季節を感じさせるヤドリギ

スーパーマーケットで、もう、こんな光景を目にした。

ハロウィーン用の飾りつけやら、グッズを売り出しはじめてる。
     ↓
halloween-candy-display-grocery-store-treats-to-give-out-45276747.jpg

「あ、もうハロウィーンだ!」、「今年もそろそろ終わる!」って気がしてしまう。


ハロウィーン→サンクスギビング→クリスマス→ニューイヤー

この一連の流れは、毎年、あっという間に駆け抜けていく。



わけのわからん焦燥感を打ち消すように、歌を口ずさんでみる。


MommyKissing.gif

I saw Mommy kissing Santa Claus~♪
Underneath the mistletoe last night.~♪


さ、サンタさんの歌かよ!! (←いくらなんでも、早すぎだろーが!)

ところが、

I saw Mommy kissing Santa Claus~♪
Underneath the mistletoe last night.~♪

この次の歌詞が出てこない?
メロディーなら、最後まで口ずさむことはできるのに~。

またも焦る!(←やっぱ私って健忘症?)


よし!@ じゃ、ためしに別の歌をうたってみよう!


はーるの小川は、さらさらいくよ。
きーしのすみれや、れんげの花に~。
(←春の歌かよ?)



あれ? 
やっぱり、こっから先の歌詞が出てこない
(←やっぱり健忘症か?)

・・・・・・

家に帰るまで、ずーーーと頭の中でサンタさんの歌と春の歌が交互にリフレインしていた。

それも、初めの8小節だけが!


なんだって、一番好きだったクリスマスソングを忘れちゃったんだろう?
可哀そうな私の頭・・


ちゃんと思い出させてあげなければ・・・




ビデオと一緒に歌ってたら、なんとなく気分がウキウキしてきた。(←結構、単純なのだ!)


で、調子にのって、もうひとつ。
日本語バージョンがあったことも思い出した!
      ↓


そこで、あ!っと気がついたことがある。

日本語バージョンと英語バージョンでは、

歌から浮かんでくる映像が違うのだ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

英語の歌詞 和訳 I saw mommy kissing santa claus

I saw mommy kissing santa claus
Underneath the mistletoe last night 
She didn't see me creep(忍び寄り)
down the stairs to have a peep(チラッと見る) 

あのね、ママがサンタにキスしてるの見たよ
昨夜、ヤドリギの下で
ママは気が付かなかったよ
ぼくがそっと階段を下りて見ていることに

She thought that I was tucked up
in my bedroom, fast asleep 

ママは、ぼくが自分の部屋で布団にくるまって
ぐっすり寝てると思ってたんだ

Then I saw mommy tickle
santa claus underneath(下部)
his beard(あごひげ) so snowy white 

それからね、ママはサンタをくすぐったんだ
雪のように真っ白なサンタのおひげの下を

Oh, what a laugh it would have been
if daddy had only seen mommy
kissing santa claus last night

笑っただろうね
もし、ママがサンタにキスしてるのを見たのがパパだったら

I saw mommy kissing santa claus 
Underneath the mistletoe last night 

ママがサンタにキスしてるの見たんだ
昨夜、ヤドリギの下で


日本語の歌詞 ママがサンタにキスをした

それは昨日の夜
サンタの おじさんが
重い袋 肩にかついで
そっと お部屋に入ってきたら

ママは よりそいながら
やさしく キッスして
とてもうれしそうに
おはなししてる
でも そのサンタは パパ


https://cucanshozai.com/english_song/2010/02/i-saw-mommy-kissing-santa-claus.html

英語版では、

小さな子供がこっそりベッドから抜け出して階段のところに隠れながら、ママの様子をうかがってる。
(だいたい、子供部屋は2階にある)
サンタクロースやってきて、ママが迎え入れてヤドリギの下で嬉しそうにサンタにキスをするのを見る。
ママは、サンタさんのお鬚をくすぐったりしてる。
もしも、パパがこれをみたら、きっと笑い出すんかな~。

子供は、こっそり、こんなふうに見てるわけ。
   ↓
Jimmy_Boyd_I_Saw_Mommy_Kissing_Santa_Claus Lyrics

それとも、もっとびっくり~!っでこんなカンジかな?

i_saw_mommy_kissing_santa_claus_by_gagambo-data85w.jpg



日本語版は、

サンタのおじさんが、重い荷物をかついで部屋の中に入ってくる光景
子供が隠れてみてるって描写がなくって、サンタさんの様子だけに重点が置かれてる。
そして部屋の中で、ママはサンタさんにキスをした = サンタさんは、パパだから!


日本語版では、サンタクロースはパパなのだ!ってことが、わかってる設定だったんだね。

これを聞いた日本の子供は、サンタクロースなんていない! それはパパなのだ!と、
この歌でばらしちゃうことになっちゃう!!

なんだか、日本語の方が夢がないんだなあ。。。


まあ、これも・・文化の違いってことなのかなんだか・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それと、もうひとつ大きな違いがある。
Underneath the mistletoe(ヤドリギの下で)というのが、日本語版にはない!!

日本語では、ヤドリギ(宿木)、英語ではmistletoe(ミッスルトウ)と呼ばれるもの

キスをするのは、吊るされたヤドリギの下・・・実はこれは重要なポイントになっているのだ。

季節感を表す季語でもある。

800px-Mistletoe-0243.jpg

これを、欧米ではホリデーシーズンには、こんなふうにして、戸口に吊り下げて飾る習慣があるから。

2017802_onlyi031.jpg

もみの木やら、ヒイラギを飾ることは、多くの人が知ってると思うけど、ヤドリギもまた、欧米では伝統的なクリスマス飾り。
もっとも、最近ではどこの家でも、ってわけではないけどね~。


なぜなら、

「ヤドリギの下では、男の子が女の子にキスをしてもいい」
「ヤドリギの下では女の子は男の子からのキスを拒まない」

って言い伝えがある。

なので、ヤドリギ、mistletoe(ミッスルトウ)が出てくれば、「とっても幸せなキスをする」という、枕詞みたいなものにもなっちゃうわけだ。


だからといって、わざわざ自分で手に持ってまで??
    ↓
179d5cf5b549fae49d9655c1d82b3c04.jpg


いったいいつから? 
どこからこんな言い伝えが生まれたのか?


って話になると・・どうやら、ケルト神話の時代に遡って、なんやらかんやらと、長い話があるらしいのだが・・
そこらへんのことが気になる方は、まあ、ご自分で検索してみて。

たとえば、こちらはカップ&ソーサーのサイトらしいけど・・割と詳しく載ってた。
     ↓
http://antiquecup.com/column/column7/



しかし唯物論思考、物質主義な欧米諸国で、現代まで、こーんな古いケルトの言い伝えがいまだに残っているというのも、なかなか面白い。

クリスマスツリーにするもみの木だって、もともとは、オーディーン(北欧神話の神)の樫の木を切り倒したあとに、生まれてきたのがもみの木だったから、それこそが、常緑樹の緑、生命の象徴となったとか。

そんな言い伝えが、いくつもある。

もちろん、日本の神道で使われる榊(サカキ)もまた、常に緑である常緑樹だし、

sakaki.jpg


これもまた、永遠の緑、まさに、「永遠」を象徴するもの = 「栄える」
を表したもの、

と同時に、榊(さかき)は、境であり、この世と神の世の境目を表す意味で、神聖な植物とされてるんだとか。



西洋でも東洋でも、しかも時代を超えて、その発想たるや、ほとんど似たようなものだ。

永遠の緑=繁栄=幸福=祈り=神聖なもの


そもそも植物は、人間にとって一番身近なものかもしれない。
モミの木やヒイラギ、ヤドリギが身近にあったように、日本でも榊はどこにでもあったものだ。

簡単に手に入るものであって、
いつでも緑、
そして、良い香りがする。

神聖なもの
魔除けとなるもの



さらに、ハーブやアロマセラピーなどからみても、なかなかの優れものが多い。



もういちど、話をヤドリギに戻すと、

古くから魔術にも使用される植物でもあったようで・・・また強い防御力で、ネガティブな力を払いのけるとしてお香にもされたらしい。
「金の枝」ともいわれ、光と解放の強いシンボルでもあり、特別な薫香の貴重なものだったとか。


それもそのはず、
ヤドリギという寄生植物は、ビャクダン科であり、サンダルウッド(ビャクダン)とも仲間

昔から循環器・呼吸器系疾患や腫瘍・悪性腫瘍の薬とされたり、家畜の肥料、森の小動物の食用、または、日本でも、江戸時代の飢饉のときには、茎や葉をすりつぶして餅のようにして食べたという記録もあるとか。

植物というのは、実に古来から人間の生活と深いかかわりを持っている。


古来から私たちには、花をプレゼントする習慣があった。

別に常緑樹にこだわらなくてもいいわけだ。


その昔、プレゼントするのは、摘んできた野の花だったはず。

e6763e23d77c432317801b8d3528a46c--wildflower-bridal-bouquets-window-sill.jpg

そして花々は、人の持つ悪い気を吸ってくれるという。

美しい色と香りを振りまき、そして悪い気を吸って枯れていくのが花。



ならば・・気分が落ちてるときは、花を飾ってみてはいかがかな?

もっとも、気分が落ちてるときってのは、花を飾る気分にさえなれなくなってしまうものかもしれないけど(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今年のクリスマスは、ヤドリギでも飾ってみるかな~(笑)

マライヤ・キャリーのクリスマス・ソング、All I Want For Christmas Is Youでも、ヤドリギが出てくるし・・(←だから、クリスマスじゃないんだってば!)



ここの部分、ちゃーんと聞き取って頂けたかな?
      ↓

I wan't ask for much this Christmas. 今年のクリスマスは高いものをねだったりするつもりはないわ。

I won't even wish for snow. 雪だって降らなくたっていいの。
I'm just gonna keep on waiting. ただ待ち続けるの。

Under the mistletoe.  ヤドリギの下で


コメントの投稿

非公開コメント

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"