カウンティーフェアの家畜たち

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今年もまた、恒例となったカウンティーフェアーに出かけた。

「カウンティーフェアー」というのは、年に一度の夏祭りみたいなもの。
夏祭りと言っても、日本のお祭りとは違って、規模は恐ろしくでかい。まあ、「田舎臭いディズニーランドもどき」ってとこだろうか・・。

ちょっとした遊園地もあり、アトラクションもあり、数々のショーもあり、生ビールやワインも飲めるし、食べ物やの出店もいっぱいあるし、ここでしか食べられないものもいっぱいあるんで・・それもまた楽しみのひとつ。


「じゃあ、次、家畜のコーナーを見に行こう!!」・・・と、毎年恒例の相棒、ホセをひっぱっていった。

私の楽しみは、1に食べ物、2に家畜たちを見ることなのだ!

これは、アメリカの農村のお祭りがベースとなってるので、地域の畜産業者が集まって、牛、ブタ、ヤギ、鶏なんかを、まるで、品評会のように展示したり、赤ちゃんコーナーでは、一緒に遊ぶのもOKなのだ.

しかも、動物園の動物たちと違って、この家畜たちには、とっても、いきいきと惹きつけられるような表情がある。

「ほんとーに、動物見るの好きだよなあ!」・・とホセ。

「あのさあ、私、最近じゃ、すっかり人間が苦手になっちゃって人間恐怖症なんだよねえ。大丈夫なのは、こういった動物とUFOと妖精と妖怪なんだ~。」

「そりゃ・・まずいんじゃないの・・。

「あ!あとね~、ウチのネコとホセだけは、ぜんぜん平気だよ~。」

「UFOと妖精と妖怪とお宅のデブネコと・・僕だけ・・なんですか~。あんまし・・喜べないんだが・・。


・・・・・・・・・・

今年は、おなじみの家畜だけじゃなく、ひどく、マヌケ面した動物が寝そべっていた。

柵のところには、「Llama」リャマと書かれている。

「ああ、これが、リャマかあ・・アンデスに生息してるヤツだよねえ。しっかし、まあ、なーんてマヌケ面なんだろーねー! そういえば、ラクダやカンガルーとも、ちょっと似た顔つきしてない? あいつら、ぜーんぶ、マヌケ~な顔してるよねえ? きっと、ほーんとにバカなんだよ! おっかしな顔・・ぎゃはははは。。ばっかだねえ。こいつ!」

・・・と、すっかりテンションが上がって、柵の前にしゃがみこんで、日本語でペラペラと「ばか」「ばか」と連発していた。

どーーーん!

・・・と、いきなり、マヌケ面のリャマが私のところに突進してきて、ぴたりと目の前で止まった。

ひ、ひええーーー!
あわてて、どしんと尻もちをついてしまった。。。

もちろん、柵もあるし、襲われるわけでもなし・・ぴたっと止まったところをみると、私を驚かしたかっただけなんだろう・・・。

「けけけ。ざーまーみろ!ちっ!」と、リャマに、にやりと笑われた気がした。

隣にいた親子にもゲラゲラ笑われ、係員にも笑われ、ホセは後ろを向いて、知らない人のフリをしている。

係員の人が、ようやく・・(失礼なことに、笑いながら)やってきて、

「大丈夫でしたか?こいつは、いつも、のっそりとしてるヤツなんですがねえ・・ぷぷぷ。。」と、とりあえずってカンジで声をかけてくれた。

やっぱり、リャマは嫌なやつだ。係員も嫌なやつだ。ホセも嫌なやつだ!

「バカとかマヌケを連発してたのが、伝わったんだよ!だから、ちょっと脅かしてやれ!って、逆襲されたに決まってるさ~。」・・・と、ホセ。

「そんなわけないだろ。あんなバカに言葉が通じるもんか!」

・・・・・・・

次に言ったのは、牛さん厩舎。

牛ってのは、映像や写真でみるのとは、ぜんぜん違う、ド迫力だ
とにかく、でかい!

後ろむきに、はぐはぐ草を食べてるところを、私は、柵によじ登り、

「おーい、牛!うしー!おいで、おいで~!」と、声をかけてみた。

「おい、よせ! 危ないぞ!来たらどーする!・・それに、は、恥ずかしいぞ!子供じゃないんだから・・」

ものすごく、のんびりした動作で、牛はくるりと向きを変えて、スローモーな動きで私のところまでやってきた。

鼻先と耳が、私の手に触れた。

「おい、家畜に触れるな柵の中に入るな、って書いてあるだろ!」

「私、触ってないもん。こいつが、勝手に触ってきたんだもん!」

牛に挨拶されたのは、はじめてだ。

・・・・・・・・

次は、子牛の厩舎
Baby Cow

係員のおじさんが、子牛のミルクを大きな哺乳瓶につめているところだった。

すると、隣の柵の向こうにいた、3頭の子牛が、匂いを嗅ぎつけてやってきた。

おじさん、早くちょうだい!僕も!僕も!・・・と、そわそわしてる。

「お前らじゃないんだよー!」と、おじさんは、言いながら、隣の柵にいる、赤ちゃん牛にミルクを飲ませた。

ぐ、ぐ、ぐっと、ものすごい早飲みで、デカイ哺乳瓶は、あっと言う間に、カラになった。

隣の3頭の子牛たちは、「俺らにもくれ~」と騒いでいる。
「んっも!んも!もーー!」としきりに、ブーイング。

ところが、おじさんは、3頭の子牛のブーイングを無視して、赤ちゃん牛のミルクタイムが終わると、さっさと帰ってしまった。

おじさんの後姿を、じーーと見ながら、3頭は、まだ、ブーイングを続けてる。

牛も、犬やネコと変わらず、実に表情豊かに、感情をあらわすものらしい。

・・・・・・・・

ミルクを飲み終わった赤ちゃん牛は、まんまるの目をしていて、ほーんとに、かわいい。

「きゃ~、か、かわいい!!すっごくかわいい!おいで!おいでよ~。」と、思わず声をかけたら、

赤ちゃん牛は、すぐに、とっとこやってきて、ペロリと私の手を舐めた。

かわいいんだけど~、口には、だらだらのミルクヨダレがべっちょりで、私の手も、べっちょりになってしまった。

「手、洗ってこい!」・・・きれい好きで神経質のホセが、隣で、ずっとオロオロしっぱなしなのが面白い。

・・・・・・・・・

「おまえさあ、最近、対人恐怖症だし、人は嫌いだし話も通じないとか言ってるけど、動物には好かれるし、ちゃーんと、話も通じてるぞ! よかったなあ!ちゃーんと、通じる世界があってさ。」

「私は、人には通じないけど動物には通じる。そしてホセにも通じる。って事は、ホセは人では無いって論理展開が出来る・・・。」

「そうゆう、演繹法の論理は、いつでも正しいとは限らないんだよ!



それにしても、たしかに、メンドーな人間よりは、動物たちと一緒の方が100倍楽しいし、和むのは確か。

うーむ、やばいかも!私は人間復帰が出来ないんだろ~か。。。





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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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