天皇家と三種の神器の謎

前回の記事、不思議な国日本_朝廷の歴史

「なんで日本の王家(皇室)は世界一長く続いてるんだ?」(125代だもんなあ・・・)
の続きの話だけど・・

こんなことを言う人がいた。

「それはね、きっと三種の神器の番人としての役割があるんじゃないかな?」

それを聞いて、あ!と思った!

なるほどなあ、皇室のお役目はそこらへんにあるのかもしれないなあ・・と。
ただし・・お役目といっても内閣総理大臣の任命だとか式典の授与だとか、そういった現実面はここではまったく別にしての話。

・・・・・・・・・・・・・・

そういえば・・
天皇が即位するときには、必ず代々伝わる三種の神器が必要だった。


もっとも、過去に例外が無いわけじゃあない!
三種の神器を引き継がずに、即位しちゃった(または、させられちゃった)天皇もいる。


平安末期、後鳥羽天皇は三種の神器を持たずに即位しちゃった。
つーか、この方は、させられちゃったのだ。


なぜなら、平家が追われて都を逃れるときに、ちゃっかり三種の神器を持ち出してしまったから。


しかも、ばあちゃん(平清盛の正妻)が幼い安徳天皇(平清盛の孫)を抱えて、そのうえ三種の神器も抱えたまま、ざぶーんと、水に飛び込んでしまったのだ。

heike_antoku.jpg
https://blogs.yahoo.co.jp/halchibi/35360376.html


へへ!ざまーみろ! 三種の神器がそろわなきゃ、誰も次の天皇になれないもんね~。
平家を滅ぼした恨みを知れ!!


・・・って心境だったんだろうか?

怖っ!
いやはや。。。


そんなわけで、三種の神器を持っていかれちゃったんで、ない!

ところが、
後白河法皇(平家をぶっ潰そうと思ってた人)が、
                       ↓
gosirakawa.jpg


「この際だから、無くてもいいんじゃね?過去に、そういった例もないわけじゃないんだからね!」(←ほんとかよ?)

と、言ったとか。。。

まあ、偉~い人がそう言うんだから、それでいいんじゃね?
と、みんなも納得。(つーか、なんでもいいから、もう、みんなが平家をぶっ潰したかったんだと思うけど。)


そんなわけで、そのとき、三種の神器を持たないままに即位したのが後鳥羽天皇だったというわけ。

なんか・・ちょっとお気の毒。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに時代は流れて、鎌倉時代後期、

足利尊氏さんの時代がやってくる。

asikagataka.jpg

足利尊氏さんは、バリバリ男、後醍醐天皇の味方についてた人。
後醍醐天皇というのは鎌倉幕府を倒して天皇中心の政治を行なった人だ。

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お飾り天皇なんてごめんだ!
自分が実権を握って、自分で世の中を動かすんだい!


って、やる気マンマンの天皇。


ところが、だんだんと武士たちの間で、朝廷に対する不平不満がぶすぶすとくすぶり始める。

北条政権を倒すために、俺たちは命をかけて戦ってきたんだぞ! 
働かせるだけ働かしといてちーーとも恩賞だって与えないじゃないか!
最近じゃ露骨に働いて当たり前!って態度だし~、俺たちは朝廷に奉仕する犬じゃないんだぞ!



いつの世でも人を使うのは難しい・・


そしてついに、足利尊氏さんが不満分子の武士たちを従えてクーデター決行。

じゃーん。


足利尊氏さんは、天皇から三種の神器を奪い取り、天皇の位をはく奪された後醍醐さんは、南の方へ、すたこら逃げていった。
それが、吉野。


ところが、

逃げ切ったところで・・

「へへへ。。僕が渡した三種の神器だけどね、それって偽物だよーーん。
本物はこっちにあるのさ。 だもんで、本物を持ってる僕がいまだに、天皇なんだよーーん!」


後醍醐天皇って人は、実に、したたかで豪胆(笑)

それが南北朝時代の始まりってわけだった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうやって見ていくと・・・常にキーワードは、三種の神器

そもそも、三種の神器とは、天孫降臨の時に、天照大神から授けられたとする鏡、剣、玉を指し、日本の歴代天皇が継承している三種の宝物のこと。

20140418153949[31]


そして神器とは神の依代(よりしろ)を意味するそうだ。


今でも、本当に存在してるんだろうか?

いちおう、こうゆうことになってるらしい。 
   ↓

●八咫の鏡(やたかのかがみ)・・・伊勢の神宮内宮にご神体として祀られている。
また、レプリカ(複製品)が皇居賢所(かしこどころ)に奉安されている。

天照大御神が天の岩屋戸(あまのいわやと)に隠れちゃったとき、石疑姥命(いしこりどめ)が作ったとされる鏡のこと。
天照大御神が岩戸を少し開けたとき、この鏡で天照大御神を映し、興味を持たせて外に引き出したとか。


●八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)・・・皇居吹上新御所の剣璽の間(けんじのま)に奉安されている。

天照大御神が天の岩屋戸に隠れちゃったとき、玉祖命(たまのおやのみこと)が作った勾玉(まがたま)を、八咫の鏡とともに榊の木にかけたんだとか。


●天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)・・・熱田神宮にご神体として祀られている。

また、レプリカが皇居吹上新御所の剣璽の間に奉安されている。

須佐之男命(すさのおのみこと)が倒したヤマタノオロチの尾から出てきた剣
http://jpnculture.net/sansyunogingi/



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http://mamechishiki.aquaorbis.net/mamechishiki/0814-sansyu-no-jingi/


でも・・たしか、三種の神器は安徳天皇とともに壇ノ浦の海に沈んじゃったんじゃなかったっけ?

いやいや、勾玉と鏡は木箱に入ってたため浮かんできたので、源氏軍に回収されて無事に戻ったって話だ。

唯一みつからなかったのは、剣だけなんだって。


でも・・そもそも、この剣は、すでに平家によって持ち出される前から、すでに本物じゃなかったって説もある。


どれが本物でどれがレプリカなのか?
または、全部がレプリカ?



実は、本当のところは誰もわからないのだ。


そもそも天皇でさえ、直接見てはいけないものとされているとかで・・・それじゃあ、わかりようがもない(笑)

実に多くの謎だらけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでも、三種の神器は秘蔵のものとして代々守られてきたのだから・・
本物がレプリカか?なんてことは、この際、どーでもいいのかもしれない。


しかも、日本神話と見事に合体したシロモノ


神話の世界のシロモノが実在するってことは、神話じゃなくって、yっぱり実話?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本神話の世界といえば、日本の神様たち。

やっぱり、神道のイメージになる。


ところが、

天皇家=神道 となってしまったのは、明治政府以降の話。

それまではむしろ、ずーーと仏教だったのだ。


たぶん・・厩殿王子(聖徳太子)あたりから、仏教に変わっていったはず。

それまでは、たしかに古い時代はずーーと神道だった。

神道=物部氏 だったよね?

ところが、物部氏蘇我氏+厩殿王子に滅ぼされちゃって・・・その後は、すっかりの神道はすたれていってしまったのだ。。。

そこんとこを忘れちゃいけない!(笑)

天皇家、朝廷は仏教だったのだ!


実際、天皇の位を次世代に譲ったオヤジたちは、みーんな出家してこんな姿になったくらいだもん。
     ↓
伊東四朗さんの白河上皇(法王)   
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そして、天皇家の菩提寺は京都の泉涌寺


ところが、明治政府になって状況は一変する。

それまでは、宮中の黒戸の間には、仏壇があって歴代天皇の位牌があったし仏像だっていっぱいあった。
法事はもちろん仏式だったのに・・


明治六年、宮中にいっぱいあった仏像やら位牌は、すべて泉涌寺に移されてしまい、

天皇家(朝廷)は仏教と縁切りさせられてしまったのだ。


なぜなら、

明治維新政府は近代化へ向けて国家、国民を統治するために、
天皇=天照大神の子孫=生き神様 ってことにしちゃう必要があったというわけ。

たしかに・・・天皇が仏壇の前で頭を下げてチーンなんてやってたら、『現人神』のイメージじゃなくなっちゃうし、皇国史観は成り立たなくなっちゃうだろうからね~。


尊皇思想を国民に植え付けるためには、神道がとっても都合がよかったってわけだね。


おっと、神道といっても・・・これは「国家神道」と呼んだ方がいいね。
従来の神道とは、目的が完全に違うんだから。


しかし・・よくもまあ、天皇家(朝廷)の人々が納得したもんだね~。
だって、長年の彼らの仏教信仰を根こそぎ奪ったってことになるわけだし・・・・。


そこで、陰謀説があるのだ(笑)


<<陰謀説その1>>

明治天皇のお父さんは孝明天皇なんだけど・・孝明天皇は明治政府を擁立するために実は、暗殺されたって説がある。

(孝明天皇の葬儀は仏教式だった。彼が仏教式で行った最後の人だ)

ちなみに孝明天皇は、和宮さんのお兄さんで、バリバリの攘夷論者、開国反~対~!って人だった。

明治政府を担ってく人にとっては、実に都合の良い時期に亡くなってくれたってことになる。


<<陰謀説その2>>


さて、孝明天皇が亡くなって、(失礼‥崩御されて)、次の天皇となるのは、当然、孝明天皇のご子息。
彼が即位して明治天皇となった。

ところが、明治天皇のすり替え説ってのがある(笑)

すり替わって明治天皇となったのは孝明天皇の本当の息子じゃなくって、大室寅之祐(おおむろとらのすけ)って人じゃないかって言われてる。
大室寅之祐ってのは、あの後醍醐天皇のつくった南朝の子孫だって話だけどね~。


即位前と即位後では、姿形も変わったし性格も変わってしまったって話がある。

ちなみに、この写真は即位前
    ↓
meiji.jpg

即位前の特徴

・内向的なインドア派
・利き手が右利き
・乗馬は下品と思っていて全然しなかった(出来なかった)
・字が下手



こっちが即位後(よく見かける写真だよね)
    ↓
anohi090730_01.jpg

即位後の特徴

・体格の良いアウトドア派
・利き手が左利き
・乗馬と相撲が大好きで得意
・達筆


https://matome.naver.jp/odai/2140936478223317401

まーったく正反対!


古い写真なので顔立ちなんかがよくわからないけど・・たしかに、オーラの強さが全然違うような・・・(笑)



いずれにしても、王政復古の大号令によって天皇を中心とした新政府を作ったのは、岩倉具視(いわくらともみ)と大久保利通(おおくぼとしみち)、そして伊藤博文だったから、真相はこの人たちなら知ってるだろうけどね(笑)


替え玉だろうが何だろうが・・・明治天皇は聡明で行動力もあり、また前向きに新国家を運営していこうと努力を惜しまない人だったらしいから、よかったんじゃないかな?

それが・・・いくら正しい血筋だったとしても、ボンクラでボーーとしてるインドア派が天皇だったとしたら、明治の過渡期を渡っていけなかっただろうからね~。



・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても、明治政府から、がらっと大きく変わってしまったってことだね。

とくに天皇家!

明治政府によって無理やり仏教を取り上げられて、しかも生き神様にさせられてしまったかと思うと・・・
第二次世界大戦後はGHQによって、「やっぱ人間です!」宣言をさせられたり・・・


都合よく政治利用されられてばっかり!
つくづく・・気の毒な話だ。

しかし、人間に戻れた現代なんだから、いまさら「国家神道」にこだわる必要もないと思うので、
天皇家の人々だって、今では自由に宗教を選ぶことだってできるんじゃないだろうか?


そのわりには、仏教に戻ったって話も聞かないし、いまだに明治時代に押し付けられた国家神道のままみたいな気がするけど・・。

いまだに自由にできない理由があるのかもしれない。


そういったこともすべて、天皇家に生まれてしまった宿命なんだろうか?

三種の神器の守り人として・・・。


そして、究極の謎は・・・

三種の神器の意味するものは、いったい何なのだろう?

誰も知らない謎。

それでも・・数千年の時を経た今でも守り続けてる。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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