リョコウバトとオーデュポンに思いを馳せる

あいかわらず、世界中では生物の大量死が続いてる。
うちの近所の海岸でさえも、イワシの数百万匹の大量死、ラッコの大量死、イルカ、アザラシ、などなど。

しかし最近ではそんなことはニュースにもならなくなってきた。

そんな大量死どころか・・株式市場や金融市場の混乱と暴落、大きな不況や恐慌、あるいは、戦争、難民などの社会混乱などなど世界中で問題は山ほどあるわけで・・そんなことでさえ、一般メディアでは、それほどニュースにも上がってこない気もするが・・。

もっとも大手メディアのニュースなんて報道規制の枠内でのニュースなわけだし、どうせ、それは当たり障りの無い内容かまたは一般人の洗脳目的だろうからなあ~。

まあ、今さらそんな批判めいたことを言うつもりもないし私の中では、もはやどうでもいいことだ。

しかし、明らかに2015年9月に入って、加速度的に大きく変化が起こりつつある、というのは、なぜかひしひしと実感している。

2015年09月28日は、ユダヤ教の祭「仮庵の祭り」であり、皆既月食でもあり、旧約聖書『ダニエル書』にも予言されているとか、はたまた、マヤ歴は2012年に終わるとされたのは、実は計算間違いで2015年の9月のことだったとか・・。



まあ、そんな事柄をちゃんと1つ1つ調べたわけではないし、この際、そういったことを別にしても、

なーんとなく実感として、今までにない変化の渦というのは感じる。


つい最近私が耳にした巷のニュース
   ↓
●カリフォルニアの旅行会社が所持する車、つまり観光用の車の保険がおりなくなってしまった。
今までの保険会社が急に撤退してしまい、
新たな保険に入らない限り車が使えない→それまで観光の仕事が出来ない→旅行会社の危機

という図式で、その業界では大変なパニックになってるらしいのだ。

車両保険なんてどこの会社でもいから、営業開始するためには、すぐに入ちゃえば?・・と単純に思ったのだが、どうやらそうゆうわけにはいかないらしい。

日本車には保険がおりないとか、州外に出る車には保険が適用できないとか・・・急にルールが変えられてしまったらしいのだ。

うーーん、何かがウラで動いてる。

それと同時に、今まで大手の個人向け専用だった車両保険会社がコマーシャル保険に参入することになったそうだ。
それも、この時期に急にだ!

うーん、これも・・初めから仕組まれていたことのような。。。

一般人でしかない私には、何がどう仕組まれているのかは、もちろんわからないのだが・・
ただ、業界も政府も、何か必死な動きを見せ始めたことだけは、ひしひしと伝わってくる。


それと、つい先日のこと
田舎に出向いて、オレンジと蜂蜜を買いにいったのだが・・

●蜂蜜がなくなった!

毎年買っている、精製されてない生蜂蜜の瓶入りが、今年は売ってないのだ。
蜂蜜が取れなくなってしまったのだという。

うーーーむ。

みつばちの大量死もあり、今年はとくに蜂蜜が取れにくいというのは聞いていたが・・やっぱりか~。

こんな身近な出来事からも、なぜか大きな変化の渦に入ってきているような気がしてならない。

いずれミツバチも絶滅するのだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふとそんな事を考えながら、家で本の整理をしていたときことだった。

ぼとっと落ちた本があった。

手にしてみると、オーデュポンの祈り(伊坂幸太郎)という本。

7-8年前に、確か日本の友人が送ってくれた本だ。
今読みたい小説第1位、シュールな不条理ストーリー、型破りのミステリー新人作家などのキャッチフレーズが書かれた帯が巻いてあった。

つい苦笑してしまう。

もちろん、ずっと前に読んでいる本なのだが・・それって、あまりにも大げさなキャッチフレーズじゃないかい?
(←もっともキャッチフレーズなんてものは大げさにつけるものだろうが・。)

そもそも・・最大のミステリーが「島には音楽が無かった・・」という点が、ちと弱い気がする。(←ネタばれしてる)
つーか、これには不自然さを感じてしまうのが否めないよなあ。

土着の歌や楽器がない集落なんて民俗学的にあり得ないだろうし・・あり得ない村を想定するにはもっと、それを納得させてしまうような何かが欠けてる。(読後の感想)
それに、その音楽がテナーサックスってのもなあ。(←作者が単にジャズ好き?サックスが好き?だったのか・・。)

それと、話す案山子が登場する点が、シュールな不条理というキャッチフレーズになったらしいが・・・そんなものは、別に珍しい話でも何でもない。。(←おいおい!案山子が話すのはめったにないぞ!つーか、絶対無い!)

いや、私的には、別に不思議な話ではないのだ。
似たような話は昔からよくあるからね~。

そもそもネコだって話すんだから、案山子が話すくらい当たり前だろう!(←おい!)


おっと~!
なんだか、本の批評みたいになってしまったが・・・・。
そんな批判をするつもりは毛頭なく、なんだかんだ言っても私はこの作家のストーリー展開と、会話文はなかなか面白くて好きなのだ。

そこで、今回、あらためて気になったこと。

この本の中に登場するエピソードなのだが・・・

オーデュポンとリョコウバト

オーデュポンというのは、ジョン・ジェームズ・オーデュボン(John James Audubon)1785年4月26日生 - 1851年1月27日没
アメリカ合衆国の画家・鳥類研究家。 北アメリカの鳥類を自然の生息環境の中で極めて写実的に描いた博物画集の傑作『アメリカの鳥類』(Birds of America, 1838年)によって知られる。
Wiki

ジョン・ジェームズっての、完全に英語名だし、オーデュボンってのは完全にフランス語名だし・・
いったいどーなってる人?と思って調べてみたら、

John_James_Audubon_1826.jpg


1785年、フランス領サン・ドミンゴ島(ハイチ)のレ・カーイの生まれで、フランスのナントからの移民の母(フランス人の屋敷で小間使いをしていた)とブルターニュ出身の長距離船の船長が父だったそうだ。
母親は生まれてすぐに亡くなったようで、子供のいなかったオーデュボン夫妻に引き取られて養子となり育てられたようだ。

1789年(なんとフランス革命の年じゃんか!)に、彼が4歳の頃、フランス本土に引き揚げている。
フランスにやってきた息子は絵が好きだということで、そこで彼は絵の勉強をさせてもらったようだ。

その後、彼が18歳のときにアメリカに移住。
ずっと絵を学んでいたようで、アメリカにわたってからはフィラデルフィアの近くにあった父の農場で仕事をしながら鳥の絵を描いていたそうだ。
その後、アメリカ各地を旅して鳥の観察を続け鳥の絵を描き続けた。

birds.jpg
birds2.jpg
birds3.jpg

かなりな貧乏暮らし苦労したらしいが、最終的には北アメリカに生息する鳥の絵で有名になった人だ。

それまでは、鳥の絵というと図鑑を見て書かれたものしかなく、彼のように自分の足で歩き、自然の中に生息する鳥の絵を描きつづったものがなかったそうだ。

おそらく、ジョン=ジェームスという名前は、アメリカに渡りアメリカ人になってからの名前で、
フランス名ではジャン=ジャックなはず。

あれ?  
ジャン=ジャック・ルソーと同じ名前か?

とにかく、ジョン・ジェームズ・オーデュボンさんはハイチで生まれてすぐ養子となり、フランス革命の時期にフランスに渡り、アメリカに移住して鳥の絵を描き続けたという、数奇な運命ともいえる、興味深い人だ。

・・・・・・・・・・

そこで、今度はリョコウバトについて。

こちらのWikiにも載ってたけど↓
リョコウバト

Mershons_The_Passenger_Pigeon_(frontispiece,_crop)
頭部と上面は青灰色、下面はバラ色、くちばしは黒、脚は赤色。 羽と尾は尖っていて長く全長は40センチメートルほど。
(ずいぶん、そこらにいるハトとは違うようだ・・。)

アメリカに生息していた、ハト目ハト科の渡り鳥。
鳥類史上最も多くの数がいたと言われたが、乱獲によって20世紀初頭に絶滅してしまった鳥。

リョコウバトは英語名では、passenger pigeon (学名:ectopistes migratorius) 

オーデュポンの1838年の日記には、頭上を通過中のリョコウバトの群れが、まるで空を覆い尽くすかのように3日間途切れることなく飛び続けたと記録されてるそうだ。

いったい、どんだけいたんよ?

18世紀には北アメリカ全土で約50億羽が棲息したと推定される。 
50おくぱ~!!だって。。。

そんだけ大量にいたリョコウバトも、20世紀初頭には絶滅しちゃうんだよね~。
ほんの200年足らずの間に。。。

その原因は、とにかく大量乱獲。
リョコウバトの肉はなかなかの美味だったらしく、都会でもいい値段で売れたこともあり、みんながどんどん殺しまくったそうだ。

しかも、その当時は、ハンティングが大流行していて、アフリカにもハンティングに出かけて猛獣を乱獲しまくっていたのもこの時代。
食糧だけでなく、楽しくてガンガン打ちまくり、泣いたり怒ったりイライラしたときも、ガンガン殺しまくってたんだろうね~。

食肉や飼料、また羽根布団の材料になる羽毛の採取を目的とした無制限な乱獲が行われるようになった結果、わずか数十年ほどでリョコウバトの数は激減していった。



数10年で激減していったそうだが・・・それでも多くの人々が、

「こんだけ仰山いる鳥が絶滅するはずがない!」・・と思いこんでいたようだ。

しかし、リョコウバトは繁殖力の弱い鳥であり、小さな集団では繁殖できず繁殖には大集団が必要となるそうだ。
しかも、繁殖期は年に1度で、おまけに1回の産卵数はたったの1個だけだったそうだ。

だからこそ、あれだけ大量に生息していたんだね~。
大量にいなければならない・・鳥だったということだ。

自然の中には一切の無駄はないということだ。
すべての存在には、すべて意味があったということだ。

さらに、19世紀以降は森林の開発が急激に進み、リョコウバトの本来の生息地の森林も伐採され、さらに激減に拍車をかけたことだろう。

●1906年にハンターに撃ち落とされたものを最後に、野生の個種は姿を消すことになった。

●1908年、7羽が動物園で飼われた。
やれやれ、空を埋め尽くすような鳥が、ついに動物園で飼われる希少な鳥になってしまってたんだね~。

そして、

●1910年8月に、オハイオ州のシンシナティ動物園で飼育されていた雌が1羽だけになってしまった。

その鳥(マーサと名づけられた)もまた、
●1914年9月1日に老衰で死亡し、そして完全に絶滅することになった。
martha.jpg

●マーサは剥製にされて、今でもスミソニアン博物館に置かれているという。



もちろん、人間によって絶滅された種類なんてのはかなりの数だ。

絶滅した種、または絶滅しかかった種なんていれると、食用や毛皮になる動物のほとんどが被害をこうむっているのだろう。
  ↓

紀元前から王侯貴族たちによって、贅沢な毛皮をとるとめに絶滅された動物も多く、
また、さらに17~18世紀以降は、欧州の船は世界へ旅立ち、世界中の島の動物達を毛皮と食糧のために殺しまくった。

この結果、
1844年、スコットランドのオオウミガラス絶滅。
1861年、モーリシャス島のドードーが絶滅。
1890年代、6000万頭以上いたバイソン(アメリカ野牛)が絶滅寸前に追い込まれた(2つの群れだけになったという)
1850年代以降、リョコウバトの大量虐殺が始まり、1914年に絶滅。

17世紀 ニューヨークのビーバーが絶滅
オーストラリアでは、カモノハシ、コアラ、オポッサムが大量に殺された。
1919~21年の3年間で、550万枚のオポッサムと20万枚のコアラが輸出されたそうだ。

海の哺乳動物では、
チリ沿岸では1797年からの7年間で300万頭のアザラシが、
19世紀、南インド洋では20年間で600万頭のアザラシが皆殺しにされた。

北大西洋では、白い毛皮をとるために1850年に年間60万頭の子供のタテゴトアザラシが殺された。


クジラに関していえば、古代ローマ帝国は地中海のクジラを絶滅させている。鯨油が燃料として狙われたそうだ。
15世紀にはスペインがビスケー湾のクジラを、16紀以降はオランダ、ドイツ、イギリスが北欧でクジラを絶滅させた。
20世紀にはヨーロッパのクジラは壊滅。
その後、世界中でクジラを乱獲。
クジラが激減することで1950年代には世界の捕鯨産業自体が崩壊した。


http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=92283

もっとも、絶滅させられそうになったのは、動物だけじゃないけどね~。
アメリカの先住民だって同様だったわけで・・・

アメリカにわたってきた白人や南米に渡ったコンキドールと呼ばれる人々によって征服されてしまったわけだから。

征服者は狂ったように新天地で物欲の限りを尽くして殺しまくり、あれ?っと気がついて、そろそろセーブしなきゃいけないんじゃないか?と気がついたときには、時すでに遅し。

まさに、リョコウバトはその時代を反映した一例だろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして昨今は、なぜか原因不明の大量死が続いている。

それはなぜ?

専門家だって理由をみつけられないのに、私にわかるわけはないか。

しかし、確実に何かが起こっていることは確かだし、たった1種の絶滅だろうとそれは必ず人間にも影響を及ぼすことには違いない。
自然の中には、たった1つの無駄もないのだから。

しかし・・絶滅種を救うには、リョコウバトのときのように、もう、すでに時すでに遅し!なのかもしれない。

が・・・絶滅を回避させることではなく、もっと大事なことに気がつけよ!というメッセージなのかもしれない。
もっと、根本的な大事なこと。

オーデュポンさんだったら、今、いったい何を思ったのだろう。
どうすべきだと思うのだろう?

ふと、100年前に絶滅したリョコウバトに思いを馳せ、160年前に亡くなってるオーデュポンさんにも思いを馳せてみる。

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