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LAのメキシコ移民の生き方

タマーレース! タマーレース!


と、きょうもタマレス売りの声がする。


メキシカンがタマレスを売り歩く声だ。


タマレス(tamale)とは

Tamales2.jpg

とうもろこしの粉からつくった柔らかい食感のもので、中にいろいろなものを思い思いに詰める。

スライス牛肉だったり、ミンチ肉だったり、ビーンズだったり、ポテト、チーズだったり・・中身はなんでもいいのだ。

それをトウモロコシの皮で包んだものがタマレス。

メキシコ人たちには日常的な食べ物だ。



それをこういったカートを押しながら売り歩く。

gettyimages-148914986-1024x1024.jpg



タマレスだけじゃなくて、彼らは、いろいろなものを売り歩く。


暑い日はカットフルーツ売りもよく見かける。

fruit_vendor_lead.jpeg


たまに、ホットドッグ売りもいる。

メキシカン・ホットドッグ
    ↓
mexican-hot-dogs-103726-1.jpeg


アメリカの典型的なホットドッグは、ソーセージをはさんだだけで、そこにお好みでレリッシュやオニオンを加えてもらうだけなんだけど、

こんなふうに。
   ↓
Basic-Hot-Dogs2-600x500.jpg

メキシカンのホットドッグは、焼いたソーセージの上に炒めたオニオンやパプリカがたっぷり乗っていて、そのままでも美味しい。


ところが私は、多くの日本人同様に、いまだに彼らからは買ったことがない。

だって、

素手で触って作ってるし~、おっちゃん! 手、洗ってんかい?とか考えると・・つい、買えなくなってしまうのだ。

そこらへんに、どうやら私も日本人らしい潔癖感が潜んでるのかも。


こちらの条例では、食品を扱うときは必ず、頭も、手も・・キャップに手袋をしなければならない。

costco-sample-passer-outer.jpg

ところが、

いかにも清潔そうな顔をして食品を扱ってる日本人でも、

裏に回れば、下に落ちたモノまで混ぜて売ってしまうような人たちも多く見ている。

なので、結局はその人次第ってことだ。

それでも・・なーんか見た目の問題だけで、いまだに買えない私なのだ(笑)



それと、もうひとつ。

路上で売り歩いてる彼らは、おそらくほとんどが無許可営業だろう。
 
カリフォルニアでレストランを開いたり、食品販売の許可をとるのは煩雑な上、かなりお金もかかるのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私がアメリカに住むようになって、最初に驚いたことは、

お金くれ~!と寄ってくる人たちが多いこと。

これはカリフォルニア州だけではない。

ニューヨーク州にいたときも、外を歩いてれば、

「お金ちょーだい!」
「小銭ちょーだい!」

だったし、

ポーチに出て一服しようものなら、

「タバコ1本ちょーだい!」と声をかけられる。

これが日常茶飯事だった。

しかも、声をかけてくる人がホームレスというわけではない。

そこがびっくりだった。



カリフォルニアに引っ越してから、友人と車で食事に出かけたときのこと

友人が車を止めて降りた瞬間に、隣の車からおばちゃんが降りてきて声をかけられた。


その人は、アメリカ人の白人の中年女性だった。(ごくフツーのおばちゃん)


いったいなんだったの?と友人に聞くと、

「なんだか知らんけど・・なんとかがあって、私お金がいるの。 
だから、アンタ少しでもいいから私にお金ちょーだい!って言われた。」


という。

え~!  
絶句。。。

だってだって・・そのおばちゃんの乗ってた車、メルセデスだよ~!

私たちの乗ってる中古車よりも、はるかに高い車だ。

「まず、その車売ってお金を作ることは考えないんかな?」と友人も呆れ顔だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アメリカに住むようになって、いつのまにか10年以上経ってしまったけど、

そうやって声をかけてくるのは、いつも、アメリカの白人&黒人ばかりだ。

一度も、難民・移民の人々からは声をかけられたことがない、ことに気がついた。



カリフォルニアという土地柄は、実にメキシカンが多い。

しかし彼らから、お金ちょーだい!を一度も聞いたことがない。


その代わり、彼らは実によく働く。

1日10時間以上も皿洗いで働いたり、カーウォッシュで働いてたりする。


または、物売りをする。

もちろん、違法だけど、彼らは法なんてモノともしない(笑)

さらに、彼らのコミュニティーの結束は固いという。

何かあれば、法の眼をかいくぐってでも同胞を助けるそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本人コミュニティーもあるんだけど、

日本人は、彼らと比べれば、法は忠実に守る。


以前、気の毒な日本人の若夫婦の話を聞いた。

レストランで働く夫と妻、3歳の子供がいたという。

妻が癌になり、治療費がないため病院では診てもらえず、夫はようやく無料で診察してくれるところを探し当てたものの、
すでに手遅れとなり、その後1か月後に妻が亡くなったという話だ。


それを聞いた、メキシカン男が、

「信じられない! ウチらにはタダで見てくれるドクターがいるよ。 
アメリカの医師免許はとれてないんだけど、メキシコじゃ許可は持ってたし腕は確かなんだ。
それに、カネだってみんながカンパすりゃ、どうにかなるのに。」



そっか~!

彼らには、食品販売どころか医師免許だって、どーでもよかったんだ~。

常に「生きること」が優先なんだ。



彼らは、がむしゃらに働く。

働いて働いて、どうにもならないときは、あっさりと同胞に助けを求める。

同胞もまたあっさりと助ける。

実にシンプルだ(笑)



日本人の中にはメキシコ移民をバカにする人は多いんだけど・・

彼らは文字も読めないバカだとか、

ラードで固めた豆ばかり食べて不健康な食事をしてるとか、

トイレットペーパーを水を流すこともしない汚い奴らだとか、

(メキシコでは排水管が老朽化してるため、使用済みトイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に入れることになってるそうだ)



でも、アメリカ人よりも日本人よりも、生きることの意味を一番知ってる人たちかもしれない。
それも本能的に(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

来月バレンタインディが近くなってくると、

また、フリーウェイの出口あたりで、メキシカンの花売りが出るんだろうなあ。

la_foto-13.jpg

交通量の激しい車道で、前が見えないほど花束を抱えて売ってるんで、見てる方がびくびくものなんだけど。

とにかく、たくましい!


彼らのボロ車からは、いつでも大音量でマリアッチが聴こえてくる。

そして、いつも、陽気なのだ~♪

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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