FC2ブログ

ユル~く考える「許しと贖罪」

毎週、日曜礼拝に行ってるという人がいて・・かなり熱心なクリスチャンなのだろう。
ひと昔前ならば、アメリカ人は「日曜日といえば着飾って教会」というのが定番だったらしいが、最近はあまり聞かない。

えっと‥その人が行くのは、メソジスト派の教会って言ってたかな? 
(注:アメリカのほとんどがプロテスタント、ただしメキシカンはカトリックも多い)



ニューヨーク州にいた頃は、私は、黒人教会が好きでよく通っていたことがある。

fc2blog_20190330074730c55.jpg


なんてたって・・生ゴスペルがタダで聴けて、特にレディーたちのファッションは華やかだし、あとで出される軽食が超美味しかったから!(ガンボなんて、もう、最高だったもん)

detroit-gospel-choir.jpg

なぜか、黒い人たちのチャーチファッションって、とくに豪華だよねえ。
ふだんは、タレッタレのチープファッションなのにね(笑)

昼の正装として、ちゃーんと帽子をかぶる人が多いってのも特徴

charch hut

7b0a148629d06ce667ac5abb69d4e298.jpg

上の二つは雑誌のチャーチファッションからひろったものなので・・・


現実は、こっちに近いかも(教会に行くのはご年配の方々の方が多いので・・)
   ↓
old ladies charch

それでも・・気分はマイ・フェア・レディーなのかも。

fc2blog_20190330081631396.jpg

ファッション的にも変わらんじゃないか!


それとも、パリの凱旋門賞か(競馬の有名なレース)?
   ↓
120622010959-royal-ascot-races-30-horizontal-large-gallery.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれれ、話が完全にずれてしまった・・・。

別に、チャーチファッションの話をするつもりではなかったのだ!

話を戻そう。。。



「教会で、どんなお説法を聞くの?」と聞いたら、

先週は、「許しと贖罪」がテーマだったんだとか。

ここの牧師さんのトークは、流れるように熱く静かな語り口で、美しいバリトンが人気なんだとか。



許しと贖罪ね~。

まさに、ジーザスの根本的テーマだね。


加害者を許せるか?



たぶん、多くの人の答えはNO



そうゆうとき、多くの人の心には憎しみが生まれるわけで、それを形にして処理しなけりゃならなくなるのが常。

それが、報復感情というもの。


報復感情を持つのは当たり前! 当然の権利!って思ってる人は多いだろう。

だからこそ、復讐があったり、法律で死刑もあるわけだし。
法律ならば、復讐も堂々と正当化できるわけだしね。


人というのはそうゆう生き物なんだから、当然のことだよ!とさらっと言われたことがある。

それも、敬虔なクリスチャンの人に言われたのだ。
矛盾してないか?



さすがにこのときは、ちょっとびっくりした。

だってだって・・・じゃあ、ジーザスはなんで十字架刑になったんだあ?


総督のピラト、ジーザスを憎むユダヤ人たちの陰謀といった外郭からの理由は、この際置いとくとして、

ジーザス自らが十字架刑を選んだから。

この世のすべての人々の代わりに、彼らのすべての罪を自分の体で引き受けるために。




「だれも、わたしからいのちを取った者はいません。わたしが自分からいのちを捨てるのです。」(ヨハネ伝10:18)

だから一切、自分を弁護せずに沈黙を守ったまま、最も残酷な十字架刑になったのだった。


ところで、十字架刑ってすっごく残酷な刑って知ってた?
    ↓

十字架に架けられる犯罪人は、裸にされ、両手両足首に約15センチの長さの大釘を打ち込まれ、十字架に固定される。
この時、手足首の神経は切断され、すさまじい激痛が襲う。
さらに十字架に吊り上げられると、両肩は脱臼し、釘を打ち込まれた傷口に全体重がかかり、さらなる激痛が襲う。
犯罪人が呼吸をするためには、何度も足を突っ張って体を持ち上げなければならない。
このような苦しみが数日続くこともあり、最終的には激しい痛みと疲労のために呼吸困難となり、心拍異常を起こして心停止で死に至る。



おえ~!

こんなんと比べたら、ギロチンとか切腹(介錯付き)の方が、はるかに温情的だねえ。。。


そりゃあ、メル・ギブソンのThe Passion of the Christって映画みたとき、想像ついてたけどね・・・。

撮影風景・・・血だらけだもんね~。 撮影でよかったよ!
svGIBSON_wideweb__470x353,0


まさに、パッションだよなあ。

パッション(passion)とは、2つの意味があって、あつーい「情熱」。  
もう一つは「キリストの受難」




そう!

彼は、自分がすべての人の罪を引き受けて、すべての罪ある人を許したわけ。

許し = 愛


だから決して、自分を卑しめた人にも、策略に落とした人にも、鞭うった人、釘打った人さえも、怨むこともなく、
むしろ、彼らのために祈ったのだ。

そうゆう人だったのだ。


彼のことを「人」なんていうと、そこんとこ、突っ込まれそうだけど・・

私は人だと思っている。 そうゆう人だったと!


少なくとも生きてるときは、私たち同様、肉体を持つ人だったことは確かなはず。


だからこそ、感動的なわけだし、

こんな生き様をした人は、他の宗教人をみても、まず・・いないと思う。

まさに、パッションなのだ!


許しとは、加害者を許すことで、加害者のためのもの、って思ってる人が多いようだけど・・

それは違う! ほんとうは、自分のためのもの。

・・・というのを、私も、どこかの教会のお説法で聴いたことがある。


加害者がいて被害者がいて・・

被害者は憎しみから報復感情を持つ。

報復感情を爆発させるのは簡単だけど、その状態を持ち続ければ消耗しかなくなってしまう。

そこから生まれるものは何もない。


同時に、被害感情もエンドレスで持ち続けることになってしまう。

それはそれで辛いことだろう。

いつまでも同じ穴にはまってるようなもので・・それこそ、生きたまま地縛霊になっちゃうようなものだ・・と私は思う。



そういえば、日本には「罪を憎んで人を憎まず」なんて言葉もあったね。

51762063_2011098815857930_8162042157435042075_n.jpg
https://deskgram.net/explore/tags/%E9%81%A0%E5%B1%B1%E9%87%91%E5%9B%9B%E9%83%8E

なんだか古い時代劇の、名奉行あたりが言いそうな言葉だけどね。


この語源がどこから出たのかは知らない。

孔子だとか、古代中国の賢人の言葉だって説もあるらしいけど、

でも、これを実践的に説いてくれたのは、やっぱり、この人だったと思うのだ。

Christ_Crowned_with_Thorns.jpg
https://en.wikipedia.org/wiki/Passion_of_Jesus


ついでにもう1つ、聖書からの引用で有名な言葉があったけど、

これはご存じだろうか?


ヨハネ伝の中に出てきた言葉だったと思うが・・

罪の無い者が最初の石を投げよ

jesus-woman-adultery-color-452x319.jpg


人々が姦淫の罪で捉えられた女が引き出してきて、律法通り、石打ちの刑(死ぬまで石を投げつけて殺す刑)にするという。
どうよ?法にのっとってんだから、文句はないだろーが!と。

そこで、ジーザスの言った言葉がこれだったわけですね~。


参考までに、詳しい話はこちらに載ってます。
    ↓
(49) 罪の無い者が最初の石を投げよ


なんだか、今も昔も、あんまし変わってないんかも~。

自分の罪を棚にあげて、集団でよってたかって・・人を断罪しようとするってとこ!
まーーたく罪を犯さない人間なんていないのにね~(もちろん、警察のお世話になったかどうかってことじゃないよ~。)

・・・・・・・・・・・・・・・

私はどちらかというと、もともと、ユルーく生きてるような人間で、頑張るよりも、疲れる前に休息をとっちゃうようなタイプだ。
(私の辞書に、頑張るという言葉はないらしい)


そんなもんだから・・

相手になんらかの被害を受けたとしても、報復こそが最終的なカタルシスだ~!とは、ちっとも思えないのだ。


悪意による被害を受けたときは、むろん立ち向かわなきゃならないし、決して我慢も泣き寝入りもするつもりはないんだけど、

その実害が修復できた時点になると、相手を許すとまではいかないまでも、な~んとなく相手にもユルーくなっていって、いつのまにか風化しちゃうというのが私の常だ。

tooime.jpg
http://mh2sketchbook.blog90.fc2.com/page-24.html

ああ、そういえば、そんなこともあったよね~と、いつのまにか、1つの思い出みたいに・・遠い目で思い出す程度になってる(笑)



こうゆうのって、ただの忘れっぽいつーか、ユル~い人間に過ぎないのかもしれないけど、

それでも、「許せない」というニュースばかりの世の中で、少しは、こんなユルーい人がいてもいいのかもしれない。
と、自分で自分を慰めている(笑)



人を許すなんてことよりも・・・自分のしている事や考えてることなどを、

ふと、別の視点で眺めたとき、

私の方こそ、「お許しください」という気持ちになることの方が多い。


生きてきた年数分だけ、「お許しください」が増えてくものなのかなあ。

いやあ、まいったなあ。

人生は贖罪の連続なのかもしれない。。。



贖罪(しょくざい)、これは難しい言葉だねえ。

私がこの言葉を知ったのは、英語の方が先だった。
それも映画から(笑)

shawshank redemption

日本語タイトルだと、ショーシャンクの空に
そういえばこれも、スティーブン・キングが原作だったんだよね~。

ずいぶん昔だけど、かなりヒットしたし映画だったから、覚えてる人も多いと思う。


この原題が、Shawshank Redemptionだったのだ。

この映画のおかげで、Redemptionを調べて、それが贖罪って意味だったと知ったわけ。


Redemptionとは、

キリスト教からくる、罪の贖いという意味なんだけど、実はもう1つ意味があって・・

会計用語(金融用語?)で使われる、償還(しょうかん)・・債務を返済すること。




そういえば、この映画の主人公(無実の罪で終身刑になっちゃた人)は、すごく有能な銀行員だったね。

ああ、だから、両方の意味を掛けて使ってたのか~と(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジーザスって、私の中ではいつも、映画や小説からだったり、宗教だとか神として捉えるよりも、人として捉えてしまったり・・と、

まさに異端なのだろうけど、それでも、魂に触れるものは、ちゃーんとある。

それは、もちろん、宗教として確立されて政治利用された部分は抜きにしての話だけど。



たまには、教会に行くのもいいかもしれない。


これでもか!って正装姿を見て、ミュージックを堪能して、最後の軽食を堪能して・・
で、流れるように、熱く静かに語るお説教を聞くのもいいかもしれない。


日本の教会は幼稚園のときに通ってたけど・・

プロフェショナルな歌を聞いた覚えがない。
お説法はどこも似たようなものだった気がする。


アメリカでは、プリーチャーには、スピーチの大会まであるらしい。
*プリーチャーというのは、プロテスタントの牧師さん(お説教をする人)のこと。


今さらながら、実にアメリカ的だよなあって思う。

コメントの投稿

非公開コメント

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"