無知(Ignorance)を恐怖(Fear)で加熱すれば憎しみ(Hate)を生むのでペイ・フォワード!

最近、難民のニュースはあまり聞かなくなってきたような気がするけど・・減っている様子はない!

確実に増える一方。。。


こちらの記事によると、難民の数は2015年終わり時点で、6530万人に達したそうだ。
      ↓
UNHCR report: More displaced now than after WWII

第二次世界大戦のときの難民・避難民たちは、ざっくり6000万人だったといわれている。
もっとも、そのうちの1200万人くらいは、ドイツから追われた、または逃げ出したユダヤ系も含まれていたということだけど・・。


これは、第二次世界大戦のときの難民たち ↓
refugee0916_01.jpg
Migrant Crisis: A History of Displacement


それじゃあ、現在は、第二次世界大戦の難民を上回るの数!!

まさに、過去最多!

もしも、この状況で第三次大戦なんかが起こったとしたら、どーなっちゃうんだあ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6530万人の難民、それよりも・・まだ増え続ける難民たち

はじめは、ヨーロッパの国々では、難民受け入れを積極的にしようとしていところも多かったはず。
ところが、難民に混じってテロリストが潜入してくるというような話もあり、
パリ同時テロ事件あたりから、ヨーロッパのほとんどの国々では、難民排斥の傾向が強くなってしまった。


しかし、一方難民側からみれば、命からがら逃げてくるわけで、多少なりとも財産のある人々は、全財産を金に換え業者に多額な金を払い、オンボロ船で命がけで海を渡って国境越えをしてくる。


今では、ほとんどの難民たちは目指す国には入国できず、全財産も使い果たし明日の食料さえ入手できるのか不安な状況下だという。
途中で家族を亡くした人たち、家族とバラバラになってしまった人たちも多いと聞く。


幸運にも、受け入れてくれた国で無事難民申請が受理されたとしても、それからだって大変だ。

まず、その国の言語を覚えることに専念し、言葉をマスターしなければ仕事にもつけない。
言語を勉強してマスターするには、だいたい3年はかかるそうだ。

それから、独自の能力や技術を使って仕事につくわけだけど・・まったく違う文化の中だし、しかも、心優しい人ばかりじゃないわけだろうから、当然、多くの差別や偏見とも戦わなければならないだろう。

いずれにしても、難民となれば、それは苦難の道だ。

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そういえば・・

第二次世界大戦当時、難民となって世界に散らばっていったユダヤ系の人々は、どうだったんだろう?

ユダヤ人、避難民といえば・・・杉原千畝(すぎうらちうね)さんを思い出す(笑)
リトアニア領事官館で6000人の命のビザを発行し続けた男、として有名な話だからね~。

杉原千畝_Wikiより

当時、リトアニアにいたユダヤ系の人々は、日本がどこにあるのか? どんな国なのか?さえも、よくわかっていない人がほとんどだったらしいけど、どこでもいいから一刻も早く脱出しなければ、すぐそこにナチスの手が迫っている状況だった。


運よく、杉原さんからビザをゲットできた人々は神戸を目指し、そこからまた、各国へと逃れて生き延びたという。

当時、リトアニアから脱出し、無事に神戸に着いたユダヤ系の人々が、神戸の街と人々について、こんなふうに語っている。
     ↓
「日本人は優しくて親切だった。近くの八百屋さんでは毎日自分たちのために卵を用意していてくれたし、気候は温暖で町は清潔、ユダヤ人であることで日本人の偏見を感じたことは一度もなかった、日本は本当にすばらしい国だった」

http://www.scarsdalemura-kara.com/lanchart.htm

こちらは、弁護士だった神戸市垂水区の村井衡平さん(写真左の学生服)が、ポーランドから逃れた夫婦と一緒に写した写真。
父の故禄楼(ろくろう)さんは海事担当の弁護士で、異人館街に近い同市中央区に事務所を構えていた。
英語の看板を見て訪れたユダヤ人弁護士とその妻に、書庫を滞在場所として提供したのだそうだ。
6_j.jpg

http://mainichi.jp/articles/20160402/ddf/041/040/028000c



当時の日本人だって、戦争中は苦しい生活だったはずなのに~。
それでも、こうやってユダヤ系難民たちを援助していた人たちも多かったことだろう。

だからといって、もちろん今の難民問題や現在の状況とは単純に比べることはできないだろうけど。
当時、神戸に滞在していた難民は4000人だったそうだから、それが4万人、40万人だったら、分け与える食料さえなかったかもしれないわけだし・・。

それでも・・やっぱり、今よりも当時の人々は優しかったような気がする。

困っている人たちを見ると、なんとか助けようとする人々も多かったような気がする。

・・・・・・・・・・・・・・

結局のところ、難民問題を解決しようとするならば、人々の精神性を抜きにしては解決できないだろう。

ご存じのとおり現代は、

ヒエラルキー社会=エリート主義
金権主義=権威主義


の上で成り立っているわけだから。

まあ、手っ取り早く言えば、お金がなければなーんもできない!

難民となってヨーロッパへ逃げるにもお金が必要。

たとえば、シリアからドイツを目指したとする。

こーんなに距離があるんだよねえ。
   ↓
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ちゃーんと難民のための越境請負業というビジネスが出来上がっていて、年間1500億円市場なんだとか(2015年の記事による)

ある悪徳業者の例だと、トルコからギリシャへ向かうゴムボートに、1人4000ドル(約48万円)請求されるケースもあるとか。
それだけ法外な値段を払っても、定員の2倍以上の人員がぎゅうぎゅうずめにされていつ沈没するかもわからない。
https://www.borderless-japan.com/members/miyamoto/7815/

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密航手配師という職業は、今のところ実に儲かる商売のようだ。
(密航手配師はトレンド職業ってことか~。)


ところが、今や受け入れ側の欧州諸国からみれば、難民を受け入れたところで、儲かるものは何もないどころか、ただのお荷物でしかない

なので、今や国境封鎖をしちゃってる。

少し前に、命をかけて欧州にたどり着いてドイツへ入国した難民ですら、極右勢力の難民排斥デモだとか、受け入れ施設への放火・襲撃が相次いでいたわけだから。

難民を受け入れたって、なーんも儲からない! むしろ、自分たちの職を奪われるかもしれないし、テロリストが混じっているかもしれないし・・彼らは徒党を組んで何をしでかすかわかったもんじゃない。


厄介者でしかない。
どっか他に行ってくれ!
我々の知ったことじゃない!


これが多くの人々の本音なんだろう。

まあ、それでも・・それが儲かる!と思えば多くの人は多少のリスクがあっても動くことだろう。
越境受入業者のようにね(笑)

しかし、可能性が無い!と思えばたちどころに排斥する。



だって・・人々の精神性は今や

ヒエラルキー社会=エリート主義
金権主義=権威主義


で成り立っているわけだからね~。


しかも、現代の人々の精神性の中には恐怖心というものが非常に強く根付いているようだ。

恐怖心>思いやり

相手に対する同情や思いやりなんてものより、知らない人は何をするかわからない!危ない!排斥した方がいい!と考える方が先にたつ。

しかもそれは、簡単に憎しみへと姿を変えてしまう。

だから排斥したり、難民受入れ施設へ放火したりなんてことにまで及んでしまうのだろう。

もっともこれはもう、世界中で起こっている戦争の精神的原理とも同じだと思うけどね~。



ちょっと面白いものを発見
   ↓
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無知(Ignorance)を恐怖(Fear)で加熱すれば憎しみ(Hate)を生む


アメリカの有名な思想家・詩人だった、Ralph Waldo Emerson(エマーソン)の言葉にもこんなのがあった。

“Fear always springs from ignorance.” 『恐怖はつねに無知から生じる』

まさに同じことを言ってるわけだね~。


そう、つまりは・・無知な人々も多いってことだ。

もしも、ある機関や政府などが、難民受け入れをさせたくない場合には、

「難民の中にテロリストが混じってる。フランスの同時多発テロも難民の中に紛れ込んだテロリストの仕業だった!」
なーんてことを大々的にマスコミを使って情報を流し続ければ、簡単に人々の恐怖心を煽って難民へ対する憎しみを生み出し、排斥運動を起こさせることも簡単にできるってことになる。

(あ、もちろん、これはたとえ話だけどね~。)

戦争だって、まず、大きなテロ事件を起こして犯人をでっちあげて、それを正義のために打倒しなければならない!という大義名分さえ整えば、簡単に戦争を正当化できることになっちゃう。


そして、もしも、人々がそれに同調してしまうとしたならば、それは無知なゆえ。

ただし・・無知とは学歴とは関係ない。

むしろ、最近は高学歴の人の方が無知なケースが多いともいえるかも(笑)


なぜなら、

詰め込み教育をされて高学位をとった人たちが多いんじゃないだろうか?

素直に何も疑わず・・ひとすら詰め込むだけの知識、勉強。

なーんも自分の頭で考えない!

積み込むってことは考えてるヒマなんてないわけだし(笑)
考えるよりも、さっさと、もっと詰め込め!ってカンジだしね。

日本でも、学校で詰め込み塾で詰め込みサマースクールでも詰め込んでる子供たちだって多いだろうから。
子供たちには自由に遊ぶ時間なんてほとんどないらしいから。

今や学校から戻って、ランドセルを放り投げて・・こーんなことをしてる子供たちって少ないんじゃないだろうか?

nobita.jpg

ひたすら、詰め込み勉強にあけくれて、

小さいころから、自分で考え判断することはしていないわけだし、疑うことなく一方的に外部からのものを受け入れることを強いられてるってことだ。


結局のところ、そういった教育をされてきた子供たちが大人になり、作ってく社会のわけで、

しかも、教育の目的ですら、

ヒエラルキー社会=エリート主義
金権主義=権威主義


に、あるわけだからね~。

そうなると、やっぱり無知な人が増えていくのも必然かもしれない。。。

困ったことに、高学歴で無知な人ほど自分が無知であることを知らない傾向があるようだ。

もちろん、私自身も無知な人間なんだけど・・今では、私は無知だ!ってことを知ってるだけでも、まだマシか~と思うことにしてる(笑)


憎しみ、怨恨の連鎖、それはもう、憎しみのパンデミックとして世界中にあっという間に広まってしまうことになる。


それには、まず、

あらゆる恐怖心を無くすこと
憎しみを持たないこと


そのためには、真実を知ろうとすること、自分自身を知ること・内観すること・・・しかないように思う。

ネガティブ感情は、あっという間に広まってしまう。まるで空気感染の伝染病のように。

・・・・・・・・・・・・・・・

だけど、同時に良いものも広がっていくことを忘れてはいけないと思う。

知らない人から受けた親切、心温まる思いも!

たしか、マザー・テレサだったか、

「善い行いは、一つ一つ繋がって愛の鎖をつくってゆきます。」

こんなことを言っていたと思う。


また、2000年の映画だったと思うが、Pay It Forwardというのをご存じだろうか?
日本名では、ペイ・フォワードだったと思うが。

その中で一人の小学生の子が、あるアイデアを発表する。

自分が受けた善意や思いやりをその相手に返すのではなく別の3人に渡すというものだ。

pay-it-forward.jpeg

Pay Back(ペイ・バック)だと相手に返すことだけど、Forward(フォワード)は次へ渡すことになる。

まるでねずみ講みたいだけど・・(笑)

そうすれば世の中はきっと変わっていく!

明るい世界へ!


そんな映画だった。

・・・・・・・・・・・

難民というのは戦争だけが作り出すわけでもなく、地震や火山噴火、津波などの自然災害でも難民になる可能性は大きい。

私たちの一寸先だってわからないってことだ。

そんな中で生きるならば、なおさら、恐怖や憎しみで生きるよりも、ペイ・フォワードの精神で生きた方が、ずーーと価値がある。
なによりも、自分が暖かい気分でいられるような気がする。

なによりも、私は、Pay It Forwardを信じてるからね(笑)

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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