ハチと神様の訳から世界観へ

金子みすゞの「はちと神さま」という詩については、前にも何度か当ブログで紹介したことがあったと思うけど、

あなたの宗教は? 宗教観は? なーんて聞かれると、つい、私は、この詩を思い出してしまう。


実はまた、こちらに住むアメリカ人にそんなことを質問されちゃったのだ(笑)

honey-bee-5.jpg

はちと神様

はちはお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土べいのなかに、
土べいは町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。

そうして、そうして、神さまは、
小ちゃなはちのなかに。



ところが、これを英語にするとなると・・なかなか難しいのだ。
まったく、日本の家というものを知らない欧米人に伝えるのは難しいってことに気がついた。

一見、とても簡単そうな詩なのに・・・。

このまま訳したところで・・うまくニュアンスが伝えられないのだ。

とくに、「土塀の中に」ってところが・・。
欧米の家では敷地を囲っている壁だとか塀、柵がなかったりすることが多いわけで、まして、土塀なんて言ってしまえば、ますます、???になってしまうだろう。

日本の土塀
  ↓
f9ad29ac.jpg
http://blog.livedoor.jp/ahisats3/archives/51516803.html


典型的なアメリカの家
   ↓
classic-house-with-flower-garden-royalty-free-stock-image-image.jpg

ほらね~、 塀がないでしょ?
無いのが一般的。

隣と隣接してるときは、フェンスで仕切っていることもあるにはあるんだけど・・・。

だからといって、お庭はフェンスの中にってわざわざ言うのもヘンだし~、
そもそも日本とは違って、庭(Garden)というのは花壇のことを言うわけであって、花壇ではない庭はGardenとは呼ばない。
バックヤードとかフロントヤードって言うのがフツウだし・・・。

これじゃあ、せっかくの詩を味わってもらうどころか、お庭は塀の中に、とか、壁の中に、と言った時点で、


ええ? なーんで、ここで壁だとか塀が出てくるんだ?って突っ込まれてしまう(笑)
壁っていうのは、仕切りってニュアンスが強いから。。。

そうなると、もう、詩の世界を味わってもらうことからは、大きく脱線しちゃう。

おいおい、そこは・・突っ込み入れるとこじゃなくって、さらっと流してよ~!と思っても、やっぱ文化の違いによる違和感ってヤツが出てきてしまうのは仕方がない。


で、結局・・私は悩んだ末に、こんなふうに訳してみた。

A bee is in a flower

A flower is in a garden

A garden is in a backyard

A backyard is in a town

A town is in Japan

Japan is in the globe

The globe is in God

And and....God is in a tiny bee.


私の訳、大丈夫だろうか?(笑)
土塀をバックヤードにしたんだけど・・。


それに、最後の部分、そうして、そうして、神さまは、の、そうして、そうして・・ってニュアンスを出すのも、考え出すとかなり難しい。(←私にとっては・・難しいのだ)

やっぱ、映像で見せるのが一番、ってことで、こんなYou Tubeをみつけた。
  ↓


ここの訳では、壁(Wall)って訳してるけどね。
また世界を、Worldにしてるけど、私的には、ここのところは、やっぱ、Globeのイメージなのだ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、私はなんで、この詩が好きなんだろう?

小さなものから、どんどん大きなものへ広がっていく視点が、なんともいいのだ。
まるで、Google Earthで、どんどん広げていく感覚(笑)

たとえば、一軒の家があるとする。

こちらは、実際のGoogleEarthから。
  ↓
1A.png
  ↓
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  ↓
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  ↓
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一軒の家から、どんどん上空へ上がっていくと、こんなふうに見えることだろう。

我々は、いつも同じ立ち位置で生活してるわけなんで、いつも同じ風景しか見えていないわけだけどね~。
これが、すべての世界だと思い込んでしまってるわけなんだよね~。


そういえば、ずーーと前に出会ったことのあるヒーラーの話だけど・・・(←いきなり、話がヒーラーに飛ぶんのかよ!!)

「たとえば、幽霊っていっても地縛霊だとか浮遊霊もいるわけだし、また、守護霊だとか、土地神様みたいな存在もいろいろあるわけだよね~、 ひとことで言って、どこが大きく違うんだろ?」・・・と、私がバカな質問をしたことがあった。

そのときの答えが、

「それはね、視点が違うんだよ。
地縛霊や浮遊霊は心が狭いところに囚われてしまっているから、実際に狭い部分しか見えてないんだ。
だからこそ、その場所から動けないでいるんだよ。」

「じゃあ、向こうから私たちの世界って見えてるの?」

「視野が広くなればなるほど、大きな視点で見える人(霊)ほど、色々見えてる。 
きっと高い次元にいけばいくほど、すべてが見えてるんだろうなあ。」

「つまり、どれだけ視点を広げられるかってことか~。」
(←まさにGoogle Earthだ。)

そんなことを思い出した。


地縛霊や浮遊霊がとっても狭い視点でいるならば、
私たち、まだ生きてる人間の中にも、似たように、とーーっても狭い視点に囚われてる人だっていそうだ。


狭い視点でいれば、狭い部分しか見えない。
それは、行動範囲も小さくしてしまってるってことか~。
肉体がなければ、本当はどこだって自由にいけるはずなのに~。

そりゃ、苦しいだろうなあ。


ハチと神様の世界は、広がりがある。
どんどん、どんどん、Google Earth並みに広がって神の領域にまで広がっちゃって、結局マクロの世界はミクロの世界にも繋がっている。

たぶん、金子みすゞという人は、それを本能的に知っていたのかもしれないなあ。

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