クリスマスに2016年を振り返ってみて

今年ももう終わろうとして・・なんだか、ゆく年くる年の気分だ。(←今こちらでは12月25日、クリスマスなのだが・・)

ふと2016年のニュースを振り返ってみて・・なんとまあ、世界のテロや天変地異がどっさりあったことだろう!とつくづく思った。

最近では人々もそんなことには慣れっこになってるせいか、よっぽどの悲惨さ、凄絶さが無い限り大したニュースにもならないようだし、また、すぐに忘れていく。
動物の大量死に至ってはもう一般のニュースにもなりゃしない。(←動物なんて構ってられっか!ってことなんかな?)

こちらは2016年に起きたテロの記録(Wikiより)
     ↓
List of terrorist incidents, 2016

ちなみに12月分(今日までだから25日まで)をざっと見ただけで100件以上もある。


また天変地異(地震・台風・ハリケーン・洪水など)による災害もびっくりするほど多い。

こちらは12月を中心に天変地異によるニュース(英語版)
     ↓
Natural disasters and extreme weather
中国の大気汚染のニュースもあったけど、これは人災だと思うけどね~。


テロや犯罪が増えると異常気象も増えるんだろうか?

なんだか、そんな因果関係まで疑いたくなるような気分になる。

台風の季節でもないのに台風が来たり、従来ではありえないような気温になったり、地震が起こるはずもない地域で起こったり。。。

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キリスト教圏においてテロが起こりやすい時期というのは、たしかに12月だろう。

12月23日、24日のクリスマス前には帰省する人がどっと増えるし、またクリスマスの買い物で多くのショッピングセンターなどはひどい混雑ぶりだ。

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私も22日にちょっとした用事のため、めったに行かないショッピングモールに出掛けたところ、すごい混雑ぶりに圧倒されてしまった!

どこも駐車場がいっぱいで、30分以上探し回っても車は駐車できずに、やってられっか!とぶち切れて用事も済まさずに帰ってしまった。
(←駐車場を見つけるのも30分~1時間、お店に入るのも30分以上待たされるのは当たり前じゃない、あなたは忍耐ってことを知らないの?と、アメリカ人に窘められた。)

こちらの人々は、クリスマスの買い物といったって・・日本のように恋人や家族だけじゃないからなあ。

同僚やら近所の人やらにプレゼントを配ったりすることも多いわけで・・日本でいうお中元、お歳暮も兼ねてるようなところもあるから、ハンパじゃない買い物になるのだ。

もちろんクリスマスディナーのために、食料品店もすごいことになる。
フライドチキンとクリスマスケーキという日本のクリスマスとは全く違うのだ(笑)

supermarkets-xmas2.jpg




当然、それを標的にしたテロだって起こりやすくなる。

クリスマス狙ったテロを阻止、オーストラリア警察発表

ドイツベルリンで起こった大型トラックがクリスマスの買い物客に賑わうショッピングモールに突っ込んだ事件
独テロ容疑者のおい含む3人を逮捕 チュニジア

いくつか日本語サイトにも、この事件を扱ったものがあるんだけど、タイトルが、ドイツ、クリスマス・マーケットを襲ったイスラム教テロと堂々とされているものさえある。



たしかに、テロといえば中東や北アフリカのイスラム圏内でのテロ事件は多いし、また欧米で起こる事件にしても犯人はイスラム系と発表されるのは確かに多いとは思う。

だけど・・・

なんだか、こういったイメージが植え付けられてる気がして・・嫌な気分になる。

イスラム教徒=テロリスト



IS、アルカイダ、タリバン、ハマス、ボコ・ハラム、アル・シャバブなんて名前が登場するたびに、イスラム教徒すべてが、こういったメンバーであるかのように錯覚してそうな人たちも多い。


もちろん、テロリストや殺人者に同情する気なんかさらさらない。


だけど・・少なくとも、

極悪非道なテロ組織を作り上げてしまった原因として、

欧米諸国による身勝手な政策がテロ組織を作る引き金になった・・のは紛れもない事実だと思う。

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中東の歴史から振り返るってみよう。。。


15世紀には東ローマ帝国を滅ぼして、オスマン帝国(オスマン・トルコ)が勢力を持つようになって中東や北アフリカのイスラム世界を支配するようになるんだけど、

君主(パーディシャー、スルタン)の出自がトルコ系で宮廷の言語もオスマン語と呼ばれる言語を使っていたというだけであって、
その他支配階層でさえ、民族・宗教の枠を越えて様々な出自の人々が登用されており、国内では多宗教・多民族が共存していたようだ。

人々は民族や宗派が違っても同じイスラム教徒として比較的自由に平和に共存していて、税金さえ納めてもらえばあとは好きにしていいよ!というスタンスだったようだ。

こちらは以前のブログ記事だが、もっと古い十字軍の時代には中東の文化の方がはるかに進んでいた様子がわかる
   ↓
現代とフリードリヒ2世の時代考察



もちろん、専制君主による民族浄化だとか大虐殺なんてやってないのだ。

そもそも、オスマントルコと呼ばれたけど、統治者側もトルコ民族の国家なんて意識はなく多民族国家だったのだろう。
イスラム圏にとっては良い時代だったのだ。

こちらはトルコのTVシリーズの時代物から↓
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王族の中にも様々な人種の血が入っていて、かなりコスモポリタンだったことが伺える。

Wikiにもこんなふうに記述されてる。
   ↓

事実、オスマン帝国の内部の人々は滅亡の時まで決して自国を「トルコ帝国」とは称さず「オスマン家の崇高なる国家」「オスマン国家」などと称しており、オスマン帝国はトルコ民族の国家であると認識する者は帝国の最末期までついに現れなかった。

つまり、帝国の実態からも正式な国号という観点からもオスマントルコという呼称は不適切であり、オスマン帝国をトルコと呼んだのは実は外部からの通称に過ぎない




しかし・・

◆第1次世界大戦から大きく変わってしまう。

欧米諸国が弱体化したオスマン帝国を分割してしまって、自分たちの都合で勝手に国境線を引いていったのだ。

ここがウチが分捕った地域だから入ってくるなよ、じゃあ、こっちはウチが貰うからね~!、ウチらはここの土地が欲しいから貰うよ! ってな具合に。


◆さらに第2次世界大戦後

アラブ人が住んでいたパレスチナの地にユダヤ人国家イスラエルが建国されて、アラブ人は追い出されることになる。
まあ、これはイギリスが嘘つき外交を行った結果ってのは周知のとおりだけどね。


その結果イスラム世界は大混乱になっていき、民族や宗派の対立が起こってしまう。

スンニ派とシーア派の勢力争い


さらにその後、冷戦時代にも欧米諸国は中東諸国を都合よく利用してきたし、冷戦が終わった後も、さまざまなかたちで介入を続けたのも周知のとおり。

イスラム世界は欧米諸国に翻弄され続けてきたということだ。



もちろん、そんなことはイスラム世界だけじゃない。
前にもブログ記事にしたけど、キューバをはじめ多くの南米諸国だって大国アメリカの奴隷国家にさせられていたようなものだから。
   ↓
コウゾーさんとキューバ
ヘミングウェイの「老人と海」とキューバ

こうやって、欧米諸国に翻弄され続けた結果、イスラム世界で反欧米の思想が生まれてくるのは自然な流れ。
そういった中から、イスラム過激派が台頭してきたってことだ。

南米のカストロ政権が生まれたことだってある意味で似たようなものだろうけど・・。


しかも・・そうなってくると、今度は一部のイスラム原理主義者&過激派たちも生まれてきて、

イスラム教の教えを勝手にねじ曲げて人々を洗脳する。
自爆テロをすれば天国に行けるだとか、天国とは酒池肉林だぞ!といった洗脳教育をして戦闘員に仕立て上げていく。


または、愛する人々を殺された人を利用して復讐心を掻き立てて戦闘員にする、また彼らの中には自主的に戦闘員になったりもする人だっていただろう。


そういったことで世界はどんどん泥沼化になっていく・・・ってわけだね。



おまけに2002年にジョージ・ブッシュさんは、イラン・イラクを堂々と悪の枢軸国呼ばわりをしちゃうし、さらに、追加して、シリア、リビア、キューバまで加えちゃったわけで・・・(笑)

そうなると、国粋主義の一部のおバカなアメリカ国民はそれに洗脳されて、中東やキューバを目の敵にする始末だし、当然、イスラム系過激派だって怒り心頭。

ああ、もう・・ぐっちゃぐっちゃ。

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大昔から世界は戦争の歴史であり勝者によって作られてきている。

それにしても、

勝者となった国のトップがあまりにも貪欲で愚かだと・・世界はとんでもないことになる。


まして、それが大国で世界に対する影響力が大きければ大きいほど悪影響を及ぼすことになってしまう。



だからといって、今ここで、アメリカや欧米諸国のせいだ!なーんて非難したところでどーにもならない。


戦争なんて、どこの国にしたってそんなものだと思う。

戦争ともなれば当然非道な行いはついて回るだろうし、狂気に走って殺人狂と化する兵士も生まれるだろうし、また、それが不可抗力の不慮の事故だったとしても・・・たとえば間違いで一般市民を巻き添えにしてしまったり病院を空爆してしまったり・・なんてことだって当然のように起こり得るだろう。


そうなると、今度は国際問題にならないように隠蔽したり敵国のせいにしたり・・なーんて小細工だってする場合もあるだろうし。

とにかくネガティブなものはどんどん雪だるま式のネガティブなものを生んでいく・・ということだ。


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そういえば・・民間機を間違えてミサイル攻撃しちゃった事件なんてのもずいぶんあったはずだ。
そのうちのいくつかは隠蔽されていて表には出ていないって噂だけど・・


はっきりと表に出た事件としては、1988年に起こったイラン航空655便撃墜事件というのがあった。

バンダレ・アッバース発ドバイ行きのイラン航空のエアバスA300B2が誤って撃墜されてしまい、子供66人を含む6カ国あわせて290人の乗員乗客全員が死亡した事件だった



ナショナルジオグラフィックチャンネル(日本語吹き替え)
     ↓


これなんか、敵機か民間機かよくわからないけど、戦闘現場に接近してくる限りなくグレーな飛行機だったけで・・。

不幸なのは民間機側だ、そんなとこで戦闘体制に入ってることさえ知らなかったわけだから。



ところが、アメリカ軍側からすれば、

判断を間違えば自分たちがやられるという危機感、
指揮官としては自分の軍を守らなければならないという責任感

という状況の中でミサイル発射を決断、


ところが、それが民間機だった・・という悲劇的事件だった。


その後、色々な問題点が指摘されたけど・・

●民間機か敵機かをもっと的確にできる機材が必要だったこと
●民間飛行機と軍機の周波数が違うため連絡がとれなかったこと
●戦闘地域がある近くに飛行ルートが設定されていること
●部下の報告に間違いがあった



戦争下という異常事態であれば、それだって難しいことだろう。


自分の命の危険にさらされている状況であれば、恐怖心はヒューマンエラーだって引き起こすだろうし、

たとえ相手が、民間飛行機だよ!と応答したところで、民間飛行機のフリをして攻撃してくる気かもしれない、という猜疑心だって生まれるかもしれない。


しかも、数分の間に決断しなければならないという状況下では恐怖心はますます煽られる


そう、根源的なものは、恐怖心なのだ。

やられる前にやっちまえ!と思うのは恐怖心から生まれた、とっても原始的な自然な感情かもしれない。



そう思うと、これは起こるべきして起こった事件とも言えそうだ。

そして、その結果・・・すべての人を不幸にした。

被害者となり、亡くなった人々、その家族はいまだにその事故を忘れられないだろう。
加害者側のニューマンエラーを起こしてしまった部下、
ミサイル発射を決断した大佐



これらの渦中の人たちにまったくネガティブ意識がなかったとしても、被害者、加害者ともに戦争という異常事態はネガティブな状況を作り出してしまうものだ。

そして、人間社会のならいとして、そのあとは必ず原因を探り責任の所在を突き止めるようとするものだ。


ところが、最終的にこの事件では誰も責任を取らされることにはならなかったのだ。

そうなると、間違って殺されてしまった人たちの家族の心情はどーなんだろう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「限りなくグレーで、自分がやられるかもしれないって状況であってさえも・・もし、ほんの数ーパーセントでも民間人たちを殺すかもしれない確率がある場合は、やめるべきだったんだよ。
だって、自分たちは軍人なんだもん。

その結果、自分たちの判断が間違えていて、相手が民間機を装った戦闘機でそれによって殺されちゃったとしても・・民間機を間違って攻撃してしまうくらいなら自分たちが死んだ方がマシって思わないのかね? 軍人ならばそっちを選ぶべきなんだよ!」



「そんなふうに思えたらね、そもそも軍人になんてならないよ。
それにね、そもそも・・そうゆう考え方をする人たちは戦争なんて起こさないよ。」


ホセはそう言った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2016年も終わる今、今年の事件の数々が去来する。(←まだ終わってないんだけど。)


たしかに・・悲惨なニュースばっかりではあったけど、ただの嫌悪感や恐怖心だけで捉えたくはないなあ・・と思う。



別に戦争だとかテロに限ったことじゃないんだけど・・

人って悪いことが起きると・・・恐怖や後悔、罪悪感、嫌悪感なんてものばかりを持ってしまいがち。
または、誰かを恨んだり責めたりしがちになる。



でも、そんなものは・・なーんにもならない!


大事なことは・・今後自分がどうすべきか! どう生きるか!

それしかないような気がする。

そうなれば・・ネガティブな連鎖はストップして必ず明るい未来が築ける気がする。
自分も世界も。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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