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「りあじゅう」から英語の思い出話あれこれ

りあじゅうってどうゆう意味ですか?」と、オフィスでインターンシップで働いている大学生に聞かれた。

彼は日本で生まれて幼い頃にアメリカに来たというバイリンガル青年だ。

「は? それって、何語?」

「日本語だと思います。 日本から来た会社員が話してましたから。
おまえは、りあじゅうだからいいよなって、話してるのを耳にしたんです。」

「え? そんな日本語あるの~? それって最近できたスラング?」

「僕に聞かないでくださいよ! 僕が質問してるんですから!」

あ、そうだった。 


じゃ、インターネットで調べてみよう!と二人でパソコン画面をのぞき込む。

リア充(リアじゅう)
リアルの生活が充実している人物を指す2ちゃんねる発祥のインターネットスラング。
近年では、恋人・配偶者の有無で定義付けられる傾向にある。




「ほおお。 一種のアブレビエーションなんだ!」

「でも、リアルって英語と、充実って日本語をくっつけたアブレビエーションってのが面白いですねえ。」

と、二人でヘンなところに感心する。


「ねえねえ、じゃあ、JKってなんのことか知ってる?」・・と、私

「冗談!って意味ですよ@ Just kiddingだから。」

「ブーーー。 それは英語のJKでしょうーが!
日本語だったら、女子高生って意味でーす! JOSHIKOUSEIからとったJKだよん。」

「へええ。 それは、アルファベット表記の日本語を短縮したんだ~。 日本語って奥深いなあ。」

奥深いつーか、なんでもアリつーか・・よくわからんが。

「じゃ、しゅうかつ、こんかつってなんだかわかる?」

「それは知ってます。
就職活動、結婚活動のアブレビエーションです。 部活っていうのもありましたね。 みんなでクラブ活動することだったと思います。」

「はい。正解!」



「でも、ちょっと不思議なカンジしない?
就職とか結婚というのは、プライベートのことだよね?
なんだって、わざわざ活動って言葉を使って、アクティビティーみたいな・・社会性を持たせるような言葉になってるんだろ?」


「そうですね~。  仕事探しとかお嫁さん探しというニュアンスとは、ちょっと違うのかもしれませんね。
英語の感覚とはどこか違うカンジですね。」


英語の場合、
ジョブ・ハンティング、ワイフ・ハンティング、ガール・ハンティングともいうけど・・それだと、かなり、がっついてるみたいなカンジだから・・
一般的には、He's looking for his future partner. てそのまま言うことが多いかな。




「自分の夢や目的に向かって行動を起こすことは当然なことですよね~。 なんで、わざわざ、活動って言うんだろうか?」

「うーーん、わからん。

そんなことを言えば、リア充ってのも不思議な言葉だよ。
わざわざ、現実が充実してるって、おかしくね? 
現実に生きてるのに・・。
それとも、最近は充実感が無い人の方が多いんで、そんな言葉が出来たんかな?」


「まあ、とにかく・・リア充ってのは、be fulfilled (満足してる、充実してる)って意味だと思っとけばいいんじゃないですかね?」



遠く日本から離れてしまってる私たちにとっては、ちょっと不思議な気がする言葉だ。


そもそも言葉というものは、その時代のその場所で生きている人々の考え方や感じ方から生まれてくるものなのだ。

つまりは・・これはみんな、現代の日本に生きる日本人の考え方、感じ方なのだろう。


就活、婚活、リア充もまた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今度、日本でも英語教育を小学校から始めるようになるそうよ。」と、母から聞いた。

へええ、そうなんだ~。



10immigration.jpg


私が初めて渡米して、NYでESLクラス(English as a Second Languageの略で、英語を第2外国語とする人たちのためのスクール)に入ったときのこと、

ヨーロッパやロシア、中近東から来ている人たちが多かったんだけど、
クラスメイトたちに、「あなたは、何ヵ国語を話すの?」と真っ先に聞かれた。

ここでは、数か国語を話す人たちは珍しくない。

「僕は、母国語のほかにドイツ語とノルウェー語なんだ。」
「私は英語とイタリア語とフランス語、ママがフランス人だから。」
「私はマリ出身でフランス語とスペイン語少々」


とかなんとか、

みんな国際人やな~と感心してしまった。

きっとヨーロッパからの移民が多かったせいかもしれない。


あるとき、ESLクラスで、ルーマニア人とキューバー人の男性が話しているのを聞いていた。

「うちの国は最悪だったよ。 ちょっとでも政治の話をしただけで投獄されたもんだし。」

「いやいや、うちの国も同じだよ。」


ちょっとまった! と、今度はそこに、シンガポール人が加わって・・

「うちの国はね、民主国家と思われてるかもしれないけど、自由の発言なんて出来ない恐怖政治だったんだ。」と。


ほお~ と私は感心するばかり。

世界の事情にも。
みなさんの英会話力にも。



ESLクラスというのは、移民、亡命者の集まりなんだけど、教養も高く優秀な人たちが多かったらしい。


英語だって、みなさん、かなりなお国訛りの英語ではあったけど、こんな会話が出来るくらいのレベルだったんだから。

すごいよなあ~、と私は感心しっぱなしだった。

私に世界に目を向けさせてくれたのは、このESLクラスのおかげだよな~、と今でも感謝してるくらい。



あ、だけど・・これは東海岸のESLクラスの話。

ロサンゼルスのESLスクールは、ぜ~んぜん違うらしい。(私はLAでは行った事がないので人から聞いた話)


「は? ESLなんて行ったところで英語の勉強になんてならないよ。
90パーセント以上がメキシカンだし、無教養で字も書けない人だっているんだから。
義務教育で中学高校と英語を勉強してきた日本人のレベルじゃないんだよ!

僕は19の時、こっちに来てESLに通ったけど、英語は、まず数の数え方だったし、1~10までのね。
僕がESLで得たものといえば、メキシカン仲間から教わったスペイン語日常会話だったよ。」



だ、そうです。。。



日本人の英語レベルは、たしかに優秀なのかもしれない。

事実、私もESLでは、ペーパーテストをするといつも好成績だったし、

「日本人は文法が得意だね。 日本人て頭がいいんだよね~」と、みんなに褒められたんだけど・・

でも、みなさんのように、
日本の政治経済も、国際情勢も話すことも出来なかったし、彼らの会話にも加われなった。

これで優秀?


ネイティブ並みの美しい発音にしなきゃいけないとか、文法からしっかり学んで、ボキャブラリーを増やしてって
日本では言われてきたけど、

結局、会話に加われなきゃ、な~んにもならんよなあ。

別に、ズーズー弁だろうが、河内弁だろうが、博多弁だろうが・・多少のお国訛りがあっても通じればいいんじゃね?
と、思うようになった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当時の私は国際結婚をしていて、アメリカ人の夫がいたのだが、

「なんで、そんな難しい言葉をいっぱい知ってんだ?
アメリカ人だって、知らないヤツが多いぞ! 」
 と驚かれたことがある。

難しい言葉ってのは、こうゆうヤツね。
   ↓
sophisticated(洗練された)、deteriorate(悪くなる)、apprehensive(懸念した)、comprehensive(包括的な)
(TOEICやTOEFLではお馴染みの単語だったんだけどなあ。)


「で、なんで、アホでも知ってる日常語を知らないんだ?」 とも言われた。。。

shingle(屋根を葺くのに使われてるもの)を、
roofing-shingles.png
私は独身者のシングルと思ったし・・


pilot(ガスの種火)を、
pilot light
飛行機のパイロットか、海賊のことかと思ったし・・(←パイレーツにも聞こえたもんで・・) 

magazine(銃の弾倉部分)を、
235202_ts.jpg
雑誌かと思ったし・・

centipede(ムカデ)
house-centipede-shutterstock_273463868-1.jpg
ん? さっぱり意味がわからなくて・・何がセンチになってるんだ?と思った。


こんな調子だった。。。


私って、いったい?


日常生活の単語だって知らないものばっかだったし、

かといって、ELSの生徒たちのような国際情勢や文化の話すら出来ない私って。


sophisticated、 deteriorate、apprehensive、comprehensive・・なーんて、TOEIC単語なんて糞だ!と思ったね(笑)

いやいや、それは言い過ぎだ! もちろん知ってるに越したことはないんだけど・・



こうゆう難しい言葉は、日常的な会話の中に、ちょっとだけ含めて使うのが、さりげな~い教養になって見えるらしい。


実際、教養あるアメリカ人の会話を聞いてると

日常会話とスラングも使いながら(あまりお下品なスラングはダメだけど)、その中にちょっとだけ、たまに、難しい言葉も入れて使っっている、ということに気がついた。

基本、会話はフレンドリーなものなのだ。
誰にでもわかりやすい会話をしなければならない。


難しい言葉ばかりを使うのは、逆に、会話が出来ないアホとみられるらしい。

私は、はじめて、そういったことに気がついた。


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これは、以前知人から聞いた話だけど・・

彼はアメリカで国際会議があるというので、アシスタントに若い女性を同伴して渡米したそうだ。

彼女は大学出たてで、しかも、TOEICテストでは満点に近い成績を収めているというので、こりゃ、彼女に助けてもらえる~♪
と思ってたらしい。


が、会議が始まると彼女は下を向いたままで・・なーんの手助けもしてくれなかったそうだ。

「まったく~、僕の方がぜーんぜんマシだったよ。
結局、一人で全部しゃべっちゃったもん。

あとで、緊張してしゃべれなかったの?って聞いたら、みんなが話してる意味がよくわからなかったし、
どうやってしゃべったらいいのかわからなかった・・んだって~。
TOEICの点数なんて関係ないんだね~。 やれやれ。」



これは、よーくわかる気がする。

別にTOEICテストが悪いわけじゃないし、彼女が悪いわけでもないと思う。

たぶん、日本はそうゆう英語教育で、そうゆうお勉強をしてきちゃったからだと思う。

私もそうだったし~。



だって、TOEICやTOEFLは、まず点数を上げることだけが目的なんだもん。

それ以外のことは、まったくといっていいほどやらない。 教えない。 時間の無駄だと思ってるらしい。

英語の感覚を学ぶことや、英語の創造力アップもないし、会話や文章の組み立て方も無視。

ただただ暗記するのみ。 少しでも早く無駄なく解答するコツだけを学んでたもん。


問題集や参考書も、昔からいーーぱいあるんだよね~。
toeic_mock_exam-e1412942471956.jpg



でもね~、
私は、NYのESLクラスで、TOEIC&TOFLEクラスも取っていたんだけど

まーーたく教え方が違うのだよ~。
日本でムダ!と思ってるようなことを、せっせと教えたりするわけ。



たとえば・・


Nobody had nothing to eat.
「食べるものが無いという人はいないのだ!」
・・という文があって、


先生: 「この文は二重否定してるよね。 二重否定することでどんな効果があると思う?」

生徒A: 「あえて婉曲的な雰囲気を出すためかな?」

生徒B: 「いや、二重否定によって、より印象つけられてインパクトを持たせることが出来るんじゃない?」

生徒C: 「それはどうかな~、場合によっては歯切れの悪い、どっちつかずにも取られるよ。」

生徒D: 「そりゃ、作り方が悪いんだよ。 僕だったら、こんなふうな二重否定文にするけど・・」

と・・延々とディスカッションが続く、続く・・

で、その日の授業は「二重否定」というテーマだけで終わっちまうのだ。




こ、こんなんが、TOEICクラスかよ!
・・・唖然・・・

それでいて日本で受けたTOEICクラスよりも、はるかに楽しい授業だった~♪


・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の英語の授業って、なんだったんだろう?

コスパが良いとか悪いとかって・・最近はよく言われてるみたいだけど、


まさに、コスパのみを追求した授業って気がしてしまうのだ。

それも、日本という中だけで限定された、小さな世界のコスパでしかない。


それじゃあ、いくらテストの点がよくても、効果的な会話や文章が出来るようになるとも思えないし、

世界にも通用しないはずだよね~。




ひょっとして・・日本人ってバカ?

いーえ、違うようですよ!


2019年度版、主要国のIQと世界順位というのが、あるのだけど・・

まあ、これをちょっと見てください。

1位 日本 (107)
2位 台湾 (106)
3位 シンガポール (106)
4位 香港 (105)
5位 中国 (104)
6位 韓国 (102)
7位 ベラルーシ (102)
8位 フィンランド (101)
9位 リヒテンシュタイン (101)
10位 ドイツ (101)
...........
18位 オーストラリア (99)
..........
20位 イギリス (99)
..........
27位 アメリカ合衆国 (97)
.........
44位 イスラエル (92)
..........
56位 タイ (89)
............
80位 ブラジル (83)



日本はIQ平均107点で堂々の1位なんですよ!! 


もちろん、IQテストだけで頭がいいか悪いかなんて判断が出来るとは思ってはいないけど、
それでも、世界で1位ということは、それなりの重みはあるわけで・・

優秀な民族といっても過言ではないと思う。


全部の国をご覧になりたい方はこちらを(In Deepさんのところから拝借しました)
    ↓
https://indeep.jp/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-10_10-02-25.jpg




賢いはずの日本人!

なのに、なのに・・

なんで~?


ずーーと、昔の日本人を思い出してみる。
昔って、明治~大正時代の話だけど・・

当時の官僚の方々や軍人さんは、元武士だった人たちがほとんどだろうし、

幼少の頃から四書五経だとか孫子だとか・・漢字だらけの書物を読んで学んでて、しかも達筆で難し~漢字がいっぱい書けて


その上、海外留学のために、フランス語、ドイツ語、スペイン語、英語、ロシア語なんて学んだんだもんね~。
しかも、列強に負けずに交渉することが目的の語学だったわけで、

その上、海外視察で、化学、金融、鉄鋼、ありとあらゆる知識を学んできたという。

なーんてことを、私は「坂の上の雲」から知ったんだけどね(笑)
sakanoue.jpg

このときも、日本人てなーんて頭がいいんだろう!

抜群の吸収力だ~!

と思ったものだ。


私たちは、こういった人たちの血を脈々と受け継いでるはず。

なのに・・・いったい、どうしちゃったんだろう?


英語を学ぶということ1つをとっても、

テストにパスすることのみが目的。
テストの要領をつかんで丸暗記。



これ、SEIYUのスローガンなんですって。
    ↓
4d8ed07105069f7990470c9309bb03be.jpg
http://cotori-sha.com/works/graphic/576

このポスターをみたとき、これが今の日本なんだよな~って思ったものだ(笑)
ポスターにも、忙しいからコスパが大事みたいなことが書かれてるし~。



小さい頃から語学を学ばせる・・これは良いことかもしれない。
小さい頃からネイティブに学べば、そりゃ発音も良くなるだろう。

けど、方向性が間違えば、

結局、私の時代が学んだものと似たものになってしまう。

今度こそ「良い英語教育」であって欲しいなあと思うのみだ。

しっかりと自分の考えや意見を、世界に向けて伝えられる子供になって欲しいと思う。

そもそも、日本では英語だけにこだわり過ぎてるような・・
世界の言語なんていーーぱいあるのにね~、とも思ってしまう。。


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アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

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