五行大義そして弧虚理論の完全自己流解釈

こちらの記事に対して質問メールをもらいました。
     ↓
占い、そして天中殺の定義を考えてみる

弧虚理論についてもっと詳しく説明してください!とのこと。


実は、この時の記事では、このような事をアップしました。
    ↓

「弧虚理論」(こきょりろん)・・弧虚とは東洋史観の時系列思想

弧というスポットがあり、その間を繋げる空間が虚

「天中殺=空亡=弧」

「虚=空間がない」

そのとき、思考は弧に向かう。

しかし天中殺では従来あったはずの弧がない。
そのため、「向かい合っていて互いに衝突し合う関係」の方の弧へ向かう方が運勢アップとなる。




これについて、もっと詳しい説明を!ってことなんですが・・・

えっと、まずは前置きをさせてください。

◆この記事の趣旨は、弧虚理論についての説明がメインではなく、
「古書を紐解いて体系作られた占い学にはさまざまな解釈があるよ~。」
たとえば、空亡や天中殺にしても、こんな解釈もありますよ~!という一例として載せたまでです(笑)


◆また、私自身が「五行大義」を紐解いて読んだわけでもありません(←漢字苦手だし・・古代の漢字ばっかりのものなんだから!)

◆この話は「五行大義」の研究者から聞いた話を私なりに理解してアップしてみただけに過ぎません。



なので、私の解釈のみならず、その研究者や、また、それを記した古代の人の解釈だって正解かどうかなんてわからないわけです。

<前置き終わり>
・・・・・・・・・・・・・・・・・

五行大義とは、隋の蕭吉(しょう きつ)によって撰述されたとされてます。

五行大義とは_Wikiより


隋の時代は、5世紀頃のわけで、しかも、本家本元の中国には、とっくの昔にそんな書物は残ってないそうです。
なんでも、宋の時代には失われていたとか・・。


ところが、中国ではとっくに滅んでしまった書物が、なぜか日本に伝わり、陰陽寮で読まれていたそうです。

陰陽寮というのは、7~8世紀ごろにあった政府機関で、天文、暦数、占いなどに関することを司ったお役所で、安倍晴明さんがいたことでも有名ですね~。




中国では消滅してしまっても、なぜか、日本の風土や気質に合っていたのかもしれません。

ひょっとしたら、本家本元の中国よりも、さらに日本で花開いた思想なのかもしれませんね~。


Wu_Xing.png


ここに、五行大義の現代文の訳文があります。(電子書籍のお試しサイトですが・・)


こちらの著者の方は、専門の学者さんでもなく、占い学の研究者でもないようですが、私には一番しっくりくる文章だったので、
参考のため、冒頭部分を張り付けておきます。
    ↓

五行とは万物を生成するもとであり、人の道の始めです。

五行の変化の影響を受けることであらゆるものが生じ、

五行を感じ取って理解することですべての霊(精霊)が生じるのです。

これらの精(精霊)や像(形:形態)が生じるには陰の要素(暗い・冷たい・柔らかい・消極的など)と

陽の要素(明るい・暖かい・硬い・積極的など)が根拠とされます。

まさに、こうゆうことか~!(なぜか猫の目で作った太極図)
    ↓
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こうして五行は精霊と形態に散らばり、天と地に隅々まで行き渡るのです。

それは鬼神の世界と人間の世界とに及びます。

<中略>

天には五行による星の配置(五度)があり、それによって天文、気象といった「現象」を表します。

地には、木木土金水といった五つの要素(五材)があり、物理的な作用をたすけます


五行大義_巻第一




さて、ここから、この中の弧虚理論における空亡(または天中殺)の説明に入ります。

(これは、私が東洋占星術の研究者から聞いて理解できた範疇の話です。)

まずは、またもこの図をみてください。

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実は先生の話は、わかりにくくて・・
子丑と午未は対衝(たいこう)し、対衝する対象を虚といい・・・なーんて説明されたんですが、

タイコウって何なん?
そんな単語知らんし~。(←ちなみに調べてみたけど、どこにも載ってない! 古代中国語か?)


そこで、わかりやすく私の言葉で説明させて頂きます。(←実はこうしないと、私がわからないのだ。)


というのは、目的や夢だったり意志の反映のようなもので、いわゆる目的地と仮定するとわかりやすいかもしれません。

その目的地をつなぐための道だったり、交通手段をとします。

当然ながら、時間的空間とは、弧と虚が織りなして進んでいくことになります。



ところがここで、人にはエネルギーの違いがあるようです。

生まれ持って、エネルギー量が多い人と少ない人がいる。

エネルギー量が満杯の人の方ならば、迷わず目的地にドーンと行けることになります。

ところが、エネルギーが少ないと弱さが出てしまうことも起こりうるようです。


そうゆう人を虚弱と呼ぶらしい。

ほう! 虚のエネルギーが弱いってことから出た言葉だったのか~。


虚弱の人は、俗に「飽きっぽいとか継続ができない人」とされるようです。


しかし、それは同時にプラスにもなることがあります。

目的の弧を、瞬時に把握できるひらめき感覚を持っている。

弱いからこそ、効率的に移動しようする思考回路も生まれる。




常に欠点は長所でもあり、プラスはマイナスにも働くって、ことですね~。

やっぱ、これだよね~。 (←また、出すな!!)
    ↓
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なぜか、この太極図が気に入ってる私。

逆に、虚のエネルギーが多い人は、着実に点と点を結びつけることが出来る為、着実で目的意識が強い人間と言われるけど・・

その反面、目的地が急に変更されちゃったり、予測不能な事故に遭遇すると対処ができなく迷走してしまうこともあるようです。



さて、天中殺(空亡)になると・・・・(めんどくさいから、ここから全部天中殺で統一することにする。)


弧という空間の目的が見えにくい状態になってしまい、

本来、北の子牛天中殺の人だったら、北の子牛に弧を描くはずなのに、その逆の南、午未の方へ描いてしまうことが起こってしまう。

つまり、目的地が東京なのに、なんだか・・仙台に向かっちゃった~みたいなことかもしれない。

エネルギーが強い人だったら、仙台を通り越して札幌まで行っちゃうかもしれない。


だからこそ、天中殺には新しいことをするな!と言われるようになったんでしょうね。



そしてもう一つ、

中には生まれながら天中殺を持って生まれてる人がいるようです。

宿命中殺所有者(3種類あって、生年中殺・生月中殺・日座中殺)と呼ばれる人たちで、弧(目的地)はあるのに、虚(移動手段となる交通手段や道など)が、いっつも霧の中でとっても見えにくいという人だち。


ふーん、じゃあ、霧の中の人たちは、どーなるの?・・と、私は先生に聞いてみた。

その解釈には諸説あって、ひとつには「虚虚の実」という理論があって、逆に彼らは天中殺期間は霧か晴れて見えるのではないかという説。

また、いやいや、見えないものはいつも見えないわけで、更に見えなくなるのではないかという説。



この両論があるそうです。


ド近眼の人が年を取って遠視になったら、相殺されてよく見えるようになるとか、
いやいや、ダブルパンチでさらにひどくなる・・みたいなことかも(笑)


正直なとこ、私はこの両方の説とも、なんだか納得できない。


いつも霧の中だからこそ、何かを見える(感じる)のかもしれないし、

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また「目的地に向かうためには道や交通手段が必須」と考えるのも既成概念に過ぎない気がするんですよね~。



霧の中にいる人もまた、それをプラスに作用させる人とマイナスに作用させる人と大きく別れるのではないだろうか?
以外と霧の中の人の方が、その差が大きく表れたりして・・(なーんて思ったりもします。)

(また、ここでネコ目太極図を出したくなったけど、やめとこう。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからは、まったくの私の解釈です。
思いつきと言った方がいいかもしれません。


私たちは生まれながらに持っている要素があります。

「生まれ持った特質」とでもいいましょうか。。。

それを、ざっくり言うと「占い、そして天中殺の定義を考えてみる」にも述べた通りなので、長くなるのでここでは割愛します。


ある特質を持って生まれるということは、受け入れられないものを生まれながらに持ってることになります。


火は水と合わないように、また、木が金と合わないように。

そして、火の人は火の目的に突っ走ろうとします。
邪魔になる水は排除しようとします。


これがフツウの状態です。


それに待った~!をかけるのが、天中殺って気がするんですよね~。

なんのために?


火の人だったら、自分の持ってない「水」を内部に取り込むために。

そうやって、人はすべての要素を取り込むように設計されているような気がします。



最終的には、人の中にすべての要素を取り入れて1つに調和させるため。

そして、これは一個の人間だけでなく世界観にも通ずるものかもしれません。

なんだか私は、そんな気がして仕方ないんですよね~。




ある本によると、「上手にバランスをとる」と表現されてましたが、私は個人的に、バランスではなく「調和させること」という言葉の方がぴったりきます。


バランスじゃなくって、ハーモニーね!

美しい音を奏でるハーモニーに。

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それが、人が生きる意味でもあり、ひいては世界全体の進む方向なんじゃないかな~。


その具体的方法は、「占い、そして天中殺の定義を考えてみる」にも書いたとおりなので、またも割愛しますが・・


だからこそ天中殺の存在があり、私には、天中殺はありがたいものって思えるんですね。


さて、みなさんは、どのように解釈しますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いずれにしても、五行大義は万物の生成と人の道を説いたものかもしれません。

しかも、ただの精神論ではなく、これだけ論理的に体系立てたものは他にないのかもしれません。


理論物理学者のニールス・ボーアさんや、中国科学史の研究科のジョゼフ・ニーダムさん、深層心理学のカール・ユングさんなど、
多くの欧米人さえ、没頭させたと聞いています。

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