大麻草の近代史をみる

きのう、外食して帰る途中の車の中で、いきなり急激にお腹がいたくなってしまった。

「それ、やばいんじゃないの? 盲腸やった?」・・と、ホセに聞かれた。

「いや、盲腸はやってないなあ。」

「えーと、盲腸の手術は、たしか3万5千ドルくらいだな。」

「うっ!盲腸だったとしても、病院行かないもん。」

「破裂して、ほっとけば死ぬぞ。」

「ならば、天命だああ~。



実は、オバマケアーと呼ばれる、保険制度が始まり、アメリカ国民は保険に入らなきゃいけないって事になったのだが・・私は、いまだに入ってない。

色々調べたとところ、保険料がやっぱり高すぎて、月々の生活を考えると無理だし、保険に加入しなかったために支払う罰金の方がはるかに安いので、とりあえず、今年はやめておこう~!
・・・ということにしてしまった。

まあ、ざっくり調べたところ、日本円にして年収300万円程度の人でも、月に4万くらいの保険料を取られるケースもあるようだし、それでいて、健康診断だって救急治療だって無料じゃないからね~。

北欧やイギリスのように無料ってわけでもなく、また、日本の保険制度とも全然違うんだよね~。


ホセは、なんとか特別枠の保険?とやらに加入してるらしく、月々50ドル程度の支払いで済んでるとか。

「でもさあ、これって、あと3年くらいで打ち切りって話だし、こんなの入ってたところで、カバーされない治療費の方が多いから、罰金を払わないですむってだけだもんな~。罰金の方がマシかもなあ。」

「ちっとも貧民救済にならない制度よりも、私にとっては、メディスンマンみたいな人が欲しいよ!」



たしかに・・昔は存在しなかった病気というのも、現在は、どんどん増えてます。

アレルギー、アトピーなんてのは、1960年以降だって話だし・・・それに、今また、エボラもすごい事になってるようです。


そういえば、ずっと以前に、何かの本で読んだ記憶があるんですが・・・

「どんな病気でも、必ず治療できる方法は存在する。それは自然の中からみつかる。
自然の摂理の中で、もしも新しい病気が出れば、必ず、それを治療できる薬草もみつかるものだ。」


なぜか、その言葉が頭の中にのこってる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこで、ふと、思い出したのが・・・麻。 大麻草の話。

私の以前の記事にも書いてました↓
http://silvermoon2010.blog27.fc2.com/blog-entry-200.html


麻というのは、昔はどこにでも自生してたようで、かなり生活に密着したものだったそうです。

日本に限らず、それはアメリカでも同じだったようで・・・

独立宣言書は麻の繊維で作った紙が使われ、人々は、麻の種から絞り出した油でランプに火を灯し、
星条旗や服も手軽に誰もが栽培出来る麻の繊維から作られた。
過酷な労働の後には一部「大麻を一服」してたオヤジもいた…。


・・・んだそうです。(笑)

それでも、大麻草のせいで、アヘンのような中毒患者が増えたり、社会問題になったという事実はみあたりませんからね~。

食料油や灯りにしたり、衣服の繊維や紙にもできて、おまけに、漢方薬としても使われてたってことは、ほーんと利用価値が高かったんでしょうね~。


日本や中国で和漢薬として利用されてきたのみならず、古代から現代に至るまで世界中で利用されてきている。
厚労省発行の「大麻」という小冊子にも書かれている。

歴史を振り返ると紀元前3000年頃の中国を治めていた皇帝・神農氏が百草をなめて選別した365種の薬草のなかに「麻」の名があり、
後世に伝承されて著された「神農本草経」のなかでは、漢方薬としての麻の効用を次のように言っている。
「麻仁(まじん)」(麻の実)は、「体や内蔵を修復し、体力の根元となる活動力を増す。久しく服用すると体が肥え健やかになり、不老神仙となる」
一種の仙薬に類する効用があるものとしている。


また、スピリチュアル的な意味も強かったようで、

麻の葉の文様は、子供の無事を願い、着物や身の回りの小物に用いられました。麻を身に付けると災いを祓うと信じられていたんそうですよ。

なので、以前の記事でも、ちょこっと触れましたが・・神社でも使われてるんでしょうかね~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、最近のアメリカのニュースでは、

●米国の国立ガン研究所 大麻の抗がん作用を正式に認める
「マリファナは健康な細胞を傷つけることなく、ガン細胞だけを死滅できる」

こんなポスターを発見しました↓

cannabis.jpg
<大麻草は、がん患者の7割を救い、キモセラピーは7割を殺す。 さあ、これについて話し合いましょう。>

●アルツハイマー病患者に足りない神経伝達物質の働きを、大麻に含まれる物質「THC」が良くすることが判明。
ただし、THCには、大人の脳細胞が増加しやすくなるという報告もあるが、子どもには禁物。
成長中には逆効果で、発達が遅れ、大人になっても忘れっぽくなりやすいという。


すごいですねえ!!

あれだけ、禁止されてたものとは思えないなあ。

あ、そういえば、

麻酔、麻痺という言葉も、って字を使ってるんですよね!

痛み止めとして用いても、ケミカルな鎮痛剤と比べて、副作用がないんだとか・・・。
昔の日本人は、ちゃんとこういった麻の効用を、古来より知っていて、上手に活用していたんでしょうね~。


ところで、なんで、大麻草が悪者になってしまったんでしょうか?

もちろん、日本では、太平洋戦争のポツダム宣言の後、アメリカの意向によって、禁止されちゃったわけでした。

では、アメリカでは、なぜ、禁止されちゃったんでしょう? いつから?

1935年:米デュポン社が世界初の合成繊維「ナイロン66」を開発
1937年:ルーズベルト大統領、マリファナ課税法に署名


ふーーむ。 もともとは、デュポン社が発端だったよーです。

このデュポンというのは、もともとは、フランス移民なんだけど、南北戦争のときに、爆弾用に黒色火薬をほぼ独占的に作り出してボロ儲けした会社なんですね。財閥のひとつでもあるんですけどね。

Wikiの説明はここ↓ 
http://ja.wikipedia.org/wiki/デュポン

デュポン社は、世界初の合成繊維である「ナイロン66」を開発、

あの軽くて強く、皺にならない・・優れもののナイロン、というイメージが日本でもありましたが、それを作った会社だったんですね~。

で、その直後にルーズベルト大統領が、「マリファナ課税法」に署名します。

そして、それが、なぜか、禁止法に姿を変えて、あらら?と思ってるうちに、大麻が全面禁止になっちゃったわけです。

「鋼鉄よりも強くクモの糸より細い」というキャッチフレーズで、1939年にナイロンが一般にお披露目されて以降、
これに押し出されるように、繊維としての麻(綿なども)は市場から徐々に姿を消していくことになったわけです。

なんだかなあ。

どーみても、これって、デユポン社を儲けさせるしくみじゃねーの!
しかも、政府と結託して!


って、私は思ってしまうんですが・・。


そもそも、麻は成長が早く、成長の過程でCO2を多く取り込むとかで、どうやら環境的に優れているらしい。
とくに、その成長の早さは、1年に4回も収穫ができるし、綿花のような広大な畑もいらないし・・・。
そりゃ、強敵になるよなあ~。


さらに、衣料品だけじゃないんですよ~。

1941年にT型フォードの開発者であるヘンリー・フォードさんが、
ボディは麻の繊維で作った軽量強化プラスチック、燃料は麻の種子から絞り出した油を使って走る「ヘンプカー」を発表してたんです。

これ、びっくりするような車ですよ~。
こちらに、古い動画が残ってました。↓


ものすごく丈夫で軽量なプラスチックだし、燃料もヘンプオイル。
しかも、背の高くなる大麻草は、CO2をいっぱい吸収して育ってくれるので、エコにも向く。


こんな時代に、すでに出来てたんですよね~

なのに、フォードのライバル会社であるゼネラル・モータース(筆頭株主はデュポン社)は政府と結託してこれを瞬殺!

リアルエコカーは日の目を見ることなく闇に葬り去られてしまったわけです。

くっそ~、それを知ってれば・・・私は、フォードの車を買ったのに~。
私の車は、いまいましいGM社のものです!ホセは、オンボロのムスタング(フォード社)に乗ってるのが、せめてもの救いですが・・。



こういった話は・・・もちろん、衣料業界、車だけに限らず、紙の業界についても同様でした。

つまり~

それだけ、そこら中に生えている大麻草が、目の上のタンコブだった、ってことでしょうね~。
大企業の方々にとっては!

だから、禁止してしまった。
ついでに、日本にも市場を広げるために、日本でも、悪いイメージだけを植えつけさせて、禁止させちゃった。。。


・・・・・・・・

しかし、時は変わり、

近年では、ずいぶん、大麻草の効用が見直されてきたわけです。
日本にさきがけて、アメリカの条令で解禁になったり、学者によって見直されてきました。


そういえば、日本にも、こんな団体もあったんですね。↓
NPO法人 医療大麻を考える会

ふーっむ。

ここに掲載されていた朝日新聞の記事ですが・・・・危機感乏しい米社会って記事、これは、かなり偏見に満ちた記事ですね。
カリフォルニア州合法化問う住民投票なんてありましたが、私も、カリフォルニア州に長年住む住人として・・・これは、たしかに、おかしいですね~。

ちゃんとリサーチしないで思い込みで書いてしまった記事か、または、意図的なものだと思いますね。
個人のブログで言いたい放題なら構いませんが・・・新聞社がこれじゃあな~!

ここの団体の質問状に対して、どんな回答をしたのかは知りませんが・・・。
これだから、マスコミは信じられん!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと、こういった大麻草の歴史を見ていくと、、なんだか、歪められて悪い方向に行ってしまった人類史を見てしまったような・・・そんな気がするんですよね~。

もしも、すべての人が、世の中のために、良いものを発明し、研究し、それを世に出そうとしていたならば、

おそらく、今頃は、

がん患者がキモセラピーや手術のために、痛みに耐え、苦しみながら死んでいくことはなかったかもしれない。

アメリカのように高額な医療を支払えない貧乏人を救えたかもしれない。

そもそも、こんな貧富の格差を作るような世の中には、なってなかったかもしれない。

ここまで、自然破壊もなかったかもしれない。


そんなふうに感じてしまいます。

1930年当時から現代までの間にも、まっすぐな方向で、科学や医学が進んでいれば、今頃は、正しい方向に、素晴らしい進歩を遂げていたんじゃないだろうか?


出来れば、大麻草のように、身近な自然なものの研究は、ぜひ進めて欲しいものですね。


ただし、自然なものが、すべて体に良いってわけじゃあないので、そこんとこは、勘違いされないように。
まあ、たしかに、自然なものならば、地球環境にはいいとは思いますが・・・。

しかし、自然のもの=体にいいものであり害の無いもの

とは、一概には、言えません。

たとえば、・・・・私は、以前、ちょっとだけ、アロマセラピーの勉強をしたことがあったんですが・・・
そのときも、エッセンシャルオイルは、生物にとって、使い方によっては毒になることもある・・・というのも学んだ覚えがあります。 自然のものは、素晴らしい薬にも毒にでもなるもの

たとえば、ティーツリーというエッセンシャルオイルは、人間には良くても、ペットにはタブーだったり、
また、犬やネコに、ネギを与えてはいけない!ってのは、今や常識になってましたね。

さらに、前述したように、
●アルツハイマー病患者に足りない神経伝達物質の働きを、大麻に含まれる物質「THC」が良くすることが判明。
ただし、THCには、大人の脳細胞が増加しやすくなるという報告もあるが、子どもには禁物。
成長中には逆効果で、発達が遅れ、大人になっても忘れっぽくなりやすいという。



大麻草にしても、具体的にどの部分をどのように抽出して、どういった形で医療として用いられるのか?
成人は? 老人は? 子供は?

細かい部分は、まだまだ研究途中ではないかと思います。

なんせ・・・長年、封印されていた分野ですからね~。

それでも、ようやく、ここに来て解禁されてきたってことは、これも進歩といえるのかもしれません。
たとえ、60年、70年の回り道があったとしても・・・修正して進めるならば、未来は、まだ明るいのかも。

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アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

日々の生活や体験の中から、社会のこと、スピリチュアルなことなど・・思いつくままに書きつらねてます。

皆様にも「スピリチャアルの意味」「生きる意味」を感じて頂けたら、幸いです!☆

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