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アンバー(琥珀)は樹木

琥珀玉の108数珠ネックレスを入手した。

genuine-amber-mala1-1.jpg


初めて手にとってみたとき、

なんだこりゃ~!


と、その、あまりの軽さにびっくりしてしまった。

8mm玉が108個もあるってのに、実に軽い。

しかも質感はまったく石とは別物で、


プラスチックみたいだ!と思った。

いやいや、でも、琥珀ではないよ~。
本物の琥珀で、「バルティック・アンバー」と呼ばれるヤツ。


しかし、よく考えてみれば、その通りなのだ!!

琥珀は石じゃないんだから!


鉱物じゃなくって、琥珀はプラスチックなのだ!


プラスチックというと、ついつい、合成樹脂を思い浮かべてしまうが・・

厳密にいえば、

プラスチックとは熱や圧力を加えることにより成形加工のできる、高分子物質のこと。




つまり合成樹脂だけじゃなくって、天然樹脂もプラスチックであることには変わりない
って、ことになる。



バルティック・アンバーという名前のとおり、

バルト海は世界有数の琥珀の産地で、バルト海沿岸の町には琥珀博物館やら、琥珀専門店がたくさんあるそうだ。

ポーランドやリトアニアは特に有名な産地らしい。

baltic sea




こちらは、ニュールンベルク博物館、Bernstein Museum
     ↓
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Bernstein-Museum in Nürnberg

この写真にある、でっかい木は、ドイツ最大の琥珀で重さが12,41キロだとか。



琥珀は、もともとは樹木の天然樹脂だ。

それも・・気が遠くなるような大昔の・・・
新中生代(約2億5000万 - 約6500万年前)あたり


木の表面に傷がつくと樹液が分泌される。

とろーりとろーりと。

メープルシロップや、松脂、漆、フランキンセンス(乳香)、ミルラ(没薬)なども同様。



それが固まり、長~い年月をかけて化石となる。

何千万、何億年の長い年月を経て鉱物並みの硬さを得るようになる。

*鉱物並みといったって、そこはやっぱ樹液だから、比重もモース硬度もめっちゃ低いけどね~。


英語でアンバー(Amber)

ドイツ語は、バーンシュタイン(Bernstein)



まさに、この博物館の名前と同じ。

その意味は、「燃える石」だそうで、 琥珀が可燃性であるところからこう呼ばれるようになったんだろう。

五行じゃないけど・・樹は火に弱しだ。


いわゆる琥珀色と呼ばれる飴色が多いけど、他にも、赤、青、グレー、透明、多色のマーブル状のものなどがあり、希少種は珍重される。

これは、ブルー・アンバー
hqdefault.jpg


こっちは、メキシコ産のレッド・アンバー
RHB_8672.jpg
http://www.towercrystals.com/amber/chiapas/index.html


バルト海沿岸以外の産地では、レバノン、ドミニカ共和国、メキシコ、中国など、さまざま。 山から産出するものもある。
樹脂の化石なんだから、おそらく、どこで獲れても不思議はないだろう。


太古の昔に、とろーり、とろーりやってるうちに、うっかりモノの虫が入っちゃったり、葉っぱが入っちゃったり・・

CricketFossil03.jpg
http://fossil-collection.com/2011/03/19/cricket-fossil-insect-inclusion-in-baltic-amber/


うっかりモノの虫が入って、そのまま固まっちゃったものを「虫入り琥珀」・・・希少価値のせいか、虫入りは高いのだ。

他に葉っぱや花の入り込んだものもあるし、4000万年前の水が入った琥珀だってある。

水は蒸発することもなく、今でも、琥珀のタイムカプセルの中でゆらゆらと揺れ動いている。




太古の昔ともなれば・・今では絶滅種だってあるだろうし・・

こうなるともう、宝石というより、見事に保存された太古の昆虫標本、植物標本であり、学術的研究材料としても価値が高いものだろう。

そのうち、ジェラシックパークの映画じゃないけど・・琥珀の中に入り込んだ虫や動物からDNAを取り出して、現代に再現できるが日がくるかもしれない(笑)




天然樹脂といえば、以前にも、ミルラとフランキンセンスについてのブログ記事をアップしたこともあったけど・・
    ↓
そしてまた植物、どこにでもある植物かも。


おそらく、我々の生活に幅広く密着した、さまざまな利用法があることだろう。

事実、琥珀もまた、

塗料にもなり、漢方にもなる優れもの。とされている。

南北朝時代の『名医別録』によれば、
琥珀の効能は「一に去驚定神、二に活血散淤、三に利尿通淋」(精神を安定させ、滞る血液を流し、排尿障害を改善するとの意)と著されている。

琥珀_Wkiより抜粋




日本でも昔は、「南部藩における貴重な財源になっていた」という記述がある。

薫陸香(くんのこ)と呼んで、 お香、線香、塗料、医薬品などにも多くを用いたという。

こちらのサイトによれば、
   ↓
よくわかる「古生物、恐竜、化石」塾

琥珀の日本の産地は岩手県久慈市や千葉県銚子市が有名で、これら2県の琥珀は白亜紀の地層から見つかるそうだ。



なんとなく・・これは私が思うことなのだが・・

土地には土地神様がいるように、その土地固有の植物があるように思う。

それによって、我々生物は、深~い恩恵を受けてきたんじゃないだろうか?



日本は・・麻
   ↓
576012_402207153169133_290706278_n-640x430.jpg
https://asafuku.net/?p=565


アメリカは・・・とうもろこし

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*ただし、トウモロコシは南西部から南アメリカにかけてだけどね~。 アメリカは広いからね~。

ご存じのとおり、日本では戦後、麻の栽培は禁止されたし・・

アメリカのとうもろこしは今でも産出量は莫大・・だけど、GMOトウモロコシになりつつある現状。

たぶん、 土地神様じゃなかった・・土地植物様?が消えていった頃から、衰退が始まったんじゃなかろうか?


バルト海沿岸の「土地植物」が何かは、よくわからんが・・

たぶん、パインツリーやシダー、あたりじゃないかなあ。


実際のとこ、バルティック・アンバーを分析すると、パインツリーやらシダーが多いという。


1056255780tree.jpg

これもまた優れものだ。
香料、スパイス、アロマオイルもあるし、酒になったり、薬になったり・・もちろん、建築材料でもある。


いずれにしても、土地植物は、たくましく、放っておいてもボーボーに生えるものであり、
利用価値がいっぱいあるものでもあり、神からの贈り物・・かもしれない。

神聖の宿るもの・・土地植物様かもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここらでもう一度、琥珀(アンバー)の話に戻そう。

私は個人的に、琥珀なんて・・まーーたく興味が無かったし、ましてや・・虫入りなんて、あんなキモイものいらんわ!と思ってた。
いくらジュラ紀の虫だろうが、虫は虫だ!


しかし、

ヨーロッパではその昔、王族や高貴な身分の人しか身につけられなかったという貴重品であり、愛好家も多い。

黄金以上に高価なものとされていたフシもある。



有名どころは、なんといっても、ピョートル大帝の「アンバー・ルーム」だろう。

AmberRoom.jpg
Amber Room: Priceless Russian treasure stolen by Nazis 'discovered by German researchers'

なんだこりゃ!

秀吉さんの金の茶室をビッグにしたようなものかい?

もともとは、プロイセン王のための琥珀の間だったそうだ。


ベースになってる壁は琥珀細工、そこに金や宝石も使い、国中から集めた琥珀職人や彫刻家に作らせたそうだ。

そこに、1716年、ロシアのピョートル大帝がここを訪問。
   ↓
peter_der-grosse_1838.jpg


「いやあ、すんばらしい! 欲しい! 欲しい! 欲しい!
 と、ピョートル大帝は絶賛。


で、フリードリヒ・ウイルヘルム一世さんが、
     ↓
Friedrich_Wilhelm_I_1713.jpg

「そこまで気に入って頂けたなら、ぜひ進呈させて頂きます。」(←太っ腹~)

こうしてアンバー・ルームは解体されて、ロシアへ運ばれ、サンクト・ペテルブルクのエカテリーナ宮殿内に置かれることとなった。

ピョートル大帝は、琥珀をさらに大量に使って部屋を拡張。
アンバー・ルームは、さらにビッグになったそうだ。


ところが、この話には続きがある。

ここからがミステリー(笑)


さらに200年ほど時が流れて・・

1941年、第二次世界大戦中

ロシアへ侵攻したナチスの軍勢は、このアンバールームを持ち去ってしまう。

ナチスが各国の美術品収集をしてたのは有名だからね・・(←略奪ともいえるけど)

200年余りの時を超えて、再びプロイセンに戻ったアンバー・ルームは、ケーニヒスベルク城の中にしつらえ直された。

Königsberg Castle
    ↓
Königsberg_Castle_courtyard


ところが、1945年頃、この城から忽然と消えてしまう。

ナチスの敗戦間際のことだ。

●戦争の爆撃で破壊されたという説

●敗北を目前にしたナチスが、ソ連軍に攻め入られる前に部屋を解体して、多くの美術品類とともに、列車に乗せてヨーロッパ山中の秘密のトンネル内へ運び込んだという説
いわゆる、「財宝列車」が存在し、隠されているトンネルもあるはず・・という説。


「ナチス・ゴールド・トレイン」は、いつしかヨーロッパの伝説になっていったのだ。

しかし、伝説にとどまらず、実際に秘密のトンネルというのは実在しているそうだ。

日本では、「徳川の埋蔵金探し」だとか、「豊臣家の遺産探し」、な~んて話もあったけど・・これよりも、信ぴょう性があるようで・・
ヨーロッパでは「ナチス・ゴールドトレイン」探しに、今でも真剣に取り組んでる人もいるらしい。



一方、ロシアは失われたアンバー・ルームを再建。

オリジナルの設計図、昔の写真などを駆使して20年以上もかけて再建したそうだ。

2003年、エカテリーナ宮殿の中に正確なレプリカを完成させ、
完成式典にはロシアの大統領、ドイツ首相が共に出席したそうだ。

つまり、今あるロシアのアンバー・ルームは、レプリカってわけ(笑)

一般公開もされてるそうだから、きっと私たちも、エカテリーナ宮殿を訪れれば見学できるだろう。


これが、アンバーにまつわる最大のミステリー話だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、

アンバー(琥珀)って、どんな効果があるの?と聞かれないうちに、言っておくことにする。

いちおう、天然石(パワーストーン)のサイトを持ってるわけだし・・・(笑)

ところが、

正直なとこ、わからないのだ!

なんせ、私は、琥珀を持つのが初めてなんだから! 
子供の頃に、ブローチを貰った記憶があるにはあるのが・・とにかく、琥珀なんて好きじゃなかったから身に着けた記憶もない。

それに、そもそも・・私はあまり高価な天然石類には手を出さないので知らないことも多いのだ。

おカネが無いってのは大きな理由のひとつだけど・・とにかく、高価なものほど偽物が多いのだ。

それも、専門家に鑑定してもらっても、なかなか判別が難しいものが多い昨今。

amber-earrings-top.jpg

高価な「虫入りアンバー」には、練り琥珀に、そこらの虫を入れて売り出してるものさえあるとか・・・。
つまり・・ジュラ紀の虫じゃなくて、現代の虫ね!(笑)

*練り琥珀とは粉末にした粗悪品の琥珀に、接着剤などを混ぜて成型した「半人工石」のこと。


そんなわけで、私は琥珀は・・まったくといいほど知らないのだ。

で、サイト上にあった、「天然石意味事典」からの情報を引用することにする。(←そんなんで、いいんか!)


アンバー(琥珀)のヒーリング効果

★エネルギーの活性化、★精神の安定、★生の喜びを高める、★自己肯定、★ストレスで弱っている人の癒し
★不快症状の軽減、★円滑な人間関係、★緊張緩和、★あがり症に、★金運、★本番、勝負に強くなる
★余計な力みを抜く



英語サイトでも、Amber Spiritual Meaningで検索しても、だいたい似たようなものだった。

そもそも樹木だからね~。

いっぱい効用がありそうだ。

いっぱいあるということは、持ち主がフォーカスするものによって、いかようにもなるということだ。

本来、天然石のスピリチュアルな意味・効用は、そうゆうものだと思っている。



さて、これから私が身を持って経験してみるつもりだ。

なんせ、最近の私は琥珀が好きになったのだから。


理由は単純だ!
   ↓

最高級のメイプルシロップを貰った →なんて美しい琥珀色なんだ! → 舐めてみる → 超旨い!
 → ブランデー、ウイスキー、メイプルシロップ・・最高級のものは美しい琥珀色してるなあ → 琥珀も樹液だったなあ
→ 琥珀もいいかも!!



そう思ったら好きになった。

参考
https://www.healing-crystals-for-you.com/amber-stone.html

アンバー(琥珀)天然石 意味事典

https://sputniknews.com/europe/201503051019079267/

A Brief History of the Amber Room

How to tell Real Amber vs Fake Amber Jewelry and Everything In Between



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