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占い、そして天中殺の定義を考えてみる

知人の息子さんが、日本の旅行から帰ってきた。

ところが、

日本で有名な占い師さんに運勢鑑定をしてもらったところ、

「できれば一生独身を通した方がいいですよ。」と言われたそうだ。


彼は今、ガールフレンドと結婚しようか~♪って状況になってるらしい。

まさにそんなとき、そりゃあ、さぞ、がっかりだろう。



私は直接本人から聞いたわけではないのだが、お母さんに聞くと、

「日座中殺で家族運なし」の宿命だから、結婚は向かないと言われたそうだ。


ああ! そりゃあ~、算命学だな。

しかも、本に書いてある「星の意味」を丸暗記して説明しているだけか、または・・それをちょっとばかし、デフォルメして仰々しく言っったのかもしれないけど・・・いずれにしても、ろくなもんじゃないな!と思った。(←失礼ながら・・)


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その有名占い師さんの占いが当たるか当たらないか?という以前に、倫理観欠如かもしれない。

一言で言っちゃえば・・・クライアントに対する、思いやりがない、ハートがない、愛が無い。

そんな気がしたのだ。



「それで、息子さんは結婚を取りやめにするの?」

「二人ともラブラブだし・・それは無いと思う。
でも、ひょっとしたら二人は将来的にうまくいかないのかな~って気もしてきてね、なんとなく、私も嫌なカンジになってるのよ。」


と、お母さんは言った。


二人は将来的にうまくいかない?

だから何だ?・・
と、私は思う。

少なくとも、今は幸せの絶頂にいる二人だし、
両親だって喜んでる。


まだ起こってもいない、これから「起こるかもしれない」という不安を煽ってどーする?


たしかに・・

将来、二人に何かが起こって大げんかするかもしれない。
別居や離婚するかもしれない。
逆に、雨降って地固まるかもしれない。


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でも、私にはそれが単純に悪いことだとは思えないのだ。

それによって、お互いに何か大切なことを学ぶチャンスになるかもしれないし、結果的に良き未来につながるかもしれない。

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もしも二人が離婚した場合、この占い師さんは、

ほら、だから私が言ったとおりでしょ?
本にもそう書いてあったんだから。
宿命に出てるんだから。


って言うんだろうか?

だから何だ?・・・と、私は思う。


別居、離婚、失業、破産、病気などは、たしかに人生の荒波だ。
誰だって、好き好んでそんな経験はしたくない!

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だからといって、


「あらかじめ荒波を避けて順風満帆の航海をするためのものが占い」だとしたら、

つまらない人生を構築することへのアドバイスでしかありえない。

そんな人生に、幸せの実感や感動があるんだろうか?



寒風に吹きさらされた経験がなければ春風の心地よさが実感できないのと同じことだ。

こんな景色は見えてこない。。。
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寒風にどう対処して、どうやって自力で春風にするか?

寒風も春風も受け止められるようになること。




そのアドバイスこそが、占い師さんのお仕事だと思っている。

たぶん・・根本的なコンセプトが、この占い師さんと私は違うのだろう(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

西洋占星術、算命学、四柱推命、インド占星術、タロット、数秘術・・・

占いとひと口に言っても実に色々あるわけで、それぞれ奥が深く、それなりに勉強しないとわからないものだ。

ひょっとしたら、一生の勉強にもなるといわれている。



そういった占いというものを、大きく4つにわけると、

命(めい)、卜(ぼく)、相(そう), スピリチュアル(霊)になるそうだ。

◆命(めい)・・誕生日から導き出されるデータを読み解くもので、生まれた時の星の配置をもとに作成されるホロスコープが基本。
東洋・西洋占星術、数秘術、動物占いなど

◆相(そう)・・目に見える対象をサインとして読み解くもの。
姓名判断-字画や音、人相-顔の輪郭、目鼻立ち、ほくろなど、手相、印相とか。
*相はその時々で変わっていく、運命は変わることを前提としている

◆卜(ぼく)・・タロットカード・コイン・おみくじなどで、その時に出たサインを読み解くもの
筮竹(ゼイチク)とか、花びら、亀の甲羅だとか・・そんなのもあったはず。
*選択や決断に関するときにで好まれる。


◆スピリチュアル(霊)・・鑑定人のサイキック能力(霊感)を使う
霊感占い、ヒーラー、スピリチュアルカウンセリングと、言葉は色々ある。




この息子さんが鑑定してもらった占いは、命(めい)の算命学だと思う。


算命学というのは、高尾義政さんという方が戦後の日本で、明末期に三命通会(さんめいつうかい)を著わした萬民英(ばんみんえい)、清代末の徐楽吾(じょ・らくご)の著作を原典として編纂された学問とされている。

五行と通変の調和
https://books.google.com/books?id=bP_bDQAAQBAJ

中国古書には、子平法・三命法・命学・命理と記されており干支暦を基に分析された統計学としても伝えられているそうだ。


高尾義政さんの死後25年以上経っているわけで、今では様々な解釈があり、解釈の違いで流派が生まれたり、なかなか混沌としてしまった部分もあるとか。


故高尾氏が、どのような経路で理論を学び確立したのか? 何を私達に伝えたかったのか?
どういうものにしたかったのか?
という点で、この道の専門家たちでさえ悩むところが多いとも聞く。

そこで、算命学にアルゴリズムを導入して、ITが計算したデータを活用して理論展開を試みようとしているところさえ、あるらしい。




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算命学というのは、四柱推命に通づるところはあるし、また、占星術という点では、西洋占星術にも通ずる部分も多い。


これは、かなり前に私がアップした記事だったけど、天中殺について書いたことがあった。
    ↓
天中殺の意味とドラゴンの考察

星を見ることから始まった占星術と天文学






ずっと前のブログ記事では、天中殺と西洋占星術について書いたことがあったけど、四柱推命と算命学でも違うものがある。、

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四柱推命では空亡(くうぼう)・・・空に帰するって意味らしい

算命学では天中殺(てんちゅうさつ)・・天に誅殺される?(←おいおい、違うだろ!)

と、とにかく言い方から違うからめんどくさい。。。


いずれにしても、十干と十二支を組み合わせである六十干支において、1:1にはならない。
十二支の方が2つ余る。

その時期は、「天が味方してくれない時期」なんだそうだ。
だからこそトラブルが起きやすい時期となり、人生の中でなにか新しいことを起こすと良い結果が生まれない・・というのが通説。

逆に、天界の蓋がないので、「無形(精神的世界)の世界と縁を作ると良い運気になるんだとか。


え? いつもは天が味方してくれてるわけ?
天界の蓋って何?

・・・と、ここでツッコミを入れられても私には、わからん。
通説で言われてることを書いたまでなんで、詳しいことは専門家に聞いてくれ(笑)




ところが、この空亡理論、または天中殺というものは、なかなか専門家でも判断には頭を悩ますところらしく、
「弧虚理論」(こきょりろん)というものがあるそうだ。


弧虚とは東洋史観の時系列思想らしく・・(←なんのこっちゃ?)

弧というスポットがあり、その間を繋げる空間が虚なんだそーだ。




手っ取り早く言えば・・こんなことらしい。
     ↓

「天中殺=空亡=弧」

「虚=空間がない」
だから思考は弧に向かう。

それも、「向かい合っていて互いに衝突し合う関係」の方の弧へ向かうことが運勢アップの秘訣となる。



ないものはないんだから、無いものねだりしてるよりも、いっその事、マ逆の弧へ行っちゃった方が運勢がアップするぞ?
みたいな・・(笑)



えっと・・これは、算命学の考え方だったか四柱推命だったか、ちょっと私も記憶があいまいだ。。。
算命学と四柱推命では弧と虚の意味の捉え方に若干の違いがあるそうなのだ。

とにかく、このように天中殺1つとっても解釈の違いがあるわけだし、この理論を考え執筆した人が故人となってる以上、聞きようがない。
そもそも、その理論が正しかったかどうかもわからないのだ。


学問としてみると、実に奥深いものだ。


そもそも東洋占星術は、

万物を陰と陽で分類 + 世界は5つの要素でできている(木火土金水) ⇒ 陰陽五行思想


これらがお互いにどのように関係し、どのように流れるかで判断する


関係とは、

●対等な関係:比和
木と木
火と火
土と土
金と金
水と水

*対等ってことは、複数になるとその性質は強まることになりそう。。

●サポート関係: 相生

木は火の勢いを強くし、
火が燃えれば炭はとなり土に返り、
土は鉱物(金)を生じて、
金は凝固熱により水を生じ、
水は木を育てる。


●コントロ-ル関係: 相克(そうこく)

木は土の養分で成長し土は痩せる。
火は金属を溶かし変形させる。
土は水に形を与えたり流れをコントロールする。
金は道具となって木を切り倒す。
水は火の勢いを削ぐ。


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基本は、対等・サポート・コントロールの3つ関係の組み合わせで物事をみていくことにある。




流れとは(循環)

春に種子が芽をだし

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夏に育ち、

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秋に実り

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冬は大地が休み養分を蓄える

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まさに暦道に通づる。

間違った時期に種を巻いても収穫はできないものだ。

東洋占星術の基本は、「関係」と「流れ」


実に、シンプルだ!

しかし、シンプルだからこそ、奥が深いのかもしれない。


そういえば、オセロや将棋だってルールはシンプルだ。
すぐに覚えられる。

猫でもできる! (←違う!!)
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しかし、プロになってみると、プロ同士の差は、はかり知れないほど大きいと言われる世界だ。

シンプルなものこそ、複雑な事象を説明できるのかもしれない。


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さて、そんなことよりも、

我々が占いをどのように活用するか?


それには、まず、自分を知るべし

「自分を見つめ、資質や強みを知りそれを人生に活かすこと」にあると思う。

己を知らなきゃなんにも始まらないから・・。


自分自身のベースになるコアな本質
    ↓

樹木:マイペース、自立心が強い、頑固

草花:しなやか、協調性、社交的

太陽:自然体、陽気、楽天的

灯火:鋭い感性、豊かな感受性、繊細

山岳:現実的、抱擁力、博愛

大地:庶民的、堅実、優しい癒し

金属:行動力、正義感、芯の強さ

宝石:品格、プライド、責任感

海洋:自由、探究心、流動性

雨露:知性、分析力、慈愛




これは、だいたいどこのサイトを見ても似たようなキーワードが書かれている。

ときには長所とも欠点ともなるものだ。


さて、自分はどんな特質があるのか?
まずは、冷静に自分をみつめて謙虚に真実の自己を受け入れることだろう。



しかし、ここからが問題かもしれない。

ここまでわかったところで・・・それをどのように使い、どのように人生に活かしていくか?

もちろん、そんなことは自分で考え自分で決めるべきことだ。


だけど、いくら考えてもどうしたらいいいのかわからない!
動けない! でも、決断を迫られれてる。。。

ああ!もう!!


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だからこそ、占い師さんに鑑定をお願いするんだと思う。

それは、よーくわかる。



ここで、当たる占い師さんと当たらない占い師さんの違いが出てくることになる。

それは、占い師さんの「解釈力」の違い・・・だと私は思っている。

それこそが占い師さんの力量だと思う。

先ほどの東洋占星術でいえば、「他との関係と流れをどう解釈するか」によって違ってくる。

解釈するということは、

分析力、
イマジネーション
インスピレーション



が要求されることだと思う。


当然、本(テキスト)どうりの事を述べるだけであっては、解釈なんてできるわけがない。

もちろん知識は必要だけど・・鑑定するときの決め手は文献の中ではみつからないのだ。

人は一人ひとり違う。
データをもとにした統計学で鑑定ができるわけない。


分析し想像力と直観力を駆使できなければ、おそらく鑑定なんてできない。

もうひとつ、必要なことは、クライアントに対する愛だ。

なんとか助けてあげたいと真摯に願える気持ちがなけりゃムリ。



中には、クライアントさんの方が、占い師さんよりも、ずーーと分析力、イマジネーション、インスピレーションに長けてる人がいて、

ちょっとしたお手伝い・・つまり、パニック状態を解消して考えすぎて疲れた頭をクリアーにするお手伝いをしただけで・・

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あ!っと、自分で気がついて見えてしまう人もいる(笑)


たぶん、これが本来の姿なんだろうなあ、と思うのだ。

人生は自分で考え、切り開くものでしかない。

そして、誰でも、自分でみつけられる力を持っているはずだ。


むしろ、自分のことは自分が一番よく知っているはずなんだから。

それには、占い師さん側同様に、分析力、イマジネーション&インスピレーションを使うことだ。



ん?使えないって?


そうゆうときこそ、リラックスして一度ニュートラルにすることなんじゃないかな。


最近の記事にもアップしてるんで、この内容ともダブルことだけど、
     ↓
ストレスの正体

腹式呼吸して瞑想するもよし・・とにかく無にすること。


こうすると、占い師さんの力量も見えてくるし・・いや、それよりも自分で解決できちゃうかも(笑)


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ここで、またも頭をよぎる、天中殺について

もしも、天中殺というのもがあるとすれば、

ニュートラルになる時期を示唆してるんじゃないかな?

と、私は勝手に解釈してる。


多くの人は、いつも「二元論の間の横跳び状態」をしてるだけなのかもしれない。

これは、ストレスの正体にも書いたとおりなんだけど、もう一度ここで言うと・・

1.快・・・正しい、 喜び、楽しさなど

2.不快・・・悪、偽り、怒り、不満、憂鬱など

3.快でも不快でもないニュートラル状態



いつも現実的なプラス方向を求めて、3を自ら作らない状態のこと。


だからこそ、2か月でまとめてニュートラルを強いられる時期がやってきてしまうのかもしれない。

でも・・なんでそんな現象が起きるんだ?

そこはわからない。。。


ただ・・・

私自身に関していえば、天中殺なんてない!
過去にもなかった!

いや、言い方を買えれば・・いつも天中殺かもしれない(笑)

毎日天中殺!(笑)



ただ・・・私の中では毎日現実社会を突っ走りつつも、精神をニュートラルにする時間も作っている。

肉体も現実も精神も心や魂も・・・すべて毎日一緒にするように心がけている。


若い頃の自分を振り返ると、

いつも新しいことばかりに挑戦してたし、毎日がイレギュラーだったし・・それが私の日常だったわけだから・・

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うーん、やっぱり、毎日が天中殺だったのかもしれないなあ(笑)


しかし、今は現実性と精神性は、いつも、毎日あるし・・そうなると、どうなるんだろ?

ま、詳しい研究は、専門家に任せることにしよう。



・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここらでまとめてみよう。

占いというものは、世界各国に紀元前から存在してるもので、実に奥が深い。

立派な学問でもある。

でも学問と鑑定とは違う。



知識、分析力、イマジネーション&インスピレーションを駆使しなければ見えてこない。


それは、占い師であってもクライアントも同じ。

占い師さんは、多くの専門知識を持っていることが大きく違う点。

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あ、もう一つ、

スピリチュアル占いをする、サイキックならば見えることだけを伝えればいい!
それって、ラクじゃん!・・・と言う人がいたので、これについてもひとこと。

そりゃ、大きな間違いだ!

結構、こうゆうヒーラーも多いのは事実(笑)
見る能力はあるんだけど、分析、理解ができてないため、解釈を間違ってるってタイプ



知識が無ければ見えた映像が、どこの何かもわからないだろうし、分析力が無ければ、暗示するところもわからない。

それは解釈を間違えることに繋がる。

何事も勉強は不可欠なのだ。
同時に感性も!


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人生は自分で感じて判断して作っていくもの。

チャンスも、運気の流れも、相性も自分で感じるもの!


何も感じなければないのと同じだ。


結局のところ、それを肝に念じてない限り、良い占い師さんにも出会えないものかもしれない。

なんだか、そんなふうに思っている(笑)

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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