二人の霊能力者と相談者

二人の霊能力者と同席することになってしまった。
ホセとその友人のクリス・・もちろん、二人とも霊能者だとか、ヒーラーだとか(呼び名はなんでもいいけど・・)を職業にしているわけではない。

その二人が、たまたま、Anna(アナ)の相談に乗ってあげることになってしまったのだ。


アナは、36歳のアメリカ人、夫は日本人で長く日本に住んでいたこともあって日本語は上手。

スパニッシュ系も入ってるアナちゃんは端正な顔立ちをした美人・・のはずなのに、なーんとなくくすんだ顔立ちで、その日は、ちっとも美人には見えなかった。

最近は悪いことばっかりだという。
体調が悪く、家庭もうまくいかず、仕事もうまくいかない。



そんな話から、たまたま、「見える二人」がいて、そこで、なーんとなく、スピリチュアルカウンセリングモードに入ってしまい、そこに、たまたま私が同席してしまったというわけだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クリス: 「アナって、憑依体質だねえ。 人混みにでると頭が痛くなったり具合悪くなったりすることも多いんじゃない?」

たぶん、憑依してる霊たちが見えているんだろう。


アナ: 「たしかに。 私、体質的に霊障を受けやすいってことなのね。」


アナはスピリチュアル分野にも理解を示す人なんて、話は早い。

ホセ: 「うん、いっぱい、引き寄せちゃうみたいだね。」

クリス :「そもそも、アナってとっても優しすぎるんだよ。 困ってる人や弱ってる人をみるとすぐ助けてあげなきゃって思っちゃうだろ? たぶん、昔からなんじゃない?」

ホセ: 「うん、たぶん・・前世から、ずーーーと。」

二人は、しばし無言で何かを見ている。・・・たぶん、アナの前世の姿だろう。

クリス :「日本に生まれてたことがあるみたいだよ。 日本の時代劇みたいな恰好をしていて四角い箱を持ち歩いていて・・えっと、美容師さんみたいなことをしてた男性だ!」

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私 : 「ああ、それなら、江戸時代にいた髪結いさんだね。髪結いさんてのは、一人でする仕事でも、腕が良ければかなり収入になったって話だよ。 昔の手に職の代名詞みたいなもんだよ。」

クリス :「ところが、アナの前世の髪結いさんは、いっつもビンボーだったみたいだ。 
すごく親切で人が良くって、ずいぶん騙されまくってたみたいだよ。 
好きだった女にも騙されて全部お金を持ち逃げされたこともあるみたいだね。」

★★★

ホセ:「僕には、なんだか・・ハサミが見えてね・・はさみで羊の毛を刈ってる姿が最初に見えた。
場所は古代のエジプトっぽいな、貧しい羊飼いの少年の姿だ。
 一生懸命、羊たちの毛を刈ってる、楽しそうな姿だよ。

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羊たちの一匹一匹に名前をつけていてね、羊は水飲み場にいっぱい集まっていて、よその羊も入り混じってるんだけど、その少年が名前を呼ぶと、ちゃんと彼の羊たちは戻ってくるんだ。

そして、彼が先頭を歩くと、それに従って羊が全部ついてくる姿が見える。」

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私: 「すごいなあ。 羊飼いってさ、移動するときは後ろから鞭を持って羊を追っていくもんだと思うんだけど、自分のあとから全部の羊がついてくるってのは、よっぽど羊も慣れてたんだろうし、それだけかわいがってたってことだね。」

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クリス: 「だろうなあ・・・。 場所は古代のエジプト? じゃあ、エジプト人の羊飼いだったんだな。」



あれ? 古代エジプト? エジプト人でいいのか?

私: 「ちょっと待った! 古代エジプトだとすれば・・エジプト人の羊飼いよりも、イスラエルの民、つまり・・ユダヤ人の方が自然じゃない? 

古代エジプトって言っても範囲は広がっちゃうけど・・
もしも、エジプトのファラオがいてエジプト人たちに牛耳られてた時代だったとしたら、エジプト人は羊飼いなんて下賤な商売なんて、あんまりしなかったんじゃないのかな?

逆に当時のユダヤ人は、エジプト人からは奴隷のような扱いを受けたたはずだしさ、そんでもって、モーセが出現して、出エジプト記になったわけなんだからさ。」

2013-08-05 031


アナ: 「うん。 おそらくそっちの方が自然だわね。」


いやいや、この際、その羊飼いがエジプト人だったか、ユダヤ人だったかなんて、スピリチュアルカウンセリングには関係ないだろうよ。

しかし、小さなことが、つい気になって言ってしまった私。(笑)

私: 「ごめん。 まあ、何人だったかなんて、この際あんまり関係ないだろうし・・この話は忘れて!
    で、他に何が見えるの?」

ホセ: 「えーーと、多くの仲間たちと、そこの場所を離れてどこかに行くことになるんだけど、その少年はもちろん、羊たちを連れて 行くんだけど、そこで、同情して親切にしてあげた仲間に騙されて、全部羊を取られてしまう。 

ものすごくショックを受けて、そのまま若くして死んでしまったみたいだね。」



江戸時代の髪結いさんと、古代エジプトの羊飼いの少年に共通することは、

お人よしで優しい人、騙されやすいってことのようだ。



クリス: 「とにかく、アナは優しすぎるんだよ。 
困ってる人や弱ってる人を見ると、ほうっておけなくなっちゃう。 つい、できる限りのことはしてあげたくなっちゃうんだね。」


ホセ: 「だけど、それでいて、権力者や年上の偉そうな人たちは、大っ嫌いなんじゃない? 
自分が彼らの傘下に入れば得だとわかっていても、死んでも従わない!ってとこもあるよね? 赤いオーラも見えるしなあ・・。」

アナ:「そのとおり! なぜか、生理的に大っ嫌いなのよね!!」



へえ・・そうなのか~。

クリス: 「なんで、それだけ情に厚くて優しすぎるほどの人なのに、赤いオーラも持ってるんだろ? って思ってたんだけど・・・
そうすると・・さっきの話、古代エジプトでエジプト人たちに蔑まれていたユダヤ人って方が、しっくりくるなあ。 

そういった過去性があるからこそ、権力者が大っ嫌いという土壌が出来上がってるのかもなあ。」

ホセ: 「ああ、なるほど~。 
歴史とか時代背景ってのをよく知らないと見えてるものの意味が掴めないってこともあるんだよなあ。」

クリス: 「俺も、歴史とか苦手だからなあ。。。」


おいおい!

やれやれ、霊能者ってのはさまざま知識も必要らしい。
見えたものを、どうやって読み解くか!ってことなんだろう。


ホセ: 「たぶんね、アナの課題は、困った人や弱った人たちに優しすぎないこと、情をかけ過ぎないこと、なんじゃないかなあ?」

私: 「いや、本来、優しいってことは美徳だし、ほんと良いことなんだと思う。 

だけど・・ただ、同情して優しくして助けてあげるだけだと、人って、それを当てにするようになっちゃうし、自分で解決しようとしないで、それに依存するだけになっちゃうってことでしょ?」

ホセ:「ああ、そのとおり。」

私: 「たとえば・・決してNOって言えない人のところに、お金貸して!って言いにいくよね?
絶対、ダメ!自分で働いて稼げ!って強気で言う人には、初めから頼まないのと一緒かもね。」

クリス:「そうそう、だから、生きてる人も霊も同じなんだよ。 
     優しくて受け入れてくれそうなところに霊も憑いてしまうんだよ。居心地がいいからね~。」

ホセ: 「だからね、優しいだけじゃなくって、毅然とすること、NOという事も必要なんだよ。
そうしないと自分の身が持たないだけじゃなく、そんな優しさは相手のためにはなってないんだよ。 

彼らはいつも同じことを繰り返してしまうだけで、決して浄化はできないんだよ。」



アナは、少し考えながら話はじめた。

アナ:「ああ、そうかあ・・私、体調が悪くなるのも悪いことが起こるのも、それが自分自身から出たことなのか、それとも霊障なのかも、すでにわからなくなっちゃってる部分があるの。
もともとは、それも自分自身が引き寄せてしまってるからなんだろうね。」


クリス:「それには、まず、自分の波長を上げれば、そんな霊はよってこなくなる。 そんな人も寄ってこなくなるよ。
それにはね、自分が強くなることだよ。」

私: 「強くなるってどうゆうこと? すべてにNOと言える人になれってことでもないでしょ?」



ちょっと意地悪な質問をしてしまう私。。。


アナ: 「つまり、こうゆうことなんじゃないかな。
私って、困ってる人に、単純に同情しちゃうってとこがあるんだけど・・それは、その人の状況だけを見てやみくもにかわいそう!って思って、なんとかしてあげなきゃ!って、ただ同情しちゃってだだけだと思うの。

そうじゃないんだよね。 
状況だけを見るんじゃなくって本質をちゃんと見極められなければ、なんにもならないんだと思う。
人も霊も寄ってくるだけで、ちっとも根本的には彼らを救ってあげられるわけじゃなかったのよ。

それどころか、お互いを悪くしてしまうだけなのかもね~。

それとね、私もまた自分自身の本質を見てなかったんじゃないかな?って思ったの。

自分に対しても、状況だけをみて、私ってかわいそう!って思ってただけのところがあるんじゃないかって。
結局は、自分が弱い人間だったからこそ、似たような、そういった人も霊も引き寄せてるんだと思う。

つまりはね、弱さ=優しさはあり得ないってことなのよ。 強くなければ本当には優しくはなれないんだと思う。

優しい気持ちは持つことができても、真の優しさはね、真に強い人だけが持ち得ることなのよ。」


bosatsu.jpg
http://www.worldtaichiday.org/NelsonAtkinsMuseum.html

いやあ~、お見事! アナちゃん!

私も、クリスも、ホセも・・・思わずアナちゃんに拍手!


なーんだ・・アナちゃんは、全部自分で答えをみつけて解決させちゃったような・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで思ったこと、

●まず霊能力者であっても、見えるものが同じときもあれば、違うときもある。
前世を見るときも、同じ前世を見るときもあれば、別の前世を見るときもある。
まったく見えてこないこともあるらしい。


●スピリチュアルカウンセリングってのは、ただ・・「見える」だけじゃダメなんだなあ。ってつくづく思った。
見えたものを、どう読み解くか!・・・それには、さまざまな知識や勉強が必要。
もちろん、豊富な人生経験だって必要だろうしね。

●それを、どうやって言葉にして相手に伝えるか?
相手に理解させるように伝えるための話術、
それに相手を傷つけない言葉を選ぶ必要はあるだろうし、すべてをあからさまに伝えればいいってことでもないだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいういえば、以前にオーラの泉って番組があったのを思い出した。

といっても、私はアメリカにいたので実番組は見たことがなく、のちに、いくつかを動画でアップされているものを見ただけだったが。

江原さんと美輪さんという霊能者を迎えて、スピリチュアルカウンセリングを受けるゲストは芸能人の方々。
そんな番組構成だった。

おそらく、相手が誰もが知っている芸能人であれば、彼らには見えていても、ズバリ言えないことも多かっただろう。



また、二人の霊能者が全く同じものを見ているときと、別なものを、それぞれが見ているときもあったようだ。
それぞれ見えたものから、本質がよりはっきりと理解できるって場合もあったことだろう。


それにしても、あの番組で、見事だなあ、って思ったのは、見えたものを、どうやって読み解いて、それをどうやって、相手に伝えるか?ってところだった。
やはり、霊能者である二人に、さまざまな知識が無ければ見えたものを読み解けない。

それに、話し方がとっても上手だなあ~って思ったものだ。

へええ、それを、そうゆうふうに伝えるのか~と、ずいぶん感心させられた。


美輪さんは、さすがに教養、経験値も豊富なせいか、江原さんがひどく気を使って遠回しに言ってることをズバリ言ってみたり、逆に言い過ぎたことを上手にフォローしたり、また、わかりやすく通訳したり・・そこのところが、実に見事だったように思う。



霊能者というのは、つくづく、ただ見えるだけではダメなんだなあ。

ホセとクリスじゃないけど・・彼らのトークはイマイチだもん(笑)

アナちゃんの方が、見えてはいなくても・・・

彼らが言わんとすることを即座に感じる能力、それらの物事を関連ずけてまとめあげる能力、そしてトークも、実に傑出してたように思う。

見えるようになれば、きっと、アナちゃんの方が霊能者には向いてるのかもなあ。(笑)

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はじめまして

はじめてコメントします。東京在住のハルと申します。
私はホセさんたちのような霊感はないのですが、子供のころUFOを見たことがあったり、2歳の私の子供が小人を見たり、他にもいくつか不思議な体験をしているので、見えない世界の存在は信じてます。
銀月さん(とお呼びしていいですか?)のブログ、とっても興味深い内容ばかりで、ここ数日間で昔の記事から一気に読みました!私も、既存の宗教よりシルバーバーチや日月神示がしっくりきて信じているので、勝手に親近感を持ってしまいました。
これからもブログ楽しみにしてます。またコメントいれさせてください♪

Re: はじめまして

ハルさん

こんにちは。
私のブログ記事を色々と読んで頂いたようで、ありがとうございます。

霊感っていうのは人それぞれで、必ずしも幽霊と話したり前世を見るだけでは無いようです。
どんな人にも、それぞれ特有の能力が授かってると思うので、せわしない日常の中で感度を鈍らせないことが一番かな!って思います。
もちろんUFOを見るのも、そのそのひとつでしょうね。

また幼児の頃は、自然霊をみたり中にはお友達になったりする子も多いようです。
小人は、たぶん・・自然霊っぽいですね。
お子さんと一緒に、見えない世界を共有するのも楽しそう(笑)

またいつでも、コメントしてくださいね~♪

銀月

Profile
スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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