アメリカの「リメンバー○○!」の自作自演

NHKのドラマ、坂の上の雲が、今、アメリカのUTB局でやっているんで・・たまたま見たら、結構、これ、面白いではないか!
で、PCでダウンロードしていっきに全部見てしまった。。。

原作はもちろん、司馬遼太郎の長編歴史小説。小説とはいえ、これは、かなり歴史上の事実や人物像までもが、正確に描かれているので、かなり歴史の真実にも迫っていて面白いのだ。

1897年に、海軍省では海軍大尉の外国留学を決定し、その中で、モックン演じる秋山真之が、アメリカに留学することとなる。

sakanoue.jpg


それで、ちょっと気になったこと。

アメリカに行った真之は、米の海軍高官と話をするシーンがある。

当時のアメリカの情勢は、スペインがキューバやフィリピン、プエルトリコを植民地にしていた。
スペインは最強の国だったからね~。
ところが、だんだんスペインも、かつての強力な支配力は無くなりつつある時期で、支配していた地域では独立運動が盛んになり、特にキューバやフィリピンでは数十年に渡るゲリラ戦争が起こっていたのだ。
スペイン政府はその鎮圧の為に現地に軍事キャンプを作り、反逆者の疑いのある者達を次々に処刑、投獄していった。

まだまだ駆け出しのアメリカ、それでも次第に上り調子だったアメリカとしては、ヨーロッパに負けず、領土を拡大し多くの利権を得て大国にするには、絶好の機会。

その為には、当然、自分の国のご近所である、ラテンアメリカやスペイン領のフィリッピンを手に入れたいわけ。
・・ということは、スペインは、邪魔で、どーしても戦わなきゃならない相手。




ドラマの中で、真之くんが、米国海軍高官に尋ねるシーンがある。

「アメリカは、スペインの無敵艦隊と戦って勝てますか?」

その問いに、

「我々は、勝たなければなりません。ただ、そのきっかけを待っているのです。」

なんだか、それを聞いた瞬間、私は、寒~い気分になった。。。
なんだか・・こうゆうの他にもあったような・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後すぐ、1898年にハバナで、アメリカの戦艦メイン号の爆破事件がおこる。
266名が亡くなり、痛ましい事件だった。
これをアメリカの新聞が、スペインの仕業だと書きたてる。
(実際にはスペインの犯行であるとは断定出来なかったし、詳細な調査結果もオープンにされてない。今でさえ、謎のままになっているのだ・・・)

アメリカの新聞社は「メインを思い出せ!くたばれスペイン!」Remember the Maine, to Hell with Spain!") という、かなり好戦的、感情的なスローガンを唱え、国民の戦争への同調を呼びかける。

当然、国民の間に、反スペイン気運が高まる。(結構、国民て単純なものだ~。)

アメリカ政府は、堂々とスペインと戦争をおっぱじめる。

この戦いで、アメリカは、主要な制海権をしっかりと自分のものにしちゃった。フィリピン、グアムおよびプエルトリコを含むスペイン植民地のほとんどすべてをゲット!
キューバを保護国として事実上の支配下に置いたのだ。

アメリカは、いちおう民主主義国家だし、戦争するには国民の支持がなけりゃダメだし、それには、国民を納得させる理由が必用となる。・・・つまり、大義名分ってヤツ。

●スペインの圧制と戦かってる小国の独立戦争に手を貸す。
うーん、強きをくじき弱きを助ける正義の味方か~)

●メイン号を爆破され、260名の尊い国民の命が消えた。彼らのためにも立ち上がるのだ!
Remember the Maine!!(スローガン)
うーん、素晴らしき愛国精神、敵討ちか~!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だけど・・この後、アメリカがフィリッピンやラテンアメリカの国々に対して、どう対応したかを見ると、がっかりするほど・・ただの大義名分だったことがわかってしまうのだ。。。

例えば、フィリッピン。
「おまえら、独立させてやるからな!」の約束をちゃっかり破り領有化。
当然フィリッピンは怒り、今度はアメリカに対し独立運動を起こすが、弾圧され推定2万人が殺害。
また破壊に伴う飢餓と病気で20万人が死亡。
フィリピンを手に入れたアメリカは、フィリピン人に対し英語を公用語とし徹底的な洗脳政策を開始。

あ~こうゆうやり方って、アメリカの先住民に対してやってきたこととまったく同じだあ。





ちょっと前には、NY同時多発テロの後、「リメンバー、911!」ってスローガンも耳にしたねえ。そして・・・その後すぐに、アフガン・イラン空爆をしたんだったね。


もっと昔では、日本軍の真珠湾攻撃のあと、「リメンバー・パールハーバー」というスローガンで、第二次世界大戦に突入したんだった。
日本の奇襲、騙し討ちと宣伝し、堂々と戦争を始めるきっかけとなったんだよね。




私は、ずう~っと、なんでこの当時の日本が、大国のアメリカと戦争しちゃったのか不思議だった。
日露戦争のときもそうだけど・・とにかく、日本は貧しい国。
戦争するには、なんといっても、莫大なお金がいる。


よく言われてたことは、
日清戦争、日露戦争で、なんとか勝利を収めちゃった事実もあって、
そんで、「神国、日本は絶対負けない」と思い込んじゃってたとか・・当時の軍部が、おバカ揃いで勝てると思い込んでたとか?

でもねえ・・いくら、不屈の精神や優れた戦闘能力があっても、戦力=金が無けりゃ勝てない。
マシンガン相手に、いくら優れた武術家でも素手で勝てるわけないもんね・・いくら軍部がオバカだったとしても、その程度の事はわかってたはずなのに~・・と、不思議だったのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

色々調べてみると、どうも、その原因は、やっぱりアメリカ側に仕掛けられたってのが真実のような気がしてくる。

当時の日本の資源は、7割をアメリカからの輸入に頼っていた、その一番は石油だよね。
それをアメリカにストップされたことによって、日本は、枯渇して死を待つばかりの状況に陥ってしまった。

経済封鎖ってヤツだね。。。
これは、50年代だったか、キューバに対しても、アメリカは同じことをやってるね。
カストロの演説の中の言葉: 「経済封鎖とは老若男女を死に追いやる残忍な、静かな原爆である」

苦境に立たされた日本、すでに資源が尽いてしまうことは目に見えている。
そこで、死に物狂いの覚悟で、「このまま黙って死を待つよりは、一矢報いて戦ってやる!」って状況で、パールハーバーに突入したってのが、事実のようだ。

そもそも、どちらが先に手を出したか・・なーんて事は、戦争するのには、ほとんど意味を持たないことだろう。
爆撃を先にしたのは日本だったが、カストロさんが言うところの・・先に、経済封鎖という手の原爆投下は、アメリカだったわけだもんね。。。

「日本の戦争は侵略戦争であり、しかもパールハーバーで卑怯にもだまし討ちをした。」ってのは、アメリカ側の発表だった。


ところが、戦後、あのマッカーサーさんが「日本が戦争に飛び込んでいったのは、おもに自衛の必要にかられてのことだったのです」・・・って述べている。

さらに、当時のアメリカは、日本がいきなり宣戦布告してきて、まず多くの犠牲を出すことを予測していたようで、それが狙いでもあったようだ。
そうすりゃ、リメンバー○○ってスローガンが出来て、また、堂々と戦争突入できるもんね~。

その、狙い的中で、「リメンバー、バールハーバー!」ってスローガンが出来て、思惑どおりこれで大義名分が出来て、世論を煽って、戦争突入・・となったわけだ。

当時のルーズベルト大統領は、もともと、戦争をしないことをスローガンにしちゃってたんで、それを覆すための、大義名分が、ものすごーーく欲しかったとの話だ。
当然、満州や中国大陸の利権もからみ、日本が邪魔になってたことも確かだろうね。

それと、もう一つ。
ベースには強い人種差別
アジア人を「黄色いサル」・・とよび、だんだん白人社会と肩を並べようとしてる日本が目障りだったという差別意識が渦巻いている。

アメリカは、そもそも人種差別の国だからね~。
先住民を皆殺しにして、黒人奴隷を使って、白人の世界を築こうとしてたわけだし、当時の西海岸にいる日本人移民が勤勉で、だんだん富を蓄えていくのを見て、ひどく毛嫌いするアメリカ人の感情を上手に利用したって事もいえるだろうね。

いやはや。。。



とにかく、リメンバー○○!ってスローガンは、この他にもいっぱいあるのだ。(下記は別のサイトからの抜粋)

●「リメンバー・アラモ」
1836年、義勇軍をメキシコに送り込みテキサスの独立運動を起こす。
メキシコ軍に包囲された義勇軍は、アラモ砦にたてこもるが、アメリカからの救援は無く大軍の前に全滅。
アメリカの世論は「リメンバー・アラモ」が合言葉となり、戦争反対から賛成へと変わる。
アメリカの西部に領土を拡張しようという動きにより、アメリカがメキシコに宣戦布告し、一方的に勝利。メキシコの52%を分捕る。これによりアメリカは、ニューメキシコ、カリフォルニア、ユタ、ネバダ、アリゾナを併合。
アラモの戦いの時、すぐ近くにアメリカの正規軍がいたのに、砦を守る200名の騎兵隊を見殺しにしちゃったのは何故か? 今もって謎。

●「リメンバー・ルシタニア」
1914年、英国とドイツが戦争を始めた。ドイツ国民もアメリカ国民も、戦争の拡大は欲っしていなかった。戦争を熱望していたのは英米の寡頭勢力。彼らは、ドイツを誘い出すために囮を放った。北大西洋航路で浮かぶ宮殿と言われた、英国の豪華客船ルシタニア号である。

1915年、ルシタニア号は密かに英国への火器弾薬を登載しドイツの警告を無視し、あえてドイツを逆撫でするような航路を進み、ドイツ潜水艦の攻撃を誘った。その時何故か、英国の駆逐艦隊は巡回を取りやめ、港に留まっていた。そして、94人の子どもたちを含む1095人が生贄となった。この事件から「リメンバー・ ルシタニア」が合言葉になり、アメリカは第一次世界大戦に参戦。






まあ、ざっとこんな具合に、他にもいっぱいあって、あの911でさえ、アメリカ政府の自作自演で、中東戦争をはじめるきっかけ作りっだったって話は、アメリカのサイトでも、よく目にする。
事実、911における疑問点は、いっぱいあるのだ。(その話は、長くなるのでまた後ほど。)

「アメリカは自国の利益の為なら、平気で国家ぐるみのウソを付き自国の国民を犠牲にしても、目的の利権を手にして行く。」

ありゃりゃ・・じゃ、何のために国を治めるんだろうね?
国民のため、そして、彼らを守るため、豊かな国を作るため・・じゃないのかね??
そのために、国民の多少の犠牲は致し方無いって論理は・・根本的な理念と大きく矛盾してしまう。

これじゃあ、民主主義国家でも、暴君が治める専制国家となんら変わらない。
懐を肥やすことばかりのお代官様とリッチな悪徳商人がつるんで、悪行を働く時代劇とまーったく同じかも。

しかも、民主主義のしくみ上、なかなか巧妙にしくまれて、どれが悪の親玉かなんて事は、なかなか表に出ずらくなっていて、むしろ厄介かも。親玉っていうよりも、「オラは、金さえ儲かりゃいいもんね~」って、人間が、何人も絡んでるからだ。

いやはや、なんて国だ。アメリカつーのは




だからといって、今、ここで、アメリカこそが、「正義をたてに、善人づらした悪玉だ!」~なーんて非難するつもりは無い。

もちろん、日本だって、他国だって、戦争を始めるときは同じようなことをしているからね。
日本における、満州、朝鮮半島、琉球やアイヌ民族に対する歴史を振り返れば、アメリカと大差ない極悪非道、残忍な事をしてるわけだし。

ただ、アメリカは、日本と比べれば、それをもっと派手にしてるだけかもしれない。

リメンバー○○にはじまり、その人心を動かすスピーチは・・確かにお見事。
日本には、あれだけ見事にスピーチできる政治家さんは、今はいないからねえ。
マスコミもしっかり便乗して、自分らの利益のために、一役買ってくれるし~。


結局、戦争に正義なんて存在しないって事だ。

会社が、大会社にのし上がるために汚い手を使うことも、マフィアの親分にのし上がるのも、一国家が大国となるのも、みーんな同じって気がする。

戦争なんて、昔から勝ったものが、なんとでも正義を作れるものだし、敗者には、何の言い分も無いものだよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

じゃあ、日本の戦国時代だって、みーんな同じだったんだなあ~。
いやはや、人間てヤツは、誰が天下統一を成し遂げるかって、野望と利権のために戦争してたんだもんね~。

と言ったら、ある人に、

「いや、上杉謙信と奥州藤原氏は違ったぞ!彼らは、天下統一の野望のためではなく、自分の領地や領民を守るためだけしか戦ってない!」

・・・と指摘されてしまった。

うん、それは確かにそうだったかも。。。
でも、残念なことに、それは、ごく少数の優れた武将、政治家の話なのだ。
むしろ、そんな人材が国家を治めていれば、戦争になんかならないだろうになあ。

多くは、国民のためと言いながら、いついのまにか、自分の金を増やすことや名誉欲の魅力取りつかれてしまうのだ。そして、戦争をおっぱじめる。国民を利用し、ときには犠牲にしながら、巧妙な大義名分を掲げながら。。。

我々は、それに騙されないように、まず、一人一人が、真実を見極める目を持つことしか無いと思う。





そうやって大国にのしあがってきたアメリカにも、今や大きな翳りが見える。

そ、経済破綻を目前にしてるんだもんね~。長年のつけが回ってきてるんだよね。。。

この間の、ワシントンで行われた、IMF(国際通貨基金)の会議では、これまでは、最大の拠出国であったアメリカが、まったく出資する意向を見せなかったようだよ。

「それって欧州の問題だし~、欧州の危機は、欧州の基金で対応すべきじゃないの~?」ってのが、拒否の理由。

たしかに、そーんなお金、逆さにふっても出てこないのが、今のアメリカ。

だけど、同じ経済破綻目前の日本は、600億ドル(約5兆円)を拠出したそーだ。
おい!ちゃーんと、考えてるんだろーな??・・・と、大丈夫なんかよ~!と、つい、言いたくなる。




結局、良い国家を作り、人々が幸せに暮らせる国ってのは・・大国にすることじゃないような気がする。
戦いの末、領土を奪って拡大し、植民地から搾り取り、大国にのし上がった国は、いつか破綻する。
そんな気がして仕方がないのだ。

最後に残る国は、このままいけば・・ひょっとしたら、ブータンのような国かもしれない。

「いや、僕はコスタリカが好きだ!一番最初に軍隊を廃止して、自然と共に共存してる楽園だぞ!」・・・とホセ君は言ってるが・・・。

自然と共に共存し、戦争をせずに国を豊かにしていく国。

それを作るのは、やはり、私たち国民の一人一人の意識に掛かっているのだ。
くれぐれも、真実を見る目だけは・・曇らせないように。

コメントの投稿

非公開コメント

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"