右脳と左脳どっち?どうやって鍛える?

「自分が普段使ってる脳は、右脳か左脳かってのががわかるテストがあるよ。」

と友人が教えてくれたテストがこれ。
  ↓
http://www.arealme.com/left-right-brain/ja/?ag

このテスト、英語でも日本語でもスペイン語にも変えられるので、オフィスの人々とみんなで面白がってやってみた。
(アメリカ人、日本人、メキシコ人のいるオフィスなもんで。)

これによると、私は58%くらいが右脳で42%が左脳という結果がでた。
だいたい半々てとこか~。

もちろん、これは真剣に受け止める必要はない、ただのお遊び!

Left_Vs_Right_Brain.gif

主に、右脳と左脳は、どのように使われているかというと・・

左脳は、論理性、分析力、優先順付、線分析、事実、言語解析、歌を歌詞でみる、計算力

右脳は、創造力、想像力、全体的思考力、直観力、運動能力、リズム、言葉以外のもの、感覚、視覚的、歌をリズムや音で感じる、白昼夢

などと言われている。

手っ取り早く行ってしまうと、左脳が論理性で右脳が感覚なんて言い方もできる。


1_1_1.gif
https://www.microsoft.com/japan/office/previous/xp/suminaka/powerpoint/point/point_con1_1.htm

言語を司る言語中枢というものがどちらか片方に入っていて、言語中枢がある方を優位半球、ないほうを劣位半球と呼ぶらしいけど、多くは左に入っていることが多いようだ。


言葉や文字というと、いかにも論理性=左脳という気もしなくもないけど、詩歌を味わうときは、言葉の音やイメージを膨らませて味わうことが多い気がする。
それならば、右脳を使うことになるだろう。


また、新しい第二外国語を勉強するとき、音やリズムを覚えることも右脳を使ってるはず。

もっとも、我々の時代の英語教育みたいに、「書いてひたすら覚える」勉強だったら、左脳を使うだけだったかもしれないけど。



では、音を感じるのは常に右脳なのか? というと・・そうとも言えないらしい。

なぜか日本人の脳は、西洋音楽は右脳で感じるが、三味線などの古来の日本音楽は左脳で処理し、虫の声も雨の音も感情の言葉も左脳で感じてしまうというデータがあるそうだ。

それじゃあ、左脳の使い過ぎにならないか?

Yes!

さらに、都会の人混みを歩くときなどは、右脳をシャットダウンさせていることが多いそうだ。
そりゃあ、そうだ!右脳から知覚・感覚的なものがどーーと入り込むんだから、シャットダウンして人混みを歩かなけりゃ、疲れてしまうだろう。

そんなわけで、左脳ばっかり酷使してしまっていることが多くなってきている。


どうやら、そんなことから、

もっと右脳を鍛えましょう!だとか、
天才は右脳が発達してるもんですよ~!
だから、もっと右脳を使いましょう!



な~んて話になって、やたら、近年、右脳が注目されてきたのかもしれない。
もっとも、これは日本だけ?って気もするけど・・。


さらに、努力、忍耐のときは人は左脳を使っているらしい!


嫌いなことや苦手なことを頑張ってやり続けなきゃならないとしたら、

「嫌なことだけど、これはXXXXだから、XXXXにする必要があるので、だから、やるしかない!」と論理的に納得させて実行することになる。
それは、左脳がつかさどるらしい。

ストレスが多くて我慢することばかりの日常だったら、そりゃあ、左脳派人間ばっかりが増えるってことになるだろう。

だからこそ、右脳を鍛える方法・・なーんてものまで本になったりブログになったりして注目されちゃうわけ~(笑)

・・・・・・・・・

ただ、ここで誤解してはいけないのは、右脳派の方が優れている!と思い込んでしまうこと。
これは、断じて違う!


右寄りか左寄りかの特性は人それぞれで、違ってあたりまえだし、どっちも必要なものには変わりない。
素晴らしい!といえる人は、どちらもバランスよく使っている気がする。

それは、数学者であろうが、アーティスであろうが、スポーツ選手であろうが・・すべての職種に関係なく。。。

単純に、アーティストやアスリートは右脳、科学者や文筆家は左脳が発達していると思うのは、それは大きな間違いだろう(笑)

両方使っているんだと思う。
とくに、優れた人は!



片方に偏ってしまって、ぜーんぜん優れてない人のケースを挙げてみると・・
         ↓
●左脳派パターン

ロジカルシンキングだけに溺れてしまう人。

たとえば、基本的な三段論法(演繹法)
人はいつか死ぬ → あなたは人だ → だからいつか死ぬ

でも、もしも・・・最初の大前提「人はいつか死ぬ」というのが間違っていたとしてら・・こんな論理は簡単に崩れちゃうことになる。

カラスは黒い → 白い鳥を発見 → カラスは黒いものだから、これはカラスではない。
ってことになっちゃう(笑)

ここで、ちょっと待てよ! 白いカラスだってアリかも?・・・と直感が働かなければ先には進めない。


●右脳派パターン

幽霊を見たり前世が見えるという、霊感が強い人の場合。
ところが、ただ見えるだけで、ひええ、怖っ! 気持ち悪!って思うだけだったら?

そこからロジカルなものが構築できないとしたら・・・ただ、霊感が強いだけで終わる人になる。
霊能者やヒーラーにはなれない(笑) もちろん、解釈を間違っても霊能者失格になるけど。


ちょっと極端な例だったけど・・・右脳派も左脳派も、どっちもどっちだ(笑)



逆に、天才とか名人と呼ばれる人たちは、たとえ・・それがアーティストであっても、ただの感性だけを使っているわけではないようだ。

以前、歌舞伎役者の坂東玉三郎さんが、酒井抱一「夏秋草図屏風」に魅かれるという話をしていたことを思い出した。

uid000067_2013091315193501da5ae1.jpg


この屏風は、尾形光琳風神雷神図の裏にあえて描かれたものだ。

表の風神雷神図(尾形光琳)
       ↓
1280px-Korin_Fujin_Raijin.jpg

表は金で、風神・雷神 天

裏は銀(それも最初から、あえて風化させたような銀色・・・月光のような静粛な輝きの銀色)

そして、地 草花(夏と秋)



右には、穂の出る前の青薄(あおすすき)、昼顔、白百合、節黒仙翁(ふしぐろせんのう)、女郎花(おみなえし)、水流
色の特徴として、薄の葉の緑や百合の花の白、水流の青

左には、穂をつけた花薄、葛(くず)、藤袴、野葡萄
野葡萄の紅葉や実の青が鮮烈


しかも、

風神に対し「風になびく秋草」、左側
雷神に対し「雷雨に打たれる夏草」 右側



が呼応するように描かれている。

とってもリアル、写実的に草花を描いているんだけど・・ただ、その瞬間を写生しただけのリアルさ、ではない。

こちらにこんな評論をしている人がいる。
    ↓

「夏秋といってもそのなかの限られた時期を切り取っている。

右隻の女郎花が出てくるのは夏の早い頃ではないが、秋を示す薄はまだ穂が出ていない。
女郎花は黄色いポチポチしたところがきれいで、普通は黄色のみでポチポチと描く。

女郎花↓
illust-aki101.jpg

なーるほどね・・・。

でも抱一はこだわりがあり、黄色でポチポチの頃は花が終わりになるため、もっと女郎花がきれいな花の若いとき、つぼみの硬い頃を描いている。

こういう女郎花の変化がわかっており、しかもそれがしなだれているところが、雨に濡れている解釈を成り立たせている。

抱一は俳句人でもあるので、昨日と今日は違うことを知っている人
昨日の風と今日の風は違う。抱一はそれを描き分けようとしている。

だから左隻の野葡萄の葉では一枚として同じものがない。
実際の紅葉がそうであるように、自然にしかない色や表情をとらえようとしている。

また薄の葉を描くということは、曲線を描くことで、すごいのは葛や昼顔の蔓の先。

植物の若い生命体が宿っていて先へ先へと伸びて行こうとする。でも弱いからすぐ風になびくし、傷んでもしまう不確かな存在である。抱一はそういうものを意図的に画面へ入れている。

抱一は蔓や細い葉のしなやかな美しさをよく知っており、またそれを表現していく。」




人物を描く人は、その筋肉の構造や動きにさえ注目するという。
中には、筋肉や骨格までも勉強する人もいるという。

パーフェクトと言われる絵は、
理性の構図、感性の色が見事であること・・・なのだそうだ。


音楽もまた同じで・・・音だけに注目していればいいというわけではない。
音大では、必ず楽曲分析(アナリーゼ)という必須科目があるわけだし・・すぐれた感性さえ持って入れば、誰でも優れたアーティストになれるってわけでもない。

感性、分析力、論理性、総合的に見る力、そういったすべてを兼ね備えていることが必須なのだろう。



夏秋草図屏風が好きだという、坂東玉三郎さんは、過去の名人が演じている写真を見ながら、

sagimusume_kabuki.jpg

着物の裾に入った綿の量や、そのときの動き、そして演じる身長など、そういったことまでも、つい研究してしまうのだという。


その道に秀でた人というものは、感性も理性も満遍なく日ごろから使っているということだ。
右脳も左脳も。


なぜなら、オタクだから。(笑)


さらにいえば、

オタクになれるほど、好きだから。


好きであること、夢中になれること・・・これに尽きるのかもしれない。


さらに、人種も国籍も年齢も男女差も関係ないような気がする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔、私がまだ、二十歳前後の頃、大学の帰りに、女どうしで居酒屋で飲んでいたときのことだった。
隣に座ってたヘンな中年オヤジがこんなことを言ってたのを思い出した。

「男というものは論理的思考を持っているが、君たち女というのはね、つい感覚や感情だけで動くものなんだよ。
それは、持って生まれた男女の違いだから仕方ないのだよ。論理的な考えは男に任せることだよ。」


すると、直感力の優れた友人の一人が、

「おじさんは、今まで、みーんな感情や感覚だけで行動するバカ女とばっかり付き合ってきたんじゃないの?」
と言ったものだ。

さらに、分析型友人は、

「おじさんは、そうやって物事をカテゴライズして見る癖があるんだね~。」と。

また、ロジカル思考の友人は、

「そうやって結論を導き出すのを帰納法って言うんだよ。でも、帰納法の落とし穴はデータが少なかったり偏っていたりするときは、サンプリングにならないってことでね、つまりは、的確な回答が出せないってことなんだよ。」
と。

そのおじさん、まーったく可愛げのない女子大生に、さぞや、嫌な気分にさせられたことだろう(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、右脳活性化する方法や鍛える方法を一生懸命に試すよりも、本当に好きなものと出会うこと、

それが一番、結果的に右脳も左脳も鍛えることになるのだろう。

近年、左脳派人間ばかりが増えるということは、好きなことをやってない人たちが増えているということかもしれない。

そんなことを思った。


参考
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=205053

http://artscape.jp/study/art-achive/10046918_1983.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E4%BA%95%E6%8A%B1%E4%B8%80

http://artscape.jp/study/art-achive/10046918_1983.html

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