日には忘れてしまう。 


まあ、ジョルジュ・サンドを愛人にするか、
   ↓
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https://www.pinterest.com/pin/540220917788100977/

それとも、マリー・タグ―伯爵夫人を愛人にするかの違いかもしれない。
   ↓
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Cosima VONBÜLOWWAGNER(néeLISZT)


好みはそれぞれなのだ。


ついでだから・・・リストとマリー・タグ―伯爵夫人の間に生まれた女の子についても話しておこう。

不義の子として生まれた、この子こそが、コジマ(Cosima)

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コジマは父のフランツ・リストの勧めもあって、指揮者ハンス・フォン・ビューローと結婚したものの、リヒャルト・ワーグナーと知り合うと、すぐに惹かれてしまったという。

ハンスとの間に二人の子供があったというけど・・それもどうやら、ワーグナの子?という噂まである(笑)


結局、ハンスの元を逃げ出してワグナーの元へと走ってしまう。

だからといって、ハンス・フォン・ビューローという男、決してダメ男だったわけでない。
ダメどころか、すべての面で、どうみたって立派な男、むしろ・・当時のワーグナーの方が、一人じゃ音楽以外は何もできないようなダメ男だったのだ。

しかも、ワーグナ―は父親リストの友達・・つまり、ずっと年上のオヤジ、しかも、あんまり売れてないようなダメ男。

なのになぜ?・・・そんなことはコジマに聞いてみなきゃわからん(笑)


コジマと一緒になってからのワグナーはどんどん有名になっていく。

コジマが裏で彼をプロデュースしバックアップしてきたことは有名な話だ。
(よくわからんが、世の中にはダメ男に惹かれるという女もいるとか。 こうゆう男を自分の力で世に出すことで自分も彼の栄光を手にするという心理になるんだとか・・。)


ワーグナ―を評してこんな言葉がある。
「音楽は高尚、人物は低俗」

エリーザベト・ニーチェとその兄貴&ヒトラー(その2)というブログ記事の中にも、リヒャルト・ワーグナーのことはちょっと触れてるんだけど・・有名人となり、大豪邸に住み、多くの取り巻きを集めた人だ。

バイエルン国王ルートヴィヒ2世やら、一時はニーチェまでもを心酔させるような繁栄ぶり。

アーリア人至上主義、国粋主義者でもあり、音楽界のみならずヨーロッパの政治や社会情勢にも強い影響を与えた人物でもある。

この人もまた、大豪邸で催すパーティーや派手好きなパフォーマンス、それが低俗と呼ばれるようになった所以だろう。


おそらく、そんな男をバックアップし続けたのは、コジマの力であることは間違いない。

むしろ、そんな男に作り上げた張本人こそ、コジマだったのかもしれない(笑)


フランツ・リストの血を引くコジマ、そしてワーグナー、それに心酔するルートヴィヒ2世も、ニーチェの妹エリーザベトも。
(兄のニーチェはすぐに手切れしてしまっている)

イケメンといえば・・ルートヴィヒ2世も超・イケメンだったね。
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で、なんかみーんな類友だったのかもしれない(笑)

どうみたって、この中にショパンが入るわけもないし、リストだってちょっと違う、いや、かなり違うだろう。


ミュージシャンの世界も、今も昔も、それぞれの生き様が現れるということだ。


華やかな花火のように夜空を彩って、ぱっと散って消えてしまうのも、それはそれでいいのだろう。

それでも、永遠に人の心に残り生き続ける花火があるならば、それはもっと美しいように思う。

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