ココ・シャネルとマリー・ローランサンの類似点

「あなたの好きなモットーとしてる言葉ってある?」
と、アメリカ人の女の子から聞かれた。


好きな言葉、モットーとしてる言葉・・って、日本語でいうところの、座右の銘は何?って聞かれてるのかなあ。。。

「うーーん、なんだろう?」

私は少し考えたてみたが・・出てこない。

すると、彼女が話し出した。

「私が一番好きな言葉は、
There is always light behind the clouds.(雲の向こうはいつでも青空) Louisa May Alcott(ルイーザ・メイ・オルコット)の言葉よ。
あとは、ココ・シャネルの言葉が好きかな。」


「ココ・シャネル? たとえば?」

「色々あるけど・・
My life didn’t please me, so I created my life.
私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。

「なーるほどねえ。
ココは、たしか子供の頃から親と離れて苦労してきた人だったもんね。」

「そのとおりよね。」

そうゆう彼女もまた、将来ファッション業界で働くことを夢みている。
現在は業界でインターンシップとして働いているのだ。

「他にも、ファッションに関することでもステキなことを言ってるのよ。」

「どんなこと?」


彼女は、こんなことばを教えてくれた。
       ↓
Adornment, what a science! Beauty, what a weapon!
Modesty, what elegance!
装いは「科学」であり、美しさは「武器」であり、謙虚さは「エレガント」。


なーっるほどね!
謙虚さは「エレガント」だったんだね。
きっとこれは、彼女のファッション哲学でもあるんだろう。

Money is not intended to be absorbed in order to make money, it should be crazy what to use.
お金は儲けるために夢中になるものではなく、使うためにこそ夢中になるべき。


世の中には、お金持ちな人と豊かな人がいる・・・という、ココ・シャネルの言葉も聞いたことがある。
お金は心豊かになるために使うもの、かもしれない。


Simplicity is the keynote of all true elegance.
シンプルさはすべてのエレガンスの鍵。


で、エレガンスは謙虚さなんだよね。
日本のわび・さびもまた、究極のシンプルな美の追求かもしれない。



Fashion fades, only style remains the same.
流行は色褪せる。不変なのはスタイルだけ

たしか、彼女はこう言っていた、「私は流行を作っているんじゃないの。私が作っているのはスタイルよ。」と。
うーーん、それなら・・現代のファーストファッションブームを見たら卒倒したかもなあ(笑)

Luxury must be comfortable, otherwise it is not luxury.
贅沢とは、居心地がよくなること、そうでなければ贅沢ではない。

luxury.jpg


贅沢が好き、というのは、確かマリー・ローランサンも言っていた言葉だ。

マリー・ローランサン(1883年10月31日 - 1956年6月8日)は、20世紀前半に活動したフランスの女性画家で、
パステル調の若い女性の絵ばかり描いた人だ。

marie_L.jpg

これはマリー・ローランサン自身の、自己紹介文↓

ぜいたく好き。パリ生まれがとてもご自慢。「シルヴィー」(G・ド・ネルヴァルの詩)の歌を全部知っている。演説も、ひとの悪口も、忠告も、お世辞も好きじゃない。早く食べ、早く歩き、早く読む。とてもゆっくり絵を描く。


参考↓
マリー・ローランサン と 堀口大學


マリー・ローランサンは、私生児として生まれ、パリの下町でひどく貧しい環境の中で育った。
ココ・シャネルと境遇はひどく似ているかもしれない。
しかも、なんと同じ年だったそうだ。

二人とも才能あるアーティストとなり、贅沢好き、そして数々の奔放な恋の経験者。


ところで・・そんな彼女たちが目指した「贅沢」とは、いったい何だろう?

ひょっとしたら、 英語のLuxuryという言葉は、日本語では贅沢と訳してしまってるけど、もっと違うニュアンスを持つ言葉かもしれない。 さらにフランス語では、もっと違うニュアンスがあるのかもしれない。

ココ・シャネルはこんなことも言っている↓

私は贅沢が大好きです。
贅沢とは、お金を持っていることや、けばけばしく飾り立てることではなく、
下品でないことをいうのです。
下品こそ、もっともみにくい言葉です。




貧しい中で育った子供は、えてして大金持ちになることを夢見る。
それはわかる!のだが・・なぜか、成金趣味に走ってしまう人も多いような気がする。

キンキラキン~♪ ほれ、見てみぃ!金かかってんだぞーー! 

秀吉さんの茶室みたいなもんかな? ↓
kin_chasitu.jpg


そういえば、ずっと前の私の記事の、天変地異と太陽フレアと結婚式の中で、ある大富豪の中国人カップルの結婚衣装を、ここにアップしたことがあったけど・・・これは、さすがに私も絶句だったなあ f^_^;
(怖いものみたさで、ここのページをクリックして写真覗いてもいいよ!)


しかし、生まれも育ちも最悪だった彼女たちが目指したものは、まったくの別物だ。

金持ちになることではなく、限りなく豊かで上品であること・・エレガントを目指したかったんだろう。

そうすると、趣味というものも生まれや育ちとは関係ないんだなあ、っと今さらながらに思えてくる。

まあ・・ひょっとしたら・・これは彼女たちがフランス人だからかもしれないけどね~。



アメリカの場合、貧しい生まれスラム育ちが大金持ちになると、なぜか、ほとんどの人が超成金趣味に走る傾向がある。
こりゃもう、秀吉さんも真っ青なくらいの成金趣味だ。

海を見下ろす高台の真っ白な家、もちろんプール付き、豪華な車とヨット、ロレックスの時計に、
おまけに、美女をはべらしてジャグジーか↓(笑)
biff_trump_23102015_620_335_100.jpg
実によくある、ステレオタイプな成金金持ちの図。


そこにいくと、フランス人気質というものは、ちょっと違うらしい。
たとえば・・・恋人の見た目について言うと、
若くてきれいな美女や、見るからにイケメンというのは、それほど好まれない。

一般アメリカ人が好む女性像は、美人でセクシーに尽きるが、フランス人が好むのは、個性とコケティッシュだと言う。

セクシーもコケティッシュも日本語にしてしまえば、似たような意味になってしまうけど、おそらく・・それは違うニュアンスを含む言葉だろう。

コケティッシュは、日本語の色気に近いのかもしれない。
決して、セクシーではない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

パリをこよなく愛し贅沢が大好きな二人。
同じ年の生まれのココ・シャネルとマリー・ローランサン。


マリーは、ココ・シャネルの絵を描いている。
        ↓
painting_coco.jpg
マドモワゼル・シャネルの肖像↑

しかし、この絵をココは気にいらなかったそうで、最後まで受け取らなかったという。

なんともまあ、悲哀、哀愁の漂うような表情、色使い。
胸をはだけて真っ白な肌をみせているのに、豊かな胸さえない。

そりゃ、そうだろうなあ。

当時は、モード界の女王だったココ・シャンネル。
「私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。」
と、言ってのける彼女がこんな自分の絵を気にいるはずはない。

なぜ、マリーは、こんな絵を描いたんだろう?
おそらく、彼女が気にいらないことはわかっていたはず。

二人の間に何があったのかは知らないけど・・・
ただ、画家の目でこんな彼女を描きたかっただけなのか?


優れた画家はふたつのものを描く。 人と人の心の動きである
A good painter is to paint two main things, namely, man and the workings of man’s mind.


これは、レオナルド・ダ ビンチの言葉だったか・・。

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