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古い思い出とお金のこと

そうだなあ・・私がちょうど30歳頃だったかなあ?
この頃はまだ東京の小さな外資系の会社で働いていたのだけど、そこで1人の同僚と仲良くなった。

私はシングルの一人暮らしで、彼女は2人の子を持つシングルマザーだった。

日本でシングルマザーと聞くと、生活が大変で苦労してるんだろうなあと思われがちだけど、彼女は、なかなか余裕ある生活をしていた方だと思う。

都内にある家は一戸建ての立派な持ち家で、離婚したご主人からは月々かなりの生活費を貰い、また本人も働いている。
しかも、なかなかの高給取り。

その彼女がある日、私に言った。

「ねえ、アナタ家買う気ない? 私ね、そろそろ長野の田舎に引っ越すかオーストラリアに移住しようか?って考えてるんよ~。」

「は? 家買うなんて考えたことないっす!」

「アナタになら安く売ってもいいわよ。 ん~、ざっくり、5千万でどう? ちょっと古いけど、荻窪駅徒歩15分、二階建ての庭付き一軒家、 悪くないでしょ? ただし一括払いにして欲しいんだけど・・」

「はあ? 一括払いも何も・・私、今、全財産53万円しかないよ!!
50万円なら買ってもいいけどな~、貯金3万円残るし~。

「え? マジ???」


しばし沈黙のあと・・彼女は言った。

うっそ~! アンタ、よくそんな生活していて不安にならないわね!!
私だったら、銀行預金が100万円以下になった時点で真っ青になるわ~!」

え、そーなの?

今度は私がびっくり。

「私、自慢じゃないけど100万円以上になったことないよ~。いつも似たようなとこを増えたり減ったりで。
10万円以下になったときは、さすがにネコの病院代が払えるかどうか心配になってきて、夜バイトしよっかな~って思ったことはあったけどね。」


このときはじめて、お互いの金銭感覚の違いに気がついたのだ(笑)


その少し前にも、40代シングル女性の同僚から、こんなことを言われていた。

「あなたの年でシングルの女性の場合は、せめて片手くらいのお金は貯金してなきゃダメよ!」と。

「片手って50万? だったら今ならあるぞ~。

「おバカ! 500万よ!!」



え? 現在の給料でしかも一人暮らしで家賃払ってて・・・どうしたら溜まるん?

海外旅行も、好きな食べ歩きも、見たいコンサート、演劇、映画も、本も、パソコンも・・ネコも養えないぞ。


そこで思い出した!

あ、そういえば1年で100万円溜めるという友人👨がいたよなあ。
しかも・・契約社員だったかバイトしながらの、東京一人暮らしで!

どうやって貯めるつもり?・・と聞いてみた。

「ウチ、家賃3万円のボロアパートだよ。 で、毎日スパゲッティーを中心に食べてる。
スパ麺茹でてトマトをつぶしてガーリックと一緒に和えたり、毎回安い材料で工夫するんだ。
ゴハンメニューより、ぜんぜん安上がりなんだよ。
他は極力何も買わないし、今着々と目標どおりに溜まっていってるよ! 」


ひええ。

「ところで、なんで1年で100万円溜めなきゃなの?」

「今、ロシアと東欧旅行を計画してるんだ。 少なくとも3か月以上かけて気が向くままに、ゆっくり回る旅をしたいからね。」

「そのための資金か~。 でも毎日そんな生活してたら、ストレスたまんない?」

「そうだなあ・・せめて2か月に1回だけは友人とレストランで外食するかな。
そのときは、好きなものを好きなどけ食べるようにしてる。
そうそう、そろそろ2か月目になるから・・なんだったら、一緒に食事に行かない?」

と連れていかれたのが、ルーマニア料理のレストランだった。

このようなフルコース食べた。
(下記画像はWeb上で拾ったもの)
*アメリカのサイトから拾ったものなので盛り付けはキレイじゃないけど・・日本で食べたときは盛り付け方がすっごくキレイだった記憶がある。

料理名は忘れちゃったけど・・

ロールキャベツ風のもの
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ビーフシチュー風のもの
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こちらはブレッドにシチューを詰めたもの
Transylvanian-beans-soup-in-bread.jpg

「パパナシ」というデザート
papanasi-reteta.jpg

「これはね、パパナシといってね、ドーナツの1種なんだけど、ルーマニアのフレッシュチーズやレモンの皮を生地に練り込んで、上からジャムやサワークリームのソースをかけてるんだよ。 このジャムはブラックチェリーのジャムだよ。」

なーんて、説明してくれたっけ。

いやあ、懐かしいなあ。
この人は東欧&ロシアに関することなら、なんでも実によく知っていた

そして彼はいつも「私の食べ歩きの友」だった。 ただし、東欧料理とロシア料理部門に限られてはいたけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局私は生活パターンを変えることなく、数十年が過ぎていく。


私は一時、様々なゲームにハマってたことがあって・・あるとき、スマホで、カジノ・スロットゲームをやっていた。

これ、実際のカジノにあるマシーンとまったく同じで面白かったのだよ。

ceasersslot.jpg

ところが実際のカジノでするゲームじゃないんで・・最初は10ドル程度の掛け金でスタートしても、そのうち、10万ドル百万ドルと掛けられるようになる。(実際のお金じゃないからね~。いくらでもお金持ちになれるのだ。)

それが面白かったんだけどね~。

ところが、

そこで気がついた。

なあんだ! 
1ドルの掛け金であろうが百万ドルの掛け金だろうが・・まったく同じじゃないか!


これじゃあ、貧乏人でも金持ちでも変わらないよなあ、と。



そういえば、「社長さん」と呼ばれる人だとか、芸能人、著名人という人たちに憧れる人も多いと聞く。
私もそうなりたい!と思う人も多いんだとか。

大きな会社の社長さん、芸能人、著名人 = みんなお金持ち = 幸せ と思ってるからじゃないかな?(笑)

ところが
入ってくる金額が大きいということは、出ていく金額も大きくなる・・という基本を忘れてることも多い。

また、当然リスクだって大きくなるわけで、それに比例して苦労は多くなる(笑)

みなさん、華やかなとこだけにスポットを当ててみてるだけなんだと思う。



つまり、年収数百万程度のサラリーマンも、社長さん、芸能人、有名人も、基本みーんな一緒。 
苦労は一緒。

「働かなきゃ生活できない」という意味において、みーんな一緒。


スロットゲームをやっていたとき、10ドルの掛け金だったときも百万ドルの掛け金だったときもゼロになるときは一緒だったしね。
大当たりをしたときのスリリングな感覚やエキサイティングな感覚も一緒。


実生活もまるで同じだよな~と思ったわけだ。


中には「生まれた瞬間から生活費には困らない」ような大財閥に生まれちゃう人もいるけど・・
それはそれで・・おカネ以外のとこで、もっと不自由な苦労な人生に思えてくる。


・・・・・・・・

そもそもお金って、バーチャルなものだよね。

いまどき金貨や銀貨じゃないし、紙切れだよ! 紙切れ!
それを「日本銀行券」って信用だけで流通させてるだけだもん。


しかもそれが昨今では電子マネーも登場して、ますますバーチャル化する一方。

私もめったに現金を持たないカード生活なので、ほとんど実感がない。

ところが銀行に入ってる数字をみたとたん、人々の安心感や不安感が生まれてくる(笑)

42da83b3.jpg

ところが、ある日突然大災害が起きてすべての銀行データが消えちゃったとしたら・・一億の貯金がある人も10万円の人も、みーんなゼロになっちゃうのだ。(借金も消えるけどね~)
サイバーテロが起れば、これまた同様。


でも人というものは、なぜか、こういうとこだけは都合良く考える(笑)
    ↓

そんなことは実際には滅多に起きるわけないし~!(滅多に・・とは自分には起こらないと考える)
起きたところで今はすぐに復旧させられるシステムになってるから大丈夫、と思って安心してしまう。



で、やっぱり銀行に入ってる数字を見て一喜一憂する。


therich_stingy.jpg

お金持ちほどケチだよねえ。

という言葉をよく聞くけど、

これは間違いかもしれない、と私は思っている。

お金持ちほど不安な人が多いんじゃないかな~。


たとえば最初に登場した私の友人、
「銀行預金が百万円を切りそうになったら、真っ青になる」って言ってた人。

たぶん、彼女に「今月家賃が払えなくなりそうだから10万円貸して~」とお願いしても、NOと断れれるだろう。

「じょうだんじゃないわよ。 私だってお金無いわよ! 貸せるお金なんてないわよ。」と。

うっそ~! だって百万円は貯金あるって言ってたじゃない!と怒ってはいけない(笑)

だって本当に、彼女は百万円しかない! と不安になってるんだから。

同様に1千万円しかないと不安がる人もいれば、たったの一億しかない!と焦る人だっているだろう(笑)

ケチなのではない! 
不安なのだ!



逆に、当時の私だったら、「わーい、今銀行に50万以上も入ってる!」と思ってるわけだから、
「おう! いいよ~。 10万円なんて楽勝!貸してあげるよ~!」となったことだろう。


どっちがケチとか気前がいいとかの問題でもないし、冷たい人優しい人ってことでもない。

どこで不安を感じるか?ってことだと思う。


不安が増えれば増えるほど、他人からみれば、ケチにもなり、冷たい人にもなり、イライラしたりギスギスしたりの嫌な人間にもなってしまう。

不安の原因ってのも色々あるけど・・お金の不安は大きな要素を占めるものになりかねない。

さらにお金の不安は、自分がこれからの生きていく道すら誤らせることにも・・なりかねないのだ。
お金をゲットするために!がトッププライオリティーになっちゃったりするから。


だからといってお金を悪者にしちゃいけない!

「たかがお金、されどお金」で、とくに都会生活するなら、ぜんぜん無かったら生きてはいけないのだから。


そのどこにボーダーラインを引くかってことじゃないかな?

貯金はほとんどないけど、それでも健康で今は好きなことをしながら楽しい生活は送れている。

でも、それでもやっぱり心配でたまらない、という人もいる。

なぜ?と聞くと・・

もしも、事故にあったり大病をしたり悪いことが起こったとしたら、ぜーんぜんお金が足りなくなるから!と言う。


ん? じゃあ、いくら貯金があれば安心なんだろう?

実際、知人のアメリカ人で、この方はとても心配症で「貯金が大事」って人だった。
若いときからコツコツと溜めて500万ドルもの貯金をしたのだ。

ところが突然の不幸に見舞われて大きな家も車も何もかも失い、今では抜け殻のようになってしまってると聞いたことがある。


先のことなんて起こるときは起こる。
起こらないときは起こらない。



まあ、そんなものだ~。

起こるときは、たとえXX万ドルだろうが、ビリオンあろうが、なんの解決にもならないことだって多い。


また、お金に対する心配性や不安を抱えてる人に限って、そういったハプニングが起こりやすいようにも思える。

たぶん、不安が引き寄せちゃた結果じゃないのかな~。

たとえば、

今現在はそれなりに生活は回ってるのに、ああ、ダメ~!もっとお金が無いと不安だ~!と
好きなことも我慢に我慢を重ねて貯蓄し続けてる人の場合、

それこそ、お金にまつわる不幸を引き寄せてしまう気がするのだ。

健康に注意し過ぎて、大好きな甘いものを我慢し続けてストレスをためて大病しちゃうようなものかも(笑)


「喜べば喜ぶことが起こってくるのざぞ。悲し気は悲しき生むぞ」

これは日月神示の一節だったように記憶している。



そうは言っても、人はときには我慢して貯蓄することも大事だ!

東欧旅行に行った彼のように、計画を立てて我慢して貯蓄しなかったら目的は実現しなかっただろう。
(実際彼は1年で目標金額を溜めて旅立って行った)


当時、彼は人から「アイツってビンボー臭いし一緒に歩きたくないよな~」なんて陰口を言われてたのも知ってる。
実際、超ビンボー生活してたもんね~(笑)

でも、そのビンボー生活しながら、自分でも「毎日が辛いぜ~!」って言いながらも、それでも楽しそうだった。
いつもどこかキラキラしてて楽しそうだった。

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口では俺も我慢し続けたよな~とは言ってたけど・・彼の我慢はキラキラした我慢だったと思う。

我慢するなら、キラキラと楽しい我慢をしなきゃかも~♪



私は特に彼のような大きな夢はなかったけど、それでも若い頃は毎日を楽しんでいたと思う。

うーーん・・・一番大きかった支出は乗馬レッスンかなあ~、と、海外旅行もか~。
英会話とか陶芸のクラスにも通ったけど、乗馬と比べりゃまだまだ微々たるもんだった気がする(笑)


その当時、母には、
「あんたって、どうしてそう浪費家なの! そうゆうムダをすべて止めたらかなりの貯金が出来るはずよ!
ああ、もったいない! ムダ使いばっかり!」
と言われ続けたもんだけど(笑)

私としては、何1つムダだと思うものはなかった。

やりたいことを片っ端からやっただけ。


今想っても、やっぱりムダは何一つ無かったと思うし、そういったすべてが現在の自分を作ったんだろうなあ、とも思える。

そのときどきの経験と幸せのすべてが、今思い出しても、過去のことでさえ幸せな気分にさせてくれるし・・

私の考え方や感じ方まで変えたんだろうな~と思うのだ。


もしも、あの頃、何もせずに貯金だけをしてる私だったら、たしかに、片手分(500万だったよな? 50万じゃなくって・・)は溜まったかもしれない。

でも、結局すべてを失ってしまい・・年を経た今、ああ、私って何て不幸! お金も無いし家族もいない一人ぼっち。
こんなんで病気したらどーしよう!孤独死したらどーしよう! と、不安だらけの嫌~な性格の意地悪ババアにでなってたような気がする。

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ああ、ヤダヤダ~(笑)

でも・・乗馬にはずいぶんお金かけたと思うけど・・おかげでどんなに馬がステキな生き物かも知ってるし、風を切って走るときの爽快感や愛おしさがアリアリと今でさえ蘇ってくる。 ふと思い出すだけで、今でも幸せな気分になれるのだ。

これは大きい!

おかげで、私は、イヤ~な意地悪ババアにならずにすんでるのかもしれない!

ところがねえ~、
中には「過去の楽しい思い出は浸れば浸るほど現実は寂しく感じるものだ!」って言う人もいる。

それは、NOだ!

本当にステキな思い出は色あせることなく、現実だって幸せに変えてくれるものなんだよ~

私には苦い思い出も無ければ(←たぶん苦いのが消えちゃってフツウの思い出になってるんか?)
甘酸っぱい思い出も無い! 甘露な思い出ばっかし

・・・・・・・・・・・・・・・

今、あの二人の友人はどうしてるのかなあ?
連絡先がわからなくなってしまって、もう久しい。


今想えばだけど・・

あのときの会社の同僚だった友人、百万円以下で不安になるといっていた人も・・

家を即金で安く売ってまで、田舎暮らしかオーストラリアに移住しようと思ったのは、
都会暮らしの、そういった不安から逃れたかったのかもしれないなあ・・と思う。


やっぱ一番大事なことは、

不安はさっさと解消して毎日を、一分一秒を楽しく充実して過ごすことに尽きると思う。

そしてその不安もまた、実は自分の中で作りあげただけの幻影に過ぎないのかもしれないのだ。


あ、お金のこと?

お金はバーチャルなもの、されどお金でもある。
でもね~、やっぱ墓までは持ってけないしね~(これは月並みに言われてることだけどね。)

そんなことで一喜一憂して不安になるよりも、楽しく過ごしてた方が、なぜか絶対、金運も引き寄せる。

不安だけは・・ロクなもんにしかならないから要注意だ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は若い人たちには、本当に好きなことをいっぱい経験して欲しいなあって思うし・・

老い先短い人ならば、残りの人生を死ぬ気で楽しめ~!と言いたい(笑)

そうゆう人たちには、必ずお金も必要なとき必要に応じて入ってくる!
(ただし、莫大なお金が入ってくるってのは違うけどね~)


お金はタダのモノに過ぎず、良いものでも悪いものでもない。

ただし、人の気によって引き寄せたり引き返したりする、波のようなものに過ぎない、と思うのだ。

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スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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