日本の情緒

white cat green eyes
LAのの日本語放送のTVを見てたら、おかしなTVショッピングの番組をやっていた。
なんと、日本の心「演歌」のCDセットが、199ドルだって~。

信じられん!そんな大金出して、買う人がいるんかなあ~。←演歌嫌いでほとんど聞いた事がない。
(他に、見るものが無いんで、仕方なく、チャンネルはそのまま。)

     着てももらえないセーターを~♪寒さこらえて編んでます~♪
     女心の未練でしょーか~♪


これ、北の宿からって歌だそーで、プロモーションに流れてました。

「げげ!なんで、着てもらえないってわかってるのにセーターなんか編むの!出来あがったら、どーすんの?
それに、なんで寒いのこらえるの?暖房無いの?」

ぶつぶつ言ってる私に、ホセが呆れたように教えてくれた。

「それって、比喩的な表現だろーよ。次の、女心の未練て、フレーズに繋げるための・・。」

「未練て~?なんだか、ストーカーみたいで怖いじゃん!姿を想像すると、怖い歌だよなあ。。。」

今度は、曲が変わって、漁師さんの歌らしい。

    海の男はよ~。兄弟船がどーとかこーとか~♪

「あ、漁師さんの歌だ~!」

次は、木こりさんの歌、「与作」だ。←これは、知ってるぞ。

「そうか~、演歌には、ストーカーみたいなネガティブな歌だけじゃなくって、漁師や木こりさんの歌もあったんだ~。じゃ、農業関係者や牧畜業者の歌ってないのかねえ?」

「うーん、たしか・・吉幾蔵の歌で、なんかあったと思うよ。」

「ふーん、そうなのか~。」ところで、何で、ホセがそんな事を知ってるんだろ?

「ところで、労働ソングは、いいとしても、恋愛テーマの歌って、なんで、こんなにネガティブなんだろ?」

「だって、そうゆうのが、日本人特有の情緒ってもんなんじゃないの?」

ええ!だとしたら、そんなのおかしいよ!そりゃ日本人の欠点だね。
だって、振られたくせにウジウジしてるって気持ち悪いじゃん。そりゃ、ストーカーしないにしてもだよ、ずーーと思い続けられたら、相手も不気味だろうし、自分だって、どんどん明るく前に進むべきだろーが!そんなのを歌にしてるって事が、そもそも恥ずかしいって思わなきゃならないのに、それを、当然のように振舞って、日本の心だなーんて、言うところが気に入らん!」

「はいはい。誰も、アンタに未練を持つヤツはいないから、大丈夫だよ。」

そ、そーゆう事じゃなーーい!私はだね~、日本の情緒とは、英語には無い、美しい言葉や情景を表す言葉にはあるが、ネガティブなものは認められないのだよ。
例えばだ、雨を表す言葉、五月雨、霧雨、時雨なーんて言葉は、日本の情緒と呼べるものだと思う。しかし~・・。」

ホセは、完全に無視して、PCでゲームをやっていた。←こうゆうところがムカつく。私の熱いスピーチを無視するんだから。

・・・・・・・・・

この日の午後、ある20代の日本人女性から、電話がかかってきた。

「あのねえ、英語の質問なんだけど、英語で未練って、何て言うの?」

「は?そんな単語は、英語には無いよ!」

「ええ~、無いんですか~!私、アメリカ人の彼にメール出すのに、困ってるの。別れても未練が断ち切れず、また会って欲しいって書きたいのよ。」

   げげ!やっぱりいるんだ~。セーター編んじゃうようなヤツ。
   また、北の宿からって曲が耳元で流れ出した気がする。

「だったら、まだ、愛してるから戻ってきてくれ!って書けばいいじゃない。」

「それじゃ、ダメなんです!すでに、僕たちの愛は終わったからって言われてるんだから!」

       じゃあ、どうやったってダメだろう。さっさと諦めればいいのに。

「じゃあ、君の愛が終わるのは勝手だけど、私は終わってないんだ!だから認めないぞ!戻ってこい!って書けば?」

「それじゃあ、まるで、脅迫みたいじゃないですか!!切ない未練を表す言葉とか言い回しって無いんですかね?」

「うーーん、じゃあ、cling to~ってのでも使っとけば?ひっついて離れないって時に使えるし、幼児がお気に入りのタオルを離さないときにも、たしか使える言葉だ。」

「ああ、そうか~。なーんかイマイチだけど、まあ、それでいいや~。」

やれやれ、未練なんて言葉を使いたがる日本人は、ここにもいたのか。
そんな言葉をアメリカ人に使ったって、通じないのになあ。むしろ逆効果だろうよ。

きれいなバイバイレターにするか、やり直す気があるなら戻って来い!の方が、まだ戻ってくる確率だってあるだろうに。

言葉や言語って、実に面白いって思うときがある。
その国によって、存在する単語が違うし、たしかフランス語では半過去ってのがあったり・・。
つまり、その国の国民性を、はっきりあらわしてるってことになる。


「未練」て単語が存在しないのは、そんな感情が一般的に存在してないからだ。
それが、日本的情緒になるのかどーかは、別として、私は、ただ理解できないだけ。
説明を聞くと、ただネガティブな執着心としか思えないのだが・・。





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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

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