梅と桜のタマフリの季節

週末にパークに出かけて梅の花を見てきた、という人がいた。

梅の花をアメリカで見られるとは知らなかった。。。

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http://parks.lacounty.gov/wps/portal/dpr/Parks/Peter_F_Schabarum_Regional_Park

Peter F. Schabarum Regional Parkという公園で週末は入園料を取られるらしいが、梅の花は今が見ごろ。

なんでもここは日系企業の寄付もあり、また水戸の偕楽園から取り寄せた梅の木なんだとか・・。

最近では、桜はアメリカ国内でもずいぶん見られるようになったものの、梅は知らなかった。

桜だろうが梅だろうが、花見は良いことだろう。
なんといっても、タマフリなんだから。

かなり以前に、こんな記事をアップしたことがあったけど・・
      ↓
桜とタマフリと

花見をする意味は、タマフリにあるという。

神道で使われる言葉に、タマシズメ(魂鎮め)とタマフリ(魂振り)というのがあり、タマフリというのは、神を呼び起こし魂を奮い立たせる儀式のことだそうだ。



花を咲かせる元気な樹木の生命力の波動を目で見て感じることで、「タマフリ」になるそうだ。

心身共に疲れ気味で、あ˝~うつ病になりそう!なんて感じている(またはすでに発症しかかっている?)現代人こそ必要なことかもしれない。

それにしても・・

やはり日本人とは世界に類を見ない人々かもしれない。

魂が抜けそうでウツ気味だったり、災難続きのとき、お祓い方法やフレッシュなエネルギー注入法を古代人は知っていたということだ。

アメリカでは花見の文化なんて聞いたことがない。
タマフリなんて、当然知らないだろう。

こっちでは、心身共に疲れてストレスが抜けなければ、サイコロジストを進められるだけだ。
ただし日本で精神科だとか精神分析医というと特別な事のように思われがちだけど、こちらではいたってフツーなこと。

うーむ。

日本では花見文化があるから、アメリカほどサイコロジストのもとへ通う必要がなかったのかもしれない。



以前のブログ記事にも書いたことだが・・花見とは
     ↓
「悪い日=厄日」に出かけて、真っ盛りの花の美しさをその目で見る事によって樹木からその生命力を分けてもらう。
悪い波動を追い出してきれいな波動を注入する。


これが花見の、もともとの意味だったそうだ。  つまり、タマフリ。

お花見は、まさしく、タマフリのひとつの方法。
●自然の美しいものをみること

しかしタマフリとは、見ることだだけとは限らない。

●音によるもの
神道では古来より鈴には「邪なるものを祓う力」があると考えられてきたそうだ。
ただし鈴そのものにではなく、「鈴の音」

浦安ノ舞(後ろ姿)


もちろん、鐘の音だって同様だろう。
魔を払う力があるとされているからこそ、寺でも鐘を鳴らすわけだから(時刻を知らせるだけじゃないわけで・・)

家にいてなーんなく嫌な気分になったり、空気が澱んできたと感じるときに、パンパンと拍手するのもいいそうだ。

これもまた過去記事に、音、周波数について書いたものがあったけど・・
    ↓
DNA修復のための周波数と現代の音楽

音(周波数)が人体に及ぼす影響も大きいということを書いたのだが、実は私自身もこれを体感することがある。

●自然な良い香りを嗅ぐこと
梅の香り、桜の香り(桜は梅ほど香らないけど・・桜餅は自然な香りかも(笑)

現代では医学的にも証明されているアロマセラピーもこれに含まれるだろう。

ようするに、五感のすべてを使って魂の修復(医学的に言えばDNAの修復だろうか?)をする、それこそがタマフリ。

それを古代日本人が知っていたことに、今さらながら驚かされる。


ただし、今まですべての日本人が、花見=タマフリと知っていたわけではないのも確か。

平安朝くらいまでは、花見は貴族階級のものだった。
江戸時代に入ると裕福な町人をへて庶民にも行き渡っていった。

その頃には、お花見は文化人にとっては花を愛でる風流、庶民にとっては食べて飲んで踊る娯楽になった。
現代人のように(笑)

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それにしても・・花見と言えば桜。
なぜ桜なんだ?

梅ではいけないのか?
他の花では?


事実、万葉集の時代では花といえば、梅の方だったようだ。
万葉集では桜が42首に対し、梅は118首も詠まれているというから。


梅はもともと7世紀後半に中国から輸入されたものらしい。
寒さに耐え、桃や桜に先駆けて美しい花を開き、馥郁たる香りを漂わせる。
plum blossoms


いやいや、もっと現実的な理由で輸入されたらしい。

梅は実を食用・薬用にする為だった。
この時代において、こんなに重宝なものはないだろう。


食中毒防止、胃がん、動脈硬化、血液浄化などの万能薬
ウメ(梅/うめ)に含まれる栄養価と効能

ただし、青い梅の種は毒。
青梅や生梅の核には アミグダリンとプルナシンという成分があり、 砕けると酵素分解によって青酸ガスを生じる。
食べると腹痛や中毒を起こすとか。
(アミグダリンとプルナシンは、梅が完熟すると解消してしまうけど)

まさに植物は使い方によって毒にも薬にもなる。

昔の人たちは、「種子の中には天神さまがおられるので、食べてはいけない。罰が当たる」と言ったそうだ。

天神様=菅原道真さん、のこと。

菅原道真さんは、こよなく梅を愛した人だったから。


梅は落ちても、またしっかりと芽を出す事から、 生命のしるしとされたという。
奈良時代から祝儀や縁起物にもされたし、また、絵画や和歌の題材にもされたというわけだ。

中国から渡ってきた梅が、だんだん桜に変わっていった理由はわからない。

だんだん中国風から国風文化へと移行していったから?
漢詩よりも和歌の時代に入っていったように。。。
(そういえば、菅原道真さんはバリバリの漢学者でもあり、漢詩で有名だったなあ)

鑑賞する花としては、桜の方に美的センスを感じたから?かもしれない。
たくましい生命の息吹を感じる梅よりも、わずか10日足らずで散ってしまう桜に。

散りゆく美学のルーツ?

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

こんな言葉があるけど・・・梅は枝を切ると切り口から小枝が密生し枝振りがよくなるけど、桜は枝を切ると木の勢いがなくなり枯れやすくなるそうだ。

梅は逆境になればなるほど強く、桜は自然体でいればいるほど強いということだろうか。


いずれにしても、花は日本文化と密接なものだった。

春といえば、梅・桜だけど、秋といえば、萩の花
万葉集には、これもどっさり詠まれている。

四季折々のタマフリがあったのかもしれない。

なかでも初春
これから生命が息吹く季節
ピンクという色


とくにタマフリには最適だったのかも。

古代をまねてタマフリをしてみるか~。

そうはいっても・・

現代の花見なんて・・雑踏の中で場所取りでもみくちゃにされるそうだし・・
添加物まみれの梅干しを食べてもなあ(笑)

これじゃ、なんだか・・かえって魂がぐらつき、抜けちゃいそうだ。

自分なりのタマフリを見つけることしかなさそうだ。

そのヒントは、やっぱり・・自然にあるのかもしれない。

音、色、香りを使って。

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