おじいちゃんたちとヒーローの話から「悔いなき選択」

ある日のこと、日系人のおじいさん3人に混じってマンガについての会話することになった。。。
なんなんだ~、このシチュエーション???


おじいさんA: 「最近の日本では、どうゆうマンガが流行ってるんだい?」

と、こちらに住む日系人のおじいさんAに聞かれた。


「あまりにもいっぱいあって、ジャンルもいっぱいあるから・・・いきなり言われてもわからないよ~。」


「それじゃあ、鉄腕アトムのような・・ああいったヒーローものでは、どうゆうのがあるんだい?」


手塚治虫ファンだったのかな?(笑)  このおじいさんは、91歳なのだ。。。


「うーーん。。。戦うヒーローもの?といえば・・・進撃の巨人というマンガで、今アニメにもなってるヤツがあるよ。」


おじいさんB: 「それは、どうゆうヒーローが出てくるんだい?」


「いや、ヒーローと言っても、たった一人のカリスマ性のあるヒーローが活躍するっていう、従来のパターンとはちょっと違うかな?

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架空の世界が舞台で、人類が生き残るために巨人たちと戦うというストーリーなんだけどね、

いちおうヒーロー、ヒロインというのは設定されてはいるようだけど・・・それぞれの登場人物のすべての物語とも言えるし・・・従来のパターンのように、カリスマ的ヒーローが戦って、美しきヒロインを守るっていう古いパターンの漫画とは違うよ。」



おじいさんC : 「なんだ、そりゃ・・マンガか! 漫画はしょせんマンガさ。 今の若いやつらは、そんなもんばっかりしか見ないから、バカが多いんだ!」



おいおい!
だから・・最初からマンガの話をしてたんだってば!!



「いや、そうとは言えないと思うよ。
このマンガの熱烈ファンらい人のサイトがあってね。

マンガの中で、ほんの小さく書かれたような絵や表情、言葉などから伏線となるものをピックして、考察しているサイトがあるんだよ。
それを見ると、なかなか鋭いものがあるし、実に研究熱心なのがわかるよ。」


こちらの考察サイト
     ↓
進撃の考察



「たとえばね、登場人物の名前や固有名詞から、それが・・北欧神話に由来するものだとか、語源はドイツ語で、どんな由来の言葉かまで考察したり、建物の形状から考察したり・・

そうそう・・登場人物のアッカーマンという名前から、アッカーマン関数との関連性を探ったり・・こりゃ、数学だし・・アッカーマン関数とは原子再帰的なんだそうだよ~。
(←よくわかってない私。)


また、登場人物の構成についても・・、”この人は、死ぬことで完成する役割で登場する人物”だろう・・とか・・こんな深い考察は、バカな人には出来ないことだと思うよ。


私は、Die Flügel der Freiheit.(ディ フリューゲル デァ フライハイト 自由の翼)というドイツ語を、ここで初めて覚えたしね~(笑)
実に勉強になるんだよ。」


おじいさんA・B・C揃って 「へええ、そりゃ、すごいもんだなあ~。」


「そうゆうのを日本では、オタクと呼ぶんだけどね~。
ひとつのことを徹底してやる人のことだよ。」



A: 「ほおお・・なるほどなあ。。。What one likes, one will do well.っていうもんなあ。」


ん? ああ・・好きこそもの上手なれってことか~。



B: 「学校の勉強が出来て優秀な成績を取って卒業したところで・・そんなもんは大人になる前に忘れちまうってことだよなあ。
俺もそうだったけど・・きっと、好きなことから学んだものは、いくつになっても忘れずに血となり肉となるんだろうよ。

あとで、動画サイト教えてくれよ。」



やれやれ。
おじいちゃんたちは、ヒマしてるからなあ。。。


「ところで、皆さんが若い頃のヒーローものというと、どうゆうのがあったの?」


「アメリカだったら、フラッシュ・ゴードンだな。」

   ↓
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「西部劇のヒーローだったら、もちろん、ローン・レンジャーだ。」


あ、それなら・・知ってる。

賢い白馬に乗って、ハイよー!シルバーって声をかけるヤツだ。。。(笑)


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「いやいや、日本だったら、ハリマオだろうよ!」


ハリマオ?
どっかで聞いたことがあるような・・?

私は、その程度しか知らない。。。

「知らないなあ・・それって魁傑ゾロみたいな人?」

Zorro cavallo


「知らないのかい? こーんなカッコしてたんだぞ。」

     ↓
harimao.jpeg


なんだ? この頭に巻いてる布?


「ゾロはメキシコがスペイン領だった頃の話で、そこでスペインの傍若無人な役人や兵士共の圧政に戦うのがゾロだっただろう?」


「ところが、魁傑ハリマオは、マレーの話なんだよ。」


「マレーって、今のマレーシアのことだよね?」
・・と私。


「マレー半島と思った方がいいな。 昭和初期に、そこで実際に活躍した人物なんだよ。」


「え? 実在の人物だったの?」

一番左の人だそうだ
   ↓
tani yutaka sister


おじいさんたちの話を総合して、Wikiで調べたものを総合したものがこちら
    ↓

●ハリマオというのは、谷 豊(たに ゆたか)さんという日本人で実在の人物

●幼少のとき、当時イギリス領だったマレー半島に移住し、マレーの文化の中で育った。

●いったん日本へ帰国したものの、どっぶりマレー文化で育った彼は、ムスリムに改宗して、ムスリム名「モハマッド・アリー・ビン・アブドラー」となる。

●当時、現地のマレー人に対し、力を持った華僑がちが傍若無人なふるまいを続けていた。
実際に妹が斬殺される事件が起こった。

●それ以来、マレー人の友人たちと徒党を組み、主に華僑と戦う盗賊団になった。

●マレー語とタイ語が堪能で、日本人と思う人は少なかった。

●太平洋戦争がはじまり、日本陸軍の諜報部員になる。

●30歳でマラリアで生涯を終える。
最後まで、白人の作った薬は飲まないと拒否し、現地の伝統法だった、サイの角を粉末にしたものを薬として飲んでいた。



200px-Yutaka_Tani.png


ひょっとしたら、当時の日本陸軍にいいように利用された人という見方もできるかもしれないし~、

また、当局がハリマオとして宣伝することによって「戦争のために人々の士気を煽ることを目的」に、作られたヒーロー像だった可能性も高い。


とにかく、マレーの虎、ハリマオという異名をとった人だ。
ハリマオとはマレー語で虎という意味だそうだ。


彼がどんな人物だったかはわからないが、

少なくとも言えることは・・

彼は最後まで一貫してマレー人として生きた人のようだ。
なんせ、ムスリムになっちゃうくらいだから。

ムスリムといえば、中東諸国を思い浮かべるけど・・そういえば、現在のマレーシアもムスリムが非常に多い国だ。


ハリマオの谷さんは、国籍は日本人として生まれているけど・・

国籍や生まれは関係なく・・そういったことはすべて本来、自分が選択することなのかもしれない。


また、

盗賊? 義賊?
諜報部員だったのか? 革命家?
政治犯かヒーローか?



そんなものは見方によって変わってしまう・・・ということを、つくづく実感させられる。


ロビンフッド(伝説上の人物)、鼠小僧(実在の人物らしい?)、カストロやチェ・ゲバラ(実在)、ウィキリークスのアサンジさん(実在)
元CIAのスノーデンさん(実在)・・・(笑)


必ずといっていいほど、歴史上の混乱期にはこういった人物は現れる。


彼らは見方によっては正義の味方のヒーローかもしれないし、ただの犯罪人、ただのお騒がせ野郎、大悪党かもしれない。
真実なんてわからない。


これは、進撃の巨人のマンガからの、ある会話の抜粋部分。
     ↓

この世に真実などない。
それが現実だ。
誰だって、神にも悪魔にもなれる
誰かがそれを真実だって言えばな。

それもあんたの真実か?
残念ながら、それは事実だ。



真実、現実、事実・・の使い分け方が面白い。。。


結局のところ、

その人がどんな信念を持って何がしたいのか? どう生きたか?しかないわけで、

あとは・・それを他人がどう思うか?

というだけで・・色々と外野陣が、それぞれの思い込みでジャッジするだけのことだ。


それだけのこと。


それならば、せめて悔いなき選択をするしかないんだろう。(笑)



どれが正しい選択で、どれが誤った選択なんて・・結果なんて誰にもわからないのだから。



それならば・・

そのときどきで、

自分の悔いなき選択をすることが一番なのかもしれないなあ(笑)

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