小さな歯医者さんと抗生物質の話

どうにも歯痛が我慢できなくなってしまって・・とうとう歯医者に行くことになった。

そこまで我慢するってどーゆうことだよ? 
そもそも、半年に一度の定期健診をしてれば、そんなに痛くなることなんてありえないだろ。


おそらくアメリカ人連中には、そう言われるだろう・・・。
アメリカではそれが一般的なことだしまた歯医者は至る所にある。


そんなこと、わかってるんだけど・・・私には2つの恐怖があってずっと歯医者へ行けなかった。

歯の保険がないし、きっとお金がかかるよなあ~、って恐怖
western-dental_71990.jpg

痛いだろうな~、怖いよ~って恐怖
Fear-Dentist.jpg


そのダブル恐怖で、どんどん引き延ばしにしていたのだ(笑)

しかし、もう・・・ダメ~!


そこで、私は周囲の人に聞きまくった。
「どっかに良い歯医者さんって、知らない?」

私の良い歯医者さんの条件
    ↓

●腕が良くて痛くないこと
●料金が安いこと


「ほとんど広告には載ってない歯医者さんだけど、口コミで評判のいい歯医者さんがあるよ。
腕がいいんで、余分な麻酔もしないし手早く治療してしまうって聞いたことがある。」

「よし! そこ教えて?」


その情報をもとに行ってみると、そこは、とってもこじんまりとしたデンタル・クリニックで、チャイニーズ系の女医さんが一人でやっているところだった。

アシスタントも受付もいなかった。。。

しかも、そのドクターは、よくしゃべる。
天候のこと、きのうの食事、洋服の趣味など・・やたらしゃべりまくる先生で、口の中に器具を突っ込まれながら、私は相づちを打つだけだ。

結局のところ、私の奥歯は抜歯しなけりゃいけないと言われた。
まあ、それは覚悟していたとおりだったけど・・。


そこで、先生が手書きで、今後の治療計画と料金を書いてくれた。
それも、そこらにあった裏紙にだ・・・。

て、手書きかよ!!


しかし、それを見ると、

今までアメリカで行ったどこの歯医者さんよりも安い!

これならお願いしよう!

私の第一の恐怖は、ここで取り除かれた。

で、すぐやってもらうことにした。



抜歯の手術中、先生はあいかわらず、世間話をしながら・・
「ちょと、いたい? 大丈夫、ね?」

と、そこだけ・・なぜかあやしい日本語で話す。
たぶん、その日本語だけ知ってるんだろう。

痛いにきまってるだろーが!
だいじょばない!


と思いながら、うんうん、とうなずく私。

しかし、
想像していたよりは・・痛くない。
ここで第二の恐怖も消えた。


終ったあと、先生から小さなジップロックの袋を渡された。
中には、3回分の小さくカットされたガーゼと、たった2錠の痛み止めが放りこんであった。

え!
こんなんで、いいんかよ!


「ガーゼを換えてね、そしてもし、抜いたところが痛くなったら飲んでね~。」



歯医者から戻って、その話をホセにしたところ・・

「ええーー、歯を抜いたのに抗生物質をもらってこなかったの?
しかも、痛み止め、たったの2錠? それに、これってそこらで市販されてるアドビル(痛み止めの薬)じゃないか。
だ、大丈夫なんか~! その歯医者!」

ホセは、いつも日系の歯医者さんへ行く。
歯医者も患者も日本人が多いところでは、必ず抗生物質と痛み止めはセットで出すようだ。

こんなカンジで↓
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これだと、ドクターから処方箋を書いてもらって近所の薬局で購入すると、だいたい薬代だけで20ドルくらいかかるらしい(保険にもよるけど・・)


もちろん、私の薬代はタダ!だ。(←だってジップロックに入った痛み止め2錠(それも市販薬)だけだったもん。)


当然、ホセが行ってる歯医者さんと比べれば料金も断然安い。

この料金の違いはどっから来るんだろう?

おそらく、

●先生がほぼ一人で全部やっている。助手もつけないし受付のバイトさえいないことが多い。(人件費がかかってない)

●コンピューターを使ってないらしい。

アメリカの歯医者さんでは、PCにDentrix(デントリックス)というソフトを入れてることが多い。
    PC画面↓
Everything dental blog

このソフトが入っていると、患者の予約、歯のレントゲン写真、カルテ、治療計画、請求書まですべてが出来てしまうし、プリントアウトして患者さんに治療計画や料金の説明をするときも便利に使えるのだ。
(しかし、デントリックス導入費用にいくらかかるのかは知らないが・・。)

あの歯医者さん、すべて手書きだったもんなあ(笑)

●予約のコンファメーション連絡がない
ドクターアポをとると、前日にドクターオフィスから「明日の○○時に予約入ってますよ~。変更ないですか~。大丈夫ですか~」
という電話かメールが入るサービスがほとんど。(ま、営業活動だよね~)

ところが、そんなものはなかった。
自分で日時を確認して、忘れずに行くのみ(笑)

よぶんなことは一切しない・・というスタンスらしい。


おそらく、こんな事情から治療費だって安くできるのだろう。

うーーむ、これで納得!


ところで

「抜歯した後、抗生物質を出さない」 これについてはどーなんだろう?

抜歯したあとの感染症を防ぐことが目的だとは思うのだが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あらためて、ここで抗生物質(抗生剤)について調べてみよう!と思ったのだ。

まず、ほとんどの感染症は細菌とウイルスによって起こる。

ところが、

抗生物質とは細菌を殺すためのものであって、ウイルスには効果がない

(たとえば、ウイルスによって引き起こされる風邪には抗生剤を使ってもぜーんぜん効果ないってことになる。)


しかし、細菌はやっつけてくれる!それも、すさまじいパワーで!


抗生物質といって私が思い出すのは、ペニシュリン
そして、JIN -仁- というTVドラマだ(笑) (←何年か前にやってた)
    ↓
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仁先生が江戸時代に実在するものを利用して、見事に作り出したのがペニシュリンという抗生物質。
ドラマの中では、みかんにできたアオカビを、イモの煮汁と米のとぎ汁に混ぜて・・なんてことをやってたようだけど・・

たしかに、ペニシュリンとは、アオカビの中から見つけ出した世界初の抗生物質だ

抗生物質というのは微生物の働きを使って病原菌をやっつける薬。
うーーん、アオカビをバカにしちゃあいけないよなあ。

実際には、1920年代にイギリスの細菌学者アレクサンダー・フレミングによって作られてから、第二次世界大戦中にはペニシュリンは兵士達の感染症の治療で大活躍をしたわけだし、

ドラマの中でも、仁先生は病気のおいらんに注射したり、町娘が大ヤケドした時は点滴したりと大活躍していた(笑)

当時は、ウイルスよりも細菌による感染症が多く、それこそが深刻問題だったのかもしれない。



戦後、ペニシリンの成功に刺激されて多くの抗生物質も登場してきたのだ。

結核に有効なストレプトマイシンが出たおかげで、結核が不治の病じゃなくなった。
その後、多くの細菌に有効なマクロライド系抗生物質などが登場して、連鎖球菌、肺炎球菌、ブドウ球菌、そして腸球菌などにも効果を上げていった。

おお! 素晴らしい!
これで、数百年にわたって人類を苦しめてきた細菌感染症の多くが抹殺されて、多くの人が助かることになった!

たしかに、一時はそう思われたのだが・・

そう、うまくはいかない。。。

抗生物質は万能薬ではない。

さまざまな問題点もあるのだ。

また、さらに現在はさまざまな問題も起こっている。

◆最近の傾向として、
化学的に合成された物質も抗生物質と呼ばれている。
(抗菌薬と呼ぶこともあり)


●1つでオールマイティの抗生物質というのは存在しない。
その症状、菌を見極めて、それに対して効果のあるものを選ばなければならない。
実際には、非常に多くの種類があり、その代表的なものにペニシリン系、セフェム系、マクロライド系、テトラサイクリン系など。

参考に↓
抗生物質の種類5つ

●菌は生きている。 しかも強くなっていく傾向がある。
なんと細菌が抗生物質に対する耐性能力を持つようになってきてしまい、従来の抗生物質が効かなくなるという状況が出てきた。

つまり、飲みすぎることによって細菌が薬に対する抵抗力をつけてしまい、多剤耐性菌(抗生物質が効かない細菌)になってしまう恐れがあるってことだ。

たとえば、撲滅されたはずの結核だったけど・・・なんと、今では感染者数は一世紀前よりも今の方が多くなってきているんだとか。


●続けて飲まないと、体内の抗生物質の成分が一定量保たれないため効果が充分発揮できない。

多くの場合、服用を始めて数日で症状は軽くなるんで、お!もう治ったぞ!と思ってやめてしまうと・・
それは一時的に菌の力が弱っただけのことで、またすぐに菌が息を吹き返し、より強い菌となってよけい治りが悪くなってしまう。

恐るべし! 細菌の逆襲か!

●必ず、副作用を伴う。
人によって腹痛、吐き気、下痢など。

抗生物質は体内に入っている悪い細菌を殺してくれるわけだけど、一方で、体内にもとから存在する必要な細菌までも一緒に殺してしまうことにもなる。
腸の中には体の免疫細胞の約70%が存在していると言われているようで、抗生物質はこの善玉菌までも殺してしまうとか。

つまり、飲み続けれるほど免疫力がなくなる。

免疫力がなくなれば、体が弱るってことで、さまざまな病気にかかりにくくなるだろう。

うーっむ。

抗生物質というのは、命の危機を救ってくれる素晴らしい薬となる半面、非常に危険な面も多いってことだ。

double edged sword

まさに、諸刃の剣
になりうる。

・・・・・・・・・・・・・・・

ところが、現状をみると、

とくに日本では抗生物質(薬)を出してください!という患者さんが多いんだとか。

「病院へ行って診察してもらったのに、薬もくれなかったぞ。 あの医者はヤブか?」

って具合になるそうだ(笑)

そうすると、医者側もまた、無責任だとかヤブだなんて思われたくないから、とりあえず・・あんまり必要ないかな、ってときでさえも、いちおう薬を出すことが多くなるとか。

え? ちょっと待った!!

だって、抗生物質はその感染菌をちゃんと特定できなけりゃ、本来はどの薬剤が効くかわからないんじゃなかった?

しかもラボで特定するのには、菌によっては数日はかかるのもあるはず・・・すぐにその日のうちに薬なんて出せるはずがないんでは?

そうなのだ。。。

なので、現状は、菌を特定する時間も短縮することにして・・なるべく広範囲にカバーして効くタイプの抗生剤を出しちゃうんだとか。

適当に~?
見切り発車かい?


どうも、そうらしいのだ。


そもそも、日本人は薬が大好きだという。

患者は手っ取く症状がなくなることを望み、医者も早く症状をなくさなければと考える。

その結果、

ますます、薬を多量に飲む患者が増える
       ↓
免疫力がなくなる
       ↓
パワーアップされた細菌が増えていく


       
そこで、さらに新しい抗生物質をどんどん開発する。

こういった連鎖が、ずーーと続いているようだ。


そしてついに、抗生物質が効かない耐性菌が増えていった。
つまり、これは超パワーアップした細菌ということだ。

MRSAという名前を聞いたことがあるだろうか?
MRSA院内感染


まさにパワーアップされた黄色ブドウ球菌という細菌で、病院などで多く存在が確認されているとか。
ひええ、病院に入院してる方が怖いのか?

免疫力の落ちたお年寄り、入院患者などは要注意とも聞く。
うっかり診断と治療を間違えれば、あっという間に命が危なくなることもあるそうだ。

とにかく、日ごろから自己免疫力を高めておくのが一番ってことなんだろうなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


命を救うために新しい抗生物質を生み出す・・それは、たしかに素晴らしいことに違いない。

ドラマの仁先生のような人が多くいれば。。(←正確にいうと原作はマンガだけどね。)

jin.jpg


しかし現実には、かなりおぞましい事実がいっぱいある。

そのひとつ、

アメリカは1940年代後半、ペニシュリンを作るためにガテマラで人体実験を行っていた。

グアテマラ性病人体実験、規定放棄で1300人感染=米大統領委

オバマ大統領は、2010年に現在ガテマラ大統領に電話謝罪したとか。

こんなことは、明るみに出ないだけで過去にも多くあるんだろうなあ、と思ってしまう。



また、これは抗生物質ではないが・・
数年前から、ワクチンの問題も多く取沙汰されている。

ケニアで破傷風の予防接種のためのワクチンが、女性を不妊にさせるものだったとかで、WHOとユニセフが告発されたこともあったし、

ケニアの医師が国連の破傷風ワクチンに避妊薬を見つける↓
The number one depopulation device


いや、ブラジルやナイジェリア、ニカラグア、フイリピンでもワクチンが大量に接種されていた。

インフルエンザワクチンや子宮頚がんワクチン、風疹ワクチンでも不妊剤を混入させたものがあるとか・・。


もちろん、日本でも問題になっているようだ。
   ↓
子宮頸がんワクチン訴訟へ

WHO、ユニセフ、そして・・ビル&メリンダ・ゲイツ財団

どうも・・避妊による人口削減計画どころか、その目的は、人々を病気にすること、病気に感染しやすくして早く死なせることにあると言っている団体もあるくらいだ。

死人も出てるくらいだからねえ~。
そりゃあ、当局はどうあっても認めないだろうけど・・。

犯罪というものは明るみに出なければ犯罪にはならないからなあ~。



そうそう、過去にシベリアに捨てた生物兵器、炭疽菌までが現れてしまったんだってね。
      ↓
無治療では致死率90%の「炭疽菌」が永久凍土が溶けたシベリア から


つくづく・・昔から強国というものはやりたい放題だなあ、と思う。

ウルグアイの人体実験もそうだけど、有名なところでは・・ビキニ諸島の水爆実験もそうだった。
あれだって、被ばく状況を観察するための人体実験でもあったそうだ。

マーシャル諸島 ビキニ島水爆実験


大国からみれば、小さな国、まして島の住民なんて、どーなってもいいんかよ?

いいんだろうなあ。
むしろ実験材料だもん。


動物に至っては、もっと、どーでもいいみたいだ。
     ↓
遂にアメリカ海軍が認める!イルカやクジラの大量死は米海軍の実験や訓練が原因!これまでに数万頭以上が犠牲に!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれ? 

歯医者さんの話、抗生物質を出さないのはなぜだろう? ってことから、どんどん話が広がってしまった(笑)

ここらで・・いちおう締めとして、このテーマに戻ることにする(笑)

抗生物質というものを調べてみた結果、どうやら、特別のケース(ひどい炎症を起こしているなど)を除いて、そもそも抜歯後の抗生物質は必要ないだろう。
と、私は思う。


たしかに、多くのアメリカの歯医者さんでは、簡単な抜歯後は抗生物質は出さないことの方が多い。
(以前NYで大きなデンタルクリニックで抜歯したときですら、もらった記憶がない)


ちょっとググってみると、こんな質問&回答をみつけた。
    ↓
親知らずの抜歯後、抗生物質は必要ですか?

この回答によれば、
最近では日本の歯医者さんでも抗生物質を出さないドクターもいるらしい。


それは喜ばしい!


私たちは、なーんとなく常識で思い込んでしまってることが多いんじゃないだろうか?

まして食料、薬は、直接体に入るものだ。
よーっく考えなければいけないのに。


無知なまま、薬に頼りすぎるれば

むしろ免疫力を弱めてしまうことになる。


体を削って薬品業界ばかりを喜ばす必要はないわけだし・・(←それって悲しすぎ)


まずは、何事もちゃ~んと自分で調べて考えることだ。

しっかりと自分の頭で考えること

そして、

いっぱい考えすぎて答えが出なくなったときは、頭をクリアにして、直感に従うこと。


あらためて、そんなことを思った。


もちろん、私だって、ずーーと日系の歯医者さんだけに通っていたとしたら・・こんなこと気づきもしなかったかもしれない。

参考に↓
http://merckmanuals.jp/home/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87/%E6%8A%97%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%B3%AA/%E6%8A%97%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%B3%AA.html

抗生物質の副作用を知ったら、気軽には飲めなくなる

MRSA院内感染

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