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ペスト医者の時代

これ、笑える~。

ペスト医師「マスクが無いならペストマスクをつければいいじゃない」

ペストマスクってご存知ですか?

こうゆうの
  ↓
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「ペスト医師」というのは、イタリア語でメディコ・デッラ・ペステ(medico della peste)と呼ばれてたそうです。

みなさんご存じだと思いますが・・
黒死病(ペスト)は 14世紀に大流行し世界で1億人ほどの人々が死んだともいわれていて、ヨーロッパの全人口の30%~60%が死亡したともいわれてる怖~い病気。

黒死病が猛威を振るう中、クレメンス6世は病人たちを世話させるために何人ものペスト医師を特別に雇った。
ヴェネツィアには18人のペスト医者がいたが、1348年まで残ったものはたった1人しかいなかった。 5人がペストで死に、12人は行方不明となったが、おそらくは逃げ出した。(Wikiによる)


クレメンス6世 本名はピエールさんというフランス人です(Pierre Roger)
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教皇といえば、さぞかしマジメで敬虔な方かと思いきや、この方、かなり豪奢な生活を好んだ人。

どんな君主でさえ、彼の金遣いの派手さでかなう者はいなかっただろう・・とまで言われてた方です。
さらに気前も良く、どんどん浪費してしまう。 豪華な衣装や毛皮、競馬やギャンブル好き、女好きでも有名だったとか(笑)


それでもペスト対策には、ずいぶん尽力したようです。

まず、ペスト患者専門の医師を雇ったこと。 それもかなりの高額な報酬で雇ったようです。(←気前いい人らしいからね)
報酬に飛びつく医者か、命知らずか、または若くて名をあげたい医者か、または神のような慈悲の心の人だったか・・
そうじゃなきゃ、務まるわけはないです。

前述したように、
「ヴェネツィアには18人のペスト医者がいたが、1348年まで残ったものはたった1人しかいなかった。 5人がペストで死に、12人は行方不明となったが、おそらくは逃げ出した。」

実情はこんな様子だったんでしょうが・・(そりゃ、命がけだからね~)
それでも、各地にペスト医者を置いたそうです。

そのときのペスト医者のコスチュームが、先にアップした写真のとおり。
今度、こちらの画像をアップしてみます。

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顔にはペストマスクをつけてます。

顔中を覆うマスクで、くちばしのような部分には
マスクの嘴の部分には香りのよいハーブ類を詰め、バームミント、ペパーミント、ラベンダー、ショウノウ、クローブ、没薬などなど。 しかも藁を詰めて悪性の空気から身を守るフィルター代わりにもしてたそうです。

へええ~。 なぜ長いくちばしになってたのか、これで納得ですね(笑)

手には手袋をはめて気の杖を持つ。
木の杖(ワンド)は、直接患者の体に触れずに治療するためのもの。
目には赤いアイピースを入れる・・これは魔を払うもの。

首にはハーブ類を詰めたポマンダーをぶらさげ、さらにニンニクも腰にぶら下げてる(笑)

下着は感染から守るためレインコートのつなぎみたいなのを着てたみたいですね。

いやあ、すごい重装備です。


こちらが現在の武漢のドクターたち。
    ↓
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比べてみると、中世の方がもっと重装備だったような気さえしますね。


中世では、「悪い空気」というのは瘴気と考えられていたようです。

瘴気(しょうき)は、古代から19世紀まで、感染症を引き起こすような原因は「悪い空気」、気体または霧のようなエアロゾル状物質と考えられたそうです。
マラリアも、この当時から蚊によって引き起こされることはわかっていましたが、「悪い水」から発生した蚊は瘴気を運んでいるというように考えたそうです。

「不純物」「汚染」「穢れ」

古くは、古代ギリシアのヒポクラテスが唱えていたことに基づいているようですが、

hippocrates1.jpg

病気は「悪い土地」「悪い水」「悪い空気」などにより発生する。
「悪い空気」、つまり瘴気は、「悪い水」、つまり沼地や湿地から発生し、人間がこれを吸うと体液のバランスを崩し病気になる。
また、こうして病気になった人間も瘴気を発し周囲の人間を感染させる



ウイルスは瘴気=悪い空気ととらえてたんですね~。
現在ではウイルスは物質という認識だと思うのですが・・


ところが、ウイルスというもの、調べれば調べるほどその正体は謎。
ウイルスは生物なのか非生物なのか?・・・これに対しても学者の中でも意見はさまざまに分かれるようです。

とにかく、微生物の中でも・・ちーーーちゃいのだ。

比較すると、こんなにも違う。
1-1-2-ill1.png
http://amr.ncgm.go.jp/general/1-1-2.html

これは、インフルエンザウイルスの場合なので、口蹄疫ウイルスなどはもっと小さいです。

ここまで小さいとなると、限りなく量子の世界に近づくかギリギリの境界線あたり。

となると・・今では量子干渉現象は衆知のとおりだけど、ひょっとしたら、ウイルスも同様なのかもしれない。
https://todai-etext.ocw.u-tokyo.ac.jp/page.preview/preview.php?topic_id=48

二重スリット現象もアリかな?とか思ったりするわけです。

二重スリットなどの話は過去ブログでもいくつか載せてますが。
人の意識とボーアから始まった量子論



早い話、物質であり波のようなものでもあり(しかも人の意識によって変化を起こす)
つまり、それはヒポクラテスや過去の人々が認識していたような、瘴気(悪い空気)としての存在もアリなんじゃないかなあ?って思うわけです。


そういえば、ノストラダムスさんも「ペスト医者」やってた・・ってご存知ですか?

gettyimages-549522677-1024x1024.jpg

ノストラダムスの預言で有名になっちゃった人ですが、この方はもともとは医者。
医者であり、占星術師であり、料理研究の本も出してる人。

現代人の感覚では、ぜんぜん脈絡のないことしてたように思われがちだけど、実は、医者・占星術・料理というのは、ちゃーんと1つのライン上にあります。


四体液説というのがあるのですが・・人間の体内(ミクロコスモス)は宇宙(マクロコスモス)とも対応しているものであり、
   ↓
Humorism.png

体は「血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁」の四体液が基本となって出来上がっているが、そのバランスが崩れると病気になる。
・・という考え方。

上の図は、「血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁」と「気・水・火・地」の四大元素との対応、さらに「熱・冷・湿・乾」の4つの基本性質の関係を表したものだそうです。

その治療法は、どこのバランスが崩れたのか、その人の持って生まれた四体液を調べ、生活習慣も調べ、しかも季節や風土も考えた上で、薬草を煎じて食を指示する・・それによって全体のバランスを整える、というものだったようです。

病気は「体の1部に現れる1つの現象に過ぎない」と考えられていたので、現代の医学とは真逆ですよね~。
現代だと、悪い部分だけにフォーカスして治療するわけで、しかも薬も基本みんな一緒。

さて、ノストラダムスさん、ペストの流行地に自ら果敢に乗り込んで治療をしまくってたそうです。
それなのに、なぜ、彼はペストで命を落とすことがなかったのか?・・・そこは謎?

よく言われるのは、「そりゃ、ペストに対する免疫が出来てたからだろーよ。」ってことなんだけど、

でも、そっちの方が不思議・・・この時代、医者でさえバタバタ感染して死者まで出てるのに、なぜ彼が免疫を持ってたか?

ひょっとしたら、自分の体を守るための、独自のハーブ類のレシピを持っていて、それを塗りたくっていたのかもしれません。


実際に、ペストが大流行する中、ある泥棒さんたちが大活躍してたって話があります。
ペストで死んだ人から、金目のものを取ってくるという泥棒さんたち。

彼らもやはり独自のハーブ類を体に塗りつけていたって話です。
一説には、ローズマリー、タイム、セージ、ラベンダーたったのではないだろうか?と言われてる。

そういえば・・こんな面白い商品が現代にもあります。
   ↓
伝説のサバイバルビネガー「フォーシーブスビネガー28」現代に!

私は試してないのでなんとも言えませんけど(笑)

一方、クレメンス6世もずいぶん、頑張ってたみたいです。
   ↓ (Wikiから)

1348年1月頃からアヴィニョンはペスト禍にさらされており、この間彼は、新しい墓地のための土地を買い入れ、瀕死の病人全てに赦免を与え、病気の原因を探る為に医師による死体解剖を許可し、ユダヤ人迫害を弾劾する勅書を出した。

しかし為すすべなく、同年5月にはエトワール・シュル・ローヌ(現ローヌ=アルプ地域圏、ドローム県。アヴィニョンより北北東)に避難した。



亡くなった人のために新しい墓地を買い入れ、瀕死の病人全てに赦免を与えて、
しかも当時は宗教上の理由で死体解剖は禁じられてたのに、それも許可し、
さらにユダヤ人迫害も取り締まり(こういった異常事態では誰かを悪者にして迫害する人々が現れる・・その対象となっていたのがユダヤ人だった)

それに、命知らずで働いてくれるペスト医者には、通常の数倍もの報酬を支払ってたって話です。

いやあ、ひょっとしたら(ひょっとしなくても・・)、今、中国で日々奮闘してるお医者さんたちよりも、ずっと好待遇だったのかも・・ですね。

贅沢大好きの遊び人も、やるときはやるんだな~!・・・と思ったわけです(笑)
残念ながら・・それでも成すすべはなかったようですが。

参考
ウイルスについて

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