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外出禁止令の中、腸内フローラの細菌くんたち

「週末の日曜日にビーチにいったら、結構混んでてさあ、疲れたわ~。」と、会社の同僚が言った。

そういえば・・TVニュースにもなったくらい、先週末の南カリフォルニアでは、どこのビーチも混んでたらしい。

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「え? でもさ~、たしか、先週の金曜日に外出禁止令が出たんだったよね?」

「うん、出た出た! だけどさあ、子供たちが毎日家にいるし~、大人だって一人は必ず家にいないといけないわけじゃない?
もう、ストレスたまりまくってって、週末くらい思いっきり外出しないと大人も子供もストレスで死んじゃいそうよ~!」


ま、そんなわけで、ビーチはかなりの混雑になったというわけか~(笑)

もともと、この界隈で「お金をかけない遊び」といえば、ビーチに行くことなのだ。
*「ビーチに行く」のは貧乏人の遊びともいわれているくらい

こちらのビーチは、海の家もなければ脱衣所だってないし、酒は禁止だし、🍙を食べるなんてこともない。
ただ、大人は寝そべり日光浴、子供は追いかけっこと水遊びするくらい。


海に入るにしても、真夏でさえ水が冷たいので、あまり泳ぐ人はいない。
ましてや・・3月だもんね~。
でも楽しいのだ。


ここでもう一度言うけど、外出自粛じゃないのだ!
外出禁止令なのだ! 

それでも、出かけちゃえ~!という・・この軽~いフットワークが、結構私は個人的に好きだったりする(笑)

家で毎日じっとして、伝染病にかからないよーにと、ピリピリしてるよりは、ずっと健康的な気がする。


ところが、さすがにニュースにもなっちゃったくらいなので・・今週から突然取り締まりが厳しくなった。

駐車禁止になっちゃったし・・
lotclosed.jpg

頻繁にポリスが巡回するようになり、用事もなくフラフラしてる人たちは職質されて、かなりの高額な罰金を払わされるようになったとか。

「参ったなあ~、今週末はサンタ・バーバラに遊びに行こうと思ってたんだけどなあ。
ポリスに捕まったら、買い出しに来ましたってエクスキューズは・・ダメかなあ?」

「家から2時間以上かけて山や海へ買い出しって・・かなり苦しい言い訳だと思うよ~。」


こーんなことを言ってるお気楽な同僚もいれば、逆に、家にずっと閉じこもったきりで、1日に何度も抗菌ソープで手洗いするあまり、手ががさがさになっちゃってる人までいる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

食料品がほとんど売り切れ状態になったのは、トランプさんが発表した直後だけのことで、今はそれなりに食料品は入荷しているせいもあって、今、こちらでは切羽つまった危機感は、あまり感じない。

ただ、トイレットペーパーやサニタイザー(手を除菌・消毒するもの)などは入手しにくりのは相変わらず。
 




F32402_p.jpg hand sanitizer


私はもともと、こういったものは、めったに使わないので別に不便とは思ってない。
私が唯一使うのは、アウトドアで手を洗えないときだけ、持っていくくらいかなあ。

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さすがに、山歩きで泥だらけの手で食べるのは嫌だなあ・・って思うから。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつの頃からか、除菌・抗菌ブームになってしまっている昨今。

「殺菌」「除菌」「抗菌」「薬用」なーんて、容器に書かれてるものがいっぱいある。

こうゆう広告もよく目にすることがある。
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手がばい菌で汚れるのはイヤ~だあ!と殺菌効果の高そうなハンドソープを探し、ウイルスにも効きそうな除菌ウェットティッシュを家に常備し、もちろん哺乳瓶はそのつど消毒し、食卓をアルコールで拭き取り、除菌洗剤で皿を洗い、「抗菌」容器に「殺菌」ハンドソープを詰め替えて~、なんて、頻繁にやってる人もいるとか。


もう20年は前のことだけど、私の同僚にも、除菌・殺菌オタクで、その上、自然食オタクという人がいた。

赤ちゃんが生まれると、さらに過度になっていき、家中をくまなく掃除したあと、さらに家中のすべてを除菌・殺菌のウエットティッシュでふき取るという念の入れよう。

子供たちにも、「汚い! 触っちゃダメ!」が口癖の人だった。
食事も、添加物の入ったものは絶対与えない・・とう徹底ぶり。

さぞかし、子供たちも健康に育ったことだろうと思いきや、まったく逆になってしまったのだ。
みんな病弱ですぐ熱を出すわお腹を壊すわ・・・いつも誰かが病気になってる家だった。

あるとき、年配のお医者さんに言われたそうだ。

「清潔にし過ぎは、かえって病気になりますよ。 人間はもともと体にたくさんの菌を持ってるわけだしねえ。
少しくらい悪いものが体に入る方が、かえって子供は強い体が作られていくものなんですよ。」


ところが、彼女はブチ切れた。
信じられない! だから昔の古い医者って嫌い!

菌やウイルスは悪者と信じきってしまってる彼女にとっては、到底受け入れられない言葉だったらしい(笑)



事実、私たちの小腸や大腸にはおよそ100兆個もの腸内細菌がすんでいるということをご存じだろうか?

それはまるで、「腸内のお花畑のようだ」ということから、腸内フローラと呼ばれたりする。

what_01.png
https://hc.kowa.co.jp/the-guard-kowa/intestinal-flora/what/
この腸内フローラというもの、決して侮れないものなのだ。

今では、大腸がん、大腸炎、肥満、糖尿病、動脈硬化、花粉症、食物アレルギーなどの発症は、腸内フローラのバランスの乱れと関連があると考えられているし、

ヒポクラテスの言葉じゃないけど 「すべての病気は腸から始まる」というのも、決して過言ではないような気がするのだ。


以前私が持ってた知識といえば、悪玉菌と良玉菌があって、ビフィズス菌は良い菌・・なーんてヨーグルトの宣伝文句みたいなことだけだったのだが、
こんなにも、微生物がいっぱい体内にいたとは

別の言い方をすれば、私たちは微生物と共存しているってことだ。
それはもう、我々は微生物によって生かされているといえるのかもしれない。


さらに昨今の研究では、乳酸菌だから善玉、クロストリジウムは悪玉菌・・なーんて一概には分けられない、という事実もわかってきている。

同じクロストリジウム(悪玉と言われてる)でも、毒素を作る悪玉もいれば、大腸炎を抑制する免疫細胞の分化を促す酪酸を産生する種もいることが分かってきているという。

その上、腸内フローラを構成する腸内細菌の種類や割合にしたって、人によってかなり違うということも分かってきたそうだ。

こちらは、これは健康な20~30代の男女8人の腸内フローラを構成する腸内細菌の種類と割合を示したもの
   ↓
bacteria.jpg
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO08829470W6A021C1000000/

見事に人によって全然違うってことがわかるねえ・・



たとえば善玉菌とされてるビフィズス菌をいっぱい増やせばいいってものでもないらしい。

一般的にはビフィズス菌が10%いるのが理想とされていたそうで・・毎日ヨーグルト食べよう!、みたいなことが言われてた時期もあったけど・・・
ある人の腸内では、「ビフィズス菌10%」が最も有効であったとしても、別の人の腸内では決してそれが良いことにはならない・・という事実があるという。

人によって理想の腸内フローラ構成も異なる、ということだ。



腸内細菌たちは、日々私たちが食べるものをエサにしている。

それこそ、私たちが子供の頃からずーーと食べてきたものをエサにし続け、お腹の中では熾烈な生存競争を繰り返して、
その結果、その人その人に最も適した腸内細菌のタイプだけが今、腸内に生き残っているというわけだ。

それはまさに、その人が生きてきた年数をかけて培ってきたものなのだ。


さて、そこで・・どうすればいいのか?というと、自分が一番健康な状態を保てばいいということしか言えないってことになる。

あなたの腸内の菌が喜ぶものを食べて、彼らが喜ぶような生活をすること。

一般的に腸内の菌が喜ぶ食べ物といえば、ヨーグルトや梅干しと言われてはいる。
それは確かにその通りでもあるんだけど、実は、それすらも人によるってことなのだ。

そもそも、ヨーグルトといっても種類は山ほどあるわけだし・・・

私は、グリース・ヨーグルト派だけど・・
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梅干しも・・今の日本にはこんな高級梅干しもあるんだね~。1粒ずつ袋に入ってて、しかも塩分が8パーセントなんだって~。
img56590846.jpg
楽天サイトより

ところが・・梅干しといっても、「本物の梅干しというのは、原材料が「梅、塩」だけのもので、そして、塩分が 20バーセントあるもの」なのだそうだよ。

近所の食料品店にいったところで、そんな梅干しは、99パーセント見つからないだろうなあ。

これは、ある高級梅干しの成分表(もちろん減塩梅干し)
   ↓
「梅、漬け原材料(果糖ブドウ糖液糖、砂糖、醸造酢、食塩、還元水あめ、はちみつ、蛋白加水分解物)、トレハロース、
酒精、酸味料、調味料(アミノ酸等)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料、ビタミンB1」



これじゃあ、ぜんぜん・・ダメじゃん!



結局のところ、やっぱり・・自分で自分のお腹の細菌たちの声に耳を傾けるしかないということになる。



それより、もっと気をつけなければならないことは・・有難い細菌たちを殺してしまうこと。

過度な抗生物質の投与は、有難い細菌たちまで殺してしまうことになるのはすでに周知のことだけど、

抗菌剤入りのソープで、ごしごし何度も手を洗うことは・・これまた、殺しかねないのだ。

handsoup.jpg

良い香りがして、ふわりとたっぷり泡立つハンドソープには、泡立て成分である合成界面活性剤が含まれているということも忘れてはいけないと思う。

果たして、それを私たちの細菌たちは喜んでくれるのかなあ?


これなんか、もう2017年や18年の記事だけど・・
    ↓

石けんや歯磨き粉に含まれるトリクロサンの危険性──がん細胞の成長促進も

「薬用石けん使用禁止」から1年。いまだに危険成分が使われるのはこの商品!



殺菌剤(トリクロサン、トリクロカルバンなど19種類)入り抗菌石鹸は、アメリカでは販売停止になっている。
ヨーロッパでは、もうずっと前に販売中止になったものだ。

トリクロサロンって、なんやねん? と思う方はこちらを。
   ↓
トリクロサン_Wiki

トリクロサンは、医薬部外品の薬用石鹸、うがい薬、食器用洗剤、練り歯磨き、脱臭剤、手の消毒剤、及び化粧品など、様々な場面で使用されている、一般的な家庭用の抗菌剤である。



アメリカではその効果への疑問や健康リスクからトリクロサンを含む一般用抗菌石鹸の販売は今では禁止されている。


つまり・・毎日何度も念入りに抗菌剤入りの石鹸で手を洗う人ほど、腸内細菌にダメージを与えてしまう可能性が高いってことだ。

そりゃあ、赤ちゃんのときから、まるで無菌室状態のような部屋で育てられ、何度も何度も除菌石鹸で手を洗わされてた子供が弱くなっちゃう・・というのも、なんか腑に落ちた気がするなあ。



私たちの体の中にいる細菌たちは、まだまだ、解明されてないものが多いのだ。

先ほど言ったように、悪玉菌でさえ時には体を助ける働きをするものだっているわけだし、悪玉から善玉になっちゃったり、日和見してるヤツがいきなり、良いヤツになっちゃったり悪いヤツに変身しちゃったり・・・

やれやれ😥 人も細菌くんたちも似たようなもんか~。


さらに最近の研究では、腸内細菌がウイルスをやっつける働きをしてくれるものさえあるということがわかってきている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このご時世の中、今や世界規模でやたら手洗いを推奨してるけれど、

Antibacterial soaps don't kill virusesという、2009年の記事によれば、こんなことが書かれている。
   ↓

定期的に石鹸と水で頻繁に手を洗うことは、細菌の拡散を防ぐためには大切なことである。
抗菌製品での手洗いは、ウイルスに対しても強力な洗浄方法と思われているかもしれないが、これはウイルスに対しての洗浄には効果はない。 例えば、インフルエンザのようなウイルスを殺すことは出来ないのだ。

また、抗菌洗浄製品の日常的な使用は科学者たちによって真剣に疑問視されており、多くの抗菌製品の有効成分であるトリクロサンが有害な薬剤耐性菌を作成することで事態を悪化させる可能性があることが研究により示されている。




もしも手洗いでウイルス予防をしたいなら、流水で洗い流すのが一番だそうだ。
石鹸を使ったあとも、よーく洗い流し、さらにハンドドライヤーで乾かすかペーパータオルでふき取ること。


私自身は、薬用石鹸も抗菌グッズもめったに使うことはない。

少々高いのだけど、すべてオーガニックの動植物の油から獲って生成されたものを使っている。
もちろん、ここだけは完全オーガニックにこだわっている。

なぜって? だって私の中の細菌くんたちが、その方が嬉しい!と言ってくれるからだ(笑)


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The Short History Of Soap – From Ancient Mesopotamia To Proctor & Gamble

そもそも石鹸の起源って、どうやって作られたか知ってる?

古代ローマ時代の初めごろ、サポー(Sapo)という丘の神殿で羊を焼いて神に供える風習がありました。
この羊を火であぶっているとき、したたり落ちた脂肪が木の灰に混ざって石鹸のようなものができたのです。

その石鹸がしみ込んだ土は汚れを落とす不思議な土として珍重されました。
石鹸は油脂をアルカリ剤で煮るとできるのですが、この場合は熱々の木灰が脂を煮るアルカリ剤の役目を果たしたわけです。
英語で石鹸を意味するソープ(soap)は、この丘の名前から取ったといわれています。
石鹸の歴史より



昔の主な石鹸はこの2つ
   ↓

石鹸は動物性脂肪と木灰から作った「軟石鹸」
地中海沿岸のオリーブ油と海藻灰を原料とした硬い石鹸



動物か植物の油だったんだね~。

動物にも植物にも感謝!

これなら、細菌たちも喜んでくれて、ますます私を健康体にしよう日々活躍してくれそうだ

なんだか、そんなふうに思えてしまうのだ。

それが免疫力を高めるということなんじゃないかな?


私たちの内部に住んでる細菌たち、腸内細菌だけでなく、口や鼻の中、いたるところにいるらしいが・・
彼らの声を聞き、楽しく共存できれば、外部から怪しいウイルスや細菌が侵入してきたところで、彼らがせっせと働いてやっつけてくれる!

私は、そのように彼らを信じているのだ(笑)


「自分の内部にあるネガティブなものや欠点を厭わずに、まずは自覚して認めて調和させていくこと、それが成長するということ」
これは、どっかで聞いたことがあるセリフだけど・・なんだか、細菌たちも同様に思えてくるのだ(笑)



それには、恐怖で怯えて家に閉じこもっているよりも、アウトドアに飛び出しちゃうくらいの人たちの方が、ずっと精神的にも良いように思う。
楽しい気持ちで過ごすこともまた、細菌くんたちを喜ばすような気がするのだ。


あ・・でも、法を無視するのはほどほどに!

そんなことで捕まって高額な罰金を払わされたら、これまた精神衛生上、逆効果にもなりかねないので・・・。

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