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丙午のジェーンさんの人生そして宿命と運命

「私はね、丙午(ひのえうま)の生まれなんですよ。」

日系1世のおばあちゃんが言った。

この方は、日本で生まれて結婚しその後夫婦でロサンゼルスに渡ってきたという経歴の人だ。


「そういえば・・丙午の女は強過ぎて男を食い殺す・・なーんて話は聞いたことがありますね。
昔は、そんな話が信じられていたとか。」

「ええ、そうなのよ。 私も、娘時代に見てもらった占い師さんから結婚は無理かもしれないって言われたものですよ。
自分で手に職をつけて自立していく道を考えた方がいいですよって。」

このおばあちゃんは、アメリカ国籍で名前はジェーンという。
昔、日本にいた頃は当然、日本名があったのだろうが・・そんな昔の名前は知らない。

「丙午の日に生まれた女性の特徴って、具体的にはどうゆうものなんですか?」
と私は聞いた。

「とにかく強いんだそうよ。 自我の強さがあって頑固、負けん気と根性で自立心が旺盛と言われましたわ。
だから、そちらの特性を活かしなさい、と言われましたのよ。」


強いってステキなことじゃないですか?
男でも女でも、私は「強いが一番」って思っていますけど。(笑)」



強い女のイメージというと、こんなのを思い浮かべるけど・・
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ジェーンさんは、どっちかというとこんなカンジ
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細く華奢でエレガント、物腰も上品で、まさに清楚というイメージに近い。


ということは、まさに・・ジェーンさんは最強の丙午の女かもしれない、と思った(笑)

逆に、見かけがいかにも強くワンマンで、上から目線でガンガン物言いをするような人に限って、「弱い人」というのは世間の常だ。

人は、弱さ、臆病さを隠そうとして、大きく尊大に振る舞うものだ・・と私は思っている。


「そうね、今の時代はそうかもしれないわね。 でも私の時代には強い女は嫌遠されたのよ。
もう、丙午の女というだけでね。」


「ジェーンさんは、自分でビジネスをはじめたり、いわゆる、キャリア・ウーマンの道は望まなかったんですか?」

「いいえ、まったく!
私の夢は、結婚して子供をたくさん作って育てる専業主婦だったの。
だから・・そんな占い師の言葉なんか、糞くらえ!って思ったわね。」


エレガントに微笑みながら、お下品な言葉を見事に使いこなす(笑)
それだけで私は、彼女がいっぺんで好きになった。

ジェーンさんは続ける。

「事実、私は結婚して専業主婦になり外で働いたことは一度もありませんの。
それが、私の子供の頃からの夢だったんですもの。」

「それは素晴らしい。 夢をそのまま実現されたってわけですもんね。
もしも、若い時に占い師の言葉に従って、自立の道を歩んでいたら、ひょっとしたら違った人生になったかもしれない。」

「ええ。 もともと、私、占いはあまり信用していませんの。
占いよりも自分の人生は自分の意思で決まるものじゃないかしら?
宿命とか運命というのも、私、あまり信じていませんのよ。」

彼女は、私(わたし)ではなく、わたくし、と言うのだが、それに、ちっとも不自然さを感じさせない。


ジェーンさんは、結婚後、夫とともにロサンゼルスに渡り、4人の子供を育てる母親となった。
夫は苦労しながら、レストランを経営し、それを大成功させた、ということだけは耳にしている。


おそらく、彼女は、若いころから華奢で物静かで夫に従う専業主婦の典型、のように思われていた人だったんじゃないだろうか?

しかし、その実、夫を支えて時には叱咤激励して、夫の事業を成功に導いたのも、ジェーンさんの貢献するところが大きかったんじゃないだろうか?


彼女のご主人もまた、妻のアドバイスに常に耳を傾けて一緒に歩む人だったのではないだろうか?
外見は典型的な亭主関白に見えた方かもしれないけど・・(笑)

私は、勝手ながらも、そんな想像を巡らしていた。


まさに、丙午の女かもしれない(笑)
まさに、丙午の女にふさわしいステキな夫だったのだろう。
(←すでに故人となられてるらしい)


そんな彼女に、「結婚は向かない!」なんて言ってのけた占い師は、やっぱり・・ヘボ占い師だ!(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔、彼女を鑑定した占い師さんは、四柱推命と風水の占い師さんだったらしいが、彼の言ってることは、おそらく間違いではないのだ。

この点においては。
    ↓
とにかく強くて、自我の強さがあって頑固、負けん気と根性で自立心が旺盛

まさに、これは、ジェーンさんが持って生まれた気質、キャラクターなのだろう。


たしかに、その通り!と私も感じてしまう。


しかし、だからといって、「家庭を守るだけの専業主婦には向かないから、自立した職業人を目指した方がいいですよ!」というアドバイスは間違いだと思う。

人というのは、そんなマニュアル通りに当てはまらない。

たぶん、鑑定した占い師さん自身が、マニュアル通りに生きる世界しか知らない人だったのだろう。
たぶん、stereotype(ステレオタイプ)の占い師さん(笑)


そもそも、東洋系の占いというのは、宿命をベースにしているようだ。
(東洋系というのは、四柱推命、天中殺で知られる算命占星術、風水などのこと)

生年月日から、「あなたはこういうタイプですね。」といった気質を見て、そこからさらに気の流れを見て、「こうゆう運命をたどるだろうから、子供は作らない方がいいとか、結婚には向かないとか・・わりと断定的に答えを出す傾向もあるように思える。

宿命運をベースにするという点では、西洋占星術、ホロスコープも同様らしいが・・。


たしかに、東洋占星術は、生まれ持った気質を見る、という点では大変優れていると思う。
また、現状のバイオリズムを知るという点でも優れていると思う。


しかし・・しかしなのだ!

一部の占い師さんがアドバイスするような、「宿命に沿った生き方」を提唱するのは、ちと違う気がする。


そもそも宿命とは? 運命とは?・・というのは、昨今ではよく耳にする言葉だ。

宿命は、生まれ持ったもので、決して変えられないもの・・・人種、肌の色や目の色、生まれた場所、両親など
運命とは、自分の意思で変えられるもの・・・性格、環境などなど。



漢字が表す如く、まさに、「宿った命」と「運ぶ命」ってことだ(笑)


それを、最近では料理の材料とメニューに例えたりする。
・・えーと、最初、この例えは江原啓之さんが言い出したんだっけ?


あなたが持って生まれたものは、ジャガイモ、ニンジン、牛肉、玉ねぎ etc. (宿命)
それを使って、美味しいカレーを作ることも、シチューを作ることもできる。それはあなた次第。(運命)



なんだか、私は個人的に・・こんなことを言われるのはあまり嬉しくない。
きっと、例えが悪いだけなのかもしれないけど・・。


つまり、あなたはこうゆう材料なんですからこの範囲でできることをしてください!ってニュアンスを感じてしまうのだ。

そう、はじめから範囲指定がかかってる気がしてしまうからだ。


もしも、私がどうしても、オマールエビのアメリケーヌを作りたかったとしたら?

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「宿命(材料)に入ってないから無理ですよ。」と、言われてしまうことになる。


たぶん、ジェーンさんだったら、こう言うだろう。

「あら、宿命に入ってなかったら、ご自分で材料を作って新しく加えてしまえば、よろしいんのではありません?。」と。

彼女は宿命なんてことすら信じてない。


たしかに、自分が生まれた両親、場所、そのときの状況・・裕福な家かビンボーな家か?な~んてことは、どうにもならないことだ。

しかし、一説によれば、「ヒトは生まれる前に自分で、その状況を選んで生まれてくる」ともいう。

だとすれば、それはすでに自分の意思ということになる。


ところが現生に生まれた瞬間忘れてしまい、「あ~、もっと裕福な家系に生まれたかったのに~」と嘆いたりすることもある(笑)


面白いことに、前世で占領軍に惨めに殺された人は、次に生まれ変わるときは、逆に占領軍側に生まれ変わるともいう。

さまざまなケースを学ぶために、それも自分自身で選択して生まれてくるそうだ。


そういった側面から考えると、宿命すらも、すでに自分の意思ともいえそうだ。


また、「人は出会う人は選べない。出会いは宿命」・・ともいわれるけれど、それも、自分が引き寄せてくるものかもしれない。

それは、複雑に織りなすクモの糸から手繰り寄せた因果関係の結果、というものかもしれない。

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死もまた、選べないもの、まさに死は宿命、といわれるけれど・・・それも自分の意思が働いているのかもしれない。


「たぶん、私はXXで。XXの状態で死ぬだろう、それも宿命なのだから従おう!」と思ったノストラダムスは予言どおりに亡くなったとか。
(本当に彼がこう思ったかどうかは不明だけど)



「基本的に、未来の出来事には変えられるものと、変えられないものがあります、
しかし、クライエントが心底望めば、それは変えられるものへと転じることもできます。」


と言っているのは、ゲリー・ボーネルさん。


「宿命を知って宿命に沿った生き方をしなさい!」と言われるよりも、私にとっては、ずーーと、未来に暖かい光明を見いだせる言葉だ。


結局のところ、人の強い意思や意識が作り上げるものこそが未来図ではないだろうか?

強い意思や意識、それさえあれば、不可能とみえることさえも可能に変えられる。


ただし、漠然と心で願うだけのことでは、変えられるわけもない。

「漠然と心で願うだけ」の人が、なんと多いことか(笑)


たとえば、どうしても結婚がしたいんです!といって、占い師を訪れる適齢期の女性。

誰と結婚したいのか? その相手もいなかったりする。

それは、「漠然と」心で思っていることに過ぎない。

世間で周囲の人たちが結婚していくから、自分も一度くらいは結婚したい!と願うのは、魂から出た意思ではないはず。


お金持ちなりたいんです!というのも同様だ。

多くのお金を手にすることで、いったいどうしたいのか!


そういった方に聞いてみると、豪邸に住んで自家用機を持って人に羨ましがられる身分になって・・なーんてステレオタイプの金持ちイメージを語りだす人が多いのも事実。

願望というよりも、漠然とした憧れに過ぎない。



ジェーンさんの夢は、「結婚して子供をたくさん作って、夫を支えながら子供の成長を助ける人生」というものだった。

それは、夢なんて漠然とした言葉よりも、そこには強い意志があったように思う。

強い意志には、強い意識が働く。

だからこそ、結婚に向かない丙午の女でも、実現させてしまったのかもしれない。



そこを見抜けなった占い師さんは、やっぱりダメ~!だったんだろうなあ(笑)

もしも、丙午の、ふわふわした女の子がやってきて、

「私、適齢期には結婚したいんですけど~。」と言ったのであれば、彼のアドバイスは非常に適切だったかもしれない。


しかし、そこらへんは、占い師さんであれば、研ぎ澄まされた鑑識眼とさらに、スピリチュアルな感性を使って察知しなければならないところだ。


どんなに勉強をされた博識の占い師さんであっても、答えは文献の中にはみつからない。
占いは、一般論ではないのだから。

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ましてや、未来を占うことは難しい。
たとえ、過去を見事に言い当てることができたとしても。

また近い未来が見えたとしても、先になればなるほど難しくなる。


なぜならば、人々の意識が変われば、いかようにも未来は変わっていくものだからだ。

ババ・ヴァンガは、ブルガリア政府公認の優れた予言を残していることで有名だし、現代のジョセフ・ティテルなども、優れた予言者だと思う。

こういった優れた予言者は他にも多くいることだろう。


一般人は、つい、〇〇パーセントの確立で当たったとか外れたとか・・
それだけで、本物か偽物かなんてことまでも判断したりしがちだけど、愚かな話だと思う。

予言とは現在の意識の延長にあるものに過ぎない。

未来予測は、あくまでも現在の意識状態のままでいたときの場合に過ぎない。


それが嫌なら、自分の意識を変えることなのだ。

おそらく、

優れた予言者とは、人々が何かに気づき意識を変えて、予言が当たらない状態こそを願って、予言を発表するのだろう。


私もジェーンさんのように、

「宿命、運命? そんなものは関係ないぜ@
うだうだ、そんなこと考えるな! 未来なんか、どうにでも作れるんだぜい! 」


と言うことにしている。


どうも・・・私が言うと下品になる。
下品な言葉を使うと、ますます下品に聞こえてしまう。。。
これこそまさに、人柄っていうものなのかなあ。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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