アメリカのオーガニックフードと口当たりの良い言葉について

「あなたは、以前、NY州の田舎の方で暮らしてたそうだけど・・食べ物に困らなかった?
だって、ロサンゼルスと違って日系スーパーだってないようなとこでしょう?
ご苦労されたんじゃないかしら?」


これは今年アメリカにやってきたばかり、という駐在員の奥様からの質問だ。



たぶん、こういった質問をする方は日本の食材が買えないようなところには住めない人たちなんだろうなあ(笑)

また、なぜだかロサンゼルス付近に住む日本人には、こういう方々が多い。


あ、そりゃそうだ!@ だからこそ、彼らはロサンゼルスに住むんだろうから~(笑)

ロサンゼルスでは、ほとんど日本と変わらずに日本のモノが手に入る、日本人が多い場所。
したがって、日本と変わらないような日系スーパーもある。




しかし、私自身は日系スーパーが無かったとしても、特別不自由だとは思わない。
逆に食生活に関しては、私はアメリカに住んでよかったと思っている。



アメリカに住んで初めて知ったこと
    ↓
●日本の加工食品は手軽だけど添加物だらけ。
(ほとんどアミノ酸等か、それに代わる添加物を入れている)



それまでの私は、アメリカの食生活といえば、ハンバーガーなどのファーストフード、見事なまでの人工的色彩のお菓子類、などがアメリカだと思っていた。

こんなもん、見ただけで勘弁! 恐ろしくて食えたもんじゃない!と(笑)
   ↓
captain-america.jpg


毒々しいような赤、青、黄、ピンク、紫など・・の着色してあるような菓子類など、多くの日本人は敬遠するだろう。

それに比べて日本のスイーツは見た目にもナチュラルで美しい!
cake3.jpg


だからつい、日本のものの方が美味しいし体にも良い!と思い込んでしまいがち。



しかし・・添加物を調べてみると、あのアメリカ国旗色のケーキですら・・日本のケーキよりも添加物が少なかったりするそうだ。

日本のスイーツ、ケーキ類などは、たとえデパ地下で売ってるような、ちょっと高級スイーツ類であってさえも、添加物たっぷりなことが多いと聞く。

とくに、クリスマスケーキは要注意らしい。

ほとんどが1か月前くらいから作り置きして冷凍保存しておくのに、食べるときはクリームはなめらかだし、ホイップクリームの角はピンと立ったまま。

自分でケーキを作った人ならばわかるだろうけど・・・んなわけないだろ!

時間がたつうちに、クリームはなめらかさはなくなってくるし、形も崩れるし味も落ちる。
そもそも、生ケーキなんてものは日持ちするわけがない。


そのために、乳化剤、リン酸塩、保存料、膨張剤などを使うというわけだ。

たしかに、工場で作ったあと、輸送中に揺られるハンデを軽減するためにも、お手軽な添加物は欠かせないんだろうなあ。

ま、なるべく無添加のスイーツを買いたいと思うならば、日持ちがしませんので今日中に!というお店から買うことが一番かもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・

たまたま、ケーキ、スイーツの話をしたけど、もちろん、これだけではない。

ほとんどの日本のレトルト食品、ハム・ソーセージなどの加工食品、さらに調味料の醤油やみりんでさえ、みりん風調味料なんて書かれていて、本物の醤油やみりんでは無いものがあるんだから・・これには驚きだ!


一方、アメリカのハムやソーセージは塩がキツくてしょっぱくてやだ!と最初は思ったものの、今では添加物を少なくするかわりに塩を多く使うと聞いて、ひどく納得したものだ。



こういったことを、日本に住んでいた頃には気がつきもしなかった。
日本のものは薄味で高品質で美味しいものが多いと思ってたくらいだから。

長年アメリカに住んだ頃、日系スーパーから購入したという冷凍餃子をもらったことがあった。

それは冷凍餃子にしても、なかなか高級な部類のものだったと思うが・・・焼いて一口食べたとたん、妙な甘いような・・ちょっと嫌な味を感じて食べられなくなってしまったことがある。

たぶん、それはアミノ酸系の添加物の味だったんだと思う。

おそらく、日本にいたときの私だったら、まったく気がつきもしなかっただろう。
こりゃあ、冷凍なのに美味しいなあ!とさえ思ったことだろう。


添加物だらけを食べ続けると味覚は麻痺してしまうのかもしれない。

私の場合、長年のアメリカ生活のおかげで、いつのまにか味覚が正常に戻ったのかもしれない、とつくづく思う。




そんなわけで、私は近所にあるくせに、日系のスーパーには滅多に行かない。

唯一、NIJIYAというオーガニック系を多く置いている日系スーパーがあるのだが、そこから生鮮食料品やいくつかお気に入りを購入するくらいだ。



そういえば・・・オーガニックという言葉は、日本でも良く耳にするらしい。

ところが、日本のオーガニックは、かなり価格が高いらしい。


以前、日本に住む友人と電話で話たときのことだ。

「最近、体調を悪くしたんで食生活に気をつけよるようにしているんだけど、何を中心に食べたらいいのかな?」

と、聞かれたんで、

「なるべく加工品はやめて、オーガニックな食品を買うようにしたら?」 と言ったのだが・・・。

「冗談じゃないよ! オーガニック食品なんて高いんだよ!とってもじゃないけど毎日食べられるわけないし、そもそも近所で手に入らないよ!」


「え、日本はそんな事情があったの?」

「そうだよ~。それにねえ・・オーガニックなんてただ高くして儲けるだけの商品って噂もあるよ。
別にオーガニックじゃなくったってさ、食品産業とか厚労省なんかがちゃんと検査して、その検査基準で安全としてるんだからさ、さほど悪いわけじゃないだろうよ。」


これは・・・多くの日本人の考え方なんだろうか?

「オーガニックにこだわるのは自由だけどさ、そんなの金持ちの道楽なんじゃないの?」

そのとき、私はあらためて日本の事情というものを思い知らせれた気がした。


アメリカでは、近所のフツウのスーパーマーケットでさえ、オーガニックコーナーがあって簡単に手に入るのだ。

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しかも、

青ネギ一束が1ドルだったら、その隣のオーガニックの青ネギが、せいぜい1ドル20~30セントくらいの値段だ。
ビンボーな私でさえ、決して買えないような値段じゃない。

以前、初めてオーガニックジャガイモを食べたとき、

なんだこりゃ! うまいぞ!@
今まで食べてたジャガイモっていったいなんだったんだ?
・・・と感激したことがあった。

starchy.jpg
ちなみに、真ん中の、このオーガニックのジャガイモは5lbバック(約2.27キロ位)で、3ドル49セントだった。

アメリカはずいぶん物価が上がって何でも高くなったのだが・・それでも日本よりは安いんじゃないだろうか?
非オーガニックじゃがいもは、もっと安いんだから(笑)


だいたいのスーパーで、オーガニックのものはさまざま置いてある。

野菜、肉類、ナッツ類、塩、ビネガー、乳製品、豆腐、缶・瓶詰めなど、ありとあらゆるものだ。

オーガニックとは、化学肥料やケミカルな農薬を使わないもの。
その土壌で2,3年前から化学肥料を使ってないこと、遺伝子組み換えの種は使用しないもの。
畜産物の場合は飼料も有機であること、など様々な基準がある。
オーガニックと表示できるのは、認定機関によって認定されたもの。



ただし・・・オーガニックブームも、すべてアメリカ全土というわけではない。


事実、貧困層が多く住む地域で、メキシカンマーケットに行ったことがあったのだが・・そこではオーガニックなんて売ってなかった(笑)

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ただし、すべての商品の値段はものすご~く安いし量も多い。
ひき肉があまりにも安かったから、つい喜んで買ったところ・・・なんじゃこの味は?

ということは・・・今、アメリカで非オーガニックや添加物たっぷりの入ったケミカル食品を食べている人は、ほぼ貧困層だけかもしれない。 (あまり貧困層なんて言葉は好きじゃないけど・・・)

あまりにも低賃金のため低価格でしか食品を買えない人。
貧しい理由などで、教育があまり受けられない人。(教養が無いために知らない人たち)




彼らが決まって望むものは、

●少しでも値段が安くてカロリーたっぷりの加工食品。(ただし栄養価は低いんだけど・・たぶん気がつかない)。

●見た目がとっても魅力的な、カラフルで日持ちがするスイーツ類(上の写真にあったような・・原色がきれいだと思ってるから)

●広い畑に飛行機で農薬をたっぷり撒いて育った穀物や野菜類(なんといっても、それが一番安いからね~。)




もっとも、一昔前のアメリカは、別に貧困層に限らず、それが一般的だったようだ。

だからこそ、アメリカの食事はひどいとか・・言われ続けてきたんだろうなあ。(笑)



ところが今や・・彼らの意識は大きく変わりつつある。

どこのスーパーでも(貧困層地域は除いて) オーガニック商品が置かれるようになったくらいだし、置いてあるということは、それだけ売れているからだ。

それは、大きく意識が変わったということだ。


逆に、日本人は昔から健康志向だと言われるくせに・・・なぜ、アメリカのように手軽にオーガニックフードが手に入らないのだろう?

それでいて、

・・オーガニック、無添加、ナチュラル、エコロジーという言葉に弱いらしい(笑)
事実、そういったキャッチフレーズのついたものは良く売れるそうだ。


きっと・・そういった言葉が好きなだけなのかもしれない。

そいういった言葉が使ってあるだけで、体に優しくて良いものという気分を味わえるから、それで満足しちゃう?

そういった国民性なんだろうか?



アメリカという国は、高等教育を受けた人と低所得層との意識の差が、ひどく大きいうように思う。

教育を受けている人たちは、自分でオーガニックについての論文を読んだり、添加物について調べたりした結果、オーガニック志向になっていく。 
また、それによって政府や地域団体へ反対運動を起こす人々も多いのだ。

つまり・・とっても現実的な思考を持っていると言える。

そのおかげで、今や、多くのスーパーで低価格のオーガニックフードが並ぶようになったのだろうけど。

決して、オーガニック、無添加、な~んて言葉だけで良い気分になったりしない国民性なんだろう(笑)

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ところが・・・

さきほどの私の日本の友人だって、某有名大学の大学院まで出た人なのだ。

健康にもっと気をつけたいと言いながらも、オーガニックなんてわざわざ高く売りつけるだけのものなんじゃないか?とか、厚労省が安全だって言ってるんだから非オーガニックだって問題ないさ、と思い込んでしまうのは、なんで?

・・・と不思議な気がする。

それだけの学力や知識があるんだったら、まずは、自分で調べてみればいいのに~、と思う。


きっと彼は、

いまだにトランス脂肪酸、アミノ酸等も気にしないだろうし、ひょっとしたら、そんな言葉すら知らないのかもしれない。

世界の状況がどうなっているのかも知らないのかもしれないだろうし、

添加物入りの食品が大量に出回るオーガニック後進国「日本」と呼ばれている現状さえも。


今や、食べるプラスティックとも呼ばれるトランス脂肪酸は、多くの国で使用が禁止されている。
こちらでは、MSG(アミノ酸系調味料)不使用が、レストランやファーストフードでさえ、うたい文句になってるくらいだ。



おせっかいかな?と思いながらも・・日本の食品添加物事情についてや、その成分について、ちらっと話をしたところ、やっぱり、聞く耳すら持ってくれないんだよね~。

そんなことを言ってる学者もいるみたいだけどさ、アンタもそんなものにかぶれない方がいいよ。
そもそも、そんなことを言ったら食べるものだってないさ、

・・・と笑われてしまった。



日本人は、高等教育を受けていようが貧困層だろうが、その意識には、あまり違いがないように思える。


やっぱり、口当たりの良い言葉が好きなだけなのかな?

オーガニック、無添加、ナチュラル、エコロジー、地球に優しい、子供に優しい未来・・なーんて言われると、確かに耳にも心地よい。


そういった言葉がパッケージに書かれてるだけで満足してしまうとすれば・・
そりゃあ、実際にはオーガニックフードなんて一般的には出回らないだろう。

友人が言ったように・・・近所では手に入らないし値段だってかなり高いとなれば、ますます一般には広まらないだろう。


おまけに、日本ではオーガニックという基準さえもかなり甘い規制なのだそうだ。




口当たりが良いものが好き、口どけの良い言葉も好き?

そういえば・・・こちらに住む日本人の方で、自称、健康志向という人が、

私は、毎日健康のために和食を食べ続けている、と言っていた事を思い出した。

それも日系スーパーで購入した梅干しと漬物、カップみそ汁、納豆、ヒジキの煮物などなど。・・・

たしかに、ヘルシーの雰囲気が漂うものばかり~♪

だけど・・・それって、ぜーんぶ、添加物だらけのものばかりじゃないか!!(笑)

それを、毎日食べ続ける!っって?


たぶん、日本食は体に良いヘルシーフードという言葉のマジックに惑わされてしまっているのだ。

(たしかに日本食は健康食だけど・・・それは、日本古来より伝わる本来の材料と献立であれば・・という制限つきなことを失念しちゃってるのだ。)

参考に
自然治癒力が宿るもの


そんな危ないものを毎日食べるくらいならば、私はアメリカのデリで、こういったサンドイッチを毎日買って食べた方がずーーといいと思ってしまう。
    ↓
delisandwich.jpg


一般的に、日本人というのは口当たりの良い言葉だけで満足してしてしまう国民性なんだろうか?
(もちろん違う人たちだっているから、多くの書籍だって出回ってるんだろうけどね~)



若い頃は仕事で残業の日々、つき合いでお酒を飲んで酔っ払って夜更かしして無茶をして働く。
年をとると、健康で長生きしたいと健康志向に走るくせに添加物だらけの食事をする。
オーガニック・無添加という言葉には弱くて表示だけで購入してしまう。
おまけに日本で売られているものに悪いものはないと信じている。
病気になれば病院任せ。



だとしたら・・・

こりゃあ、まずいぞ!

これじゃあ、ますます病んだ人が増えるわけだよなあ。


長寿国日本!
だからこそ、当然、食も安全な国で外国と比べれば健康なはず・・と思い込まされているのかもしれない。


美しい言葉は好きだけど・・私は口当たりの良い言葉は好きにはなれない。
なんだか怪しい新興宗教のドグマにも似ていて、みんなでそれを唱える姿を連想しちゃう(笑)



おじいちゃん、おばあちゃん、長生きしてね!

って言葉ですら、最近は口当たりのいいだけの言葉にしか聞こえなくなってしまった。


なので、私は母にいつも言う。

「長生きなんてしなくていいからさ、死ぬ瞬間まで自分で動けて元気でいること」
「楽しく死ぬことを目指せ」




健康第一
それには、日々の食べ物が一番大事



その言葉ですら、最近では、ただの口当たりの良い言葉にしか聞こえなくなってしまった気がする。


参考に
日本の食品添加物は2015年現在で1500種類を超え、ダントツで世界一

おそろしい食品添加物のはなし10【食品添加物の種類は日本が一番多い】

増え続ける日本の食品添加物、その理由は国際社会からの圧力だった!

日本の食品添加物の認可数は他国と比べて10倍以上!

オーガニック食品って本当に買う価値あるの? いい点と悪い点を比べてみた

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アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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