映画から学んだ恐怖心について

なーんなく寝る前に映画でも見るかな~って気分になって・・動画をダウンロードした。

そうゆうときに見る映画は、決して感動の名作でなくてもいいのだ。 

感動的過ぎて、すぐに眠れなくなっては困るし(明日は早起きをしなきゃだし)・・かといって、あまりの駄作で最後までみる気力が失せても困るしなあ・・

最後まで見ることができて、まあ、楽しめたな!って映画がみたい!
後々心に残る映画でなくていいのだ!

なんだそりゃ! 結構、難しい条件かも(笑)

そこで、みつけた映画

ウィル・スミスの映画だった。
    ↓
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タイトルは、アフター・アース

時は30世紀、近未来の話なんだけど・・地球を滅ぼしてしまった人類が新しい惑星に住んでいる。
ノヴァ・プライムとかいう星で、そこでは、その星の先住民たちが後から侵略?してきた地球人を滅ぼすために、アーサという怪物を作り上げた。

こんなヤツ↓
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とっても巨大な怪物で、視覚も嗅覚もないくせに、人の恐怖心を察知して攻撃することが出来る。
人は恐怖を感じると、恐怖心のフェロモンを発するそうだ。
それを、この怪物は敏感にキャッチして、その対象を襲う。

そこで、人々を守るためにレンジャー部隊が活躍しているのだが、ウイル・スミスの役どころは、レンジャー部隊の最高司令官、
名前はサイファ・レイジ

サイファ・レイジは、恐怖心を消して「アーサ」と戦うことができるし、今までにも数多くの人々を救った伝説級のレンジャーである。
この恐怖心を消す術のことはゴーストと呼ばれていて、いかに優秀なレンジャーであっても、なかなか持てる技ではないそうだ。
レンジャーの中にも、ほとんどいないらしい。

で、レイジ司令官には、13歳になる息子がいて、彼、キタイ・レイジもまたレンジャーの訓練生。
成績優秀な訓練生で、パパのような立派な男になりたい!立派なレンジャーになるんだ!と、頑張るものの・・父親との間には確執がある。

レイジ一家には、昔悲しい出来事があり、両親の留守中にアーサが侵入し、幼いキタイの目の前で姉が殺される事件があった。
姉の起点でキタイは助かったものの、父子ともに、心のしこりとなっている。

さて、レンジャーの卒業試験で、成績優秀であったにもかかわらず、キタイ・レイジは不合格。
精神面での未熟さが原因らしい。

サイファ司令官は引退前の最後の任務に、そんなキタイを宇宙船に乗せて同行させることにした。

宇宙船内には生け捕りにされたアーサが厳重な檻に入れて積んであり、キタイは恐る恐る近づき、クルーからの説明を聞く。
ゴーストになるための訓練に使われるのだとか。

そんなもの、積んでくなよ!
怖っ! 

キタイには大きなトラウマになってるだろうからね~。


ここで、宇宙船に問題発生!
無数の小惑星群の衝突に合い、宇宙船は深刻なダメージを負ってしまう。

そこで、やむなく偶然近くにあった第一級隔離惑星(不時着するには危険な星ですよ~!と分類されてる星)に緊急着陸を試みる。

が、宇宙船は真っ二つに折れて墜落。

生き残ったのはレイジ司令官と息子の訓練生だけ。
しかも、パパの司令官は足に大怪我をしていて歩行は困難。

助かる道は、キタイが船尾にある、ビーコン(救難信号を発信できる装置)を取りにいくことだけ。

ところが、ビーコンのある発信機がある船尾は100km後方に墜落している。
サイファはキタイに、通信装置や武器、医療器具などを託して、常にモニターできるようにする。
そして、キタイは危険な惑星に踏み出していく。

いかにも、ありがちなストーリー展開だね~。

しかも、この危険な惑星こそが、かつての地球という設定。
1000年の間に危険動物が支配し、夜になれば北極南極並みに気温は低下する過酷な星。

そこで、さんざんなトラブルに見舞われながら、なんとかキタイは船尾にたどり着く。


ここからが・・最後の見せ場!

なんと宇宙船に積んであった、あの、アーサの檻がカラ!
ヤツは生きてる?・・・しかも、生き残ったクルーが襲われたらしい死体が転がってる。。。

しかも、せっかくみつけたビーコンが作動しない。
おそらく、火山の噴煙によるイオン層のせい?

どうすりゃいいんだよ??

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そうだ!
火山の山頂から救難信号を発信すればいいのかも?

しかし、やっぱり・・道中でアーサが襲ってくる。

キタイは、殺害された姉のことを何度も回想する、そして恐怖を克服した父の話も。

父、サイファが、アーサに襲われて水中に落ちたとき、

水中に自分の血が流れていく様子がなぜか美しく見えた。
同時に、「こんなとこで死んでたまるか」との思い。
それが重なったときに、いつの間にか恐怖心が無くなっていたのだ。

そして息子に語ったことがある。
”Fear is not real. It is a product of thoughts you create.
Do not misunderstand me. Danger is very real.  But fear is a choice.”


恐怖は現実ではない。おまえ自身が作り上げたものなんだ。
危険は確かに現実に存在するものだ、しかし、恐怖は己で作り上げたものだということだ。
それを一緒にするな。
恐怖心は自分次第だということだ。


キタイは、アーサに襲われ、今絶体絶命のピンチの中、それを回想する。

降り注ぐ火山灰の美しさを目の当たりにして、キタイもまた恐怖心が消えていく。

恐怖心が消えた今、アーサにはキタイの存在が見えない。

キタイは立ち上がり、アーサと戦い見事に倒す。
もともと戦闘能力はある優秀な子だったからね~。

キタイはビーコンを発信して、二人は無事に救助され、親子は抱き合って・・ハッピーエンド。



こーんな映画だった。

ウイル・スミスが実の息子との共演で、しかも監督はシックス・センスのM・ナイト・シャマランってことで、そこそこの話題になった映画らしいけど、まあ、評判もそこそこだったようだ。


ただ、これを見たとき、私は・・

あれれ~、なーんかこれって、シンクロニシティー?ですか~!

と、思ったのだ(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、つい2-3日前に友人から、

「私は子供の頃のチャイルドアビューズのトラウマがあって、恐怖心をなかなか克服できないでいたんだよね。」
って、話を聞いたばかりだったからだ。

「大人になっても心の底には、対人恐怖症みたいなものがあって、恐怖心のせいか、私は、怒りっぽい感情も多く持ってたんだよね。
怒りの感情って、恐怖の裏返しみたいなものもあったかもしれない。」

「それじゃあ、若い頃は、心穏やかに過ごせなかっただろうね?」

「そう、何をやってもダメって時期だった。 努力して一生懸命やってても悪いことばかりが起こるんで・・
私は何も悪いことはしてないのに・・なんで、悪い状況ばかりに陥るのか?っていつも思ってた。
きっと、私は生まれつき不幸を背負っていて、神様には見放された人間なんだろう!って思ってたんだ。」

「それで・・いつから、運が変わったの?」

「恐怖心を克服したときから!」

「え? はっきりわかるの?」

「うん、私の場合、原因はそれだったことがはっきりわかるよ! 
恐怖心を克服すると同時に怒りの感情も消えていったし、怒りの感情っていうのは、私の場合、恐怖心の防御手段だったってことにも気がついたんだ。
それから、すべてがうまく回りだすようになったんだ。」


この人は若くして両親を亡くし、一人で生活面でも苦労し続け、人には騙されたりひどい目にあったり・・大変な苦労をしていたそうだ。

ところが、だんだん運が上向きになっていき、良い仕事に恵まれ出世してマネージャになり、また良き伴侶にも恵まれたのだった。


ふと思う。

恐怖心は自分の心が作り出すだけのもの?


ところが作られた恐怖心は、波動となって・・怪物を作り出してしまう。

アーサのような(笑)

そういえば・・幸せな脳にするためには、恐れ(FEAR)と自己不信(SELF-DOUBT)を克服することだったよなあ。

以前のブログ記事 →脳が幸せを感じるしくみ

それをふと思い出す。



映画では、アーサは恐怖のフェロモンを感知して人を襲う怪物だったけど(笑)

しかし、恐怖心だって大切なものには違いない。
無駄なものが備わっているはずはないのだから。

恐怖とは喜びや怒りと同じく本能的な感情の一つ。

研究によれば、脳にはストレスセンサーと呼ばれる視床下部室傍核(ししょうかぶしつぼうかく)という神経の塊があって、

痛みなど肉体的ストレスや恐怖などの精神的なストレスを感じると、このストレスセンサーが刺激され、ストレスの種類に適用した回避信号を放出するそうだ。

恐怖の場合、アドレナリンが分泌され心拍数が上がることで心臓の働きを活発化し、体を動かす筋肉に血液を集中的に送るようになる。

その結果、運動能力が上がり、逃げるか戦うかといった体制が整えられる。
生理学の用語で、闘争・逃走反応と呼ばれる



なるほど~。

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恐怖を感じなければ、闘争・逃走反応ができなくなるだろうし、生命危機にさらされることもあるわけだし・・
だからこそ、人間を含む生物たちには生き残りのために、恐怖という能力が備わったんだろうね~。


ところが、恐怖心は誤った方向に働いてしまうこともあるわけで・・最近ではそっちの方が多いのかも。


そういえば、犬の場合でも、ただ大きな犬に吠えられただけで怖さのあまり失神しちゃうというワンコがいる。


その話は、以前に・・老犬を保護して思う、松果体とアルツハイマーという記事に登場させた、クマちゃんという犬だけどね。
     ↓
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恐怖心の本来の使い方として、

逃げられるなら、まずは逃げる・・もしも、絶対絶命で逃げられない状況ならば必死で戦う(アドレナリンが出てるから火事場のバカ力状態で戦えるはずだしね~)



というのが、おそらく正しい恐怖心の使い方。

ところが、何もせずに、ただ・・失神しちゃうんだったら、
そりゃ、なーんにもならないどころか逆効果だろ!

しかも、恐怖心といっても、クマの場合は、大きな犬に金網越しで吠えられただけだ!

そもそも、クマに対して大きな犬たちが吠えたとは思えなかったし・・、
だいたい、金網があるんだから犬は襲ってこれない!ってことが、どーっしてわからんのだ!

おまけに、

二度までも同じ状況だったのに・・ちーーとも学習しない。
きっと、クマは何度同じ状況になっても、失神しちゃうだけだろう。。。(学習能力の無い犬)

人間も動物も学習していく生き物だ。

置かれた状況判断。
過去の経験からの学習。


ましてや人間ならば、自分の恐怖の原因を探ることもできる。

原因が究明できれば、恐怖心はなくなっていくものだ。

もっとも、この映画の中では、恐怖心を無くす引き金になったのは、美しさを感じることだった。

そうか~!

学習能力が無いクマちゃんには、恐怖の瞬間に美の感動を与えてあげればいいのか!

でも、どうやって?

もっと難しい・・・。

もっとも、クマの過去がわからないので、ひょっとしたら・・気の毒なことに、子犬だった頃の大きなトラウマがあるのかもしれないが・・。



さらに、もうひとつの問題!
人(犬でもなんでもかな?)が恐怖を感じたときは、恐怖のフェロモンを周囲に発散する?のだろううか?

フェロモンというのは、最近では異性を引き付けるためのもの、と考えられているようだけど・・必ずしもそうとは限らないようだ。


主に昆虫や哺乳類の中で、特に同種の他個体に作用して行動反応や内分泌反応を引き起こすものはフェロモンと呼ばれる物質を発散しているそうだけど・・なかなか、いまだに解明されてない部分も多いとか。

たとえば、母子間の個体認知、雄雌の判別、縄張り行動、社会的序列などもフェロモンによるところが多いそうだ。

現在わかっている部分では
    ↓
●性フェロモン
成熟して交尾が可能なことを他の個体に知らせ、また、それを追って異性を探し当てる。

●道標フェロモン
餌の在り処など、目的地から巣までの道のりにフェロモンを残し、その後を他の個体に辿らせるために分泌される。

●集合フェロモン
交尾や越冬などのために仲間の集合を促すためのもの。
          
            
●警報フェロモン
外敵の存在を仲間の個体に知らせ、集団全体での攻撃、あるいは逃避のシグナルとして使われる。

●階級フェロモン
ハチやアリなど社会性昆虫は階級分化物質や女王物質と言われるものによって、階級社会の形成と維持するためのもの。
女王バチが発する女王物質(queen substance)は、他の雌の卵巣の発育が抑え働きバチとしての行動を起こすように働く。



何らかの物質ではあっても、必ずしも、人が感じ取れる匂いとだけは限定できないようだ。
むしろ、人には匂いを感じない匂いであることの方が多いらしい。

匂いというのは、鼻を通して脳で感じる五感のひとつだけど、そこには、なんらかの匂いの粒子があるからだし・・
粒子が物質であり波動であるとすれば、人には感じられないフェロモン?ということにもなりそうな気がする。

だけど、アーサは感知する(笑) ←またも話がそこかよ~!



大した映画だったとは思えないんだけど、やっぱり、私には、何らかのシンクロニシティーを感じる映画だったのだ。


誰もが持ってる恐怖心・・対人恐怖症、経済的な不安と恐怖、孤独な死への恐怖、病苦の恐怖、天変地異、幽霊が怖い・。などなど。

無意味な恐怖や怒りを持つな!

アーサの餌食にされちゃうぞ!

クマのようになってはいけないぞ!

というメッセージかな(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後日、ホセにこの話をすると、彼はこんなことを言った。

「クマの頭の中はね、90パーセント以上が食い気だけなんだよ。
ひょっとしたら、恐怖を感た瞬間にステーキでも鼻先に見せれば恐怖心を克服できるかもな。」

「あ、そうか~!
サイファが、絶体絶命の瞬間、美を感じて感動すると当時に、”こんなとこで死んでたまるか”と思ったように、
クマには最高のステーキの匂いかあ!」


この際、どうやってクマに気がつかれずに常にステーキ肉を持参し続ける?という現実問題は別にして・・


どんな人にも犬にも
必ず、恐怖心を克服する方法というのは個々に存在する。

と、私は思う(笑)

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