コンピュータテクノロジーの先にあるもの

前回に引き続き、もうひとつ、気になるテクノロジーの話。

それは、コンピューターテクノロジーの分野についてだ。

1950年あたりから現在に至るまでの、ほぼ70年くらいの間に、コンピューターほど進化しちゃったものはないだろう。

我々の使ってるパソコンにしたって、Windows95が出る前なんか、まずプログラムを起動するにも、コマンドプロンプトの画面がでて、この画面でコマンドを打ち込んでプログラムを起動してたんだもん。(←年がわかる。)

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オフィスの仕事はこれだった。

そして、画期的なWindows95から、コンピュータが一般家庭用にも普及していくことになった。
私が最初に買ったMyPCもWindows95だったけ。


当時のスペックにしても・・そもそもメモリーだって、8MBだったので、なんとかメモリ増設をしようとして、4MBx2枚を買おうとしたら、3万円もした、そんな時代だった。(←懐かしい)


今なんて、Windows10, 64ビットで、メモリ4GBは当たり前、そんじょそこらにある。

値段だって、Windows95の時代だったら、最低でも20万円は当たり前だったし、いや、当時の友人がMacを買おうかエルメスのケリーバックを買おうか悩んでいたことを思い出す。 (両方とも、ざっと50万円したはず。)

今のパソコンなんて、贅沢言わなきゃ、200ドル以下でも買えるのだ。


な~んていい時代なんだ!


な~んて思ってもいられない。。。
その一方で、個人情報はダダ漏れだろうし、おまけにSSNで管理されてりゃ、どこにも逃げられない。

SSNってのは、アメリカのSocial Security Cardのことで、個人に与えられたナンバーのこと。
これがないと、学校にも入学できないし、病院にもいけないし、車を買うこともできないのだ。

あ、日本でも、マイナンバーになったって聞いてる。。。


つい、最近は2度までもLINEのアカウントが乗っ取られてしまい、その都度パスワードを変更したり・・メンドーなことも多い昨今。
だから、LINEなんて使いたくないんだよ!

でも仕方ない・・。多くの人(特に日本人)が使ってる以上、仕事の業務連絡でさえ、今やLINEの時代なんだから。



おまけに今や、iOT の時代、
当然ながら、PCにスマホも、デジカメの相互接続はもとより、センサーやデバイス、そのほか、モノというものすべてを繋いでしまえるようになるそうだ。

IoT とは、Internet of Things モノのインターネットってやつで、
センサーやデバイスといったモノがインターネットを介してクラウドに接続され、モノを通じて収集されたデータを解析した結果をリアルな世界にフィードバックする仕組み


なんだそうだ。。。

簡単に言っちゃうと、モノというモノ、なんでもかんでもパソコンに繋げる、繋ぐようになっちゃうってことだ!


で、2020年には、世界中で500億台以上のモノがインターネットに繋がるらしい。

それらが情報を送れば、インターネットには膨大な情報が蓄積されて、まさに、ビッグデータになる。


そりゃそうだ! 多くの人たちが活用する、すべてのモノのデータが集まるんだから。

便利になったよなあ。
外出先からスマホを使って家のPCにアクセスして、現在の家の中の様子を見ることができる時代なんだもん。


なーんて呑気に言ってられない。

我々の生活を便利にするためちゅーよりも、ビッグデータの収集こそIoTの主な目的であるって話もあるくらいだから。
私も、もちろん・・真の目的はそこ!だと思っている。

だーれが、我々庶民の便利さと生活向上のためだけを思ってやってくれるもんか@(←かなりネガティブにとらえてる)


ビッグデータによって集められた膨大な情報を分析してAIの開発に役立てるのも1つの目的、なんだそうだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はい、ここで出てきたAI


AIってのは、artificial intelligence の略で人工知能のこと。


たしか、スピルバーグの映画のタイトルにもなってたくらいなんで、多くの人がその言葉は知ってると思う。


実際には、現在のところ人工知能の応用例として、機械翻訳システム、画像や音声の意味を理解する画像理解システム、音声理解システム、専門家の問題解決技法を模倣するエキスパートシステムなんてものがあるようだ。

そういえば・・一般の翻訳ソフトも、ずいぶん進化したよね?

昔の翻訳ソフトなんて、まるで使えなかったのに。
ただ、笑いをとるための道具として使ってた記憶がある。

How are you?  Fine thank you!
「お元気ですか?」 「ありがとう罰金!」


なーんて、訳されてたもんだ。(笑)
今でも、タダで使えるシロモノだったら、こんなもんかもしれないけど。


さて、では人工知能のコンピューターでどこまでできるか? ってことだけど・・・

まずは、こちらの図
    ↓
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http://www.sejuku.net/blog/7290


レベル1と2は、すでにクリアーしている。

まあ、早い話、ほとんどの会社員はいらなくなる状況だってことだね。
(こうゆうとこからも、雇用問題になるんだろうなあ・・・)

ここでちょっと、AIを大きく二つに分けて、弱いAI強いAIというのがある。
なんだって、こんなセンスゼロのネーミングなのかは知らないけど。


1997年、IBMのチェスコンピュータの「ディープブルー」が人間の世界チャンピオンを破った。

2011年、IBMのコグニティブコンピュータ「ワトソン」が米国のクイズ番組「ジェパディ!」で人間のチャンピンを破った。

2016年、GoogleのAlphaGo(アルファ碁)が世界最強の韓国人棋士を完敗

当然、日本でも、将棋電王戦でプロ棋士がコンピュータに連戦連敗



チェスは欧米における古くからの「知性」の代名詞だったし、将棋や囲碁だって、「兄貴は僕より頭が悪かったから東大に入ったんだ!」なーんて言ってた棋士がいたくらい。

なにがすごいか!って、

「探索能力」と「局面の評価関数」の両方とも飛びぬけて優れていなければならないそうだ。

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「探索能力」とは、自分が差した手に対して、相手はどう指してくるか? 次は? で、次は?と延々「先手」「後手」の先読みをするロジック。

「局面の評価関数」とは、その時点の盤面を見渡し、自陣・敵陣にある各駒の価値(能力)、位置関係、相手の駒に対する効きを評価し、自分が相手に対して相対的にどれくらい有利か判断を下すという、計算ロジック。



実に高度な合理的・論理的思考が求められるというわけだ。

たしかに・・東大に一発合格よりも、はるかにレベルは上って気がする(笑)


それでも、コンピュータには敗れてしまったのだ。
ちなみに、1秒間で2億手先を読むことができたそうだし・・


さらに、クイズ番組となると、また別の能力も要求される。
クイズ番組は、言語を使って質問されるからだ。

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自然言語で問われた複雑な質問を文脈解析して、適切な答えを出さなきゃならない。
それさえ、コンピュータが見事に破ってクリアーしてしまった。


そりゃスゴイ!
まさに、これこそ「強いAI]だろう。


と、思ったのだが・・・違う!

これでも、弱いAIなんだそうだ。


じゃ、どこが違うのだ?


例えばクイズ王を破ったワトソン君は、コグニティブ・コンピュータ(認知コンピュータ)で高度な質問応答ができる。

ただし、認知の対象は相関関係に限られていて、因果関係までもは見抜けてない。

あらかじめ用意された膨大なデータの答えの中から統計学的に確率の高い答えを返しているにすぎないそうだ。

質問の意味を理解して因果関係にもとづいて回答しているわけではないのだ。

ようするに、法則の発見、イノベーション、創作はできないのだ。

ここが問題のところ。

強いAIともなれば、自ら創造していくことができなければならない。

創造が生まれるということは、まず自己を意識し自分が何をしているかを理解していなければならない。
自分の存在理由さえも理解しているということだ。


そうでなければ、創造が生まれてこない。



おいおい!

これじゃあ、そんじょそこらの人間よりもすごい!かもしれない。

そうなのだ・・・なーんも考えずに与えられた仕事をこなしてる人間なんて、とうていかなわないのだ。
いや、そんな人間だったら、すでに弱いAIにだって叶わないのだ。



たしかに一番最初、コンピュータは人間の脳をまねることから始まった。

そして、人間の僕として貢献するものだったはず。

我々が使っている、WordやExcelなんてソフトは、今のところは、たしかに、私たちの僕として役にたってくれてる。



ところが、今やAIはディープランニングするところまできてしまったのだ。


IBMと並んで人工知能に熱心なGoogleは、

2012年に、コンピュータに猫の画像を自学自習させ、猫の概念を獲得することに成功した。



誰にも教わらずに、猫という存在を認識するようになったのだ。


これは、どーゆうこと?

まず、我々が学習するとき、よくやるのが分類すること、「分ける」という処理。

的確に分けられれば、物事を理解し判断して行動に移せる。

「分ける」ことの基本は、「イエスかノーで答えること」でもある。




つまり、従来のコンピューターのお得意分野だね。


ところが、ディープラーニング(深層学習)とは、

その「分けるための軸」でさえ、自分で見つけだすことができるということなのだ。

「的確に分けられれば、物事を理解し判断して行動に移せる」・・・その軸こそが、的確に分けるための重大なポイントであり、それさえも自分で見つけ出してしまうのだ。

従来のコンピュータならば、人間が手助けして軸を示すことによって、あとはコンピューターが大量の分類処理をして答えをみつけてくれたものだった。

だから、やっぱり人間がボスで、コンピュータは従順な社員という位置づけだったのだ。


でもいまや、大きく変わってきた。


その理由は、近年のビッグデータの普及も大きい。

最初にいったように、ありとあらゆる個人データでさえも集められる世の中なんだから。

そりゃ、とくにワトソン君みたいなコグニティブコンピュータには、実においしい話。
データが多ければ多いほどいいわけだから。

一方、強いAIとは、

自分の存在理由も位置づけも認識する。考える。
「自分を意識」したとき自我が芽生える。

原理や法則の発見、新しい技術の発明、小説や詩の創作を行う。

決められたルールで処理するのではなく、ルールそのものを創造することになる。

さらに、人間のように、聞いたり話したりしてくれる。




そして、プログラムまで自分に合わせて自ら書き換えるようになる。


そりゃそうだろう。

人間だって、自然界の設計図「DNA」を書き換えたし、自分自身のも書き換えようとしてるんだから
つまり、「遺伝子操作」のこと。


当然、強いAIなら、長いプログラミングで間違いを犯す人間よりも、確実に書き換えられるだろう。


さて、

このような人工知能を、汎用人工知能(AGI=Artificial General Intelligence)と呼ぶそうだ。

もちろん、まだ、ここまでは至ってないけど・・おそらく、とっても近い将来には出現するのだろう。

もう、名前まで決まってるくらいだから。



さてさて、その後、どうなるんだろう?


どらえもんみたいに、人間のお友達で優しい存在になってくれるんだろうか?

それとも、ターミネーターの、スカイネットになるんだろうか?


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やれやれ、SF映画の世界が、みょうに身近に感じられてしまうなあ。


しかし、どうみても、どらえもんのようになってくれるとは思えない。

地球上に人間を生かしておくだけで、地球資源を食い荒らし破壊し尽くすんだったら、抹殺しちゃった方が良いって結論を下されそう。 たしかに、その方が理に適っている。


相手はしょせん機械だ! 電源抜いちゃえば!・・・なーんて考えるとしたら、そりゃあ、あまりにも浅はかだ。

電源オフにする時間なんてあるはずもない!

最強AGIに進化したなら、我々の銀行口座を操作することだってラクラクだろうし、欲に目がくらんで僕となった人間をいくらでも手先に使えるだろうし、iOTですべてのモノが繋がってれば、大量破壊兵器だってカンタン操作だろうし、なんでもアリなのだ。

一度覚醒して進化してしまったら、もう、誰にも止められない。


そんな、どらえもんになるともスカイネットになるともわからん危険をはらんだものを、なんで、わざわざ人間が開発するんだろう?
(たぶん、スカイネットに変身しそうな予感十分)

核と変らないような二極性を持つものなのに~。

弱いAIで、もう十分じゃないか!

そう思っている学者たちも多い。

理論物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士は、人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれないと警告してるし、
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あの、ビル・ゲイツでさえも。

・・・・・・・・・・・・・・・

ある女の子が言っていた。

「私はもしも人間が地球と自然をいつくしみ、慈愛と感謝の心を持って生きるとしたら、AGIだって人間の価値を認めると思うわ。

だって、AGIだってもっともっと、人間から学んでいくことがあるはずだもの。
それぞれの人間が生きて死ぬまでの意識の変容は、すごいことだと思うし、それは個々のものなんだから。

きっとAGIも人間とお友達になれたら、幸せな気持ちを学ぶと思うの。
お互いに友情を感じられたらステキよね~。」


rapyuta.jpg

なんと、美しい言葉。
見事な解決法。


たぶん、それなら・・AGIだって友情に芽生えて、どらえもんになる可能性も大だ。


だけどね、昨日のブログ記事じゃないけど、今やグローバル・スタンダードでまとまろうとしている風潮。
それも、慈愛や感謝とはマ逆な価値観で。

そこが問題なんだよなあ。

地球外生命体に滅ぼされなくても、人間が開発したAGIによって滅ぼされるってのもアリかも。

最近の私の頭は、どうもSFモードになってるかもしれない。
しかし、それは・・とっても現実味を帯びてきてるのだ。

テクノロジーが進歩してしまった今こそ、我々が意識を変えるときなんだよ!って言葉がずっと響いている。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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