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結婚制度って?

たまーに、恋愛問題とか結婚の相談を受けることがあるんだけど・・いつも、やれやれ!と思ってしまう。

それが中高生とか、ティーンエージャーくらいの恋愛ならば、突き進め~!のスタンスで後押しできちゃうんだけど・・・


大人になってからの恋愛問題ほど厄介なものはない!

①片思いのうちは、なんとか両想いのラブラブになりたい!と悩み、

②いちおう両想いラブラブになれば、相手の思いを知りたい!とか
いつも一緒にいたい⇒結婚 を考えて悩み、

③結婚すれば、浮気されない? 
どうすれば、良い結婚生活が送れる?と悩む



なんで悩んでばっかなんだ~?


①と②の場合は、恋してる状態
恋は一種の病気・・・これは私自身の若い頃の体験からも症状はよくわかるし、さらに、脳のメカニズムを知れば、もっと客観的に理解できることだ。

もう・・・こんなことを言ってる私ほど、恋愛相談に向かない人はいないと思ってしまう・・・。

③は、ブレイクダウンすることへの恐れ=現状維持を望むからなのか?


恋してしまえばいつも一緒にいたい! じゃあ、結婚だ~!というのは、ま、お決まりのコース。
ついでに、結婚という法を使って相手を縛ることも出来るし~(ついでに、自分も縛られちゃうんだけどね~)


ところで、私には一夫一婦制の結婚というのは、良いのか悪いのかはわからない。
個人的には、どっちでもいいことのように思える。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キリスト教が作り上げた「社会通念上の模範」というものがある。

一度だけの恋愛と結婚。(セックスは誓った一人の人とだけってニュアンスが含まれてる)
一度愛したら最後まで、愛は一人の人への永遠の約束であり責任・義務
とうぜん、お互いを所有することになる。
それも、永遠を、誓わされる。




日本もまた明治になって西欧諸国に準じ、これを法として導入した。

weddingxbookxRingxCeremony.jpg


ところが・・いくら誓わされようがなんだろうが、人なんて日々変化していくものだ。

一晩寝て起きれば多くの細胞は死に新しい細胞が生まれてくるように、心も精神も変化し続けるのだ。

ということは、
二人が結婚式で誓ったときの心境と、まったく同じでありえるわけがない!!

いくら教義や法で縛ろうが、出来ないことだってある!ってのは・・おそらく誰でも心の底で知っている。


だから、昔から浮気だとか売春ってものがあるわけだしね~。

昔は、浮気や売春は違法じゃなかったんで(とくに男の場合)、堂々と出来たけど、今では、これも・・コソコソとしなきゃならない社会になってるね~。

まあ、昔の人の方が、結婚後も「結婚」に縛られる感覚は少なかったように思う。
好きな人は堂々と愛人に出来たわけだし、日本だって合法の売春宿だってあったんだもんね~。



ところが、昔の人の中にも、・・やたら「結婚」にこだわった人もいる。

ヘンリー8世(Henry VIII, 1491年6月28日 - 1547年1月28日)イングランド王だ!

かなり若い頃(なんだかひ弱で陰険そうな顔?)
  ↓
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イングランド王ヘンリー7世の次男で、本来は王位を継げない立場だった人だ。 そう、お兄ちゃんがいたからね~。

実際お兄ちゃんのアーサーは、将来を期待されていた存在、なんてたって、アーサー王伝説のアーサーから名前をもらった人。(アーサー王を現実にしよう!という強い思いが込められてたらしい)

お兄ちゃんのアーサーはこっち。
    ↓
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その奥さんが、スペインから迎えられたキャサリン・オブ・アラゴン

ところが、若い二人が結婚して(たしか二人とも14-5歳?だったはず)、アーサーは数週間で亡くなってしまう。
(陰謀の匂いがプンプン)


ところが、イギリス側は莫大な持参金付きで嫁にもらった、キャサリン・オブ・アラゴンをスペインに返すわけにはいかないし~と
困ったあげく、次男に再度嫁がせちゃったそうだ。

それがヘンリー8世(次男)というわけ。

ところが、この人、かなりの女好き!
とまあ、表向きには「世継ぎとなる男子を強く望んでいたから」という理由があるのだろうけど・・


まずは、王妃のキャサリン・オブ・アラゴンの侍女に手をつける。 それがメアリー・ブーリン

次に手をつけようとしたのが、その妹だか姉の、アン・ブーリン(エリザベス1世の母として有名な人)

ところが、アン・ブーリン、「私、愛人はイヤ!結婚してくれなきゃ!」と言ったそうだ。

そこから歴史が大きく変わっていく・・・


まず、ヘンリー8世、王妃キャサリン・オブ・アラゴンとの結婚は、もともと無効のものだったのだ!とローマ教会に言い出した。

この時代、ローマカトリックの支配下だったから、王族といえども離婚は認められないからね~!


え? でも、ちょっと待てよ!
たしかヘンリーが結婚するときは、兄貴の嫁だった人を・・あれこれと理屈をつけて(たぶん、カネも積んで)ローマ教会を説得した上で、正式な妻、正式な結婚と認めてもらったはず。

それを今さら覆すとですか~!!

それも、侍女との結婚を認めさせたいがために~!


さすがにローマ教会も・・今度ばかりは、おたくの都合ばかりを認めるわけにはいかない!と突っぱねた。

ぬわんだと~!
それじゃあ、宗教改革だ~!
とヘンリー8世は言い出す始末。

おいおい!

宗教改革ってのは、もともとはドイツで、ルターが宗教改革をはじめてたんだよ。

ところが、ヘンリー8世は、ルターの教説は認められない!と言って弾圧側に回っていたのだ。
そう、ローマ教会側。 そんで、ローマ教会からは「信仰の擁護者」の称号まで与えられてたはず。 

それが今度は、いきなり・・宗教改革側かい?

高邁な思想もポリシーもあったもんじゃないなあ。。。

まあ、そんなふうにして生まれてきたのが、ローマ・カトリックに反旗を翻しちゃったイギリス国教会やら、プロテスタントになっていくわけだ。

それだけローマカトリック教会も翳りがみえてきた時代だったともいえるけどね~。



さて、そこまでしてヘンリー8世はアン・ブーリンと結婚したんだけど、今度は、またも侍女のジェーン・シーモアに心移りしちゃう。

すると、アン王妃は姦通罪と反逆罪だったかの罪で、ロンドン塔で処刑される。 そう、首チョーンってわけ。

もっともこれは、ヘンリー8世が独裁者だったというわけでなく、取り巻きの貴族たちの思惑がメチャメチャ働いていたわけで・・
王なんて周囲に踊らされるものでもある。



侍女のジェーン・シーモアは、王妃となって1年後、待望の男の子を出産。
すると、最初の王妃のキャサリン・オブ・アラゴンの娘、メアリーと、2番目の王妃、アン・ブーリンの娘、エリザベスを庶子に落として追放しちゃう。(王位継承権をはく奪するため)

この後、メアリーとエリザベスの王位をかけた熾烈な争いに発展していくことになるのだが・・。


ところが、ジェーン・シーモアは産後の肥立ちが悪かったとかで、あっけなく死亡。

ヘンリー8世は、その後次々に王妃を迎えることになる。

アン・オブ・クレーヴズ、キャサリン・ハワード、キャサリン・パーといった具合に。

邪魔になった王妃は、またも反逆罪か姦通罪で首チョンになるという筋書きで。


MAINKINGHENRYVIIIWIVES_main.jpg

結局ヘンリー8世には、6人の王妃(本妻)がいたわけだけど、愛人や認知してない子供に関しては数は不明だとか。


さて、その後、ヘンリー8世はどうなったかというと・・

晩年は落馬の傷が痛んで、おまけにデブだったこともあって、あっちこっちの体のパーツが悪くなってたらしく・・・痛みだらけだったという。

死後は遺言どおり、3番目の妻の子、待望の男の子だったエドワードが9歳で即位する。
ところが、生まれながらに虚弱体質、先天性梅毒だったとか?

で、あっけなく病死。

当然エドワードには子供もいないし・・王位継承権をはく奪されてたはずの、メアリーかエリザベスっきゃいない!ってことになる。

その後も、カトリックかプロテスタントかとか、有力貴族たちやら諸外国の思惑を巻き込んで、ドロドロと王位継承権をめぐる争いになってくわけなんだけど、負ければすぐに、首チョンになっちゃう世の中。

罪なんて、あとからいくらでもこしらえることができる!

結局、エリザベスが勝って、メアリーが首チョンになった。(確かお決まりの反逆罪だったかで・・)

エリザベス一世・・このファッションセンス、いつ見ても凄過ぎ!
Queen-Elizabeth-I.jpg


これが英国史のひとつの時代。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

王族といえど、結婚離婚もままならなかったり、逆にローマカトリックに手を回せば簡単に出来ちゃったり・・

王妃の座についたところで、反対派の中を上手に泳ぎ切らなきゃ、すぐに首チョンだし・・

あーあ~。

そもそも結婚ってなんだ? 


今も昔も、それだけのものでしかない気がする。


初めからたった一人の生涯の伴侶を求めよう!と思い混むことじたいが、どっか違うんじゃね?・・・と私は思ってしまう。

さらに、それこそが正しい人の道!と思うことは、もっと違うような気がしてしまう。



恋愛感情だけでは結婚生活はなりたたない!・・・多くの人がいうとおり、たしかにその通り。

恋愛は病と一緒で、いずれは冷めてしまう(治癒してしまう)から。


じゃあ、愛ならば?

愛は病じゃないから・・冷めるとか治癒するとかってことじゃない。 たしかに・・これもそのとおり。


ところが、お互いに愛するゆえに別々の道を歩むことだってある。(まあ、別離とか離婚とかってことになるわけだけどね)


そして・・形として一緒にいれば愛し合ってるってことにならないのは世の道理。
(外に向かってだけは夫婦円満、おしどり夫婦をアピールしてる夫婦もいるわけだし・・)

そんなことは誰でも知ってる。


では、どうすれば・・本当に愛し合っていてずーっと添い遂げられるんだろ?

Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.
(愛というのはお互いに見つめ合うことではなくて、一緒に同じ方向を見ることだ。)


と言ったのは、サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)

Antoine de Saint-Exupéry


飛行機乗りで、作家、あの「夜間飛行」だとか「星の王子様」で有名な人の言葉だ。
最後は、どこだったかで飛行機が墜落して消息不明になっちゃった人。


私は「星の王子様」を読んでも、子供の時も大人になって読んでも、ちーっとも感動しなかったし、別に好きな作家ではないのだけど・・

それでも、この言葉だけは、的をついてる気がする。


結婚を決意するときは、お互いが同じ方向を向いてるかどうかで決まると思う。
はじめから、どっか方向が違うな~! と感じたのであれば、まずムリだろう。


だけど、同じ方向を向いている限り、
一時的に仲違いしようが口論しようが何事だって解決できる。

そうやって二人でお互いに影響し合い成長しながら、気がついたら、いつのまにか、ずーーと二人で生活しちゃってる。

そんなものじゃないかと(笑)


なーんて言うと・・

今度はこんなことを聞かれたりする。
「今、同じ方向を向いてると感じるんだけど、この相手と結婚してうまくいきますよね?」

そんなこと知るか~!(笑)


どう作っていくかは、これからの二人の日々にかかってるんだもん。
自分次第、相手次第。


そんなの、神様だってわからないよ!
だって、自分で作ることなのに~なんで人に聞く?
レールに引かれた運命があると思ってるのかなあ?


結局のところ、先のことなんてわからない! 
誰にもなーんの保証もない!



だから、不安になるなら、そんな結婚は、初めからやめた方がいいのかもしれない(笑)

だから、先が楽しみ!と思えた人と結婚すればいいんんじゃないかな。


私たちは、中世の英国王室に生まれたわけじゃあるまいし~、殺されることはないし、いつでも次のステップに進める!


また事実、

お互いの先のことが楽しみ~♪と思える二人ほど、気がつけば、いつのまにか長ーい結婚生活を続けてるような気がする。

それが「同じ方向を向いてる」ってことかもしれない・・と思う。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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