アメリカで見つけたシリアの難民問題の記事

私は、めったに政治がらみのニュースを見ない。
とくに、TVニュースは!

ところが、たまたま、ネットで上がっていた日本のニュースを目にしてしまった。

    それが、これ↓
Japan PM Abe says Japan must solve its own problems before accepting any Syrian refugees

これは、9月29日、安倍首相がNYで記者会見をしたとき、シリア難民に対して言ったことがそのままタイトルにされてしまった記事のようだ。

Japan PM Abe says Japan must solve its own problems before accepting any Syrian refugees
これが記事のタイトルにもなってるのだが・・・

日本国首相は、シリアの難民問題なんかよりも先に、自国の問題解決をしなきゃならないだよー。
だから、そんな事に構ってられるか?


なんだか、そんなニュアンスに聞こえてしまう・・・・。(つーか、そのまんまだけど・・。)


しかも、この記事だけじゃないのだ。
他にも、同様の内容の記事が多くヒットした。
      ↓
Japan says it must look after its own before allowing in Syrian refugees
4928.jpg


ええー!!
いくらなんでも・・・海外の記者会見で、そーんなこと言っちゃったの?

なんで~?

最初の英語版の記事には、こんなふうに書かれいた。↓

"It is an issue of demography. I would say that before accepting immigrants or refugees, we need to have more activities by women, elderly people and we must raise our birth rate. There are many things that we should do before accepting immigrants."

これは、シリア難民を日本が受け入れるかどうかという質問に対する回答で、

(我々には)人口問題があります。 移民や難民問題よりも先に、我々は、女性や高齢者の活躍についてや、出生率を上げて行くことで、移民を受け入れる前に、やらなきゃいけないことがいっぱいあります。


ええー?

うそ~?

なんやねん、これ!
(←なぜか関西弁? 東京出身だが・・。)

まさか、こんなこと、安倍首相が言うわけないじゃん。 仮にも首相だよーー。

おたくは、難民を受け入れないの?

という質問に対し、

そんなよその国の難民なんかに、かかわってられっか! うち、色々と忙しいし~。
750億ってお金は出したんだから、いいじゃん!


ま、そんなふうにもとられかねない。(つーか、そのまんま?)

それよりも、この、支離滅裂な非論理的な答え方が、最悪なのだ。
ただ、NOと言ってるだけじゃなくて、首相の品性や教養にも関わるし、それがまた、日本のイメージとしても見られてしまう。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今やシリア難民は、すでに400万人を超えたと言われている。

ヨーロッパは、どこの国も大変な状況だ。

当初、メルケル首相が「シリア難民を受け入れる」という決断を公表した。(←ものすごーい温情的決断で、過去のドイツの歴史上ではありえないような・・・)

しかし、1週間ほどで、ドイツは再び難民の流入を抑える方向に転じてしまった。

refugee crisis


とんでも無い数の難民が押し寄せてしまったからだ。

そりゃあ、受け入れると公言しちゃえば、ますます期待を強めた人々が、ぞくぞくとドイツに向かうに決まってるからね。

難民施設の受入れ体制
国内の排外感情の高まり
難民の流入に」よる治安の乱れ


もちろん、これはドイツだけでなく、いまやヨーロッパ全土の問題になってる。 
それは遠く北欧諸国にまで及んでいる。

ニューズウィークの記事には、こんな事が書かれていた。

デンマーク「難民にとって魅力のない国」を目指して

北欧は、どっちかというと「寛容」だったはずなだが・・それどころじゃないのだろう。
押し寄せた難民で、国が崩壊するとも限らない。

まあ、無理からぬデンマーク政府の決断かもしれないけど、ところが、デンマークの国民には反対運動がある。
「我が政府は、難民を見捨てるのか!」と。
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そして、一方アイスランドでは、こんな記事がある
    ↓
心温かいアイスランド人、一般市民11,000名がシリア難民の受け入れに意欲。

これは、ビョルクビンスドッティルさん(大学教授)が、フェイスブックを通じ難民を支援する活動を始めたところ、こんなに反響があったそうだ。
 こちらの方↓
ice.jpg


アイスランドという国は、北海道と四国を合わせたほどの面積に人口はたったの33万人だという。
しかし・・そこに、ひょっとしたら国民数以上の移民が押し寄せるかも・・。

そうなると・・?
どうなってしまうんだ?


いずれにしても、受け入れる国も、相当な覚悟がいるということだ。

しかし、当然ながら・・難民側はもっと必死。

refugee crisis1

悪徳仲介業者に持ち金をむしり取られ、劣悪な環境で荷台に押し込められ、経由地では、嫌がらせを受け続けることだろう。
また、海路を進めば、沈没したらすべてを失う危険もはらんでいる。

・・・・・・・・・・・・

今や、そんな状況下なのだ。

そこで、安倍首相の、この記者会見における発言て、どーなんよ?


それに・・これに対する日本側の反応はどうだったんだろう?

そこで、日本側のこれに関する記事を検索しようとしたんだけど、なぜか見つからないのだ。。。


たぶん、大手メディアのニュースにはなってないのか?

彼がこんな発言しちゃったことを、日本国民は知らないのかも?


・・・・・・・・・・

そして、ようやく、1つ見つけたのが、これだった。
   ↓
安倍政権、アメリカでもメディア操縦を試み失敗 ニュース・コメンタリー(ビデオニュース・ドットコム)


この記事を見て、ようやく私にも全貌がはっきり見えてきた。


つまり、

記者会見では、あらかじめ発言者が決められ、質問内容も決められていて、その答えも用意されている。
(筋書き通りのヤラセってことだね。)

ところが、外国人記者が、台本以外のことも、上手に付け加えて質問しちゃった。

(まあ、こんなことはアメリカではよくあることで・・・だからこそ、日ごろからアメリカの政治家は、どんな質問されても冷静に上手に回答出来るように訓練を積んでる→それが、政治家になることの必須条件でもある。)



で、安部さんは、その回答を用意してなかったんで、焦りまくりで、つい、自分の言葉で答えるしかなかった。

その結果が、こうゆう発言になったというわけだ。




政治家はじめ、大物と呼ばれる人は大変だね~。

こうやって、すべて映像に残り、記事として残されるんだから。
いくら権力を使って国内のものを抹消できたとしても、世界に散らばったものまでは消せないわけだし。

おまけに、その個人レベルの人物像までもが、映像に残ってしまう。

こりゃあ、彼の人物像としても、大ダメージだと思う。
(まあ、日本ではあまり報道されてないから、日本人は知らない人が多いだろうけど・・)


たしかに、このビデオを見ると、

難民を受け入れについて聞かれたとき、その返事をイエスともノオとも言わずに、
いきなり、こんなことを言ってる。↓

(我々には)人口問題があります。 移民や難民問題よりも先に、我々は、女性や高齢者の活躍についてや、出生率を上げて行くことで、移民を受け入れる前に、やらなきゃいけないことがいっぱいあります。


やっぱ、英語で翻訳されたとおりのことを言ってたんだ。。。


だけど・・・

なんで、難民を受け入れるかって聞かれてるのに、その答えが、日本の人口問題や女性や高齢者や出生率を言いだしちゃったのか?
それも、いきなり・・・。

わけ、わからん。。。

その両方の関連性はゼロだし・・・ってことは論理性がゼロ。(←昔の井戸端会議のおばちゃん集団みたいじゃか・・・←おばちゃん人権侵害発言。)

僕って、国内のことで、やることいっぱいあるのよ~ということが言いたいだけだったなら、それにしては・・・あまりにもオソマツ過ぎて頭痛がしてくる。
(そもそも、そんな個々の国の問題だったら、どこの国だって、それぞれに抱えてることはあるわけだし。)


おまけに、最後に移民を受け入れる前に、やらなきゃいけないことがいっぱいあります。」って、メガトン級の大失言。

移民じゃないつーの。 難民だってば!

肝心要のこんなところを間違えるってことは、

かなり・・焦ってたか、
または、移民でも難民でも大差ないという心情が露見してしまったか。
または、移民と難民の区別もついてないような教養不足だったのか?



そう見られてしまう・・ということだ。
おまけに、意味不明のことを言いだすし、質問にも論理的に回答できない能力不足な人物・・と。

悲しいことに。。。。

まあ、人は、予期せぬ事態に陥ってしまうと、つい、本音が見えてしまうものだ。
それも、必死で言い逃れようとすればするほど。



だからといって、今さら安部さんを批判する気も起こらないし、なんだか、むしろ、お気の毒~って気がしてくる。
だいたい、この方を総理大臣にしたのは日本国民のわけだし、それが、不当選挙で当選したというなら、そんな選挙を許してしまうのも国民だってことになる。
決して、彼だけに責任を押し付けて非難することが正しいこととは思えない。


そもそも、この国連総会はシリアの難民問題が主要な議題になってたわけなんだし、こういった質問が出る方が当然なはず。
その回答の用意もされずに、日本同様に筋書き通りで終わると思いこんでたってことだし。

それは、安倍さんのブレーンがお粗末だったってことだ。

彼は、ブレーンにも恵まれてないってことか。



じゃあ、どう回答すれば、よかったのかは、シロウトの私にはわかりようがないが・・、

もしも、そんな他国のことなんか、知ったことか~!って答えるにしても、言い方ってものがあると思うのだ。
(もちろん、それが正しい選択かどうかは別として・・)

せめて、難民受け入れに積極的だったドイツの例を出し、

「難民を受け入れることによる国内に置ける大きな弊害を考慮し、今はすぐに受け入れるとは出来ない。
まずは、一国の首相として国民を守る義務があることを忘れてはならないからだ。 
しかし、難民問題は決して放置できることではないことも重々承知している。 なんとか議会においても具体的な方法を考え
積極的に解決させる方法を打ち出していきたいので、ぜひ、皆さま方にも、一緒に考えていって頂きたい。」


と、答えることはできなかったんだろうか?
それは、私のシロウト考えに過ぎないだろうけど(笑)

やれやれ。

まあ、起こってしまった事実を、今さら、どうすべきだったなんてことを言っても意味が無いだろう。。。


それに、

この記者会見がヤラセだったとか、メディア操作、メディア介入、言論弾圧!・・なーんて、今さら驚くことも怒る気はさらさらない。

だって、ほとんどの記者会見がそんなものだってことは、すでに知ってるからね~。
もちろん、それは日本に限ったことじゃないし。
すでに、多くのマスコミは国民に真実を報道する機関じゃなくなってるわけだし。。。

だから、

私は、めったに政治がらみのニュースを見ない。
とくに、TVニュースは!


見る価値がないから。

・・・・・・・・・

それにしても

シリアの難民問題

たしかに、これは大きく世界を巻き込むことだろう。

そして、大きく世界を変えてしまうことだろう。

難民対策をなんとかしなければならないのは、誰でもわかってることだ。
そして、対処療法だけではなく原因の核にあるシリア内戦をなんとかしなければならない、ってのも当然なことだ。

そんなことは誰でもわかってることだ。


だけど・・・

「この難民の大量発生の原因はアサド政権にある。だから難民問題の根本的解決のためにはアサド政権を倒さなければならない」

というのが、アメリカのオバマ政権の言い分。

そしてアサド政権の背景にはイランがいる
「イランの革命防衛隊がさまざまな民族を動員して宗派的抹殺と住民の強制交換を行っている」 (シャルク・ル・アウサト紙)

さらにロシアのプーチン政権は、アサド政権をバックアップ?

そして、中国も?

もちろん、ロシア側は元凶はアメリカにあるというのが言い分だ。


そして、結局、ますます戦争へと突き進む。

これじゃあ、シリアの難民問題なんて、なーんの解決にもならないのだ。



だから、私は、

めったに政治がらみのニュースを見ない・・んだけどね~(笑)


そんなことならば、むしろ、前述のアイスランドの人々の方が、よっぽど建設的な考え方だと思えてくる。

アイスランド女性が難民に救いの手 政府に受け入れ拡大要求

たった30万程度しかいない国民の12000人が受け入れると言ってるってことは、これは、すっごく大きな数字だ。

もちろん、それはアイスランドだけではない。
政府がこれ以上は受け入れられないと言っても、個人レベルで各家庭に受け入れようとする人々もいるわけだ。

ドイツでは、ルームシェアなどの形で住居を提供してくれる人と難民を引き合わせるウェブサイトが運営されているという。

german.jpg

彼らは言う。

「食料や衣服や部屋を提供したい人はたくさんいる。」
「旅費出したいという人もいる」
「言葉を教えて、ここで生活できるようなお手伝いをしたい」
「うちにも子供がいる、一緒に育てることは十分可能だ。」



つくづく、人の力ってすごいなあ~と思う。
すべての人々が、こういった思いを持つならば、難民問題は解決されることだろう。

それに、政府はいらない・・・だろう。

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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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