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悪魔の存在

キリスト教における悪魔ってなんだろう?って考えてたとき、日本に住む友人がこんな動画を送ってきた。
(最近頻繁に起こるシンクロだ(笑)
     ↓


これは、2016年6月1日、青函トンネルを超える世界最長・最深のゴッダルド・トンネルが開通したときの、開通式の祝典セレモニーのダンス動画

なんだこりゃ!・・・


動画を見て思った。

どっからみても「悪魔」

それも陳腐なほど、ステレオタイプの悪魔、そのまんま~。

ヤギ=悪魔のシンボルはいっぱい出てくるし~。

800px-Baphomet.png
Baphomet Wiki

SamaelLilithGoatPentagram.png


悪魔のシンボルは山羊なのだ!


ずっと前に、古代の竪琴とダビデ王という記事の中で、

竪琴にも、天使と悪魔の持つ竪琴がある。
    ↓
天使型は、白または金、ひつじの角や爪、ハトの羽
悪魔型は、黒または赤、ヤギ角や爪、コウモリの羽



というのを載せたことがあっけど、まさに悪魔のイメージっていえば、山羊! 

なんで、天使が羊で悪魔が山羊なのかは知らんが!



これは、ヨーロッパの中世キリスト教時代から脈々と受け継がれてきたイメージらしい。

たぶん大昔から、羊も山羊も身近にいる家畜だったし、分かりやすく「動物に例えると」ってのをやりたかっただけなのかも。

そんで、善と悪、白と黒・・っていう典型的二元論をイメージにも持ちだして、こじつけちゃっただけかな。



それにしても~ なんでここで悪魔なん?

動画の中でもニュース・キャスターが、
「開通式と、この・・”独特の”・・ダンスはどうゆう関係があるんですかね?」って、苦笑しながら言ってたけどね。


アンチ・キリスト集団の黒ミサ風景ですか~?

それを今回は、特別サービスってことで見せてくれたんだろうか?

それも・・各国の首脳陣をずら~と呼んでる席で?
(あ!ひょっとしら、彼らのお好みか?)

さっぱり、わっかりませ~ん!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゴッダルトトンネルというのは、正式には、「ゴッタルドベーストンネル」という鉄道トンネルのこと。

57kmもある、今では世界最長トンネルで、オランダのロッテルダムからスイスのジュネーブまで結んでいるとか。
(それまでは、日本の青函連絡トンネルが世界一だったんですって~。)


スイスといえば・・日本人の一般的知識では、永世中立国、マッターホルンってくらいなものかもしれないけど、

スイス人にとって、ゴッダルトは最も聖なる山だという。

日本人にとっての霊峰・富士山、モーセのシナイ山・・・それ以上かも、と言われる。


スイスインフォ(SWI)によれば、
「ゴッタルドはスイス連邦の起源、アルプスの中心、人々の交通の要、ヨーロッパを流れる大河の生まれた場所、南北文化の交差点、そしてスイスという国の独立と統一、アイデンティティーの象徴」という。

「スイスのシナイ山」と呼んだ作家もいた。ナチス・ドイツ軍の侵略から守られたのもゴッタルド山があったからだといわれている。

スイス国民にとってゴッタルドは神話の山だ。




山と言ってるけど・・正確にいえば山というより山塊で、そこは有名な峠になっているらしい。

5sz_t1_a1860-28255720.jpg
カスパー・ウーリッヒ・フーバーの作品(1860年ごろ)に描かれたもの

何が有名かといえば、相当な難所だからだ。

407cv0ri.jpg
Carl Blechen devil's bridge(カール・ブレナンによって描かれたデビルズ・ブリッジ)

そうそう、ここ、デビルズ・ブリッジ(悪魔の橋)というそうですよ。


完成したものは、こっち
   ↓
512px-Train_trip,_Switzerland

またも出てきた、悪魔という名。

なんで「悪魔の橋」なんだろうと思ってたら、こんな記述をみつけた。
     ↓

ロイス川を渡るのがあまりに困難だったため、あるスイスの牧夫が悪魔に橋を架けるように願った。
(なんで悪魔に願う? ここはフツウ、神様に願うんと違うか?)

すると悪魔が現れて、願いを引き受ける代わりに橋を最初に渡るものを生け贄に差し出すようにと条件をつけた。
(そりゃあ、悪魔だもん。 タダで慈善事業しないし・・交換条件ってのは当然!)

彼はそれを受け容れたが、橋が完成すると彼はヤギを先に渡らせて生け贄を回避した。
(ここでもヤギかい! ヤギを犠牲にするわ取引きした悪魔を騙すわ・・人間の方が性悪じゃね?)

この詐欺行為に怒った悪魔は岩をつかんで橋に投げつけようとしたが、ある老婆が十字架を岩に描いて悪魔が岩をつかむことができないようにした。(悪魔が怒るのは当然ちゃうの?)

この伝説の岩は今も存在しており、1977年にゴッタルド道路トンネルの建設のためにこの220トンの岩は30万スイスフランを投じて127メートル移動させられている。
ゴッタルド峠 Wiki




スイス人にとっては聖なる場所。 神話の山。
悪魔の伝説もある場所。

だから、その開通式には宗教的奉献式が絶対に欠かせられない!

そこまではわかるのだけど・・

で、黒ミサダンスを奉納したってわけ??



このパフォーマンスを見た多くの欧米人は、どう思ったんだろうか?

古代から「典型的な悪魔のイメージ」が刷り込まれてしまってる彼らは、

怖っ! と感じるか・・不気味、おぞましい!と思うか・・・言いようのないような不安感が掻き立てられるって人も多いかもしれない。



でも、私ら日本人だし!

悪い動物良い動物なんて差別ないし~、動物どころか人も一緒~♪


ヤギといえば・・ヤギさん郵便しか浮かばんわい!

yagisan.jpg



少なくても欧米人のようには、悪魔と結びつけた恐怖感情は湧いてこない。

だからといって、これは、アートと呼べるほど昇華させたシロモノじゃなし・・
ただの3流映画あたりの黒ミサの儀式シーンとしか見えないシロモノだ。

何度もいうようだけど・・

さっぱりわからん!というのが、私の感想。



ただ・・人というものは、恐怖、不気味さ、不安を感じたとき、悪いモノに容易く操られやすくなるものだ。

悪いモノというのは・・幽霊(悪霊)もだし、生きてる人間による洗脳なんてものもあるだろう。



私のような、ヤギさん郵便しか知らないような日本人が、こんなダンスショーを見たところで、なんだこりゃ!で終わってしまうくらいで、さして害があるとは思えないのだが、

それでも、この真意はどこにあるんだ?って考えると、何か嫌~な後味の悪さを感じてしまう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私にとって、キリスト教の悪魔といえば、

「エクソシスト」のイメージが一番強いかな。

816xh9OHFdL.jpg


エクソシストは1973年公開のアメリカ映画で、アカデミー賞まで受賞したオカルト映画の草分け的存在だったように思う。

ホラー、サスペンス、怪奇映画などと、昨今では色々と呼び名があるけど、この映画あたりが原点になったんじゃないかなあ。

もちろん、この映画、怖い、残酷、血みどろなだけ・・といったC級のホラー映画とは全く違って、ヒューマンドラマという人もいるくらいだ。


どんなストーリーかと言えば・・たぶん、ほとんどの人がご存じだろうけど・・

少女のリーガンに悪霊が取り憑いて、汚物を吐き、罵り、医師を殴り倒し、ウソと真実を混ぜて相手を当惑させる。

超怖い、キモ~いシーンもてんこ盛りだったけどね~。

医師はさじを投げ、誰も助けてくれない!


ついに、カラス神父とメリン神父が悪魔祓いに挑む。


ところが、

「キリストの名の元に於いて!」と祈りを唱え、必死に悪魔を退散させようとするのに・・そこにはキリストは現れない。

そう、どんなに信じてもそこにいるのは悪魔だけで、その悪魔と闘うのは二人の人間だけなのだ。


神父の一人は高齢で心臓が悪く、またもう一人は信仰心疑問を持っている精神病理学者。


少女が苦しみ、母が苦しみ、神父たちが苦しむ。

ひたすらに試され苦しみ続ける。

敵はこんなにも強く、我々はこんなに非力なのか?



当時、こんなシーンをみて、ぎええ~!ってなったなあ。
(懐かしい有名なシーンだったよね。)

tasukete.png



ものすご~いインパクトのある映画だったんで、映画を観た後本も読んだ。(これもずいぶん昔のことだけど・・)



映画だとオカルト・ホラーにフォーカスされた作りになっているんだけど(←そりゃ、当たり前だよね。)

小説だと、これってオカルト?と思った記憶がある。


精神医学的な面を重視していて、小説の大半は外科医師や精神科医の話がメインになっている。

悪魔祓いの部分はラスト近くなって、数ページほどしかなかったのが印象的だった。



それでも、メリン神父の存在感は、小説でも映画でも、すごかった!!
まさに、揺るぎない「理性と尊厳」を備えた人物だったのだ。



ただ当時の私には、小説を読んでいて・・どうしてもわからない部分があった。

「ずっと気になっていた箇所」と言ってもいいかもしれない。


それはこの3か所(その2つはメリン神父の言葉)
   ↓

●人間にとり憑く目的はどこにあるのでしょう? という疑問に対し、
「それは誰にも判らないことだ。……しかし、私はこうみている。
つまり、悪霊の目的は、とり憑く犠牲者にあるのではなく、われわれ……われわれ観察者が狙いなんだと。

そしてまた、こうも考えられる。
やつの狙いは、われわれを絶望させ、われわれのヒューマニティを打破することにある。

やつはわれわれをして、われわれ自身が究極的には堕落した者、下劣で獣的で、尊厳のかけらもなく、醜悪で無価値な存在であると自覚させようとしている。」


●「このような悪からでさえ善が生じてくる。なんらかの方法でだ。われわれには理解できず、見ることもできない何らかの方法でだ。……おそらく、悪こそ、善を生み出す『るつぼ』であるからだろうな」


こちらは最後の方で、リーガンの母親が言う(彼女は信仰を持たない無神論者という設定)
 ↓
●「あなたがた神父さんたちは、祭壇の前にぬかずいて、神さまの実在を考えなければならない立場ですわね。
だからこそ、神さまは毎夜、百万年の眠りを眠ってらっしゃるんですわ。

そうでなかったら、神さま自身がいらいらなさって、ついには怒りださずにはいられなくなるはずです。わたしのいっていること、判っていただけるかしら?

神さまは何もおっしゃらない。その代わり、悪魔が宣伝の役をつとめます。
悪魔は昔から、神さまのコマーシャルなんですわ」



若い頃の私には意味がわからないながら、なぜか、すご~く気になってた箇所だった。
今は? そのままの意味でストレートに捉えてます(笑)


懐かしいエクソシストの思い出話だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

悪魔も悪霊もよくいる幽霊も、体を持たないって意味では一緒。

これは、私の想像に過ぎないんだけど・・
    ↓

ものすごい怨念、怒り、絶望の強い念を持つ幽霊たちが合体して巨大なものになったあげく、
そこへ、生きている人間のドロドロ念まで付着して、超・巨大化しちゃったもの。
それが、悪魔だったり悪霊と呼ばれるものではないかなあ~と思っている。




それに比べりゃ、自分が死んだことがわからなくてさ迷ってる幽霊さんや、助けて~!私の話を聞いてよ~!と単体でさ迷ってる幽霊さんたちの方が、なんとカワイイものか!(カワイくはないけど・・)


巨大化して悪魔・悪霊と呼ばれるようになったものを、ビジョン化して見た姿が、悪魔像なのかもしれない。



悪魔が存在するのか?・・と、聞かれれば存在するのだろう。 (←私は見たことないけど・・)

だからといって、そこらにいる浮遊霊だとか地縛霊のようにはいるわけではない!

我々庶民がフツウに生活してる中で、悪魔に憑かれるってのは、超・超レアケースだと思うのだ。(まず、あり得ない!)


むしろ、それを、自分で呼び込んでしまう方が怖いかな~って思う。


あんな陳腐なダンスを見て、ヤギの角から悪魔だ~! 黒ミサ(悪魔崇拝)だ~!とショックを受けちゃう欧米人は特にお気をつけくださいませ。

特に、古い迷信が染みついてるような人たちには入り込みやすいともいう。



実際のヤギはちょっとひょうきんで面白いやつら、だと思うのだ。(←君はヤギさん郵便がルーツのわけだしなあ・・)

そして、かなり好奇心旺盛だったりする。


ヨガをやってたら、何してるん?と背中の上に乗ってくるし、

goatyoga.jpg


ネコたちが切株の上でまったりしてると・・

Goats-Kittens-on-Stumps.png

すぐに皆でマネっ子。



私も、ずいぶん昔の話だけど・・モンゴルでヤギたちにワラワラと囲まれちゃって、服の裾をカミカミされたり引っ張るやつもいたりして・・涎でベトベトにされたことがあった(笑)

特に子ヤギは、恐るべし好奇心の塊だ。



もしも、

悪魔の狙いが、「我々観察者が狙いであり、我々を絶望させヒューマニティを打破することが狙い」だとすれば・・

常に楽しく過ごし、ヤギにも偏見を持たないことじゃないだろうか。


<参考>
ゴッタルド山は“スイスのシナイ山”

青函と違う「スイス世界最長トンネル」の実力 東洋経済ラインより

ゴッタルドについて知っておくべき八つのこと

https://www.swissinfo.ch/jpn/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6%E3%81%AE%E8%B1%A1%E5%BE%B4-%E3%82%B4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%89%E5%B3%A0/28349036

ゴッタルドの神話 世界最長 ゴッタルドベーストンネルの上を歩く Swissinfo.ch

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