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今週の大きな出来事

李登輝(り とうき リー・テンフイ)さんが7月30日に他界されました。

1923年生まれでご高齢ではありましたが・・・それだけ長い歴史の中で生き抜いてきた人です。

「台湾民主化の父」とも言われる、偉大な人でした。

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https://www.jiji.com/jc/p?id=20200730222809-0035284074



★先日、アメリカのマイク・ポンピオ(Mike Pompeo)国務長官が中国共産党に対し、堂々と宣戦布告発言をしました。(戦争というわけじゃないけど、ある意味においては、やはり戦争みたいなものかな?(笑)

Mike Pompeo comes to O.C., rails against China at Nixon Library

この発表・宣言したのは、私の住む場所からもほど近い、カリフォルニア、オレンジカウンティーにあるニクソン図書館だったそうです。

MIKEPOMPEO.jpg

ニクソン大統領といえば、1972年2月に中国を訪問して中国との国交を開いた人、そして今、50周年を迎えたということもあり・・・それを意識した上でのことでしょう。


この2つのニュースを聞いて・・ああ、まさに今を象徴しているよな~! そんな思いがしました。


マイク・ポンピオさんのスピーチの中では・・、
●なぜ、50年前に中国と手を結ぶようになったか? という理由も述べられています。

これから大きく発展していくであろう中国ならば、今後は自由主義、民主主義国家となり共に手を取り合っていけるようになると期待したからだ・・と言ってました。
(当時のことを調べてみると、ソ連に対するけん制ってのもあったみたい。)


●そして今なぜ、手切れを決断したのか?の理由は・・このように語ってました。

もしも自由主義社会が変わらなければ、中共が確実に我々を変えてしまうだろう。 私たちの孫の世代は完全に蹂躙されてしまうだろう。
If the free world doesn’t change ? doesn’t change, communist China will surely change us.


今までが快適で便利であったとしても、そんな過去には戻ることは出来ません。
There can’t be a return to the past practices because they’re comfortable or because they’re convenient.

  
こちらに全文が掲載されてました。(Youtubeなどでも多く動画も上がってます)
 ↓
Communist China and the Free World’s Future



もうひとつ、マイク・ポンピオさんは、スピーチに聖書から引用した言葉を入れていたのが印象的でした。

To quote scripture, I ask is “our spirit willing but our flesh weak?”
聖書から引用すれば、「精神は高みを望んでいる、しかし肉体は弱いままだ」、今、それをここで今問いたい。


調べてみたところ、これは新約聖書のマタイ伝26章41からの引用でした。

聖書の中では、「だから、誘惑に陥らないように目をさまして祈っていなさい。」と続きます。

たしかに~。 聖書って奥深い人間心理を言い当ててるものですね~。 人って、精神ではどうすべきかわかっていても欲求では負けてしまう弱いもの。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、このマイクさんのスピーチに対してですが・・もちろん、アメリカの反対派は、このスピーチに対する批判記事を載せていました。

マイク・ポンピオの言ってることは、タダの理想主義の甘っちょろい内容だ!
じゃあ、具体的にどういった対応をするかを、なんも提示してないじゃないか!
 などとありました。


私は、おそらくこのスピーチは、アメリカ国内に向けて、はっきり「中国共産党」とは決別する意思表示が目的だったんだと思います。 
同時に世界に向けての、アメリカの方向性を明確に示すという意図もあったのではないかと思ってます。


理想主義?

近年では、こうゆうのは甘っちょろいとか言われがちなんだけど・・・それでも、基本的に政治家である以上、理想主義者でなきゃならない」と思うんですよね~。

一般の人や、また多くの実業家さんたちは、どちらかというと現状、現実だけみて動いてしまいがちなもんです。

そんな経済界にストップをかけられるとしたら、政治家さんたちしかいないじゃないですか!


日本にいた頃、ご年配の方から、「政治家と政治屋とは違うんだ! 今や政治屋ばかりになってしまった~」という嘆きの言葉を聞いたことがありました。

政治家というのは、ただの職業意識でやるもんじゃないんだな~と、そのとき、はじめて気づかされた気がしたもんです。

そういえば昔の政治家さんたち・・吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄などは、いずれも体張ってたように思いますね。

また、実業家さんたちだって・・本田宗一郎(本田技研)、松下幸之助(松下電器)、井深大と盛田昭夫(ソニー)、早川徳次(シャープ)など・・いずれも体を張って、日本を作ってきたともいえるような方々でした。。。

それが今、これらの会社は、ウイグル人の強制労働疑惑を巻き起こしてるとは・・。

やはり・・・ここらで理想主義に戻るべきときが来たってことかもしれません。

マイク・ポンピオさんのスピーチは、そんな政治家魂を呼び起こしてくれるような、スピーチだったと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、李登輝さんですが・・彼はまさに「政治家」だったと思います。

第二次大戦後の台湾て、まだまだ自由主義・民主主義社会じゃなかったんですよね~。

台湾内部でも、自分たちこそが中国に返り咲きたいと思ってる人たちがいたり、中国から離れて独自の国を作りたいと思う人もいたりで・・共産主義体制を望む国民も多かった時代です。

そんな中、李登輝さんは中国から離れて、自由主義・民主主義路線を打ち出した人です。


もちろん、これに中国共産党が黙ってるわけないです(笑)

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中国側から台湾に向けて、軍事演習という名目でミサイルをがんがん打ち込んだとか。 しかも実弾で!

ビビらせて屈服させようという狙いだったのでしょうが・・李登輝さんはぜーんぜん動じず、まったく屈しなかったとか。

その断固とした信念が、かえって多くの台湾人たちの心を掴むことになったと言われています。

彼のゆるぎない信念はここにあったようです。
   ↓

民主主義と自由こそが人類文明においてもっとも重要な価値観
それこそが平和と安定、繁栄と進歩をもたらす基盤となる。




この理想とビジョンがまったくブレないんですよね~。 だからこそ、どんなときでも強くいられるんだと思います。


女は母になると強い!と言われたりもしますが(笑)

独身の女は愛されることばかり思ってる弱きもの、されど母となり愛することを知ると、何よりも強いんだそうな~。 

「母は強し」、これは欧米でもまったく同じように言われてます。

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李登輝さんは台湾の父と言われた人でした。

台湾の国と国民を愛し、心から繁栄を願った人なので・・それが父といわれるんでしょうね~。



そうはいうもののの、彼は若い頃からずっと民主化を掲げてたわけではないようです。

22歳まで日本人だった・・と本人が言うくらい、彼は日本で過ごした時代も長く、その当時はコミュニストだったそうです。

日本でもこの時代は、資本家に搾取されて貧しい労働者たちの苦しい時代を多くみてきた若者が多かったようで、さらにマルクス・レーニン主義に感化されて、コミュニストの世界こそが理想の社会と思い混んだ人も多かったはずです。

もちろん、当時はアメリカでも・・
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https://www.nytimes.com/2017/10/20/opinion/new-york-american-communism.html
1935年、コミュニストによるデモ行進 ニューヨークにて


しかし、結果としては、ソ連崩壊を皮切りに、どんどん頓挫してしまいましたね。

社会主義・共産主義の基本は、「格差をなくす平等主義」にあったはず・・・

しかし、実際には21世紀をむかえる前に、導入したすべての国で機能できなくなってしまったわけです。
それも最終的には、資本主義社会よりも、もっと最悪な状況に陥って消えていきましたね。

社会主義・共産主義の問題点は、「人がコントロールする」から、なんだろうと思います。
未来永劫、常に、国民を第一に考える「優れた指導者によってコントロールされ続けるなら、問題ないのでしょうけど・・。

たぶん、それはあり得ない!


李登輝さんは、そこに気づいただろうと思います。


台湾を目の敵にする中国共産党に対して、このような言葉を残しています。

台湾は中国政府の敵ではありません。
中国にとって最大の敵は「本当の民主主義」「本当の自由」でしょう。
そして台湾こそこの「本当の民主主義」の代名詞なのです。

私はあらためて中国政府に呼びかけます。
中国が世界の強国になりたければ、いかにして中国の人々に民主主義と自由を与えるかを考えなければなりません。




李登輝さんは、日本という国が大好きだったようです。

日本の歴史、武士道についても・・日本人以上に造詣が深いとか。

彼の座右の銘は、「誠実自然」

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https://taiwan-life.net/books-lee-teng-hui1/

Youtubeより
【追悼】李登輝元総統(97)が愛した言葉「誠実自然」に込められた想い|林建良



これを聞いただけでも、人物像が見えてくるような気がします。

心よりお悔やみを申し上げます。
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李登輝さんのスピリッツは、今、そのまま弟子の蔡英文さんに引き継がれてますもんね~。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

台湾、アメリカ、そして・・ イギリス、カナダ、オーストラリア、インドは完全に、アンチ・チャイナの同盟国のようです。

それに対する親中は、香港政府のキャリー・ラム、そしてドイツ、ひょっとして日本も?・・なーんて囁かれたりもしてます(笑)

あらら~、ますます、第二次世界大戦のときみたい!


あ、ドイツは親中なんて言ってしまうと、多くのドイツ人に怒られそう。。。

親中はメルケル政権だけだ!なのだそうで・・

「香港国安法」に対し沈黙を続けるメルケル首相 に対し、ドイツ各界が中共寄りの首相を厳しく非難
「人権」より「経済優先」に舵を切ったメルケル首相

と、書き立てられてましたから。

香港も同様で、政府の上の方だけで・・民衆はデモを起こすほど反対してるし、ジョシュワ・ウオンを中心に団結を強めてるらしい。


私にとって・・よくわからないの立ち位置なのが日本。(←私がわかってないだけかもだけど・・)

ドイツのようにメディアによって、厳しく政府批判されることもないし、報道規制によって、一般の国民も、ひょっとしたら政治家さんたちですら、世界の事情がよくわかってないせいで、問題にも上がってないのかな~、なんて思ったりもします。。。


日本政府も、ここらで「理想主義」「武士魂」にもう一度、目覚めて欲しいなあ~と思っています。

マタイ伝じゃないけど、誘惑に負けて「肉体は弱いもの」なーんて、今後は通らない時期に来てるはずです。

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