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8/15に歴史を考えてみた(その2)

8/15に戦争の歴史を考えてみたからの続き


原爆にまつわる話なんだけど・・

アメリカの原爆開発にユダヤ人科学者たちが多くかかわっていたことはご存じだろうか?

実は以前にも原爆の話はちょこっとアップしたことがあったけど⇒古代核戦争の謎とヒロシマ原爆
今回は、別視点で書いてみることにする。



当時ヨーロッパにいた、ユダヤ系科学者たちの多くは、ナチスドイツから逃れるために、多くがアメリカに亡命した。

たとえば・・ごく一部の後世に名を残した人だけを挙げるならば・・

ユージン・ポール・ウィグナー (Eugene Paul Wigner)・・・ハンガリー出身の物理学者。ユダヤ系。
「 原子核と素粒子の理論における対称性の発見」により1963年ノーベル物理学賞受賞。
Eugene Paul Wigner


レオ・シラード(Leo Szilard)・・ハンガリー出身の物理学者。物理学者・分子生物学者。

Leo Szilard
右側がシラード、左側がアインシュタイン

アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein)・・ドイツ生まれの理論物理学者。
この人の説明は、いまさら不要だろう(笑)


エドワード・テラー(Edward Teller)・・ハンガリー出身の物理学者。 理論物理学者。
アメリカ合衆国の「水爆の父」として知られる。ローレンス・リバモア国立研究所は彼の提案によって設立された。
Edward Teller


ニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーア(Niels Henrik David Bohr)・・デンマークの理論物理学者。
量子論の育ての親として、前期量子論の展開を指導、量子力学の確立に大いに貢献した。
Niels Henrik David Bohr


これらは、みなナチスの手を逃れてアメリカに亡命したユダヤ人たちだ。


そして、こちらは、当時の亡命者ではないけれど・・同じくユダヤ系アメリカ人(お父さんの時代に亡命していたのかも?)
   ↓
ジュリアス・ロバート・オッペンハイマー(Julius Robert Oppenheimer)・・ユダヤ系アメリカ人の物理学者。
当時ロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導。
卓抜なリーダーシップで原子爆弾開発プロジェクトの指導者的役割を果たしたため「原爆の父」として知られた。
Julius Robert Oppenheimer


そもそものきっかけは、
1938年に、アインシュタインとレオ・シラードが共同で書いた手紙が、ルーズベルトに送られたことからはじまる。
アインシュタイン=シラードの手紙


ナチスドイツは、原子力の兵器開発を進めてますよ~!
どうか、アメリカの方が早く開発を進めてください。

原子力兵器の開発計画を進言する手紙だった。


なぜなら、

彼らはナチスドイツから逃げてきた人たちだ!

ヨーロッパはナチスドイツに占領され、多くの彼らの同胞たちが大量殺戮に合っていたのだから。
なんとか、彼らを救いたいとして、アメリカに進言したのもうなずける。


ルーズベルト大統領はアインシュタインの進言をすぐに受け入れ、原子爆弾開発を目指すマンハッタン計画が開始されることになる。

Franklin Delano Roosevelt
     ↓
Franklin Delano Roosevelt

アメリカ側にとっては、実においしい話だから(笑)

マンハッタン計画には多くのユダヤ人科学者が加わることになった。

上記にあげた科学者たちも当然加わっている。


実際ドイツでは、数年前から開発を進めて、あと少しで原子爆弾は出来上がる手はずになっていたそうだ。

ハイゼンベルクたちも、ナチスドイツに命令されて開発させられてたそうだけど・・・わざと、チンタラやってたらしい。
Heisenberg_10.jpg
ナチス・ドイツなんかに、こんな研究を渡してなるもんか!と、心の底ではアンチ・ヒトラーの科学者たちも多かったという。
純粋なドイツ人にもかかわらず!

それにしても、量子力学の話をアップしたときも、ボーアやハイゼンベルクは登場してるし・・すごいメンバーです。
神の領域に挑戦する人々(その1)


原爆開発がもたついている間に、ナチスドイツ軍にも陰りが見えてくる。


1943年1月31日、スターリングラードでソ連軍に降伏。

で、ソ連が東部戦線の主導権を握ることになった。


同年9月3日、イタリアが無条件降伏。

翌1944年6月6日。連合軍は200万人、艦船4400隻、航空機25000機を投入してノルマンディ海岸に上陸。

東からはソ連軍が、西からは連合軍がベルリンを目指して進行を開始した。


1944年9月18日。 
ルーズベルトとイギリスのチャーチル首相の秘密会談が開かれ、秘密協定が結ばれたらしい。

ドイツの原爆開発はもう無いだろうし、ヨーロッパ戦線のメドもたったから、原爆投下の対象は日本にしようぜい!と。
(実際のところは正式発表がないのでわからないのだが・・おそらく、このような話になっていたのではないかと・・)




おいおい! ちょっと待ってよ!・・・と、ここで慌てたのはユダヤ人科学者たちだ。

俺たちはベルリンに原爆を落とすためには協力してきたんであって、日本には落としたくない!
日本にはなんの恨みもないんだから!


それどころか、日本はユダヤ人のことを差別しないどころか、むしろヒトラーから逃げてきたユダヤ人を匿ってさえいたのだから。
(実際、神戸には多くのユダヤ人がいたという。)



1945年3月25日、ドイツの降伏が目前に迫ると、アインシュタインはルーズベルトに手紙を書いて、日本に対して原爆を使わないよう要請している。

残念ながら、ルーズベルトはその手紙を読まないまま、4月12日に急死してしまう(過労死だったという話)
そりゃまあ、大恐慌にニューデール政策だとか、第二次大戦とか・・大変なことばっかだったしなあ。。。


急遽その後をついだのは、副大統領だったトルーマン
貧しい育ちで、唯一大学出ではない大統領だったので、ルーズベルトからはバカにされてたとか・・


Harry S Truman
      ↓
Harry S Truman


同4月28日、イタリアの独裁者・ムッソリーニは民衆義勇軍によって逮捕され処刑。
ミラノで、愛人と共に死体がさらしものにされた。


同4月29日、ナチス総統ヒトラーはピストルで撃ち抜き自殺。
5月7日、ナチスドイツは連合軍に無条件降伏。


今度は、レオ・シラードはトルーマンに請願書を書いた。

「日本に対する原爆使用は正当性がない、日本への原爆投下は国際犯罪となるだろう。
さらに、全世界が大量破破壊兵器の脅威にさらされる時代をまねいてしまうことになるだろう。」
、といった内容だった。


実に科学者らしい・・・原爆がどういったシロモノであるかを熟知していたわけだし・・
だが、アメリカは原爆投下を行っても国際犯罪で訴えられることはなかったけどね~。
(まあ、イギリスも、チャーチル・ルーズベルト会談で知ってたからなのか・・? だからアメリカを責められない、正当性を認めちゃったのかも・・)




さらに、シラードは、
原爆を投下する前には、せめて日本に充分な警告を与えるよう求める内容の手紙も書いている。

この2番目の請願書 は67人の科学者が署名し、大統領宛に送付されている。

それでも、ダメだったんだよなあ。




ここで、その頃の戦況を述べておこう。

アメリカ海兵隊が連戦に次ぐ連戦で、バラワン、ルバン、ミンダナオ、パナイ、セブ、ネグロス各島に上陸。日本守備隊全滅


3月26日、最後の砦だった沖縄に、18万3千名のアメリカ軍が上陸
各地で悲壮なまでの死闘が繰り広げられ、日本兵10万9千名と沖縄市民10万人が死亡。


日本軍はこの時点で、戦艦・航空母艦・戦闘機もほとんど底を尽き、都市は焦土と化してしまった。

降伏は時間の問題になっていた。

あとは、本土決戦で一億玉砕か、無条件降伏か。
日本の選ぶべき道は、2つに1つだった。


1945年7月17日、ベルリン南西部のポツダム市。 旧プロイセン王家の屋敷「ツェツィーリン・ホーフ」

ここに、イギリスのチャーチル、ソ連のスターリン、アメリカのトルーマン三首脳が集まっていた。
ポツダム会談だ。

Potsdam Conference

これより終戦後の世界をお互いにどーするか? って会談が開かれたわけだ。


この会談の初日、アメリカ大統領、トルーマンのもとに、一通の電報が届けられたという。

★人類史上初めて、核分裂による原子爆弾実験成功!!のしらせだったという。


この時すでにトルーマンは、原子力政策諮問機関「中間委員会」の答申を受けて、「実行」を決断していたのだ。


そう、つまり・・ユダヤ人科学者たちの嘆願書も、なーんも意味を持たなかったというわけだね。


ニールス・ボーアなどは、日本への原爆投下を阻止するためにも、涙ぐましいほどに奔走している。

でも、それすら徒労に終わった。


なぜ、トルーマンは実行させてしまったのか?

●前任者のルーズベルトは、原爆の研究・製造予算に、延べ20億ドルを政府予算からひねり出していたという。
それを、議会も国民にも内緒にして。


●いくらアメリカ軍が連勝しているとはいえ、払っている犠牲も大きかった。
沖縄本土決戦においても、硫黄島の戦いにおいても、信じられないくらいの米兵を失っている。
死を直前にした日本兵は、すさまじかったのだ・・・それは恐怖にも近いほど。
まして勝ち戦に、多くの犠牲を払いたくなんかない!


●第二次世界大戦においてソ連を偉大な貢献者にはできないし、
ソ連に対する「威嚇」という政治的効果を重要視しなければならなかった。




まだ、他にも理由はあるかもしれないけど・・主なところ、政治家としての理由をあげるならば、こんな理由からだろう。



なんとまあ、汚い! 非人道的的! 

しかし、戦争というものは、そもそも非人道的であり汚いのだ。

こういった考え方は戦争においては、むしろ「常識」であり、「立派」なのかもしれない。


昔からそうだ。

たとえば、日本における豊臣秀吉の戦略をみても・・・

彼はサル🐵と呼ばれ、ひょうきんなお調子者でムードメーカーだったけど、戦略の天才でもあったんだから。
戦略の天才=汚い!ということでもある。

我が軍勢を損なわないために行った三木の干殺し(みきのひごろし)などは有名な話だし・・彼のお得意戦法の1つだった。

民百姓まで城内に入れるようにさせといて、食料輸送を絶ち、徹底して敵方が飢えて死ぬのを待つという戦法。
これなら、味方は高見の見物をしてるだけで済む。

さらに、1つの戦に勝ったあとのことまでも計算に入れて、いかに有利に進められるかを考えて行動している。



時代がどんなに変わろうとも、戦争というものは、古今東西、同じなのだ・・・と思い知らされる。


ルーズベルトやトルーマンが、どんな人だったのかは知らない。 
日本人が大嫌いの差別主義者だったとか、ただ原爆の威力を確かめたかっただけだったとか・・そういった見方もあるけど・・
同時に、良き父であり家庭思いであり人格者で、有能な政治家という評価もある。

人間なんて、さまざまな面を併せ持っているわけだし、周囲によっても影響を受けてしまうものだ。


当時は、アメリカ人たちは、日本をジャップと呼んでバカにしてたし、日本では、鬼畜米英 アメリカ兵をぶち殺せ!というスローガンまであったそうだ。 (←いやはや)


偏見といえば・・

日本では、「お国のため」のプロパガンダが強力に推進されていたし、欲しがりません勝つまでは!を合言葉に、大和魂総動員。
一人一人が御国の柱だとかいわれて、当時の小中生までもが、竹槍を持ってアメリカ人を殺す練習までさせられていたそうだから。

いざとなれば、玉砕!全員死ね!とまで言われたきた日本人。

こりゃもう、軍部による、りっぱな自殺幇助罪じゃね!


でも、似たようなことは、スピーチの天才といわれたヒトラーも言っている。
   ↓

青少年も同様に愚かだ。彼らには車とオートバイと美しいスターと、音楽と流行と競争だけを与えてやればいいのだ。
それでシャンペンの空気を抜くように、かれらの頭から”考える力”を抜き取る。あとは車とスターと流行と音楽の力を借りて、ワッとけしかければ、彼らは武器を抱いて地獄の底へでも突っ込んで行くよ。

そのためにも、大衆や青少年には、真に必要なことを何も教えるな。必要がないバカのようなことだけを毎日毎日教えろ。それで競争させろ。笑わせろ。ものを考えられなくさせろ。真に必要なことは、大衆と青少年を操るものだけが知っていればいい。

そしてあとは、”国家のため!”と何千回も呼びかけて、戦わせ殺し合わせるのだ。1人の人間を殺せば殺人犯だが、戦争で100万人を1度に殺せば、その男は必ず国家から最高の勲章をもらえるぞ。



なんだか、今でも通用する、3S政策みたいだ。

どの時代にも、権力を握るものと握られている側の図式がある。


ということは、戦争下においては、日本人もドイツ人もアメリカ人も・・みんな洗脳されてしまうのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただし、亡命してきたユダヤ人科学者たちだけは、違う視点でみていたことだろう。

ユダヤ人同胞を救いたい! それにはナチスを滅ぼさなければならない。 ナチスより先に原爆を作らなければならない。

そして結果的にはアメリカ政府に利用されたような形になってしまう。。。




紀元前から迫害され続けたユダヤ人、 その結果ユダヤ人は世界各国に広がり、同胞意識は強いものがある。
同胞を救おうとするユダヤ人。

そのユダヤ人が原爆を作り、まっさきに、その話に飛びついたルーズベルトもまたユダヤ系移民だったのだ。

そして、結果的に日本に落とされた・・ということは、なんらかの目には見えない関連性があるようにも思えてしまう。


古代ユダヤの民たちの血は、おそらく日本人の血の中にも混ざり合っていることだろう。
いわば、日本もまた血の上の同胞かもしれないのに。
    ↓
続:ユダヤの謎と日本の起源(その2)


不思議な因果だ。

さらに、アメリカはマンハッタン計画のとき、ウラン鉱脈が無いために海外から手にいれなければならなかったはずが・・
ホピ族の土地から発見されて・・邪魔になったホピ族を他の土地に強制移住させようとまでしている。

(彼らは断固反対して土地を手放さなかったし、また、他国からの人道的な面でクレーム入れられるのを恐れてアメリカ政府は断念した)

hopi_mesas.jpg


もうひとつ、忘れてならないことは、

ホピ族も、トルーマン大統領に手紙を出していることだ。

ホピの長老に、口述で伝えられてきた予言によれば、

「ここは、アメリカ大陸の背骨であり、ヒマラヤなどと同様、地球の自然エネルギーの震源で、もしここが破壊されたら全地球的な規模で変動が起きる。 それゆえ、この地に留まり守らなければならない。」

「またこの地には、使い方によっては人類を滅亡してしまうものが埋まっている。人類がこれを争いではなく平和に利用することが出来るようになる日まで、この場所に留まりこれらのものを守っていくように。」

それゆえ、ホピは、この地にとうもろこしを植えて細々と生活をし、この土地を守ってきたという。



彼らの手紙を要約すると、

今日、私たちとあなたがた白人もまた、それぞれの人生の岐路に直面しています。
どうか道を間違わないでください!


<参考>
ネイティブアメリカン・ホピ族の神話世界より

ホピ族から大統領にあてた手紙(英文のまま)


このタイミングで、トルーマン大統領あてに手紙を書いたということは・・よほどのことだっただろう。

彼らもまた、ユダヤ人科学者たちとは別の視点から、未来における危機を予知していたことになる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戦争の原因に宗教の違いをあげる人も多いけど、
私は、戦争の原因になる宗教は宗教ではないと思っている・・ただのポリティックの一環に過ぎないと思う。

多くは偏見と差別だ。

それと・・利権争い!

あっちの土地が裕福だし、もらっちゃおう!というヤツ。。



そして・・残念ながら、それは紀元前の昔から続いている。

この世はもう、ダメじゃ~! 終わりか?


いやいや、そうは思わない!

それでも、どんな状況下でも、勇気をもって人を助けようとする人がいるのも事実なのだ。
どんな巧みな、戦争下の洗脳にも、ひっかからずに!

たとえ少数であっても、こんな人たちがいる以上、必ず光はある。




同時に・・これはまったくの私の勘のようなものだけど・・

なぜか、ユダヤ系が人類のカギを握っているような気がしてならない。
そして、日本という地やホピ族もまた、「何か」あるのかもしれない。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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