ロサンゼルスの幽霊の出るホテル

「最悪だ~! お客さんを迎えにフィゲロア・ホテルに行かなきゃならない!!」・・・と、ホセが、うなだれている。

「仕事なら、仕方ないよ~! 重装備していくことだね。」

まあ、私が行くわけじゃないからね~♪
      ↓
フィゲロアホテル

実は、フィゲロアホテルというのは、ロサンゼルスのダウンタウンにあるホテルで・・幽霊さんがいっぱいいることで有名なホテルなのだ。

figueroa-hotel.jpg

もちろん、一般的に知られてるわけではなく、「知る人ぞ知る有名な幽霊スポット」というわけなので、何も知らない日本人観光客なども、よく利用するらしい。

どうやら、どこかの日本の大手旅行会社が使ってるらしいのだ。

「ここね、幽霊出ますけど、いいですか~?」・・・なーんて、もちろん、これから、ロサンゼルスに旅行しようとしてるお客さんに確認とってるとは思えない。

というか・・おそらく、お勧めしている旅行会社の方々も知らないのかも。

ホセは、かなりの霊感体質・・と、いうよりも、ほとんどサイキックなんで、別に幽霊くらいで今さら、驚きはしない。
しかし、フィゲロアホテルは、入るのも嫌なくらいの、邪悪な幽霊の巣窟らしいのだ。。。

ここのホテルが、オープンしたのは1926年、歴史のある古いホテルでもある。

まあ、こういったところには、幽霊の数人が居座っているというのもよく聞く話で・・・同じく、ロサンゼルスで有名なホテル・ルーズベルトというのは、ビバリーヒルズにあるのだが、ここも幽霊が出るホテルとしても知られている。

ルーズベルトホテルは、その昔、チャップリンが常宿として長く滞在していたことでも有名だし、たしか、マリリン・モンローも宿泊に使っていたとか。。。
つまり、当時は、一流ホテルだったんだろう。

「ルーズベルト・ホテルは行った事あるでしょ? あそこは、大丈夫だって言ってたじゃない。フィゲロアはダメなの?」

と、ホセに聞くと、

「ルーズベルトホテルだって、そりゃ、いるよ! あそこは、古いし暗~いホテルなんだよ。だけどね、幽霊の質が違うんだ!」・・と、言う。
     ↓
ハリウット・ルーズベルト・ホテル


「幽霊にも格とか質があるんか~?」

「そうじゃないよ~ ルーズベルトホテルの幽霊は、ただ、そこにいるだけで、無害なんだよ。
だから、ちっとも気にならないんだけど、ところが、フィゲロアは、そうじゃない!! 入ったとたんに、ひどい頭痛や吐き気がしてくるし・・最悪なんだよ~

どうやら、非常に「凶悪な気」を持ったタイプが多いってことか~。

「おまけに、あそこは、昔病院だったって言うじゃないか!しかも、地下で死体を捨ててたとか処理したとかって話もあるし・・そんで、なぜか、トイレが地下にあるんだよなあ~。

ホセには、異常なほどの潔癖症があって、彼は、まず、どこかに出かけて到着した先で、念入りに手を洗う癖がある。
つまり、ホテルに着いたら、洗面所に入り手を洗わなきゃならないのだ!

きっと、どんなに強力な幽霊が、うようよと地下にいても、そこに手を洗いに行かなきゃならないんだと思う。。。

彼からみれば、「外出から戻って、うっかり、手洗いを忘れてお菓子を食べてしまう」ような私は、信じられない生き物なのだそうだ。。。

なので、彼のことなんで、何がなんでも、手を洗いに行くことだろう。
たとえ、そこに、どんな危険が待ち受けていようとも(私からみれば、ホセの潔癖症の方が、よっぽど怖いのだが・・。)


人間は、どんな人でも、通常50日前後で、あの世に旅立つという。

死んで、しばらくは、この世とあの世の狭間に留まり、それぞれの思い出に浸ったり、現世の気になることを確かめに行ったりしているうちに、大きな目覚めが起こり、魂が経験したものが偉大なエネルギーとなり、輝きを増して、宇宙へと吸収されていく・・・というのは、ルドルフ・シュタイナーの死後の世界の描写にもあった。

ルドルフ・シュタイナーは、日本では、教育者として有名で、「シュタイナー教育」というのは、よく耳にしますが、彼は、偉大なる天才科学者であり、サイキックでもあり、アカシックレコードを読むことも出来た人だそうですよ。

シュタイナーの言う死後の世界も、仏教で言う49日も、同じようなものかもしれません。
あの世とこの世の狭間にいる期間。


しかし、その一定期間を過ぎても、まだ、この世に留まってしまう人々がいるんですね~。

フィゲロアホテルに宿泊した人は、とくに霊感が強い人でなくても、怪現象を体験するそうですよ。

よくある話が、深夜に、廊下で騒ぐ男女の声を聞いたとか、まるでパーティーでもしてるような騒音で眠れなかったとか・・
それで、よく宿泊客からクレームの電話がフロントデスクにいくそうです。(笑)

フロントデスクは、なんて応じるんだか・・
私は、フィゲロアもルーズベルトホテルも、行った事がないんで、わかりませんが。


強い怨念などがあると、成仏できず留まってしまい、人に害を及ぼす霊になるというのは、昔からよく言われてることですね。 それは、日本の怪談話でも昔から、よくあるストーリーで、四谷怪談なんかも怨念の幽霊でしたね~。


しかし、考えて見れば・・強いネガティブな念というものは、相手が幽霊でなくても、同じ人間であっても、人に頭痛を引き起こしたり、なんとなく、嫌な気分にさせてしまうものです。

たとえば、ものすごーく、陰険な人や怒ってる人の隣にいるだけで、頭痛がしてきたり、気分が悪くなってしまうってことは、私にも、よくある経験です。

そういうとき、見える人に言わせると・・・どろどろ、どろどろした黒い、もやのようなものが、ぼわーーーんとその人の周りから立ち上って見えるんだそーです。


しかし、そこまでのネガティブ霊じゃないとしたら、ルーズベルトホテルの霊は、なんで、留まってるんでしょうかね?

マリリン・モンローの霊もいるって話だけど、もし、それが事実なら・・・彼女は自殺したことになってるけど、ある陰謀で、CIAによって抹殺されたって説もあるわけだし、うーーんやっぱり何かあったんでしょうかね?

人に害を及ぼすような怨念でないにしても、きっと、霧のようにまとわりつく悲しみだったり、後悔や自責の念、楽しい日々を懐かしむ気持ちなどに、覆われてしまってるんでしょうか?

つまり、何に対しても執着を捨てない限りは、人間はいつまでも、とどまってしまうものなのかもしれませんね。 
いや、人間も、幽霊も、きっと、さまざまな執着で自分を縛ってしまうのかもしれません。

ほんとうは、輝かしい世界に飛んでいけるのに、気がつかないために、自分を縛り付けてしまうんでしょうか?

そういえば、生きている人だって、幽霊みたいな人、いっぱいいるような気もする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

思ったよりも、早い時間に、ホセが戻ってきた。

ニコニコして、機嫌がよさそう。

「へへへ。 中に入らなかったんだ~。知り合いに頼んで、一緒に行ってもらって、僕は運転手ってことにしてもらっちゃった!英語も出来ないし、日本語もカタコトしかしゃべれないし、スパニッシュしか話せない、って事にしてもらっちゃった~♪」


そう言いながら、石鹸をつけて、ゴシゴシと手を洗っている。
いったい1日に、何回手を洗うんだろう? 
彼は、手の洗いすぎで、いつも、がさがさの手をしている。

もしも、こいつが幽霊になったら、しょっちゅう、洗面所で手を洗ってるんだろうか?
それとも、私の耳元で、「掃除しろ~。掃除しろ~。」と囁き続けるんだろうか?

どっちにしても、うっとおしいことだろう。。。


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Author:gingetsu2010
アリゾナ州セドナにて、アクセサリー工房Alizona*銀の月*をオープンしてる銀月です!

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