祭りと神事と、これでいいのかご神体!

8月の終わりといえば、ふと、思い出すのは、高円寺の阿波踊り
たぶん、4週目の週末だったから、もう終わったところだろうなあ。

実は、私は20年近く、東京の杉並区、高円寺に住んでいたせいで、なんとも、なつかしい夏の風物詩・・・と、いいたいところだが、

この時期、いつもチャンカ、チャンカ、チャンカチャンカ・・という音に、悩まされていた、というのが、ホントのところなのだ~。

あーあ、また、夏のウザイ時期がやってきた~・・・と、う~んざりしていた事が、今、思うと、なつかしく感じるってのは、不思議なもんだね~。

そう、8月に入ると、いたるところで、熱気ムンムンの阿波踊りの練習が聞こえてきた。

特に、各銀行の高円寺支店の行員さんたちは、会社の名誉?がかかってるとかで・・・練習も厳しかったらしい。
夜遅くまで、練習させられるんで、「高円寺支店転勤」だけは、イヤだ~!と言ってる某銀行員もいたとか。

阿波踊りっていうと、徳島県(旧・阿波国)が本場だけど、高円寺も1957年から、ずっと続いている。
もともとは、商店街の町おこしのために、徳島県の出身者から踊りを習ったとか。



「僕は、府中(東京都府中市)だったらさ、大國魂神社の暗闇祭りだったよ。
しかも、僕の生まれた家は、的屋の元締めだったからさ、祭りや正月、縁日っていえば、大忙しだったな。」
・・と、ホセ君が言う。

「府中のテキヤの元締めの家で生まれたの~? んで、ハーフのおばあちゃんは、ボストン生まれの豪邸のお嬢様で、アメリカに渡ってからは、メキシコ系アメリカ人の養子になっだんだよね? なんともまあ、何回聞いても、よくわからん生い立ちだなあ。。。」

「そうかな~。 まあ、とにかく、家がテキヤの親分の家だったから、僕は、お祭りにはかりだされたんだ! お囃子も全部やってたし・・。」

「お囃子?」

「府中囃子で、僕たちは子供囃子として参加させられてたんだ。目黒流の方なんだけど、いちおう、シラベ、オオカン、トンビ、拍子木、全部出来るぞ。
それに、踊りも全部踊ったなあ。一番好きだったのは、天狐だったな。お神輿の上で踊るんだぜ。」


テンコー~?  半分くらいは、何を言ってるのかわからん。

調べたところ、こんなことらしい↓

シラベ(太鼓の一種で小さい方)
オオカン(大きい太鼓)
トンビ(横笛)


ここのサイトに説明があった↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/7281/hayasi.htm

そして、天狐(てんこ)というのは、1000年生きると言われる狐で、神のお使いなんだとか。

tenko.jpg

府中のお祭りは、「暗闇祭り」といわれるとおり、日が落ちてから、深夜にかけて行われたらしいのだ。
さぞかし、真っ暗闇で、明るい神輿に、白い妖狐の踊りは、妖艶だったかもしれない。

でも・・

「ホセが踊ったて~? 楽器も全部やったって~?? すっごい音痴で、踊りだってまるっきしじゃん?!」

「洋楽はダメだけど、日本古来のものは才能あったようだよ!! 振袖着て女形の踊りまでやったし、師匠にもっと極めないか、とまで誘われたもん。」


へええ~。

「日本て、どこの地域にもお祭りがあるよね。どんな田舎でもあるよね。」

「そういえば、そうだね~。お神輿を担ぐのも踊りも、全部、日本の神事だったんだよね~。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

神への捧げ物、神事が祭りだとするならば、私には、どーしても、よくわからん!!ことがあった。

はーるか昔々、私がまだ、20歳前だったかもしれない。
学生のときに、数人の男女の仲間たちと、川崎に行ったついでに、「かなまら祭り」ってのを見ることになった。

なんと、そのご神体が、でーーーかい、ちんちんなんだよ。
そう、俗に、男性が一番気にすると言われてるモノのこと。

みんなで絶句したのを覚えてる(笑)

しばし沈黙の後、友達の一人(男)が、

「あーーー、おまえら、いやらしい~こと、今、考えてただろ?」 と、言い出し、

「なに言ってんだ! そんなこと言い出すオマエが、一番、いやらしいんだ~。」

「ばーか。ばーか!」


いい年して、ほとんど小学生なみの会話。。。

それだけ、どう、リアクションしていいのか・・みんな、困ってしまっていた。

いくら、子孫繁栄を願うにしても、それって、どーなんよ!

と、良識人だった若き日の私は、思ったものだ。


さらにその後、たしか、東北のどこかに旅行したときも、そういったご神体に、何度かお目にかかったことがあった。

ふーーーむ。

どうやら、日本中、かなり至るところにあるんだよね~。
  ↓
閲覧注意!男根を奉る神社が日本各地にある件

なんだって、こういったものが祀ってあるんだろう?

どうやら、その起源は、神道の歴史と共に縄文時代にまで遡るようだ。

縄文人は、日本列島においてどうしようもなく繰り返される自然災害ゆえに、自然を否定することなく同化し続け、自分たちを超えた存在としての自然に畏怖の念を抱き続け、自然の中に「神」を見出していった。
縄文人たちが祈る「神」は、山や巨岩、巨木など、自然そのものだった。

そして、自然だけでなくあらゆるものを肯定視し、受容れる縄文体質が形成されていった。
自然への感謝、仲間への感謝を全ての基盤とした集団において、集団にとって最も重要な性充足は、当然ながら皆に開放されており、性充足は集団統合の中心にあったと思われる。




縄文時代に、それぞれの異なる部族が反目しあっていた場合、戦うか、または、合併して共同体となるかの選択が迫られる。
平和解決をするときには、儀式として男女の和合を用いた。・・・という記述もある。

それは、個人レベルの話じゃなかったらしいんだね。
大いなる自然との融合であり、他部族とも共に生きることができる、神秘なる儀式・・・だったらしいのだ。

また、女性を崇拝する傾向が多かったようだ。
なぜなら、命を宿すことができるから。
女性は神秘の存在とされ、女性は奥で神事を行い、男性は外で働き、女性にかしずいていたケースもあるという。

少なくとも、縄文人は、そう捉えていた。

また、ずーーと時代が進んで、戦国時代、江戸時代を通しても、特に、農村地域では、

種をまき作物が育つこと。
男女の和合により子供を授かること。

これを、同一視しているようなところさえあって、大きな恵みをもたらすものとされていた。


そのせいか、日本の至るところでは、夜這いの風習ってのがあったらしいのだ。

そう聞くと、わおう!それって、いいなあ!と、羨ましがる方々も、いるかもしれんが・・(笑)

もしも、自由にレイプし放題~!なーんて思ったら、そりゃ大間違い!

昼間、好きになった男女で、ちゃーんと合図を送りあっておくそうだ。
もっとも、目配せするとか、目があって一瞬見つめあうってことだけの合図もあったかもしれない。
そうすると、夜、女性は、「どーぞ、来てね~。」ってことで、戸をあけて待ってる。

ところが、たまに、空気の読めない男の場合、彼女は僕に気がある~なーんて、勘違いして押し入ってしまうこともある。
(まあ、いつの時代にも、いたらしい。

そうすると、女性に大騒ぎされて家人が出てくる、つまみだされる・・・なーんてことになったらしい。
男は、村中に知れ渡って赤っ恥をかく。

もしも、強引にレイプなんてことに及んでしまえば・・・
そこには、村の掟つーもんがあって、村八分にされるとか、村追放、または、ボコボコにされる・・・なーんてこともあったようだ。

つまり、ちゃ~んと秩序は保たれてたんだろうね。

また祭りの夜というのは、この日は、「神様も奨励してくれる日で、みーんなOKだよ!!ご自由に!」ということになってたらしい。

ということは、その村では、産み月がほぼ一緒・・なーんて、ことも充分、起こりえたんだろうね~

安土・桃山時代に来日したバテレンは、日本の男女が比較的自由にセックスするので驚いている。
キリスト教は本来、その辺は厳格であり、日本人の行動は信じられなかったようである。



そう、これは、自然崇拝の神道の考え方としては、「恥ずべきこと、隠すべきこと、罪」という意識は、まったくなかったし、

また、武家社会と違って、農民、町民たちは、それぞれ、ぜんぜん違った文化を持っていたらしいのだ。

それで、こんなご神体も、各地に残ってるってことなんだね~。
192652c5-s.jpg

これが、ガラっと変わるのは・・・やっぱり明治時代以降

文明社会、つまり、欧米社会の仲間入りをしなきゃならないのに、こりゃ、まずい!
こんなことがバレたら、日本人は野蛮人と思われてしまう!!

厳しいキリスト教精神の国では、絶対タブーだったからね~。
(しかし、原始キリスト教の世界では、ぜーんぜん、タブーじゃなかったんだけどね~。むしろ、神道と似ている部分も多い。)

そこで、神道を大改革することになっちゃったんだそうだ~。

梅原猛著「梅原猛の授業」より

教育勅語が西欧から取り入れた19世紀の国家主義思想に儒教と神道で少し色を付けたものであった。
それによって天皇教が作られ、仏教が排除されていった。

明治神道は、明治天皇を祀った明治神宮と明治維新以来、国のために死んだ人を祀った靖国神社に代表されるが、日本古来の神道では、偉い人を神に祀ることはあり得ない

高い位にもかかわらず流されたり、殺されたりして世の中を恨んでいる人が祀られてきた。
要するに怨霊を鎮めるために祀ったのである。

日本の神道の精神に従うなら神社に祀らねばならないのは、中国や韓国の被害を受けた人々であり、戦争を始めた人間を祀っている靖国神社のあり方は、日本の神社の精神に反するものである。



たしかに、本来の神道では偶像崇拝は無いわけだし・・偉い人、つまり、当時では天皇陛下=神、として祀ったということは、政治が絡む作為的なものだったと言えそうだね~。

靖国神社も、たしかに・・・本来の神道の姿からは外れるものでしょうね~。
ああ、だから、政治家さんたちが、言い訳しながら、せっせと訪れるわけだし~。

明治以降に生まれた私たちは、

つい、ご神体をみて、
「恥ずかしい~! あんなもの祀って、どーなんよ! 子供に見せたらダメでしょ!」

なーんて、思ってしまったけど・・・。

男女の愛から生まれる命、神秘、深遠な世界~なーんてことを、どーしてイメージできなくなっちゃったのかなあ?

ひょっとしたら、私たちの方が、抑圧されてるのかもしれない。


祭りがあって夜這いもあった頃の村の人たちは、

日の出と共に働き、豊作を祈り、祭りには歌って踊って・・そして、少なくとも、欲求不満でモンモンとしてる青少年は少なかっただろうし~ね(笑)

おそらく、現代社会のような、陰湿な犯罪も少なかったんじゃないかなあ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あ、そういえばね~。昔は、府中の暗闇祭りってのは、暗闇の中で男女の逢引の場だったんだってさ。」・・・と、ホセが思い出したように言う。

すっかり、遠くなってしまった阿波踊り。

awa.jpg


陶酔しきった顔で踊ってる人もいっぱいいたよなあ~。

awa2.jpg


踊る阿呆に見る阿呆、どうせ阿呆なら、踊らなにゃ、そんそん!

私、見るだけの、ド阿呆だったよなあ~

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No title

いつも楽しくブログ拝見しております。
2児の母をやっております、たんのと申します。

ご神体(笑)
よくこんな形した石を見つけてくるなぁなんて感心しますが。

三砂ちづる著「赤ちゃんにおむつはいらない」によりますと
そもそも神社の鳥居は女性の大事なところの入り口を表しているのだそうです。
そして本殿は子宮。お神輿は子種なんだそうです。

そうすると道祖神とかこのご神体も同じ線の上にあるものなんだなぁと。


古代ギリシアのアフロディーテ神殿では巫女は神殿娼婦だったそうですし。
夏目祭子著「性に秘められた超スピリチュアルパワー」より。

キリスト教っていうのは本当に罪な宗教だと思います。

Re: No title

たんの様

はじめまして。

面白いですね~。
つまり、実に、色々なところに溢れている・・ということですね!

キリスト教も、はーるか昔に遡れば、同じような類のものだったようですけどねえ。
たしか、ダビンチコードだったかにも出てきたんですが・・・聖杯は女性のシンボルであり、バラの花弁も女性を表していたのだとか・・。

発想は、たぶん、すべて一緒なんじゃないかと思いますね。

どうして、あんなになっちゃったんだか(笑)

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スピリチュアル世界中心のブログ★

gingetsu2010

Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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