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食物連鎖からみる人間とは

日本に旅行してきた人(フィリピン系アメリカ人)が、こんなことを言ってた。

「いやあ、神社にいったんだけどね~、 すっごく鳩がいっぱいいて近寄っても逃げないんだよ~。」

おやおや、神社に言って、一番印象に残ったのは大量の鳩だったのか(笑)

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「日本では鳩の天敵がいないんだね?」

ああ、そうなのかもしれない。

鳩の天敵といえば・・ワシ、タカ、フクロウ、カラスだったと思うが・・・ワシ、タカ、フクロウなどはほとんど見かけないし・・

人間界で暮らしてるカラスは、わざわざ、鳩ハンティングしなくっても、ゴミあさりは簡単にできるだろう。

それで、天敵がいない鳩は増えていくのかもしれない。



ましてや、日本では・・鳩を取って食べるって習慣もないわけだし(笑)

以前、中国からきた女優さんが、「日本に最初に来たとき驚いたのは鳩がいっぱいいるってこと。
うわあ、美味しそう!って思ったんだけど・・なんで日本人は獲って食べないんだろう?って不思議に思ったの。」



なるほど・・・中国では鳩にとっては、人間も天敵だったんだね~。



天敵がなくなって、ある種類の動物だけが増えれば、生態系を崩してしまうことにもなる。

アメリカのイエローストーンの例も以前に、こちらのブログ記事の中で紹介したことがあった。

オオカミと人と自然の関係

オオカミを絶滅させてしまったために、天敵のいなくなったシカが増えて草を食べつくし川の流れまでも変えてしまったという話。



天敵のいなくなった鳩も増え続けるのだろうか?



そういえば、ゴキブリも天敵があまりいないせいか、昔よりかなり増えたような気がする。

ましてや、家の中は暖かく食べ物が氾濫する時代なんだから。

ゴキブリの最大の天敵はクモだそうだ。・・・それもアシダカグモはゴキちゃんが大好物だとか。

このクモさん
huntsmanspider.jpg



昔々、おばあちゃんが、「クモは殺しちゃダメだよ! 悪い虫を食べてくれるんだからね。」と言ってたことを思い出す。

なるほど、そーゆーことだったのか!



ところが、いつの頃からか、クモをほとんど見なくなった。 

家に中まで、家宅侵入してくる昆虫そのものが減ってきてる気がする。
(外にだって少ないんだから・・当然か~)


特に日本では!東京のマンションに住んでいたときは、一度も虫をみたことがなかった。


アメリカの方がまだ見かける。

私はLAに住んでるけど、たまにクモも入ってくるし、外にはリスがちょろちょろしてるし、スズメも鳩もペリカンもカモメだっている。

それでも、近寄ればささっと逃げる。。。つまり、それぞれ、天敵がいるってことだろう。

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日本もいっそのこと・・鳩肉を食べる国になればいいかも? 
フランスでは、ピジョンは高級肉とされてるようだし・・


そもそも、生まれた瞬間から虐待されて残酷に殺されるブロイラー鶏肉より、はるかにおいしいし栄養素もありそうだ。

鳩取り放題食べ放題にすればホームレスだって、助かるだろうに。



あれれ? 私は何の話をしてたんだっけ?


あ、そうそう・・天敵がいなくなり生態系が崩れ自然破壊になる話だった。。。




そういえば・・子供の頃に食物連鎖というのを教わった。
小学校の高学年の頃だったろうか・・

たしかこんなカンジのイラストがあって・・

syokumotsu_rensa.png



三角形ヒエラルキーのトップに人間が君臨してたことを思い出す。

それを見て、ガキ共が「やっぱ・・人間って偉いんだ!」と、

まるで、「キリスト教かぶれの傲慢白人」のようなことを言ったものだ。

注: キリスト教かぶれの傲慢白人とは・・「すべての動物は神様が人間のために作ってくださった。
だから好きなように扱っていいんだ!」
って考え方。

創世記 9章3節に「生きている動く生き物はすべてあなた方のための食物としてよい」
・・・と書かれてるので、ここんとこだけ捉えて都合よく解釈しちゃったらしい。(←ちゃんと全部を読めよ~・・・と言いたい。)




でも・・よく考えてみればわかるように・・ヒエラルキーなんてないのだ。


たぶん・・こっちのアメリカの教科書に載ってた方が、いくぶんマシなイラストかも。
    ↓
foodchain2.png

下に書いてある、DECOMPOSERとは「分解者」のことだ。


以前に読んだ池波正太郎さんの時代小説の中の、こんなシーンを思い出す。

坊主が長屋の仲間にナマズを持ってくる。
「おう! みんなで鍋にして食おうや!」

男たち :「坊主の癖に、殺生かい。」

坊主 :「なーに。 こいつだって子魚を食ってここまで育ったんだ。 その子魚だって、もっと小さい魚を食って育ってるんだ。」

男1:「で、人がナマズを食って・・人は何に食われるんだ?」

坊主:「そりゃ、蛆(うじ)だろ。」



まさに、これぞ、Composer
これぞ、食物連鎖ですね~。





さて、ここで、ちょっとマジメ~な食物連鎖の話。

実に興味深い話だ。

食物連鎖をエネルギーの流れからみると、こんなことがいえるそうだ。
      ↓
降り注ぐ太陽エネルギーが緑色植物の光合成によって化学エネルギーに変えられる。

それを草食動物が摂取する。

しかし、草食動物は、光合成によって生まれたすべてのエネルギーを摂取できるわけではない。 
一部は未利用のまま。

さらにその上の肉食動物も同様に、その一部だけしか摂取できない。

連鎖の各鎖ごとに利用できるエネルギーは減少していく。

栄養段階の上位に位置するものほど、その下位のものより利用できるエネルギーの量が少なくなる。




ということは・・・最終的に動物を食べる人間が、エネルギー量(もともとは太陽から得たエネルギーの摂取が一番少ないってことになる。


もうひとつ、注目する点は、

sun_illustration.png


我々生物すべては、太陽からエネルギーを得ているということだ。

ただし、植物を除いて、食物連鎖の中でしか摂取できない・・・ということだ。




ってことは・・・一番、太陽エネルギーを存分に得ているのは、植物ってことになる。 
植物、恐るべし!



さらに、興味深いことがある。

食物連鎖が特に問題となるのは、連鎖を通じた有害物質の濃縮である。

有害物質が廃水などに混入して環境に排出されると、食物連鎖を通じて他の生物の体内に移るが、連鎖の段階(栄養段階)を経るごとに濃縮され大きな被害をもたらす。

たとえば・・昔あったような水俣病のような水銀中毒の場合、

工場廃水が海水を汚染する → プランクトンの体内に取り込まれ、 → それを食べた魚の体内に水銀が蓄積
最終的に魚を食べた動物や人に、高濃度の水銀汚染となって発症する。

魚のなかでも小型魚類を捕食する、マグロなど食物連鎖の上位にある大型魚類は、高濃度の水銀汚染がみられる。




え? 食物連鎖の上位にいけばいくほど、有害物質は濃縮される?

しかも・・

太陽エネルギーは、上にいけばいくほど、摂取しにくくなる?


これじゃあ、人間が一番、ダメじゃんか~!!


しかも・・汚染度の濃縮度トップの、大型マグロを美味しい美味しい!と食べたりするわけで・・・

81.png

日本人は、こんなにもマグロ好きらしい。
     ↓
img10021706.png


食物連鎖からみていくと、人間が一番、食物に注意を払わなければならないってことは、よーくわかる。

環境保護というのは・・・その究極は、「正しい食」を意味するのかもしれない。
体内にエネルギーを取り込むための、「正しい食」


それを、マ逆にブチ壊すのが、汚染ということになる。

海の汚染といえば・・

工場や家庭からの排水、河川や大気から農薬などの化学物質

現在、一番問題になってるのは、マイクロプラスチック汚染だろう。

6cc4357f.jpg

image-bff84.jpeg

おっと!

それどころじゃないかも。

石油流出事故もあったし・・

放射能汚染もあったし・・


放射能汚染なんて・・・結局ぜーんぜん回収されてない・・できない? いや、本気でする気もなかったのか?


とくに、放射能汚染においては、日本の海は最悪かもしれない。

こちらは、フクシマのときの汚染の広がる様
         ↓



うーーん、ひょっとすると・・日本が一番、地球環境をぶっ壊してるのかも・・
そうは、思いたくないけど・・。




こうやって、食物連鎖から見れば、すべての動植物の中で、人間が一番、弱い存在でしかないようだ。


なのに、いーーーーちばん、愚かなことをしてる。。。


とくに・・日本は、まーーたく関心がないのか、気がついてないのか・・



なんだか食物連鎖図をみているうちに、・・まるで、依存図のように思えてきた。

人間は肉食をし、その肉である家畜は草に依存し、草は土壌微生物に依存しているわけで、

そうなると・・・人間が一番多く依存しなければ生きていけない生物ってことになる。

しかも、太陽エネルギーは一番取り込めないくせに、汚染濃縮は一番強いんだから・・。

やっぱり、一番弱い存在だ。

こりゃ、依存図だ。


ならば、


せめて、精神くらいは依存せずに生きたいものだ。。。

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