鬱病とのバトル

「根津甚八は鬱病の為、俳優活動をやめました。」って、ニュースを聞いた。
そういえば、この人、どうしてたんだろ?と思って、調べてみたら、

かなりの実力俳優でありながら、2000年ごろからは、不幸続きらしい。
深刻な顔面の病気や、交通事故を起こしてしまい相手が死亡、椎間板ヘルニア、極度の鬱病と!
そりゃ、これだけ不幸続きにもなれば、鬱病になるのも不思議じゃないだろうよ。

・・・・・・・
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鬱病ってのは、最近、話題されることも多いよね?
それに、絶対、ウツになんかならないだろう!と思う人が患ってしまったりする。

かくゆう私も、ひどい鬱病で悩んだ経験がある一人!
2003年のNY州バッファローにいた頃に患い、今でも、大分良くなったものの、まだ完全に抜けきってはいないのだ。

私は、もともとは、人間関係においては、明るく上手に適合できる方で、まったく、知らない人と話すことも苦になったことは無いってタイプ。
特に、緻密で完璧主義ってタイプじゃないし~・・あれ?むしろ、ズボラでいい加減な方かもなあ~。。。

なのに~・・ある時を境に、おかしな症状が出てきたのだ。

とにかく、ひどい頭痛や不眠症、とにかく、外に出て人と会うのが、嫌で嫌でたまらない気分になってくるし、無理すると吐き気までしてくる。
そんで、無理せずに、人と会うのをキャンセルしたりすると、相手にも迷惑をかけるし、仕事にも差し障りが出るし、そんな自分に腹が立ってきて、
「情けないぞ!お前は、そんな情けない奴じゃなかっただろう!」って,


今度は、自分を攻め出す。そうすると...ますます、落ち込んできて、症状が悪化しちゃう。
自分が、最低で無価値な人間に思えてきて、生きる意味するないから、さっさと死ぬべきだ!・・と結論がくる。


そこで、調べてみたら・・ありゃ~!これこそ、完全無欠の「鬱病」じゃ。・・・と、わかったわけです。

とにかく、発病してしまうと..人と会うのが、すごく辛い。
おまけに、ひどい頭痛と睡眠障害をかかえて、でも、仕事しなきゃだし、平気な顔して笑顔を作らなきゃならない場合だってあるし~たしかに、これって、すごいジレンマだよね。

でも、おそらく、経験の無い人には、この辛さは、きっとわからないんだろうなあ。

私の母に、以前、ちらっと漏らしたら、

「なーに言ってんのよ!そんなの、タダのなまけ病に決まってんでしょ!私なんか、頭痛だってした事ないわよ!」
..あいかわらず、凄すぎるよ!私のマミー。

また、別の友達からは、

「ええ?鬱病だって~。アンタがそんな病気になるタマじゃないでしょ!あははは。」と笑われ....タマって何だよ~?


とにかく、友人たちにさえ、もう、鬱病の話は、ほとんどしなくなっちゃいました。結局、人にわかってもらう事でもないし~自分で向き合い、自分で治すしかないんだしね~。

・・・・・・・・・・・

でも、原因は、何だろう

私の場合の原因は、バッファローの閉ざされた生活環境からきたもの、または単なる、更年期障害が引き起こしたもの、または、霊障・・が、考えられる。

実は、この霊障というのは・・・たまたま、霊能力のある人、3人に指摘された事なんだけど・・3人とも同じ事を言い、自分でも、その実感があったんで、今や否定できない事実となっているのだ。

つまり、そのバッファローの古い家に住んでいた時、そこに居座っていた、ものすごくネガティブな霊が私に取り憑いていたって事なんだよね。
おそらく、私自身の当時のネガティブな感情が、そこにいた、ネガティブ霊を呼びこんじゃったんだろうと思ってる。 この頃、頻繁に「不思議な体験」をしてたんで、(これについては、また、話すことにするね~。)霊障を指摘されたとき、すべてが、クリアになったんだ。


「ああ、そうだったのか! 私の鬱状態は、霊が引き起こしてるんだな!うむ、そりゃ、仕方ない!」 ・・・・と、霊能力者の一人である、ホセに言ったところ、

「バカ!いつまでも霊のせいにするな!今は、霊はいなくなってるんだぞ!今ある鬱病は、オマエ自身のだ!
人(霊)のせいにしないで、ちゃんと治す努力しろ!」
・・と、怒鳴られた。。。

やれやれ。

最近は、だいぶ症状が出るのも減って来たんだが・・・私の場合、鬱症状が出始めると、なんだか、地に足がつかないような浮いてるような感じというか、ふわふわしてるような、グラウンディングが悪いって感じがしてくる。

そんで、自分の体と頭、精神などが、バラバラになっていて、一体化できないような・・不完全なカンジが強くなってくる。 生きてるって実感が全然無くなるのだ。

こうなってくると・・また、症状再発の合図となるのだ。。。

他に、鬱病を患ってるみなさんは、いかがだろうか?

・・・・・・・・

ところが、結構ひどい、そんな鬱状態のときでも、不思議な事に、ぴたっと症状が止まる時がある。
現実的に、「命の危険が迫ってるとき、誰かを助けなきゃならない状況のとき」には、どっかに吹っ飛んでしまうらしいのだ。

ちょっと長くなってしまうが、治った瞬間の体験談をひとつ。
(興味無い方は、ここでスルーしちゃってください。)

・・・・・・・

数年前の話だ!ホセと一緒に、アリゾナの山にハイキングに、出かけた事がある。
山だし、人ともそんなに会わないだろうし、鬱治しの旅行には、いいだろ!・・と出かけたのだ。



ちょうど昼過ぎだったんで、午前中にハイキング(どう見たって、プチ登山に見えるんだけど・・。)をすませて、帰ってくる人ばっかりだった。


私たちは、逆行して山に入って行った。
季節は夏まっさかりで、ものすごーく暑い!おまけに、ハイキングと言っても、かなり急な山道も多い。

小川らしい場所がいくつかあるのだが、そこも、すっかり干上がってしまっていて、水の気配すらない。

「あ~もう!まだ、着かないのかなあ!おまけに、どこにも水の流れもないし~暑くてたまらん!せめて、水でも流れてれば、気分もいいのになあ。最悪な山だ!」・・・と、悪態をつきながら、

えい!と急な登り坂に一歩踏み出したとき、

   ぶっ!・・・と、不覚にも、オナラが。。。

「あ!今、オナラしたな!ブツブツ文句言って、オナラなんかして~、山の神様に怒られるぞ!」


・・・・・

それから、30分もたたないうちに、ほんとに、山の神様を怒らせちゃったのか・・急に雲行きが怪しくなってきた。

あららっと思う間もなく、いきなり、当たりは真っ暗に変わり、風が出てきた。はっきりと・・雨の匂いを含んでいる。

頂上は、もう、すぐそこに見えているのだが・・。

ボツ、ボツ、ボツ・・と数滴、大粒の雨が落ちてきたと思ったら、数秒後には、どーーーーーと雨になった。

「ひ、ひええ~、ホセ、どうする?とりあえず、雨宿りできる場所探す?」

「いや、ダメだ!今すぐ引き返した方がいいよ!きっと戻れなくなる気がする。。。」


そういわれると・・なんだか、急に嫌~な気がしてきた。
まるで、今までの暑さと明るさが嘘のように、世界は、すでに真っ暗に様変わりしている。


「うん、戻ろう!じゃ、私が先に行くから、ホセ、ちゃんと付いてきてよ!」

二人は、くるっと向きを変え、今まで来た道を戻り始めた。
暑い中、とろとろ歩いて来た道を、今度は、まるで、走り抜けるようなスピードで戻りはじめた。

大粒の豪雨で、視界があまり効かない。
おまけに、あちこちに、ごうごう流れる小川が出現している。

いくつかの小川を、足を取られながら渡り・・なんとか、半分ほど戻ったあたりで途方に暮れてしまったのだ。

「ホセ、道が無い!道がわかんない!どっちだろう?」

木が倒れたり、水の激しい流れて、あたりの様子がすっかり変わってしまってるのだ。。。

「たぶん、こっちだろう!こっちから来たんだ!」と、彼が指差す方には、かなりデカイ川が流れている。水量もハンパじゃない!

「ここを渡れる?足をとられて、渡れないよ!」

「今、渡らなきゃ、ますます、水量は増して渡れなくなると思う。なんとか、少しでも流れを堰き止めて渡るんだ!」

彼は、そう言って、倒木や枝を集め始めた。

「よーし!」・・私も、なるべくデカイ木を探して、担いで水流の中に置く。

「ホセ、先に渡って!」

「バカ!オマエから渡るんだよ!オマエの方が体重が軽い。」

ホセは、そう言うと、水の中に入り、自分の体を使って水流を堰き止める形に移動した。

すでに、水は腰の位置まで来ている。ものすごい流れで、向こう岸に渡るのも必死だ。

「絶対、転ぶなよ!気を抜くな!転んだら、流されるぞ!」

「わかってるよ!ホセこそ、気をつけな!」


なんとか・・先に、無事渡り終えて、岸から、ホセを引っ張りあげる。

二人とも、無事、渡り終えたときは、ドロドロのクタクタだった。。。
それでも、雨は、容赦くなく叩きつけている。

「さあ、休んでられないよ!」

「体温が下がる前に、走り抜けよう!」


ラッキーな事に、それが、最後の難所だった。
私たちは、転がるように、出発点へと生還した。
2時間以上かけて歩いた道を、帰りは、驚くべきことに1時間足らずで、戻ったことになる。

出発点の駐車場には、私たちの車だけが、ぽつんと1台だけ停まってた。
他の人は、すでに誰もいない。(それでも、死ぬほど嬉しかったけどね。

・・・・・・・・

「いったい、どーなってんだ?二人が遭難しちゃっても、誰も気がつかないって事だよね?」

「登山じゃないから、登山者の名前を残してるわけじゃないし、山小屋も店も何も無いとこだからなあ。」

「あの最後の川を渡れなかったら、ここには戻れなかったし、もし、引き返すのが遅れたら、水かさが増して渡れなかったかもしれないね。ケイタイも繋がらなかったし~。」

「まったくだ~!しかし、こういった時は、驚くほど強いよなあ!普段、鬱病だとか、人が怖いとか言ってるくせに~。
パニックになって泣きだしたり、歩けなくなったら、背負って歩く覚悟までしてたのにさあ~。」

「え?私こそ、ホセが怪我でもして歩けなくなったら、なんとかしなきゃ!ってずっ~と考えてたよ。結構、虚弱でひ弱のとこ、あるからさあ。」

「余計なお世話だよ!もともとは、山の悪口言ったあげく屁たれして、山の神様を怒らせちゃった、オマエが悪いんだ!」

「そんな事くらいで怒る神様は、まだ、半人前で、人間が出来て無いって事でしょ!」

「神様は、人じゃないだろ!」


・・・・・・・

ずーーーと、ひどい鬱状態でいた時期だったのに、この時は、すぱっと消えていたのが不思議なのだ。

この後も、何度かホセと「プチ危険状態」を経験してるのだが、そのたびに、鬱は消え、心身ともに生きている実感に包まれる。

つまり・・私は、常に危険と隣合わせの、人命救助の仕事にでもつくべきなんだろうか?

そうすりゃ、鬱病なんて消えてしまうのかもしれないが・・。
でも、いまだに、再発する鬱病と戦い、生きることにあがいているのは、確かなのだ。

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Re: No title

minaさん

はじめまして。
こちらのブログ記事は長~いものが多いのに・・そんなに読んで頂いてありがとうございます!

私も、ずいぶん長い間、鬱病にかかってたんですが、結局、通院することも薬を飲むこともなく完治してしまいました。
NYにいた頃、定期診断のときに、「私、鬱病らしいんですけど。」と言ったら一度カウンセリングを勧めらたことはあります。
でも、こちらに引っ越しが決まっていたため、それすらも一度も受けずじまい。

たしかに、人といるときは明るい自分を装ってそれがまた自己嫌悪になるってのがパターンですよね。
鬱病じゃなくっても、まあ、そういった事ってのはありがちでしょうが・・・。


本来は薬で治すものじゃないのかもしれませんね~。
たしかに笑ってズケズケと言い合える身近な人っていうのが、一番の薬かもしれない、って今は思ってます(笑)
自分が自分らしくいられるってことが、大事なんでしょうね。

コメント、ありがとうございました!
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gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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