ラリマーとラブラドライトのブレスレットから

ラリマーという石は、日本では人気のある石だとか。

実は3か月ほど前だったか、ブレスレットの依頼があって、ラリマーを入れたブレスを作ったことがあった。
その方からの事後報告のメールをみて・・ちょっとびっくり!

このブレスがすごく働いてくれたのが実感できた。
結果的に10年付きあってきた彼と別れた!


・・ということだった。

え? 別れたって?

別に、彼と別れさせて欲しい!という願いを込めたブレスレットではなかった。


この依頼人は女性で、相手の方をとっても愛しているし、すでに10年もお付き合いをしているらしい。
もちろん、このまま長く一生つき合っていきたいと思っている。

ただ、たまに・・ふと疑問に思うことがあるという。

私たちは本当にこのままでいいのだろうか?
ひょっとしたら、お互いに別の道へ進む時期がきているのではないだろうか?
それとも二人でいながら、別の道を目指すべきなのか?

自分が生まれてきた本来の使命、役割を教えて欲しい。
それに従って行きたいと思っているから。



というのが、ブレスレット製作にあたっての依頼だった。

そこで、私が考えたのは、ラリマーラブラドライトを中心としたブレス。
それに、クンツァイトを加えたものだった。

ちょっと画像が良くないんだけど・・こんな2連のブレス
      ↓
brace.jpg

なぜ、ラリマーとラブラドライトなのか?

ここで、天然石のスピリチュアル的な働きをみてみると、
注: これらの石の働きはすべて、古代の文献や言い伝えから来ているものが多い

ラリマー
有名なヒーリングストーンでもあり、愛と平和を司る石、そして浄化の石、とされているのは周知の事実。
もちろん、その通りなんだけど・・ここで私が注目したパワーは、それよりも、”変化” を司る石。

●自分で目標をみつけられる
●新しい環境にジャンプできる
●好奇心を刺激し、創造性やインスピレーションを高める

●潜在意識下でのネガティブ意識を排除して愛と理解へ導く。
ここでの愛は、必ずしも個人間というだけではなく、人種、環境などを超えたもっと大きな人類愛も含む。



ラブラドライト
一般的に言われているのは、創造力を必要とするアーティスト向きの石

●霊的能力のアップ
●想像性、直観力、洞察力のアップ
●潜在意識、魂レベルに働きかけて進むべき道を示す

抑圧されたもの、内在するネガティブエネルギーをクリーンにしてくれるという働きもある。



そこで、ラブラドライトを引き金にして本来の魂レベルに働きかけてラリマーによってその方向へ自然に導く、という石の構成を考えたのだった。
しかも、ラリマーもラブラドライトも持ち主を癒し霊的防御という働きもあるので、持ち主にストレスをかけることはないだろうし、

クンツァイトは持ち主とぴったり合う石でもあり、他の石とも相性がいいので、持ち主と石を繋ぐクッションとして使ってみた。

kunzaite.jpeg

クンツァイト・・愛を司る石とされている。
他にも愛の石として有名なのはローズクォーツなどがあるが、クンツァイトの場合は、他者への慈愛という意味合いが強い。
まるで観音様のように、人々に愛を伝える石。



さらに、相手の方にも、ラリマーとラブラドライトを用いた同じコンセプトのブレスレットを作った。

お互いに別れていったということは、天然石のパワーが見事に働いたということだろうか?

それはもう、持ち主が実感すること以外は図りようもない。



この方が言うには、

たしかに別れは寂しいけど、それでも自分の道を歩んでいけるということはとっても良かったと思っています。
彼もまた、同様に感じていると思います。


ということだった。


好きな人と一緒にいれば、なかなか心情的にも、離れて暮らすこと、別の道に行くことなどは難しいだろう。
また長年二人で培ってきた安堵感を超えてステップアップするには、大きな勇気もいることだし不安もつきまとう。

だからこそ、なかなか決心がつかない・・ということもある。

石にはそれをバックアップしてくれるパワーがあるということだろうか?

ふーーむ。

今さらながら思ってしまう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


石は大昔から、人々に神聖なパワーがあると信じられ、多くの場面で使われてきている。
旅の安全や身を守る石としたり、神に豊作や豊穣を祈る際に使用したり、神との交信や、病気の回復や療養のための石であったり・・さまざまな石が使われてきた。


聖書など古典文献にも登場するし、古代エジプト、古代中国、古代イスラム諸国でもパワーストーンは何らかのかたちで聖なるものとされてきた。

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先日のブログ記事でもアップしたけど・・ツタンカーメン王のスカラベの飾りがリビアングラスだったように。
   ↓
黄金虫らしき虫を発見して古代エジプトの神を調べてもまだ決心がつかない

リビアングラスには、復活・新生、神通力、魂の旅へいざなう、というような意味があるそうだから、聖なるスカラベに使われたのも、ちゃんとした意味があり、思いが込められていたことだろう。

もちろん日本でも神聖なものとして、古代より、翡翠、水晶、瑠璃などは特に使用されていた。

とくに、王族や貴族たち、時の権力者たちは、高品質なものを磨き上げて宝石として用いてきたわけだし、それを権威の象徴としても使ってきた。

しかし、王族・貴族だけではなく、どうやら一般庶民も使っていたようなのだ。
身を守るお守りとしたり、呪いのときに使ったり、またある時は、石を粉にして薬として使ったり。

もちろん、それは自分の地域で入手できる石に限られていたことだろう。
たとえば、ネイティブアメリカンたちが、ターコイズを多く使用したのは、彼らがその産出地に住んでいたからだし、そしてターコイズが大きなパワーを秘めた石だったからに他ならないだろう。

Medicine_Wheel.jpg

...........................................................

面白いことに、いつ頃からか日本では天然石ブームになり、「パワーストーン」なんて言葉まで生まれてしまった(笑)
1990年後半?ごろだったのかなあ?

それまでは、天然石と言えば宝石、それ以外は、宝石になれない価値の低い石で、せいぜい、半貴石なんて呼ばれていたようなものだったのに。


「スピリチュアル世界」なんてのがブームになってくると、
ヒーリング、フラワーエッセンス、霊感アロマ、オーガニック自然食なんて言葉も耳にするようになったたし、

今まで価値がなく見向きもされなかった石でさえ、「天使や神のメッセージを受け取れる石」なんてキャッチフレーズで売れるようになったとか(笑)

んなわけないだろ!
石を持っただけで、天使や神のメッセージが受け取れるくらいなら、そりゃ、みーんな霊能力者だ!
(笑)


そのうち、高品質という言葉を多く目にするようになった。
特に日本人は品質にこだわるといわれているからね~。

グレードをつけて、Aグレード、Bグレードなんて具合に。
日本のパワーストーンサイトでは、Aを5個もつけた、AAAAAグレードとか、SA(スペシャルのAって意味だと思う。)なんてグレードまでつけている商品も多い。

消費者がそこまでグレードにこだわるせいなのか、それとも、販売者がグレードにこだわらせて買わせようとする意図があるのか、そこはわからない。

不純物が混じっていない石、透明度、色合いなどが、グレードの基準になるのはよーくわかるけど・・そもそも天然石ってのは、長い年月をかけて出来上がったものだし、自然の中から掘り出されるものなんだから、不純物が混じってる方が当たり前。

魚の白身部分だけを食べて、皮や頭や尻尾部分を捨てるのと同じって気がしてくる。

それでいいのか?


また、グレードにこだわる余り、今度は多くの偽物も出回るようになる。

とくに、希少価値が高くて値段の張る石には偽物オンパレードだ。
そのうえ人気があるとなれば・・もっともっと、偽モノ石が出回ることになる。

パワーストーンでいえば・・特に、ターコイズ、ラピスラズリ、ラリマーなどかなあ。


ちなみに、ラリマーの原石は、こんなものだ
   ↓
larimar6a.jpg

原産地ドミニカで、海のように淡いブルーでうっすらとした白い波を思わせるようなもので、しかも不純物が無く透明度のある原石が最高なんだけど・そんなのをみつけるのは至難の業。
もともど産出量が少ない上に枯渇してきているし、最高品質のラリマーは全体の3~5パーセント程度しか採れないという。

10㎜玉一粒でさえ、ン万円もすることになるだろう。

もちろん、お金に糸目をつけないコレクターならば、そういった逸品を探し求めるのも悪くない。
だけど、一般庶民ならば・・また、石のパワーを目的とするならば・・なんでそこまで高品質にこだわるんだろう?

と、私は思ってしまう。


私が入手する石は高品質にはこだわらない。(実際、私がこだわれるような立場でもないし、そもそも宝石商ではないからね~)

そのため、私が入手したラリマーは黒や茶の部分も混じっているしブルーよりも白っぽいものさえある。

おそらく、日本のパワーストーンショップでは、BとかCグレードの粗悪品とされるのかも(笑)


しかし、私自身は本物・天然物でさえあれば・・パワーは変わりないと思っているし、また、そういったものの方にこそ、まさに自然な風合いの愛着を感じてしまう。 つまり、そっちの方が好きなのだ(笑)


結局のところ、それぞれの人が何に価値を見出すか!ってことなのだろう。


価格というものは基本的に需要と供給バランスで出来上がっているわけで、

◆有名人が身に着けていたことで価値があがった石(ラリマーも・・そうらしい。)

◆あるヒーラーが素晴らしいといったことで価値が跳ね上がってしまった石(アゼツライトとかシャーマナイトとか)

なーんてものある。

アゼツライトなんて、もともとは濁った水晶の仲間で、ぜーんぜん価値なんてなかったのに~(笑)
そもそもアゼツライトなんて命名すら、なかったはず。。。


そもそも、パワーストーンというのは、その人が一番必要とするときに必然的にやってきてバックアップするものかもしれない。
ふと、最近は、そんなことを思うことも多い。

たとえば、恋人と別れたという私の依頼人のケースにしても、

●もともとは、彼女の心の中にくすぶっていたこと(恐らく、彼の心の中にも・・)
●なぜか私に依頼がきた
●私が考えた石の構成
●たまたま、その石のすべて私が入手できたこと(いつも、すべての石が入手できるとは限らない)
●彼女の潜在意識をくみ取って石が働いたこと


といった一連の偶然は、もともとは彼女の無意識のパワーが呼び寄せたことかもしれない・・なーんて、これはいかにもスピリチュアル的思考かもしれないけどね。

なんとなく、今までの経験上、

依頼人が第六感(霊感?)がより働く人で、真摯に物事を願っている場合(利己的望みが強い場合はあまり働かない)は、より石も働くという傾向があるように思う。


つまりは、依頼人が無意識ですべてを選び取った結果なんじゃないだろうか?

石の選択も、また、私に頼んだことさえも・・、そして私がその石を選んだこともさえも。



パワーストーンに何かを願うならば、また、その働きを最大限に活用したいと思うならば、心をまっさらにして真摯に願うこと。

たぶん、これだけなのかもしれない。
古代の人々のように。


ついでに、もうひとつ、注意事項をあげるとするならば・・

すべてのパワーストーンが味方だと思ってはいけない!

とくに、石とか人形(人型のもの)には、念が籠りやすいという。


たとえば、パワーストーンの場合でいえば、ネックレスやブレスレットなどは、人の手で作られたものだ。
その人の念が籠ってしまうことは多々ある。

それが、心底から持ち主の幸せを考えて製作してくれたとは限らないわけだからね~。

あ~やってられないよ!また、こんなものを作るために残業かよ~!と、ブーたれて作ったかもしれないし、昨夜、親子喧嘩をしてイラついていた時かもしれないし~。



私自身は、絶対に自分がネガティブな気分のときは作らないことにしている。
もちろん、病気のとき、体調がすぐれないときも。

誰かの依頼で作るにしても、申し訳ないけど・・もしも、私の状態が悪ければ良くなるまで待ってもらう。
悪い気を入れた作品なんて、ぜーーったい嫌だからね~。

そして作るときは、気に入った作品を楽しくウキウキと作る。
もちろん、出来上がったものは念入りに浄化して、直接自分の手で触らないようにする。

たとえ、良い気であっても、自分の念が入ったものは嫌なのだ。


なので、よくあるけど・・「こちらのパワーストーンは気入れでお届けします!」なんてのは、私にとってはもってのほか!

いくら、人格者のヒーラーの気であっても、また、いくら幸せを願う気であったとしても・・私は、どうも・・そういったものは苦手だ。

本来、気は持ち主の気でなければならない、と私は思っているから。


とにかく、
パワーストーンに限らず悪い気の入ったモノにはご用心あれ!


とくに最近のように、あっちここっちでパワーストーンが溢れている昨今、見分け方は、最終的には自分の感しかないんけど・・


私の場合は間違っても、「天使や神のメッセージを受け取れる石」なんてキャッチフレーズを使ってる店からは買わないし、有名ヒーラーやら、スピリチュアルワークショップなどのご推薦の店も避ける(笑)
(営業妨害をする気はないし・・これはあくまでも私の所感)

あまり宣伝していない店で、天然石を仕入れて販売してるだけのシンプルな店か、数珠ならば、フツーの仏具屋で買うかな。



パワーストーンというものは、まさに、諸刃の剣みたいなところがあって、良いことだけではない!と思うのだ。
よろしくない念が入ったものを身に着けるくらいなら、なーんにも持たない方が絶対いいはず。


それを見分ける自信がないならば、むしろ持たない方がいいのかも(笑)

自然の中で美味しいものを食べて楽しく暮らしていれば・・そんなものは、日常的には不要な気さえする(←おいおい!)

自分に明るいパワーが充電していれば、願い事も自ずから叶うものだし魔もよせつけない!



そうはいっても・・私は、パワーストーンは大好きだし、ヒーラーも、ヒーリング、フラワーエッセンス、アロマ、オーガニック自然食も好きだ。

天然石はとくに、神秘に満ちていることも確かだからね。

ラブラドライトなんて石は、グレー一色でつまらない石なのに、光に当たるとさまざまな色も見せる。
ブルー、イエロー、オレンジ、ピンクなど、まるで蝶の羽のような色合い見えることもある。

詩人のエマーソンがこんなことを言ったことでも有名だけど、

"A man is like a bit of Labrador Spar, which has no luster as you turn it in your hand until you come to a particular angle, then it shows deep and beautiful colors."
人間は、ラブラドル・スパーのかけらのようだ。手にとってひっくり返しても何の輝きもないのに、ある角度に傾けるや、たちまち深く美しい彩りをみせる


たしかに、石は不思議だ。

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だからこそ、自分でも作るし人の依頼も受けてるわけだからね~。

でも、パワーストーンブームは、どうも好きにはなれない。

それは、人々の悲しいあがきに見えるからだろうか?

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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