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日本のマスコットブームと昨今の不倫報道

「日本には、マスコットがいーーっぱいあるんだってね~。
ふなっしーというのは特に人気なんだって!」


と、私に教えてくれた人がいた。

いくら、こっちに住んでいても、ふなっしーが、数年前から有名だってことくらいは・・私だって知ってる(笑)

でも、なんで人気になるのか? そこらへんのことはピンと来ない(←すっかり日本の感覚が遠くなっている)

私に教えてくれた人は、この、Last Week Tonight with John OliverというTV番組をみて知ったのだという。

こちらの番組
   ↓
150616-lwtwjo-ep41-v2-1024x374.jpg

これは、コメディアンのジョン・オリバーさんという方がホストで、海外・国内のニュースを、ちょっとシニカル、コミカルに紹介する番組なのだ。

そこで日本のマスコットブーム事情が紹介されたことがあった。


なんと、Youtubeに日本語字幕をつけたものを発見したので、よろしければご覧ください。
    ↓ 


このホストを務めるジョン・オリバー(John Oliver)は、イギリス出身のコメディアン、作家、プロデューサー、政治評論家、俳優、テレビのホストなどの顔を持つ方で、タイム誌にも、「最も影響力を与える100人」にも選ばれている。

こちらが、HBOのサイト(HBOとはアメリカ大手のケーブルTV、タイムワーナー社)
    ↓
http://www.hbo.com/last-week-tonight-with-john-oliver




私もこの動画をみて、つくづく思った。

すごいなあ~。

今や、それぞれの都道府県のみならず、どこもかしこもマスコット君なんだね~。
そういえば、プロ野球のナイターを見ていても、それぞれの球団にマスコット君がいたよなあ(笑)


今や日本はマスコットブームなんだ~。

日本の特徴の1つとして、何事においても「ブームができやすい」「ブームを作る国」
というのがあげられる。


あっという間に何かが広まり、それは1つとなり大きな波になりうねっていく。

何もかも飲み込んでいく。

まるで、こんな波のようだ。。。

bigwave.jpg

この波の一部となるか、または、サーファーとなるか?

もしも、波になりたくないなら、熟練したサーファーになって見事に乗り切るしかないだろう。


そして、この波を作り出すもの・・それは、TVの存在かもしれない。


日本のTVは、とにかく特殊だ。

どこの局でも、ほとんど同じ顔触れが出演する。
人気者となると、あらゆる番組でひっぱりだこになるから。


ちなみに、アメリカのTVでは、アイドルや歌手は歌番組に出演するのみだし、コメディアンはコメディー・ショーといった具合に、それぞれの専門分野に分かれていて、どこにでも顔を出すことなんてありえない。

さらに、まったくと言っていいほど、有名人が出演しない局さえある(←ディスカバリー・チャンネルのこと)

どこでも似たような番組をやってることが多い。
街ブラ番組、食べ歩き、旅行など・・


そこで紹介されたお店には、みんながどーーと押し寄せるようになるそうだ。
ちなみに、こちらでは特定の店などを紹介するのは、個人利益につながるため禁止されている。



日本のTVを見ていると、「今が旬な人」、「今人気の人」というのが、誰にもわかるようになっている。

それぞれが専門分野で別れるのではなく、人気の人かどうかで分類されているかのようだ。

人気認定というのは、いったい誰がどのようなしくみで行うのかは知らないが・・(笑)

とにかく人気認定された人は、あっちこっちの局や番組に出演し、また、どこの局でも同じような内容の番組を放送するんで、

「どこも似たようなもの」現象が生まれてしまう。

「どこもみんな同じ現象」

それが、「現代の風潮」となる。


うーん、

やっぱり、

もしも波に飲まれたくなければ、自分も波になるか熟練サーファーになるっきゃないようだ!

でも、サーファーになるより自分も波になっちゃった方がラクだろうね~(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎日のように同じものを見聞きしていると、無意識的な「刷り込み」による錯覚が強くなり、
いつのまにか自分の思考力も感性すらも感化されていく傾向があるという。


たとえば、John Oliverさんの番組内でも、登場した、夕張市のメロン熊

melon.jpg


これって、ゆるキャラ?

それとも、あえて、人気のくまもんと別路線の、ワイルド系にしたんだろうか?

そこんとこはわからないけど・・どうみたってかわいくない。

それどころが、なんでメロンをしょってるんか??意味わかんないし(←ご当地の名産、夕張メロンを無理やりくっつけたいという意図か?)

正直なとこ、申し訳ないけど・・私にはお粗末なシロモノとしか見えないのだ。。。


ところが、

今やマスコットは大人気、どこの県でもある。

みんなが喜ぶもの、ありがたいもの・・となっている。

・・・という刷り込みが出来ていると、どんなクマであろうがマスコット君であれば、笑顔で喜んで迎えてしまうことになる。


ただし、小さな子供は正直だね~。

刷り込みができてない子供だからこそ、泣き出しちゃう(笑)

海外移住で日本に疎くなってる私も、w( ̄△ ̄;)w (←なんと表現したらいいのかわかんないんで顔文字で)

当然、海外では、ジョン・オリバーさんのような視点で番組が作られることになる。


それでもいっか~!

マスコットブーム、大いに結構!

多くの人が癒される!というのであれば、それだけでも大いに存在価値があるのだから。



ところが、現在の日本、

癒しだっとか、ゆるキャラというものがもてはやされる一方で、集団虐めの陰険さも強くなったような気がする。


もちろん、これは・・子供の虐め問題の話ではない。
(子供の社会は大人社会の反映された姿だと思ってる)

大人社会の風潮だ。


たとえば、昨今の「芸能人の不倫騒動」

ターゲットにされた人をバッシングして、よってたかって虐めてひきずり下ろそうとしているように」しか見えない。

まさにメディアも、国民的バッシングを煽っているようにしか思えない。

*バッシング (bashing) とは、個人・団体の行為に対する過剰または根拠のない非難を指す外来語。bash(叩く)から来ている。



不倫疑惑の芸能人を取り囲んだリポーター連中が、まさに鬼の首をとったかのように追及する映像なんかをみると・・

ああ、なんだか日本って嫌な国になったよなあ、と、つい、思ってしまう。


つい、こんなことまでも思い出してしまう。
     ↓

ヨハネによる福音書から
イエスはオリーブ山へ行かれた。 

そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、
姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て真ん中に立たせて、イエスに言った。 

「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。 
こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。
あなたはどうお考えになりますか。」

イエスは言った。 
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、この女に石を投げなさい。」 

これを聞いた者は、年長者から始まって一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと真ん中にいた女だけが残った。 
イエスは言った。

「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」
女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言った。

「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」  




2013050503.jpg

不倫したというターゲットではなく、取り囲んで詰問するようなリポーターたち、それを見て同意する視聴者たち・・の醸し出す空気が、なんと澱んで重たく醜いのか~。


ここで、さらに思い出すのが・・

ゲリー・ボーネルさんの言葉(前回のブログ記事でアップしたもの)


スピリチュアルの拡大を目指すなら、

◆ ジャッジを止めること

◆人生を個人的にとらえないこと

◆葛藤をなくすこと



まさに、集団で、この逆路線を煽るようなものじゃないか~。

・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも不倫についての捉え方は、各地域、国によっても違う。
法律上では、先進国に限っては罪にはならない方が多いようだ。

ただし、道徳上・倫理上では、罪とみなす地域もあるようだ。
その1つが日本らしい。

なぜ、先進国に限って法律上の罪にならないか?

日本でも明治時代には、姦通罪(かんつうざい)なるものが、存在していた。
婚姻して配偶者のある者が、他の者と姦通することにより成立する犯罪、のことなんだけど・・

Wikiによると、

日本においては伝統的に、姦通(あるいは不義密通、不倫)は重罪とされ、公事方御定書でも両者死罪の重罪とされ、協力者もまた中追放か死罪であった。また夫は現行犯の場合には間男と妻を殺害しても罪には問われることがなかった。



ひええ~

現場を目撃した夫が、相手の男と妻をその場で殺しても罪に問われないとは~。


ところが、これは、あくまでも、妻の不倫のみの話。
夫はお構いなしなのだ。

男女不平等、この上もない法だったのだ(笑)

同様な法は古いしきたりの残るイスラム圏地域にも存在しているようで、不貞を働いた妻は「石打ちの刑による死罪」というのも聞いたことがある。

多くの人に死ぬまで石を投げつけられ、じわじわと殺される・・な~んて、なんとも、おぞましい刑だ。

しかし、ここでも・・やっぱり、夫には適用されない。

そりゃあ、男女不平等だし、先進国の仲間入りするには、ちと、まずいんじゃないかい?
ってことで、日本では廃止されちゃったそうだ。

ここで疑問・・・なんで夫にも同様の刑を適用しようとしなかったのかは不明(笑)

まあ・・当時の政治家さんたち(全部男性だったはずだし・・)が、叩けば埃の出る体だったってことなんだろうね~(笑)


その結果、法的罪には問われないけど、日本人の多くの心の中には、道徳上・倫理上の「悪」という意識は根強く残っているのかもしれない。


アメリカ人にも、その傾向はやや強い。

アメリカの場合は、プロテスタントの宗教的ベースを持つからなんだろうけど・・それでも、日本ほどではない。

不倫スキャンダルごときで、大統領だって辞めさせられなかったんだから。


ご存じのとおり、フランス人文化においては、不倫スキャンダルなんて、ほとんど問題にもならない。
おそらく、他人のプライベートには、さほど関心を持たない国民性らしい。

むしろ、それを自慢げに話す妻もいるくらいだから。
「ウチの夫はね、すっごく女性にもてるし愛人がいっぱいなのよ~。」(←これ、夫自慢のノロケだったりする)


中国人連中に言わせると・・「愛のない不倫は罪だけど、愛のある不倫は良きこと美しきもの」なんだとか・・。(笑)

いやあ、実にさまざま。


しかし、少し前の日本を思い出すと、・・現在のようなバッシングはなかったような気がするのだ。

1980年代後半、後藤久美子という女優(タレントでモデル?)だった人がいた。

実は、私の友人が彼女のファンだったのでよく覚えている。

たしか、通称、ゴクミと呼ばれていた、とっても美形で、演技力も認められて、これから日本を代表するトップ女優になるかも!と期待されていたような時期、不倫して略奪婚で海外に行っちゃった人だ。

お相手は、ジャン・アレジという世界的なF1レーサー。

この方は、たしか、数年前に結婚して子供もいたはずなのに、すぐにゴクミと付き合ってまたも二人の間にもベビー誕生。

実にスキャンダラスな話。

E1463462427768_b797_1_s.jpg
http://www.excite.co.jp/News/90s/20160521/E1463462427768.html

まさに、こりゃあ、格好のマスコミの餌食となるはず・・・

ところが、当時の報道を思い出す限り、現在のような「罪人扱い」のバッシングはそれほどなかったように思うのだ。

「ゴクミは、フランス男に騙されてるんじゃないか?」
「遊ばれてるだけだよ」


なーんて、むしろ彼女を心配しているかのような雰囲気さえあったように思う。

もともと、この女優さん、若いわりには、「物事をはっきり言う」「記者会見でも作り笑顔をしない」という点で、日本の芸能界では異質な人だったらしい。

恋愛においても、ジャン・アレジに騙されたつーより、彼女の方から猛烈にアタックして射止めてゴールイン、だったという話だ。

しかも、ゴールインといっても結婚したわけじゃない。

日本でいうところの「事実婚」なのだ。


日本の場合、事実婚というと、なーんとなく日陰者のイメージが漂うけど、フランスにおいては、堂々と日向を歩む自由人になるようだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと、この当時のことを思い出すと、なんだか現在の「不倫騒動」には、もっと違った、集団虐めを感じてしまう。

現代の日本の方々は、心がすさんでいるのかもしれない・・と感じてしまう。


実は不倫なんて、どーでもよくって、ただ「誰かをターゲットにして集団虐めをしたいがための手っ取り早い方法、

それが、不倫報道なんじゃないかな~、などと思ったりする。


そもそも、人を欺いたり騙す行為は別にして、多くの日本の方々は、本当に「不倫は罪」と思ってるんだろうか?

じゃあ、どうして源氏物語が名作とされるんだろう?

昔、源氏物語を読んで・・私はびっくりしたものだ。
だって、内容は不倫ばっかり~だし、しかも相手構わず(相手が義理の母だったりしちゃうのだ)

それが教科書に載っちゃうんだから、もう、わけわからん。

あ゛~、なんて不純な世界~!
私は、やっぱ平家物語だよな~、男らしい軍記物に限るなあ。


と思ったものだ(笑)

annakarenina_201303.jpg

そういえば、トルストイのアンナ・カレーニナだって、立派な不倫小説だった(笑)


フィクションの世界では美学でありアートであっても、現実の世界では醜いことであり罪になるんだろうか?

そこらへんが、私には理解しがたい。。。


病んだ人々は、魂の奥底でアートの世界を望みながら、現実においては毛嫌いするんだろうか?

そんな葛藤を抱えた人々が増えているんだろうか?


だからこそ、

人は「ゆるキャラ」マスコットに癒しを求め、一方でバッシングに走る現象が起こってしまうのかもしれない。

ふと、そんなことを思った。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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