記憶喪失から「心の旅路」(映画)

では、アメリカで起こった実話から。
これは、交通事故で記憶喪失になってしまった女性とその夫の話。

夫婦で里帰り途中、奥さんが運転していたときのことだった。
ひどい交通事故にあってしまい、二人とも一命はとりとめたものの、奥さんの記憶が、それも・・最近2年くらいのものが消えてしまったのだ
注:記憶喪失といっても、自分の名前から、何から何まで、すべて忘れてしまうものから、彼女のように2年くらいの、つい最近の記憶がすっぽり消えてしまう・・という例もあるようだ。


つまり、このご主人と知り合って、結婚してから現在までの記憶がすべてない。

若夫婦には、まだ子供もなかったので、奥様は実家に戻ってしまう。


慌てたのは夫の方
真剣に看病し、ずっと彼女のリハビリにまでつきあったのに、一向に記憶は戻らないし「誰?この人!」って目で見られる。

なんとか記憶を戻してもらって、また、自分への愛も取り戻そうと、必死の思いで、奥さんを自分たちのマイホームに連れてきて、二人のラブラブの写真をいっぱい見せるのだが・・。


逆効果~


まあ、そりゃ無理ないだろう。。。


いきなり、知らない男が現れて、「僕が君の夫だよ。僕らは、こんなにラブラブだったんだよ!」って言われて、写真なんか見せられたら・・、

記憶喪失の彼女には、よけい重いものがのしかかるだけだ。


彼の時間は、ずっと流れているけど、彼女の時間は止まってしまっている。

・・・・・・

さらに、最悪な事に、この不幸な男は、二人の病院代を合わせて2000万以上の借金をかかえてしまう。
(自分の過失でない交通事故でさえ、相手が保険に入ってなかった場合は、まずは、自分ですべてを支払わなければならないのが、アメリカの現状)


まわりの人たちは、口々に、「もう、離婚した方が、二人のためだよ。少なくとも、キミの借金は免れるし・・」とそっとアドバイスする。


しかし、どんなにボロボロになっても、この男は、離婚する方向に逃げないんだよね。真剣に愛妻に尽くすのみ


それを見ていた周囲の人たち、彼の勤め先、また、彼の近所の人々までもが、ついに、彼を応援しはじめる。


彼のために募金をしたり、貧しい人たちまでが、ささやかでも、彼にチェックを送ったりする。家賃をためてる大家さんでさえ、「家賃なんか気にしないで住みなさい!」と言い出だす。


うーん、なんと、いまどき、珍しい、人情ってやつでしょうねえ。

それは、この彼の人徳だったのかもしれない。


・・・・・・・・


さて、ここにきて、ずっと、奥さんの記憶を取り戻そうとしていた彼だったが、ついに、未来に生きることを思いつく。


今の奥さんにとっては過去は無いのだ。
あるのは、これからの未来だけ。
ならば、二人で未来を作るっきゃない!


彼は、最初に奥さんとつきあい始めたときのように、電話で楽しいおしゃべりをしたり・・デートに誘ったり・・1つ1つ思い出を作ることをはじめたのだ。


こういった過程を経て、また二人は新たに夫婦となった。


奥さんの記憶は、いまだ消えたままだ。

しかし、彼女は言う。

「過去の私が、なぜ、彼を好きになり結婚したのか、今はわかる気がします。

彼のように、何があっても決して諦めず、そして、ずっと私に愛を注いでくれる人はいませんから。

おそらく、過去の私も、それを知っていたんでしょう。」



いまどき、実に心温まるハッピーエンディングのラブストーリーだった。


つくづく・・・過去よりも、やっぱ未来が大事なんだなあ・・と、感じた話でもありました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この話を聞いて、私は、ものすごーーく古い映画を思い出した。


なぜ、思い出したかって言うと・・、
実は、この映画は、記憶喪失を主題にしたラブストーリーだったからだ。

たしか、子供の頃に、淀川さんが解説してた、「日曜映画劇場」で見て、まだ小学生だったはずなのに・・感動したような気がする。

「心の旅路」って、邦題のついた映画で、主演のグリア・ガースンという女優さん、知的でエレガントで、すごくキレイだった。


今じゃ、どっちかと言うと、ミステリーやアクション映画ばかりで、マジなラブストーリーなんて、見ることもなくなったんだが・・・、ウン十年ぶりで、これが、突然、見たくなったのだ。


おお!ちゃーんと、You Tubeにもあがってるんだね!

1942年の映画で、たしかに、ひどく古臭いんだけ、なぜか、この映画の持つ雰囲気は、感動させるものがある。。

詳しいストーリーは、こちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/心の旅路


主役の男性が、戦争で記憶喪失になり、ある踊り子と出会う。二人は、田舎で幸せな人生を始めた矢先、彼は交通事故に合い、今度は、彼女との記憶をすっぽり忘れてしまう。(←こんな事って、現実にもアリだろうか?)

そのまま実家に戻り、本来のリッチな生活に戻ってしまうのだが・・なぜか、ポケットにあった小さな鍵が気になってしかたがない。・・・それは、彼女との田舎のマイホームの鍵だったのだ。

踊り子のポーラは、突然、彼に去られた後、苦労の末、夜学に通って秘書になる。
たまたま募集してた彼の会社に就職するが、名前をマーガレットと変えて、黙って彼を見守り、記憶が戻るのをひたすら待つ。

白黒映画なのに、ラストシーンが、とてもきれい!まるで、美しい色を見てるみたいだった。

彼は、記憶をたどりに、ようやく、二人で過ごした田舎の家にたどりつく。


花が咲く庭を抜けて、そっとドアに、あの鍵を回す。

そこへ、彼女が、やってきて、声をかける。「スミティー」と、昔読んでいた名前なのだ。


彼も振り向き、「ポーラ!」と呼ぶ。


二人の時が

いっきに戻った瞬間、それがラストシーン。



おしまい!



You Tubeで、あがってたのをみつけたのでどーぞ。
(全部で9作ずつに分かれてあがってるんで、最後の9作目をアップしました。)

(残念ながら、日本語字幕のついたものはありませんので、お好きな方はビデオを借りてみてくださいね。)

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gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

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