そしてまた植物、どこにでもある植物かも。

きのうのブログ記事で、植物はすごい!なんて話を書いたのだが・・

ふと、ミルラフランキンセンスを思い出した。

この二つのエッセンシャルオイルではお馴染みのオイルでもあり・・ものすごーーく歴史的に古くから登場するものでもある。

そう、たとえば・・キリストの生誕を祝って、東方の三博士がベツレヘムの赤い星に導かれて赤子のキリストのものへやってきたときに、彼らからプレゼントされたものとしても有名なのだ。

The-Magi-Henry-Siddons-Mowbray-1915-500x348.jpg
Temple of Solomonからの画像


これは、マタイによる福音書 2:1-13に記されているが、「占星術の学者たちが東の方から来た」としか書かれない。

3人の博士達(マタイによる福音書2章1~23節)

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。
そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」

これを聞いてヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。
王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。

彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。 『ユダの地、ベツレヘムよ、/お前はユダの指導者たちの中で/決していちばん小さいものではない。お前から指導者が現れ、/わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」

そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。
そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。

彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。
彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。

ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。



と、書かれてある。

これ・・新約聖書に書かれてあることが、史実だったかどうかは疑問視されるところなんだけど、三人の博士というのは、実は本当の人数は不明で、「3つの贈物をしたから3人だろう」ってことになっちゃったらしい。(けっこう、テキトーなんだよね~)

ただ、ここで言われる博士(または賢者と訳されてることもある)とは、正確には、マギ(Magi)のこと。
マギとは、星見すなわち占星術師であり、人知を超える知恵や力を持つ存在だったようだ。

マギ(Magi)は、英語の magic などの語源となったとされている。 これはマギが行った奇跡や魔術が、現代的な意味での奇術、手品に相当するものだったと推定されるからである。 また磁石を意味するマグネット magnet, マグネシウム magnesium の語源も、マギが奇跡のために使用したことに由来する、という説がある。



マギ(Magi)は、キリスト誕生よりもはるか昔から存在していたようで、ゾロアスターやミトラなんかの時代の頃にも記述がみられるようだし・・・そもそも、ミトラ教は占星術にも深い関係があったというから、その当時、または、もっとずーーと以前から存在していたのかもしれない。


で、そのマギたちによって、

黄金、乳香(にゅうこう)、没薬(もつやく)を贈られた。

ってことだね。

この3つのとも、この当時は、ものすごく貴重なもので、とくに乳香、没薬は王侯でなければ持つことができなかったようだ。

それで、いったいなぜ、貴重なものだったのか?という話になる。

乳香(にゅうこう)、つまり、フランキンセンスのこと

没薬(もつやく)、つまり、ミルラのこと、

めんどくさいから、今後は、フランキンセンスとミルラと呼ぶことにする!



フランキンセンスもミルラも、現在の南アラビアや東アフリカ、インドあたりに自生している木。

フランキンセンス↓
Frankincense Tree1

ミルラ
1-myrrh tree

こうやって見ると、ちっとも美しくもかわいげもない木だねえ~。


しかし、両方とも、これらの樹皮に傷をつけると樹脂が分泌され、空気に触れて固化する。

Frankincense Tree2

そんで、1-2週間かけて、フランキンセンスの場合は、乳白色~うっすらオレンジ色の涙滴状の塊となったものを採集する。

frankincense_MED2.jpg

フランキンセンス(乳香)の名は、その乳白色の色に由来するのだそうだ。
Frankincense3.jpg

ミルラは、もっと黒っぽい色をしてるけどね。 比べるとこーんなカンジ↓(右がミルラ、左がフランキンセンス)
Frankincense-and-Myrrh-660x330.jpg


で、これらが、なんで、そんなに貴重品だったか? というと・・

フランキンセンスの効能
鎮痛作用、抗菌作用、抗カタル作用、抗炎症作用、細胞活性化作用、抗うつ作用、抗感染作用、収れん作用
駆風作用、去痰作用、免疫強壮作用、健胃作用、呼吸器系の不調改善、尿路系の抗炎症作用
子宮強壮作用、血液浄化作用、消毒作用、肌への効能、瘢痕形成作用、癒傷作用
収れん作用、強壮作用、しわ・たるみの改善、炎症防止作用


ミルラの効用
抗菌作用、抗カタル作用、抗うつ作用、抗感染作用、消炎作用、駆虫作用、抗ウイルス作用、収れん作用
鎮痛作用、鎮静作用、駆風作用、去痰作用、抗痙攣作用、若返り作用、血液浄化作用、月経促進作用
免疫向上作用、肌への効能、瘢痕形成作用、癒傷作用、水虫の改善、ただれ、床ずれの改善、しわの予防




ほとんどの病気にも使える薬だし、さらに若返りにも使えるってことだね~。
すごすぎる!

また、古い時代から、樹脂の塊を焚いて香としたり、香水などに使用する香料の原料として利用されているそうだ。

wpid-Photo-Dec-20-2012-1100-PM1.jpg


さてに、古代エジプト、バビロニア、ヘブライといったさまざまな文明の中で、宗教儀式にも無くてはならないものだったようだ。

フランキンセンスは、エジプトでは、太陽神ラーに捧げるため毎朝焚かれたそうだし、ミルラは、正午に焚かれる香りだったとか。

古代において、「香」というものは、とても貴重だったようで、アラビアの南西部に生育している乳香樹からは、とくに良質の乳香樹脂が採れたらしく、アラビアは最大の輸出国であり、それゆえ巨万の富を保有する非常に豊かな国だったと聞く。 有名な伝説のシバの女王の時代もそうだろうか・。

もちろん、その後、カトリックにも伝承されて、現代でも使われている。
  ↓
koro.jpg


これほど貴重なものだったからこそ、近い将来、王にふさわしいキリストに贈られた・・ということだったんだろうね~。

木の樹液といえば・・漆もそうだし、メープルシロップもそうだったね~。
人にも役立つものが多いし、また昆虫も樹液をちゅーちゅー吸ってゴハンにしてるのもいるわけだし・・・。

そこらに生えている、見た目、なーんの変哲もない木や草が、オールマイティの薬になったり、我々の生活に役立つということは・・おそらく、こーんな昔からあったことだったんだろう。

アロマセラピーでは、フランキンセンスやミルラは、今でも、なかなか高価なエッセンシャルオイルでもある。

でも、香りといえば・・・日本だって、香道があり、伽羅、沈香、白檀なーんて有名な香りがあったよねえ。

しかも、東大寺正倉院には、宝物のひとつ、蘭奢待(らんじゃたい)というのがあるそうだ。。。
織田信長や明治天皇が切り取ったというが・・どんな香りだったんだろうか。
沈香の上質なものである、伽羅の最上級品とかって話だけどね・・・。

香りというものは、もちろん薬効成分もあり、また、浄化にもなる。

白檀はサンダルウッドだし、やはり強い浄化作用や薬でもあり、原産国のインド、インドネシアでは、昔はぼこぼこ生えてた木だったらしいけど、今では年々減少していくそうだ。

また、パワーストーンの浄化にホワイトセージが有名になったけど・・世界中のどこの地域にも、必ず優れ物の植物があったはずだと思う。

前回のブログ記事の大麻草だって、その一つに過ぎないと思うし、また、日本では水辺にはマコモなんて草がぼうぼうに生えてたし、
makomo.jpg

フィリピンあたりでは、マルンガイなーんて草もあって
maru.jpg

みーんなそれぞれに、それぞれ薬効成分があり、またスピリチュアルにも使える草だとか。

ああ、そうそう、マコモってのは、北米では、インディアンワイルドライスとも呼ばれていて、昔はネイティブインディアンたちが食べていたらしいのだ。
336_489_Ralph_LaPlant_674.jpg

つまり、どこの地域に住んでいても、身近にある植物が、スーパー植物になっていたんじゃないだろうか?
ひょっとしたら、どんな病気も治せて、しかも生活に役立ち、インフラにもなった優れ物だったのかも??

愚かな人間がそれに気がつかず、切り倒したり自然破壊をしてしまっただけかもしれない。

・・・・・・・・・・

たまたま、きのう、In Deepというサイトの、こちらのブログ記事を読んでいて、びっくりさせられてしまった!
   ↓
オランダの女性たちが発見した奇跡のエネルギー生成 : 生きた植物と生きた微生物と水のコラボレーションが生み出した驚異の発電法 - Plant-MFC

オランダのプラント- e 社の女性が「植物が光合成で、70パーセントほどを使わずに根から排出させていた」ということを発見したことにより、植物を傷つけることも枯らすこともなく、「生きている植物から電気を収穫する」ことに成功したのだそうだ。

自然を破壊することもなく、どんどん緑を増やせば電気も使える!

そして、このブログにも引用されてたけど、ミタール・タラビッチの予言の言葉を思い出す。。。

ミタール・タラビッチMitar Tarabich(1829-1899), セルビアのクレモナという村にいた盲目の羊飼い。
そして予言者。


http://www.bibliotecapleyades.net/profecias/esp_profecia07b.htm

ミタール・タラビッチの予言より

人々は畑で働くのではなく、正しい場所や間違った場所などあらゆる場所を掘削する。
だが、本物のエネルギー源は自らの周囲にある。
エネルギー源は「見えないの?あなたの周囲にある。私をとって」などと言うことはできない。
長い年月がたってからやっと人間はこのエネルギー源の存在を思い出し、地中に多くの穴を開けたことがいかに馬鹿げていたのか後悔するようになる。



大事なものは、いつだって、すぐそこにあるものかもしれない。。。

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