二人の奥さんの話

最近耳にした、ロサンゼルスに住む2組のカップルのお話です。(実話)
ar128204167374386.jpg

↑この写真は、典型的なLos Angelesの豪邸

Kさんご夫婦の話

Kさんご夫婦は、ご主人が旅行会社を経営してる。両方とも日本で一流大学を卒業して、ロサンゼルスに在住し、旅行会社も80年代から90年代にかけては、非常に儲かってたらしい。
もちろん、夫婦そろって豪華な車を乗り回し、ベガスでギャンブルを楽しみ、一晩で数百万を負けても、けろっとしてたくらいの暮らしぶり。

ところが、数年前から、不況の波が。。。
会社は、傾きかけ借金の山。

奥さんは当然キレる!
「あんたのせいよ!なんで、私がこんなビンボー暮らしなのよ~!結婚するとき、幸せにするっていったくせに!
男でしょ!なんとかしなさいよ~!」

奥さんは、ついに、日本の実家に子供を連れて帰るらしい。


Yさんご夫婦の話
渡米して働き出したダンナさんは現地採用のサラリーマン。夫婦そろって大学出の学位もない。
そりゃ、給料も悪いところに、子供3人で、生活はどうみたって豊かじゃない。

Yさん奥さんは、なんとか最初は、働き口を探したようだが、学位も無いし、もちろん英語だって堪能じゃない日本人女性に働き口なんてみつからない。おまけに、子供の送り迎えをしなきゃならない状況で仕事を探すのは至難のわざ。

仕方ないので、生活を切り詰め、近所の人とお付き合いをし情報交換しながら英語の勉強、子供の学校の事も、慣れない英語で必死にこなしてきた。

もうひとつ、たった1つの奥さんの趣味が、子供の頃から習っていたお習字。渡米してからも、ずっと通信教育で勉強しながら、段をとり続けていたようだ。

同じく、不況の波がやってきて...ダンナさんは、リストラはされないものの、給料はカット。
しかし・・・その頃になると、Yさんの奥さんの英語はものすごく上達し、近所のアメリカ人奥さんたちの口利きもあって、書道教室をオープンすることになった。

これがまた、人気となってかなり儲かる。
奥さん自身も、アメリカ人たちにお習字を教えることが、新しい視点での書道のあり方が見えてきたとかで、とっても楽しいらしい。

生活は安定し、ダンナさんも、今は働きながら、自分で出来るビジネスを奥さんと二人で考案中。
子供たちも、ようやく手もかからなくなってきたし、ようやく二人で好きなことができる未来が見えてきた..と言っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて、この2組のカップルを見て、どう思う?

どうみたって、Kさんカップルの方が、大学出で教育水準も高かったはずだし、何でもできる可能性は高かったはずだよね。
Yさんの奥さんは、高卒だったようで、英語だって、ぜーんぜんダメだったと本人も言ってるらしい。
Kさんの奥さんは、一流大学の英文科卒だったのに、アメリカではちっとも使える英語ではなく、新たに勉強もしない上、遊んで暮らしてしまったので、気がついたときには、持っていたスキルすら無くしてしまったようだ。


だからといって、私は、「Yさん夫婦はエライ!、Kさんはダメだ!」~なーんて思わないし、ましては、「努力しなきゃダメだ。神様はちゃーんと見てる」~なーんて、精神論を唱える気もない。

根本的に、それぞれが幸せって感じてればいい事だって、思う。
それに、幸せの感じ方ってのは、人によって、それぞれだからね~。

だから、Kさんの奥さんのように、お金持ちのダンナさんを持ち、豪邸に住み、遊んで暮らすことが、幸せって感じるのならば、それは、彼女の望むことであり、誰にも文句を言われる筋合いは無いっつーもんだ!

ただ、私個人的には、Kさん流の豪華な暮らしに興味が無いのだ。
私の幸せって感じるポイントは、まったく違うようだ!...なんか、それを再認識してしまった。。。
毎日、着飾って豪華な生活をしたとしても、1週間で、私は飽き飽きしてしまいそうだもん。
(じゃあ、オマエの幸せって何だ?...て、話は、また別の機会に。。。)


また、Yさん夫婦のように、山あり谷ありの人生を二人で乗り越えてくってところに興味を感じる。
だって、夫婦なんて、もともとは偶然の出会いで始まった他人に過ぎないのに、どんな辛い状況があっても、同じものをシェアしながら、共に長きにわたって、別れることもなく、生きてるって事が、面白いもんだなあって思える。こうゆうのを「縁ある夫婦」って呼ぶのか、それとも、「愛ある夫婦」って、一般的に呼ばれるのかもなあ。


また、世の中ってのは、完全に原因と結果の因果関係で成り立っているんだなあ...って感じたことだ。
たとえば、Yさんの奥さん、

○毎日英語を勉強していた。
近所の奥さん連中との交際、子供の学校への参加

○社会に出たい、常に何か働きたいと思っていた。

○書道を続けていた。

結果として、何年もこれを続けていた結果、いつしか、この3つが1つになり、彼女の進むべき方向が見えたという事実。


じゃあ、Kさんの奥さんの場合、

高級車に乗り、一流レストランでのお食事、ロデオドライブの店などでのお買い物、ギャンブル大好き。

これだって、ひょっとしたら、多くの可能性を秘めていたと思うのだ。

例えば、一流レストランでのお食事が好きならば、食べ歩きの結果を分析して、雑誌に投稿してライターになるってケース。(事実、YELPERと呼ばれて、かなり稼ぐ人々もいる。)

または、ギャンブル好きが昂じて、ラスベガスの大学に入学して、カジノのディーラーになってしまった人の例もある。

趣味やお遊びが昂じて、その結果、ちゃんと自分の満足する道をみつけて経済的にもいつのまにか自立しちゃったって人も多いのだ。
ましてや、裕福な状況で時間もあるならば、Yさんの奥さんよりも、ずっと近道で何かが出来たはずだろう。

じゃあ、なんで、何もしなかったんだ?

それは・・・・きっと、本当は、何も好きじゃなかったのかもしれない。
豪華な暮らしって雰囲気だけに、憧れていたのかもしれない。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、ふと、Kさんの奥さんの未来が心配になる。
日本に帰って、実家に戻り、また、お金持ちのハズバンドをみつけて再婚するんだろうか?

まあ、私には関係無い、人ごとなんだけどね~。

好きなものが、みつからない人、道が見えない人が、
結局は、不幸なんじゃないかな~。

コメントの投稿

非公開コメント

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"