子供置き去りニュースから躾の定義へ

「最近は、常識では考えられないような凶悪事件が多いよなあ。」

と、ホセが言う。

その「常識」ってのは、もちろん、「ホセの常識」ではあるが・・。(笑)

たしかに、ここ数年の間に、世界的にそういった事件が増えてきている。


無差別で誰でもいいから殺してみたかったとか?・・・おそらく、そんな理由での殺人は、昔はめったになかったことだろう。
それは、犯罪者というよりも、「狂人」とされただろうから。

もっとも犯罪者と狂人とフツウの人との違いだって、紙一重だろうけど・・。

「日本で子供を山に捨ててきたって事件があったよ。」

「え? 姥捨て山みたいなことしちゃったの? 」


昔、飢饉で苦しんでいた山間・農村部では、口減らしのために、老人を山に捨てに行く、または生まれた赤子の口減らしのために殺すというような風習があったそうだ。

「子供は行方不明のままで・・父親ははじめは山で子供がはぐれた、って言ってたそうだけど・・その後の自供では、意図的に捨ててきたらしいんだ。」

「ええ? そりゃあひどい! そうやって平気で子供を殺す親が、日本でも増えてるってことだね。」

私たちの頭の中では、完全に

意図的に子供が消えてくれることを望んでやった行為 = 実際に手を下さない方法での殺人


となっていた。



さっそくニュースをチェックしてみると、その事件は日本語サイトでも、英語サイトでも・・みつかった!

北海道7歳の男児が山林で行方不明に。置き去りにした父親の「しつけ」に海外で非難殺到


これを読むと、



こんな山に置きざりにしてしまったまま、
yama_kuma.jpg

いまだに子供の消息はわからず、

子供を危険な山に置いてくるのは、行き過ぎた躾ではないか?
この両親は怪しい??

・・・というようなニュアンスで書かれてる。


あれれ?
私たちが思った、「殺人」というニュアンスではなさそうだけど(笑)


中には、ネグレクトだとコメントしてる人もいたが・・
(ネグレクトってすでに、カタカナ言葉として日本語で使えるんだ~@! 今、知った。)

A: 北海道の山林で小2男児が「しつけ」として親に置き去りにされ未だ行方不明になっている件だけど、当初は山菜採りで見失った的な話だったよね、どんな結果であれ親はネグレクト、いや虐待どころかこれ5月の北海道の山林だからね、寒いし、しかもクマも出没するらしい。殺人同等で問われるべきですね。

B: 親がネグレクトや虐待したという決めつけはよくないと思います。
置き去りにした結果はよくないですが。




私とホセは、長年アメリカで暮らしているせいか・・最初の人のコメント、Aが当然だろう!っと、つい、思ってしまう(笑)
置き去りにしただけで、立派なネグレクト、しかも、これは殺人罪が適用かなあ・・・と。


●参考のために、アメリカ事情
     ↓
アメリカでは、「12歳以下の子供を一人にしてはいけない」(12歳か11歳か・・その年齢は州によっても若干違うようだが・・)
という法律がある。


もちろん、日本ではそんな法律はない。

そこで、

よく子連れの日本人旅行者や、こちらに住み始めたばかりの日本人夫婦が、幼児虐待で逮捕され、高い罰金を払わされる!なーんてことがよく起こるようだ。

ショッピングモールで、「もう、うちの子中学生だし、好きなものをみたいから、ちょっとの間、別行動をとっただけだったの。」

とか、

食料品店の前に車を泊めて、「10分で済むから待っててね。」と、二人の子供(6歳と3歳だったか?)を置いて、買い物をすませて車に戻ったら、
     
こーんなことになってたそうだ。
     ↓
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これ、決して冗談じゃなく!


車の中に幼児だけ残されているのを見つけた人は、びーーくりする。

あ、ありえない!

そこで、

すぐに通報すると、ポリスが飛んでくる。

幼児は保護され、あとは、犯人逮捕!

アメリカでは、子供だけでいることは、これほど異常なことなのだ。


ところが、日本は、当然・・違う。

親が働いている間、子供だけで、家でお留守番してるのも、フツウ!
かぎっ子って言葉があるくらいだからね。

そういえば、ちっちゃな子供がお使いに行く、バラエティー番組、初めてのお使いて、人気番組があった。
(私も一度だけ、見たことがある。)

だけど、現代のアメリカ人には・・・考えられない(笑)


それだけ、法律も、人々の考え方も違っているってことだ。
それぞれの国によって、時代によっても違う。



そこで、この事件のコメントさらに読むと、

私も、子供の頃、親から躾けのために置き去りにされたことはあるよ!

・・・なーんて人もいるようだ。

え? 

そうゆう人もいるのか~。

だから、「まあ、大したことでもない! 昔はよくあったことだからね!」と、犯人(←あ、犯人じゃないんだ!)を大目に見てしまう人も多いんだろうか?

でも、私は思う。。。

もしも、子供が山に置き去りにされたら怖い! → 怖いから子供は親に服従するようになる。

それは、躾じゃなくって、ただの服従させただけだろう。
(犬の躾もそうだけどね・・そうやって服従させられてるだけの犬もいるから。)



それを国家でやれば、恐怖政治!

理解させて納得させなきゃ、躾とは言えない・・と、私は思っている。


じゃあ、躾という行為がどうこまでが許されるのか? 

それは一概には言えないと思う。
まさに、それは、ケースバイケースだから。


でも・・・
躾かどうかの基準は、「その瞬間に愛があったかどうかで決まる」と、思うのだ。

ちょっと過激な躾の例
    ↓
ホセが小学生だった頃、近所の子供と喧嘩して、相手をぼこぼこにやっつけてしまったことがあったそうだ。

そこで、近所のヤクザの親分さんがやってきて、

「ボン、(坊やの略?彼はいつも、ボンと呼んでたそうだ)
いいか! ちょっと手、出してみいや!」

親分さんに手を差し出すと、彼は、ナイフを取り出し、すーーと、ホセの腕に傷をつけた。

「いいか! ナイフで切られると痛いだろ! 人はな、殴られても切られても痛いんだ。
その痛みを、よう覚えとき! 
痛みを知ってるなら、ボンが、いっくら喧嘩してもかまへん!」



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(こんな人だったかどうかは知らないけど・・これは映画から↑)

「ヤクザだったらしいけど、そのおじさんは、いっつも優しくって、僕は大好きだったんだ!
今だったら、そんなことしたら、立派な児童虐待か、殺傷罪だろうけどさ、子供ながらに、その人のいう事が胸にしみたんだ。」

ホセが、なつかしそうに言っていた。


過激な躾だけど、そこには愛がある。
子供も敏感にそれを感じる。


だからこそ、子供も理解する。
やってはいけないことを、そうやって学んでいく。

結構、私は・・このホセから聞いた話が、好きなのだ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、この事件の話に戻るけど・・・

そこには、愛を感じられないんだよねえ。

子供がいなくなって捜索願を出す。
まずウソの供述をする。


この時点で、もう・・私の中ではアウトなのだ。

愛している子供だったら、いなくなっただけで、必死になるのが当然じゃないだろうか。
ふだんから世間体を気にする人であってさえ、いざとなれば、世間的も何もかもぶっとんでしまう。
ただ息子が無事でさえいてくれれば!! お願いだから探してくれ! と、なるものじゃないだろうか?


なーんとなく、彼の供述のすべてが、自分を正当化しているだけのような気がしてならない。

子供がいなくなれば、いずれはバレてしまうだろうから、 
早めに自分で届け出て、不幸にも行方不明ということで受理してもらえればいいな!と、たくらんでいたかのような・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

子育てをしていれば、イライラすることだってあるだろうし、かっとなって怒ってしまうこともあるだろう。
こんな子、産まなきゃよかった!と思うことだってあるかもしれない(笑)

それでも、あとで・・あ、悪かったなあ、と思ったりするのが親。

しかも、何かが起これば命に代えても子供を守ってしまう!

それが、愛なんだと思う。

正常な人ならば、誰でも持っている愛の気持ち。


ところが・・正常な人は少なくなってきてるんだろうか?

精神科医に言わせると、ストレスから精神疾患が増えているというし、霊能者は、悪霊、動物霊などが憑りつかれる人が増えてきてている・・とも言うし。


この事件の真相は、子供が無事に戻ってきて、真実を話してくれない限りはわからないだろう。

また、どのように法で裁かれるのかもわからない。
私は・・法の裁きが常に正しいとは思ってもいないし~。


この犯人は、(←犯人じゃないんだってば!)

「まさか、こんなことになるとは思っていなかった。 本当に躾のつもりだったんだ。」と、いうのかもしれない。

仮に・・それがホントだったとしても、

無知は最大の罪だ。

殴り殺しておいて、
「まさか相手が、死ぬと思わなかったんだ。」

というのと同じなのだ。


相手の痛みやダメージがわからない人は、無知でいられる。

無知でいられるってことは、ひとかけらの愛もないってことにならないだろうか?


つくづく、ヤクザの親分さんの躾を思い出す。。。

相手の痛みを知ること。

真面目に生きてる人だけど人の痛みを知らない人と、ヤクザだけど人の痛みを知ってる人だったら、

私は、迷わず後者をとるなあ。

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