幽霊の見極め

「幽霊だからといって怖がっちゃいけないよ。
もしも、あなたのところに現れたなら、まず挨拶して話でもすればいいんだよ。」

と、あるおじいさんに言われた。
この人はデンマーク系のアメリカ人、デンマークで生まれて育ち、青年期にアメリカに移住したという人だ。
名前を、クリスチャンという。

彼の祖国、デンマークでは幽霊が住んでる古い建物も多いそうだ。
古城はもとより、劇場、オペラハウス、ホテル、パブなど。


あ、そういえば・・デンマークの古城といえば、まずハムレットを思い出す。

ハムレットの中に、エルシノア城というのが登場するけど、それは、実在のクロンボーという古城のことだと言われている。
     ↓
Kroborg_Castle.gif


デンマークに限らず、ヨーロッパには古城が多く残っている。
私が行ったことがある古城といえば、唯一フランスのシャンテイー城だけだったけど・・

chantilly-castle-france.jpg

森を抜けていくと、忽然と水に囲まれた城が姿を現すのには、まずびっくりさせられた。
広大な庭園、跳ね橋、庭園に置かれた彫刻の数々、中に入れば、美術品だらけ。

chante.jpg

馬房には、ずらっと馬や馬車、馬具が並び、
外の敷地の裏手に回ると、水鳥やのどかな水車小屋。

なにもかもが、すべて無駄なく美しく配置されていて、それが過去からの遺産だと思うと、大きな感銘を覚えたものだ。


ヨーロッパには、いまだにこういった場所が多く残っているのだろうなあ。
まさに、タイムスリップしたような場所だ。

当然、タイムスリップした幽霊さんたちがいてもおかしくない!


オペラハウスといえば、オペラ座の怪人は有名だ。
もちろん、実話ではなく小説ではあるんだけど・・もともとは、どこかで起こった実話をもとにしているのかもしれない。

THE PHANTOM OF THE OPERA 6 2


実話として公表できないものを小説として発表するということは多々あることだからね~。


それにしても、古い建物とマッチしてしまって幽霊の存在すらも自然に思えてしまうような場所もあるってことだね。

たとえば、ホグワーツ城の幽霊さんたちのように。

NickGryffindorTable.jpg

人は死ねばあの世に行く。
現生との狭間をさまよって幽霊になったとしても、いつか浄化してあの世に行く。

というのが、通常のコースのように言われているけど、なぜか古い幽霊は何世紀にも渡って住み着いていることもあるようだ。

もっとも何世紀だろうが数日だろうが、時間なんてものは3次元の感覚に過ぎないのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・

ずーーと以前、私がまだ20代だった頃の話だったけど、幽霊と同居しているという人がいた。
母親と二人暮らし、そして、幽霊と共にその家に住んでいた。

場所は新宿、庭付きの古い一軒家で、家賃は5万円。
当時でも破格の家賃だ!

「えー、よく住んでられるよね。怖くないの?」と、私が聞くと・・

「そりゃあ、最初は私も母も驚いたよ。顔から血が流れてる男(幽霊)が立ってたんだもん。
でも別に、何か悪いことが起こるわけでもないし、母子家庭の私たちにとっては家賃5万円は魅力的だもんね。」

と、あっけらかーんと言われてしまった。

そりゃ、家賃5万円は当時の私の1DKの家賃よりも、はるかに安い。
だからといって、怖さや不気味さを我慢するって、どーなんよ!

と、思ったものの・・彼女とお母さんは、別に怖いとも思ってなかったみたいだった。


そのうち廊下ですれ違えば、軽く会釈するようになったというし、
突然の幽霊の出現にびっくりしたときは、

「あー、びっくりした~!おどかさないでよ。」と言ってたそうだから(笑)


「まあ、あの男(幽霊のこと)も生きてるときに何かあったんだろうけどさあ、別に何も害を及ぼすわけでもないし、ただ、ここに住んでいたいだけなんだから、それでいいんじゃない?」

「だけどさあ、生きてる人の同居人とは違うんだよ!
家賃だって折版してくれるわけじゃないんだから!」
と私。

「ウチの母は、5万円でここに住めるのは幽霊さんのおかげだって感謝してるよ。それって、かなり折版してくれてると思うんだけどなあ。」

あ! たしかにそうかも(笑)


この親子は、この後もごくフツウに生活を続けていただけで、幽霊の正体だとかこの家の過去を調べようさえもしなかった。

もちろん悪運に見舞われるとか、体を壊すとか・・そういったことは一切起こらなかったようだ。

だこらこそ、そこにずっと住んでいられたのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

幽霊さんでも生きた人にでも、いろいろなタイプがいる。

他人の不幸を喜ぶタイプ、ネガティブな念を強く発散するあまり周囲の人の気分を陰鬱にしてしまうようなタイプ、
やたらに人に訴えかけるタイプ、
人のことを詮索したがるタイプ、自分と違うというだけで他者を排除しようとするタイプ。


だけど、当然のことながら・・・相手から嫌なものを受ければ誰だって離れていく。


この親子も同居の幽霊さんも、必要以上に相手に干渉せず自然体で暮らしていたのだろう。

古城などに住み着いてる幽霊さんたちも、こういったタイプが多いのかもしれない。

だからこそ、共存していられる(笑)


そうでなければ、とっくに廃屋となってしまうことだろう。
誰も近づきたくない場所になってしまう。
呪われた場所だとか、悪霊の住む館なんてのは、そういった場所(幽霊)のことなんだろう。


「幽霊だからといって、やたらに怖がるものじゃないよ。
みんなそれぞれ抱えて生きてるんだから、黙って温かく見守ることが大切なんじゃないかな。」

と、クリスチャンじいさんは言っていた。


なんだか、そう考えると・・・

幽霊を見てしまった!というだけで、
怖い! 除霊してください!というのは、なんか違うって気がする。

生きてる人間の持つ、異質なものへ対する恐怖心だけって気がしなくもない。

異質なものに対する違和感 → 恐怖心へと変わり、→ 排除しようとする

これじゃあ、人種差別、民族同化のメンタリティーと変わらないかも(笑)


そこで、はいはい!じゃ、浄化しちゃいましょ!とやってくる霊能者やらゴーストバスターも同類かもしれない(笑)


幽霊といえば、この世に未練を残して怨念を抱いたまま現世を彷徨うか、その地に縛られ祟るもの・・それがすべてと考えてしまうのは、あまりにも浅はかなこと。


クリスチャンじいさんには、なぜか子供の頃から犬の幽霊が寄り添っていたという。
危険を知らせてくれたり、何度も助けられたことがあるそうだ。

9e93856405cf6e78a72f7803f28ba560--pet-loss-im-fine.jpg

彼のガーディアン・エンジェルになっていたそうだ。


うーーん、

本質を見極めることさえもできず、すべての幽霊を怖いものとして排除しようとする人たちの方が実はもっと怖かったりして。

コメントの投稿

非公開コメント

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

Calender
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Link
☆HPはここをクリック↓☆
検索フォーム
カテゴリ
Diary
Alizona*銀の月*ショッピングサイトのお知らせ
Alizona*銀の月*では、ショッピングサイトをオープンしました。
ネイティブインディアンのホピ族を中心としたオーバーレイの銀製品を中心に、銀月の好みで集めてしまった逸品揃いですよ~(^^)v
☆ホピ族は、まさに、スピリチュアルな生き方を貫いてきた人々。
銀月のWEB、「ホピ族の話」をまずは、じっくり、ご覧ください。


Alizona*銀の月*の↓のURLから、お入りください。
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/index.html"