アメリカ先住民が使用していたハーブの効能31

では、前回に引き続き、アメリカ先住民のハーブの効能31を紹介します。

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ただ、アメリカ先住民とひとことで言っても、北米大陸は広い! 
気候も風土もさまざまで、その地域によって、またさまざまな部族がいたので、これは、現在わかっているものだけを、31個にまとめたものだと思う。

また、これは・・彼らが住んでいた大地に生息していた植物を使った民間治療だったので、ひょっとすると、日本では手に入らないものや、まったく知られてないものもあるのかもしれない。

いや・・ちょっと待てよ! そんなはずないかな。
日本はほとんどのものが手に入る国、今ではハーブ専門店に行けば、ほとんど手に入るのかもしれない。


そこのとこ、どうなんだろう?

たとえば、アメリカでは、エキナセア(Echinacea)は抗生物質として使われてるし、ウイローバーク(Willow Bark)は、痛み止め、アロエは局部麻酔にも化粧水にもなるため、それなりにお馴染みのものなのだけど・・

そこで、カタカナで、エキナセア、ウイローバークなどという語句を入れて、ググってみると、ちゃーんといくつかヒットする。

ってことは、すでに日本でも知られてる、日本にも入っている・・ということらしい!

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では、さっそく紹介に入ろう。

アメリカ先住民のハーブとは、人間が本来持っている自然治癒力に焦点をあてて、陰陽医学とも共通する思想をもとに植物の持つ薬用効果を最大限に活かすことで治療にも使われてきたものだ。

彼らのシャーマンを中心に、長年、トライアル アンド エラーを繰り返しながら研究され、智恵として伝わってきたんだろうね~。



1.アルファルファ

これは日本でも、スーパーでよく見かけるよね。

消化を助け、血液が凝縮して固まる疾患、血餅を予防する働きも。他にもリウマチ、膀胱や腎臓の機能回復、骨密度と骨質の改善などにも効果があります。さらには免疫力を高める効果もある。


2.アロエ

これも、すでに日本では有名(化粧水などでも使われてたと思う。)

サボテンにちょっと似たような植物で、大きな厚い葉を絞って採取する液汁は、火傷、虫刺され、傷の治療に効果的。


3.ポプラ(Aspen)

aspen2.jpg
アスペンというのは、ポプラのことだったんだ・・と私は今、知った!
aspen leaf
こんな葉っぱだから、ポプラで間違いないと思う。

木部や内樹皮はハーブティーとして人気がある。発熱、咳、痛みを和らげる効果がある。
ヤナギの木からも採取されるサリシンを含んでいて、アスピリン同様に鎮痛作用がある。


4.ビーポーレン

ミツバチの体内から分泌した酵素で固めた花粉。
食事に混ぜて服用するとエネルギーを高め、消化を助け、免疫力を上げてくれるスーパーフード。


日本でも健康商品コーナーに置いてあったりしたはず。(結構、高かった記憶があるが・・。)

5.ミツロウ

ビーポーレン同様に、ミツバチ自体が分泌する物質。
虫刺され、火傷に軟膏として使用されるワックス。食べたり飲んだりすることはなく主に体に塗布するもの。


6.ブラックベリー

これも、ブルーベリーほどじゃないけど、日本のスーパーでも置いてあったはず。

乾燥した根と樹皮、葉をすり潰して熱湯を注ぐと下痢の治癒や炎症の鎮静化、代謝の活性化に効果あり。
また、冷ましてうがい薬代わりに使えば、のどの痛み、口内炎、歯茎の腫れを緩和する。


7.ブラックラズベリー

木イチゴと呼ばれてるものらしい。 これ、日本ではよく、おしゃれなケーキに使われていたような記憶がある。。。

Black RaspberryBlack Raspberry

乾燥した根をすり潰し熱湯に入れて飲む他、煮出してエキスを抽出したり、そのまま噛んだりして、咳、下痢、腹痛を和らげる。

8.そばの実(Buckwheat)

これは、日本ではとっても馴染みあるものだね。

そばの実はスープやお粥に入れて食すことで血圧を下げたり、血餅の予防効果が期待できる。腹下しの緩和にも。


9.カイエン(Cayenne)
cayenne.jpg

これは、カイエンペッパーとしてお馴染みにもの。赤い色だけど、辛くはなくて風味があるんだよね~。

さやは食事に入れたり、ティーにして飲むことで痛み止めとして使われる。
リウマチや消化不良の治療にも使われる。
血流を良くするためにパウダーにして傷に塗ると痛みを麻痺させる殺菌剤、麻酔としての効果あり。


10.カモミール

これもまた、カモミールティーで有名だね。

葉と花を使ったお茶が一般的で世界中で愛飲されているハーブティー。
主に腸疾患と吐き気の治療に効果あり。

11.チョークチェリー(chokecherry)

chokecherry.jpg

これは知らなかった・・ので、調べてみると・・

北米東部によく見られる野生のサクラで、鳥が好む苦くて小粒の黒い漿果をつける



と辞書に書かれていた。

え? 桜?

そういえば、日本のソメイヨシノとは違って、ぼってりと濃いピンク色のサクラが、春になるとこちらでも花をつける。
たぶん、これのことらしい。
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アメリカ先住民は、この植物があらゆる病に有用な万能薬として考えていたようだ。
例えば咳、風邪、感染症、吐き気、炎症や下痢などの症状に。
さらには、軟膏や湿布薬として火傷や傷にも。
種を取りのぞき実を乾燥させ、それをつぶしてお茶にしたりお粥にして食べることで様々な病気の治療に使われていた。


ただし、一部のチョークチェリーには高い毒性が確認されているものもあるので、もしも、摂取する場合は、毒を含んだ種を必ず取り除くようにすること。

知らなかった~。 こんなに万能薬だったのか。。。

12.パープルコーンフラワー(別名、エキナセア echinacea)

別名エキナセアとしても知られているこの植物。
ネイティブ・アメリカンは、伝染病や発熱時にこの植物をよく使っていたようだ。
また、殺菌力にも優れ、風邪、咳、インフルエンザの一般的な自然治療法としても現代では人気になっている。


echinacea.jpg

こんなの日本にはないと思ってたら、今では結構あるんだね~。
http://www.mit-japan.com/ndl/ndl/echibacea.htm


13.ユーカリ

これは、今では有名だね。エッセンシャルオイルでもいっぱいあるし・・・こっちではのど飴にもなってる。

ユーカリの葉と根の液汁は紅茶やハーブティーに混ぜると咳やのどの痛み、インフルエンザ、発熱の際に有用。
現代では、のど飴の成分に使われる。


14.フェンネル

これもスパイスとして結構使われてるね。

スパイスに使われるアニス風味の植物で、ハーブティーにして飲んだり、茎を噛んで成分を摂取することで、咳によるのどの痛みを緩和したり、消化を助ける作用や下痢を和らげる効果がある。

15.フィーバーフュー (Feverfew)

日本名でナツシロギク(夏白菊)と言うそうだけど、なんと、カタカナで、フィーバーフューと検索してもちゃーんと出てくるのにはびっくり。

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結構可憐な花だね。
これに関しては日本名の方がきれいだね。

現代でも、発熱や偏頭痛を和らげる自然成分が注目されていて、薬用として使われることの多い植物。
消化不良、喘息、筋肉痛や関節痛の治療にも使われている。

16.ツキヌキソウ(突抜草)Feverwort

これは日本にもあるのに、薬効としては知られてないみたいだね。
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痛みやかゆみ、肩こりなどにも使われる解熱作用のある植物。
これもお茶に入れて飲んだり、直接噛んだりして成分を吸収する。
すりつぶしてペースト状にしたものは、軟膏やシップとしても愛用されている。


17.ショウガ

これは、日本で知らない人はいないだろう。
薬味として最高だし、体を温めることでも知られてるからね~。

しかし逆に、一般アメリカ人にはあまり食べる習慣はない。

アメリカ先住民の医学においては、ショウガはスーパーフード。
つぶして食事に取り入れたり、ジンジャーティーとして摂取していたそうだ。
また、軟膏や湿布の代用品としても使われていた。

現代でも消化増進、抗炎症剤、血行促進などの作用があり、風邪や咳、インフルエンザに気管支炎、関節炎を治癒する植物として知られている。

18.薬用ニンジン(Ginseng)

これは昔から有名だね。江戸時代頃は、高価な薬の代名詞でもあったし~。
アメリカでは、ジンセンと呼ばれてるもの。

Ginseng.jpg

ところが、ちょっと調べてみると・・朝鮮ニンジン、高麗ニンジン、御種(おたね)人参と呼ばれているものと、アメリカのニンジンは、少々違う部分があるようだ。

俗に朝鮮ニンジンと呼ばれる昔からのヤツは、強壮作用があって体を温める作用があるんだけど、続けすぎると強すぎて、のぼせたりしてしまう症状が出ることもあるとか。

一方、こちらのニンジンは、

『本草従新』において
「肺を補い、火を隆す。津(唾液のような体液成分)を生じ、煩(イライラ)倦(だるさ)を除く。虚して火(熱症、陽症)の者に適している」と書かれている。



朝鮮ニンジン 火の作用
アメリカニンジン 水の作用



といえるのかもしれない。

参考に↓
Wikiより アメリカニンジン
西洋ニンジン
漢方における人参とは?


何世紀にも渡り東西を超えて珍重されるハーブ。
アメリカ先住民は、疲労回復や免疫力を高める効果があることを理解していたようで、肝臓や肺の機能改善をはかるため、ニンジンは最も成分が集中している根だけでなく、葉や幹も使われていた。


今さら言うまでもないと思うけど、このニンジンとは全く別物だからね。
ninzin.jpg


19.アキノキリンソウ(Goldenrod)

私は知らなかったけど・・秋の麒麟草と言うらしい。

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現在では、アレルギーやくしゃみの緩和になると広く考えられているが、これもまた、万能薬として彼らに愛用されていた。
お茶として食事に混ぜて局部軟膏として、気管支炎や胸苦しさの改善から、風邪、感染症、各種炎症、のどの痛み、消毒や殺菌薬として使用されていた。


ちっとも知らなかった。。。

20.スイカズラ(Honeysuckle)

別名、ニンドウ(忍冬)というそうで、冬場を耐え忍ぶ事からこの名がついたとか。

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スイカズラの実、幹、花、葉はハチ刺されなどの局部治療と、経膚感染の治療に使われた。
お茶にして飲む際には、風邪、頭痛、のどの痛みの治療に用いられていた。


21.ホップ

ホップといえば、ビール・・というくらいしか知らなかったけど、こんな植物 ↓

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ホップの成分はお茶で摂取し、消化不良の治療に使われた。
アロエなどの他のハーブや植物とミックスすることで、筋肉痛を和らげる効果を見出していた。
また歯の痛みやのどの痛みの緩和にも使用された。


22.リコリス

リコリス(Liquorice)はヨーロッパや北米では昔から幅広く愛されていて、よくお菓子でみかける。

真っ黒なものや赤いものが多いかな。
ちょっとチューイーなゴムみたいなカンジで、うーーーーん、味は、ちょっと薬っぽいというかなんというか・・。
一般日本人には好まれない気がする・・・。(だから、日本では有名になってないって気がする)

参考に↓
リコリス菓子


根と葉は咳、風邪、のどの痛みの治療に。根は噛むことで、歯の痛みを和らげる。


23.マーレイン(Mullein)

amrlain1.jpg

これもマーレインで検索すると、結構ヒットするんだよね。

この植物はお茶に混ぜたり、サラダに混ぜたりして料理に加えて食されていた。
炎症や咳、鼻づまり、風邪による胸元の痛みの治療薬として主に使用され、比較的一般的な植物で、庭先や、家の近くで見かける。


24.トケイソウ(Passion flower)

これって、なんとパッションフルーツだったんだよね~。 私は昔からジュースは好きでよく飲んでる。。。(笑)

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あさに、時計みたいな花だね~。

葉と根はお茶をに使われ、不安や筋肉の痛みを取り除く治療薬。
また、火傷や虫刺されなどの肌のけがに、トケイソウから湿布が作られていた。



25.ムラサキツメクサ(red clover)

これは、野原でよく見かけたような気がする。。。

Red Clover full plant

この植物はアメリカ国内で広く分布されていて、花と葉、根はお茶として、また、生のまま食された。
炎症を抑え血流を向上させる効果や、呼吸器疾患の治療に使われていた。



26.ローズヒップ

これは、日本で若返りのハーブとしても有名になった気がする。

赤に近い濃いオレンジ色したベリーの一種で野バラの実。
現在では、ビタミンCが豊富なことなどは広く知られている。
ローズヒップの秘めたるパワーは、食べれば風邪や咳、胃腸炎の治療になり、殺菌効果があるので炎症の治療にも使われる。


27.ローズマリー

これは、スパイスとしてもエッセンシャルオイルとしても有名だね~。

マツ科の一種で、筋肉痛の治療、血行促進や代謝促進を促す働きが期待できるもの。
料理に使用することはもちろん、ハーブティーの材料としても使われる、ポピュラーな植物。



28.セージ

これも同様に、すでに有名だね。

北米で広範囲に生息する灌木は天然の虫除けにもなる。
消化不良、風邪、のどの痛みの改善するとき、真っ先に挙るのがセージというくらいポピュラーな植物。


29.スペアミント

これも言うまでも無いね~。 ガムもいっぱいあるし~。

ミントは、ネイティブ・アメリカンたちの間でも頻繁に使われてきた食物。
咳、風邪、呼吸器疾患の治療に使われていた。
下痢の治癒や、血流の刺激剤としても使用された。


30.カノコソウ(Valerian)

鹿の子草と書くようで・・私は知らなかったんだけど、白い花もあるらしい。

Valeriana_officinalis_-_Köhler–s_Medizinal-Pflanzen-143

乾燥させることでカノコソウの薬用成茶に混ぜられ根は筋肉痛を和らげ鎮静効果がある。

31.ストローブマツ(White pine)

これは、クリスマスツリーによく使われてる。 時期になるといっぱい売り出されてる。。。
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こちらもどこにでもあり、葉と内樹皮はティーと混ぜて飲むことができる植物。
呼吸器疾患と胸の苦しさなどの一般的な治療に使われていた。


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以上が31のアメリカ先住民のハーブというわけだ。

こうやってみていくと、たぶん全部?今では日本でも入手できそうなものばかり。

おそらく日本にも、昔は薬草師がいて、そこの土地の風土にあったハーブ(薬草)を使っていたことだろう。

厳しい自然も、こうやって人の知恵によって活かされていたということだね。
きっと、どこの国でも。

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