不思議な国日本_朝廷の歴史

「日本の王室はすごいねえ。2000年以上の歴史を持つし、現在で125代目って聞いたよ。」

え? そうだったの?
古いってことは知ってたけど、そんなことまでは知らなかったなあ。
つーか、あまり興味なかったし~。

Wikiで調べてみると・・たしかに、現在は125代目の天皇になる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E5%AE%A4%E3%81%AE%E7%B3%BB%E5%9B%B3%E4%B8%80%E8%A6%A7


じゃあ、世界の王室ってのは、どのくらい続いてるんだろう?

と思ってちょこっと調べ見ると

https://latte.la/column/89206006


第二位がデンマークで、王家としての始まりは8世紀とも10世紀とも言われてるらしい。
かなりあいまい・・だけどホントかよ?


たしかに日本の王室、いや・・皇室のことなんだけど・・たしかに群を抜いて長~い。

初代の神武天皇らしい
    ↓
jinmu.jpg

もっとも長いといっても、ただ王朝が交代してないってだけの形だけのものであって、ずっと権力を握り続けていたわけでもないし、むろん、純血直系の血筋が続いてきたわけでもない。


そもそも純血直系なんてのは、生物学的にタブーなわけだからね~。
無理に純血にこだわると、かつてのスペイン・ハプスブルグ家のように、とんでもないことになっちゃう。

charlesii.jpg

スペイン・ハプスブルグ家ってのは、異常なまでに血統主義を貫き、悲劇的な終末をし歴史にその存在を残したことで有名。
高貴な証が、しゃくれた尖った顎と静脈が透けて見えるような白い肌、つまり高貴な青い血の一族

20100315_1123770.jpg

20120621_2504804.jpg

正直なところ、どの肖像画を見ても・・・

まるで生気がないカンジで、白い肌が不気味に見えてしまう。
(肖像画ってものは実物よりも良く描くのがフツウなんだけど・・)

血族結婚を繰り返したため、病弱で心身共に欠陥を持った子供が生まれるようになってしまった。
高貴な王族の血で領土と国を守ろうとした結果だったんだろうけど・・・生まれる子供が気の毒としか言いようがない。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これに比べて、日本はここまで血族結婚にこだわっていない。
が、1つの血筋だけは守り続けている(たぶん、記録上だけ、形だけのものだったかもしれないけど・・・)


それでも・・
ただの形だけのものであったとしても、1つのものを守り続けて現在に至るってのは、ほかの国では類をみない。

たしかに、すごい!

だって、通常なら1つの王朝が滅んで別の王朝が生まれるわけだし・・
まさに、中国史なんて、その歴史の繰り返しだったよなあ~。

なんで日本だけ?

それは・・日本の王(天皇家)は神の血筋をひくから・・ってことらしい。


先ほどアップした、Wikiの家系図を見ると、
皇室の系図一覧

初代天皇の神武天皇は、アマテラス(天照大神)の子ってことになってる。

Amaterasu_cave.jpg



つまり・・人ではない。神様なのだ・・・。
おまけに崩御が137歳になってるし~。(日本書紀では127歳/古事記では137歳)


じゃ、何代目から天皇が人になったんだろう?

そこがどうも・・はっきりしないのだ!

結局のところ、文献といえば、日本書紀か古事記にしかないんで、それをもとにするっきゃないんだから仕方ないんだけどね。


この二つの文献によると、

神代(かみよ)と呼ばれる神々が活躍した時代があって、
それから、紀元前660年に初代天皇として神武天皇が即位してる。
それが、まあ、人代(ひとよ)ってことになるんだろうけど・・

なんだか、境界線が曖昧でよくわからない。


そもそも境界線なんかなくって、

世界は天上の神の国と地上の国で構成されていて、『天皇の血統』は神々の世界の後胤であるってことを強調したかっただけなのかもしれない。

日本書紀と古事記の伝承は、この点は共通してるようだから。


ところで、日本書紀と古事記ってのは、ほぼ同じ時代に作られた日本の歴史書なのに、かなり相違点がある。

●日本書紀・・対外国用に編集されたもの
漢文で書かれたもので記録書としての記述

*王権にとって都合の悪いことを隠蔽して意図的に取捨・改竄を行っている。

●古事記・・・日本国用に編集されたもの
神話・伝説・歌謡などを含む
語り部によって伝えられた「日嗣ぎ」の伝承を忠実にほぼそのまま記述。

*大王家が歴代統治してゆくことの正当性を述べている。


https://matome.naver.jp/odai/2142753495878366101


まず、世界観から違ってる。

古事記では、
天にある高天原に神々の世界があり、その意志によって地上の国(葦原中国=あしのはらなかのくに)は作られて、統括支配されているってことになってる。
注:あしはらのなかつくにとは、日本神話において、高天原と黄泉の国の間にあるとされる世界、すなわち日本の国土のこと

その高天原を収めるものは、天照大神(アマテラス)。


葦原中国は先験的に天照大神の子孫が治らす国ってことになってる。
(ああ、たしかに・・・天皇の家系図もそうなってたね。)




日本書紀では、
総ては陰陽の理によって自動的に進行する。
(なんだか、中国の陰陽道を取り入れてるみたいな?)

天の世界があり、その主張を伝える者としてタカミムスビ=高皇産霊尊の存在がある。
だけど、天界の支持に従うということではなく・・天と地(葦原中国)とは基本的に対等という認識になっている。

そして葦原中国の主たちは、武力で国を治めてきた。
天に従うってことじゃなくってね・・・。


なんだか、この時代から2枚舌?(笑)
いやいや、対外用には、神の国を信じてる甘っちょろい国と侮られないように、当時の先進国、中国を真似て作ったのかもしれないね~。


いずれにしても、日本国の歴史はアマテラスから始まってるようだ。

でも、アマテラスって神様のわけだし、アマテラスって・・・たしか、イザナギ・イザナミって神様から生まれたんじゃなかったっけ?

はい!ご名答!

詳しくはこちら
(ラノベ風に書かれた、手っ取り早くてわかりやすい古事記)
  ↓
http://kojiki.co/nihonshinwa/episode01.html


なーるほどね~。


世界各国の王族と日本の皇族の違いは、やっぱり皇族の血が神だったってことにあるらしい。

どんなに高貴な血であろうとも、海外の王族は、しょせんヒトなんだから。。。



そこへいくと、日本は神の国、だから、神国日本って言われたんだね(←今更ながら気がつく私だ!・笑・)

アマテラス=天照大神の末裔である天皇が現人神として君臨しし続けた国だったんだね。
5c2fc03273ca682eb417d6e7530afd65.jpg


そりゃ、すごい!(笑)


たしかに、すごいとは思うんだけど・・

でも、神話の中に出てくる神様って、そんなにすごいものかなあ?
そんなに立派なのかなあ?

なんだか私には、とっても人間臭いつーか、ヒトと変わらない気がしてしまうのだ。
なので、別にこの人たちの血筋をついでようがなかろうが・・どっちでもって気がしてしまうのは私だけ?


イザナギが愛妻のイザナミに死に悲嘆して黄泉の国にまで探しにいっちゃうとか、人を呪ってやる話も出てくるし、愛憎劇たっぷりだし・・・神様たって、天上界に生きてたってだけで、ヒトの世界とちっとも変わらないって気がしてしまう。

あまりにも人間臭くて、だからこそ、カワ(・∀・)イイ!!って気もしてくるんだけどね。


なので、こういった血筋をひいてったとしても、いったい、どこが・・すごい!ってことになるのか、神々しいってことになるのか・・はっきり言って私にはわからない。(←世が世なら、まっさきに不敬罪に問われて投獄されちゃっただろう。)



そういえば・・とっても人間臭い神話の話といえば、ギリシャ神話も同様だった。

最初に、世界は混沌(カオス)に満ちていた。
そこから、大地(ガイア)、深淵(タルタロス)、光輝(エロス)の3神が誕生する。

ガイアより夜(ニュクス)、海(ポントス)などが生まれ、だんだん世界を形作っていく。

人間もまた、神々と同じく大地(ガイア)より生まれたとされていて、神々と人間は血の繋がった兄弟的な存在と考えられている。
もちろん、神とヒトでは力の差には雲泥の差があったけど。



多くの神話だと人間は唯一絶対なる神が作ったもの、「神の被造物」として扱われてることが多い。
その点、古事記もギリシャ神話も人間臭い神様だし、ひどく似てるところがある。


それでもギリシャでは、神の末裔の王室が脈々とは続いていくことはなかった。。。

やっぱり、日本だけなのだ。

やっぱり、そう考えるとすごい!ものがある。

何か神話の歴史を守り通そうとするような・・そういった人々の意思がすごいって気がする。


・・・・・・・・・・・・・

日本の歴史は、ご存じのように、血筋を重んじる歴史だ。

とくに天皇家(神)の血筋は絶対、絶やしてはいけないものだった。

しかし、ご存じのように天皇家がいつもトップに立ってたってわけじゃあない。

ご存じのように、日本では応仁の乱以後、天皇の存在が薄くなっちゃったし、徳川の武家政治が300年近く続いてた間は、天皇家&公家たちはビンボーで、事あるごとに、幕府や有力な大名から費用を出してもらってた。

最悪だったのは、第103代後土御門(ごつちみかど)天皇は葬儀にあたってその費用さえなかった。
幕府から1万疋(ひき)の献上金が用意されるまで、遺骸は43日間も清涼殿北側の黒戸御所に安置されていた。

泥棒が宮内に入ってくることさえあったって話だ。

ひええ~。
そこまで、ビンボーだった時代もあったんだ・・・。


それでも、公家はあくまでも権威の象徴として、公家の姫君を細君に迎える大名も多かったわけだし・・徳川政権が傾いてくるやいなや、今度は尊王攘夷なんて唱えだすものが増えてきて、日本は、テロ集団による怖~い殺戮の世になっていったんだった。。。

そんで結局大政奉還をしちゃった。

官軍が錦の御旗を掲げて行進しただけで・・
ひえええ! うちらは逆賊になっちゃったー!! もう、終わりだーー!(←会津藩)

と・・なってしまったくらいなんだから。

nisikinomihata.jpg
http://photozou.jp/photo/show/106911/29540935


天下統一を果たした・・秀吉さんでも家康さんでも、やっぱり、天皇家を潰すことはできなかった。

おっと!

その前に、一人忘れてた・・・

信長さんのことを。
彼だけは、別だったかも。


京に上るためには足利将軍を傀儡将軍として利用して、利用できるものはすべて合理的に利用したってだけで、当然ながら敬意を払ってたってわけじゃないのは明白。

もちろん、天皇にしても同様だっただろう。

1829522i.jpg

彼が建築した安土城には、「御幸の御間」というのが作られていたそうだ。
もちろん、ここは天皇を迎えるために作られた。

だけど、御幸の御間ってのは本丸御殿内に築かれていて、信長さんの移住場所の天守から見下ろす場所に位置する。

これは、どうみたって・・・信長が天皇の上に位置することを暗に知らしめる目的があったとしか思えない。



おまけに、元号だって天正って自分で変えちゃった人だ。
元号を変えられるのは、従来では公家や朝廷のみなのに。

さらに、朝廷から、「征夷大将軍とか副将軍、太政大臣などの位を授けるので、どれがいい?」って聞かれたときも・・・
そんなもん、いらない!って蹴っちゃった人だし(笑)


そりゃあ、そうだ・・自分こそが天下に君臨する王だと思ってるんだもん。


歴史上において、おそらく、この人だけは別格だったようだ。

あ゛~

だからこそ、本能寺で殺されちゃったんだろうけど・・・
(諸説はあるけど、おそらく朝廷を下に置いたことが一番の原因だったんだろうと・・)


ひょっとしたら、信長さんの時代が続いていたら、そのうち天皇家もとり潰しの憂き目にあってたかもしれない(笑)

ところが、そうはならなかったのだ。

多くの人々が、やっぱり朝廷を上に置いておきたいと望んでいた以上、いつかは、信長政権が失脚するのは当然の成り行きだったのかもしれない。

民意を変えることをせずに無視してゴリ押ししちゃうえば、どんな権力者も失墜しちゃうものだ。


その後を継いだ秀吉さんは、朝廷を大事にしたし(少なくとも形だけは・・)、現に関白の地位も頂いて大喜びだったなあ(笑)


その後、現在に至るまで、信長さんのような人は出現してこない。

のちの権力者たちは、堂々と朝廷より上にたったらまずいぜ!ってことを信長さんを手本に学んだのかもしれない。


そう考えると・・やっぱり日本は不思議な国だ。
それほどまでに、人民の心をとらえる神の国、神の血筋


ただ・・神の国といっても、それは別に神道を意味するわけでもない。

現に、聖徳太子(厩殿王子)は、蘇我氏とともに大陸から渡ってきた仏教を奨励した人だった。

神道の神官たちによる権威主義を排斥して、仏教を導入した人だった。

たしかに、この人も信長さんに劣らず、立派な革命児かも(笑)
しかも、れっきとした天皇家の血筋の人だったけど。

彼がやったことといえば・・

実力主義的でまとめた官位十二階
タテマエのない十七条憲法 



徹底した合理主義・実力主義を貫こうとした。

とうぜん、新しいことを始めればついていけない反対者は出る(笑)
しかも、正しいことをはじめれば・・なおさらついていけない者は多い(笑)



神道一筋の神官なんて、そりゃあ困ったことだろう。

結局、大クーデターが起こって、
大化の改新


神官勢力の大ボスの中臣鎌足(藤原鎌足)のその後をみると・・
彼は都合よく歴史を書き直して、再び神官の権威を取り戻そうとしたし、のちの藤原家は天皇家と親戚関係になることで勢力拡大していったんだったね~。

そう考えると、神の国=皇室=神道ってことではなさそうだ。


現に、その後の日本は神仏習合になっていったんだったよね。
現在の天皇家=神道という概念は、近代になって作られたものらしい

・・・・・・・・・・・・・・・・

ただひとつ、確かなことは・・・アマテラス以来の天皇家の血筋のみを守ろうとしてきたってこと

たぶん、多くの日本人が!


だからこそ、偉大な権力者ですらもそれを覆すことは出来なかったし、逆に歴史の上ではその心理が利用されてきたってのが事実だろうけど、それでも守り続けてきたのだ。

たとえ形だけであろうとも、

天皇家の血筋、
それに繋がる三種の神器やら・・



なぜ、それが日本人に限ってなのか?

それこそ謎だ


しかし、神の世界の高天原がどこにあるのかは不明
天に通ずるとなれば、日本なんて小さなものではないだろう。

1206tjun_1920lc.jpg
http://www.pmiyazaki.com/takachiho/

日本の皇室は、古代ユダヤに通ずるという説もある。
たしかに、日本とユダヤには不思議な共通点が多すぎる。
   ↓
ユダヤの謎と日本の起源(その1)

続:ユダヤの謎と日本の起源(その2)

続々:ユダヤの謎と日本の起源(その3)



宮内庁の宝物を全部オープンにしてもらってちゃんと調べるとか、天皇家の人々にでも聞けば、何かルーツに関することがわかるのかもしれないけど・・

そりゃあ、無理だろうなあ。
秘密のベールに隠された世界のようだし・・・。


それとも、あえて秘密裡にしておかなければならない理由があるのか?

とにかく、

日本という国、日本という民族は、そういった意味においては、稀有な不思議な何かがあるのかもしれない。

多くのDNAの中にでも、ひたすら守ろうとする何かがあり、それはきっと世界に通ずる何かなのかもしれない。

もっとも私のDNAの中には、それが世界滅亡に繋がろうとも見たい!って欲求があるような気がするけど・・

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Re: そうですねー。

こんにちは。ニコムさん、


最近、古事記ブームなんてあるんですか~。
それにしても、天皇家って日本の不思議のひとつだな~って思う(笑)
どんな時の権力者からも潰されずに、たとえ形だけにしても、ここまで続いちゃった国なんて、たぶん・・日本だけ。
きっと隠された何かがあるはず(笑)

そうそう、赤十字社といえば・・たしか明治時代に設立されてたはずだし、たしか華族階級の当時のお姫様たちも多かったと聞くので、きっと、おばあ様もかなりの良家の家柄の方だったんじゃないかな?

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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